第40話
拍手が鳴り止まないなか終わった劇の後、クラスみんなで無事終わった
ことに喜んでいると向こうから桐崎さんがやってきた
千棘「あっ!お疲れ様、弟君」
晃「お疲れ様、桐崎さん」
千棘「ごめんね、クロードが来たせいであんなことになっちゃって…大丈夫だった?」
晃「別に大丈夫だったよ、それに気にしなくていいよ」
千棘「よかったぁ〜、あとありがとうね、あの言葉がなかったら仲直り出来てなかったかもしれない」
晃「それは言ってよかったよ、それより兄貴に会いに行かなくていいの?」
俺はニヤニヤしながら、からかってみると桐崎さんは顔真っ赤にしながら兄貴のいる外へと出て行った
舞台上からセットや小道具を撤収ささると教室で打ち上げをするまで時間があるらしいので、一人で文化祭を回ることにした
でも勘違いしないで欲しい今一人でいるのは俺がボッチだからというわけでなくて誘おうと思っていた奴らが先に出ていたためにこうなっただけだと思う、多分……
晃「さて、どこから回ろうか…」
行き当たりばったりで行くつもりだったからどうしようか色々楽しいそうなところがいっぱいあって悩んでいると周りに人が
「あっ!あそこにカリオスいるじやん」
「ホントだ!」
「最後のロミオを送り出す時の言葉かっこよかったぜ!」
と俺のことをほめてくれる言葉に照れくさいく思いながら歩いていたら
C組の前で困っている鶫がいたので話しかけてみるたら、どうやらC組でちょっとだけ手伝ってくれないかといえものだったらしいが
晃「悪いけど、さっき鶫と一緒に回る約束したからごめんな」
「そっか、それならしょうがいないね、無理誘ってごめんね鶫さん」
鶫「いえ、こちらこそ手伝えず、すみません」
「いいよ、それより彼氏さんとデートがんばってきてね」
鶫「わ、私と晃はそんな関係ではあ、ありません」
鶫が何か耳打ちされたようだが、ものすごい勢いで否定していたのでとても恥ずかしいようなことを言われたんだろうと思った
晃「じゃあ、ここでお別れだな」
鶫「えっ!一緒に周るのではなかったのか?」
晃「それは鶫が困ってそうだったから言ったんだけど、本当に一緒に回るか?」
鶫「しょ、しょうがないな!晃が私と一緒に回りたいならまわってやらんこともないぞ」
晃「そうか、じゃあ頼むわ」
こうして俺と鶫は文化祭をみてまわることにしたが最初にどこに寄ろうかと考えていたらどこからか甘い香りがしてきたので辿っていくとクレープ屋があった
晃「小腹もすいたしここでクレープ食べないか?」
鶫「いいぞ、私もちょうど小腹がすいていたんだ」
こうして中に入った俺たちは席に案内されメニューを渡されてみると名前から美味しいと思うようものばかり書いてあったがその中で一番興味があったものを頼むことにした
晃「俺は決まったけど鶫はどうだ?」
鶫「私も決まったところだ」
鶫も決まったので俺は店員を呼んで注文をして、待つこと数十分
「お待たせしました、ラズベリークレープと抹茶宇治金時練乳がけクレープです」
注文したのが来たから食べていると鶫が見ているような気がした
鶫「(よくもあんな甘ったるそうなものを食べているな…)」
晃「もしかして…これ食べたいのか?だったら言えよな、ほら」
鶫「いや、そう言うわけではないんだか…それに、それは……」
晃「そんな遠慮すんなって、ほら」
俺は鶫の口の前にクレープを持っていくと一瞬ためらっていたが一口食べた
晃「どうだ?美味しいだろう?」
鶫「甘い…」
晃「そうか?この甘さがいいだと思うだけどな…」
俺はこの美味しさをわかってもらえずちょっとショックだったが俺は食べ続けようとしていたら鶫が俺の前に自分のクレープを持ってきた
晃「どうしたんだよ?俺の前にクレープなんかもってきて」
鶫「晃も私に食べさせたんだ、…私のも食べろ!」
食べろというがそれでは間接キスになってしまうから断わろうとしたが鶫にさっき晃もやったじゃないかというダメ押しの一言でおれは食べることになった
鶫「はやく食べてくれ私も恥ずかしいだから…はやくアーンしろ!」
アーンとかこんなところできるわけねぇし、後恥ずかしいならやめろよと内心思っていたら、周囲から視線を感じるなと見渡してみたら男子達が俺のことを見ていた
「くっそ、なんで一条兄弟ばかりが美女を連れているんだ…」
「そういえば、あいつ劇の上は言え告白されたらしいぞ」
その一言で俺のことを睨んでくる男子たちにこのままいるとやばい気がするのでささっと食べ終わり店を出た俺たちは次は何をするかはなしていた
晃「さて、どうするかな何かやりたいことあるか鶫?」
鶫「私もしたいことはないし教室にでも戻るとするか」
晃「そうだな」
教室に行こうとした時に後ろから
集「よう、お二人さんなにやっての?……もしかしてデートとかだったりして!」
晃「なわけねぇだろ、それよりお前逃げたほうがいいぞ、じゃないと…」
忠告しようとしたときに集の頬を何かが掠った
集「誠士郎ちゃん?今なにか掠ったような気がしたんだけど…」
鶫「気にするな、BB弾だから本物を打たれなかっただけましだと思え」
集「BB弾でも当たったら痛いからね!」
そう言いながら後退りしている集はある程度のところで反転して走って行き、鶫はよほど劇でのことで怒っているのかとんでもない速さで集をおいかける
再び一人になったおれはまだ時間があるけど教室に戻ろうとしたら
薫「お〜い晃」
こっちに向かって手を振ってくる薫に俺は何かあったのかと考えていたら
薫「晃、今から暇かな?」
晃「暇だけど…どうかしたのか?」
薫「本当!?だったらボクと一緒について来て!」
晃「おい!ちょっと待てって!」
薫「イヤだよ〜」
そう言いいながら笑う薫は俺の手を引っ張っていく姿を見て、笑みがこぼれる俺は薫がどこに行くのか楽しみしながらついていくことにした。
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