僕は何の変哲も無いゲームと蛇を飼ってる普通の中学生だった。
友達は…まぁいいとして、最近は飼っている蛇のスーくんに構えずゲームに熱中していた。
しかし今ではもっと友達作りを頑張るべきだったと思う。
何故こんな事を考えてるかって?
父に頼まれ都会に行っていた僕は物珍しさに見渡し歩いていたら、
通り魔に刺され瀕死の状態であるからだ。前の方でも刺された人が居たみたいだし、
気付けたはずなのに……
うっ………いたいなぁ…嫌だなぁ…
《確認しました。痛覚無効を獲得…成功しました。》
不老不死という厨二病みたいな身体だったら死ぬことは無いだろうに…
厨二病といえば竜に憧れたな……誰にも言わなかったけど…
《確認しました。不滅性の竜の肉体の構築…成功しました。》
スーくん大丈夫かな?弟以外全員蛇が苦手だった筈だけど……
世話してくれるかな?
懐かしいな、スーくんと出会って数年あの瞳に一目惚れして家族に猛反対されながらも
なんとか飼うことができたんだよな……あの出会いは運命かもしれない…
《確認しました。エクストラスキル『
そんなスーくんの木像を作ってみたかったな…
こう神秘的な感じで御神体みたいなの
《確認しました。ユニークスキル『
でも木彫りの技法?が良く理解出来かったもんな…
もっと勉強して、理解出来る人になれたら木像造り仲間でも出来たかな…?
《確認しました。ユニークスキル『
はぁ……てか、さっきから聞こえるの何だろ?スキルがどうとか聞こえるけど幻聴かな?
最後に願うとするなら、どうか家族とスーくんが幸せになりますように……
《確認しました。ユニークスキル『
あぁ…意識が薄れ…て来た…な……死……ぬ……の…か……
ガサガサ………
ガサガサ………
……ん?身体が…動く?……僕は…死んだんじゃないのか?
僕の名前は…一条蒼夜
都会に一人お遣いに通り魔に刺された14歳中学生…よし、ちゃんと覚えているな
……ここは、何処だ?真っ暗すぎて良く分かない……
少なくとも、病院では無さそうだし…
床?は感触からして、岩…かな?というか、身体に違和感…は感じないけど、
人間とは違うよな…体全体に鱗のような物や背中に何かがあるな…
手は……何故だろう?爪が鋭い気がする…
うん、現実逃避は辞めよ…感覚でわかってるし…僕…竜になっているよなぁ…
えっと、つまり此処は異世界?
でも洞窟だからどんな場所かも分からないし卵も見当たらないし……ん?
なぜ、僕は暗いはずの洞窟で見えるんだろ?夜目が効くのかな?
……まぁいいや、こういう何処か分からないときは気の向くままに進んだ方がいい。
ん~~こっちの方がなんか良さそういってみよ。
大分歩いたと思ったけど…全然変わらないな
自分が小さいのか洞窟が大きいのやら……と思っていたら……
(よく来たな!!我が新しき弟よ!!)
うわ!!?何々!?急に声が!!?