ニセコイ 俺とあいつのヤクソク   作:agm

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クリスマス

クリスマス

 

この行事はキリストの生誕祭であり、ヨーロッパなどキリストを信仰している国では家族とすごすのが普通なのだが、日本では何故かカップルなどがイチャコラしながら過ごす日となっている。なんともうらや…違う、クリスマスをやるならちゃんと家族すごすべきだと俺は思う、なので街にいるリア充共よ家にさっさと帰れ。

 

 

「ねぇ、どうして晃の目が死んでるように見えるけど、なんでかな?」

 

「わかりませんが、多分つまらないことでも考えているのでしょう」

 

「待て、目も死んでないし、しょうもないことは考えてな…」

 

目の前にいたのはいつも以上に可愛くなっていた2人がいた、その姿を見た俺は無言で立っていた。

 

「おーい、晃!晃ってば!」

 

「すまん、2人がいつも以上に可愛くて見惚れてしまった」

 

俺の一言で照れている2人はお世辞抜きで可愛かった、薫はチュニックにズボンを履いて、ピンコートを着ていて、自分のボディラインを隠すようなコーデをしていた。鶫はミニスカートにニーソックス、そして、トップスという組み合わせだった。

 

しかし、鶫のトップスによって強調されている二つのメロンから俺は目を離せなかったが、いきなり薫が俺の腕に抱きついてきた。

 

「そりゃあ、鶫さんは可愛く胸も大きいから視線が行ってしまうのは仕方ないけども、僕も君の彼女なんだよ?だから、ちゃんと見てほしいな……」

 

ヤバイ、ヤバイ可愛すぎるだろ!上目遣いでこんなこと言われて俺は薫を抱きしめて

 

「ごめん!薫のこともちゃんと見るから許してくれ!」

 

「わかった、わかったから!離して!人が見てるからはやく!恥ずかしい」

 

ため息を吐きながら呆れている鶫、恥ずかしがる薫、人前で女子に抱きつきながら謝る俺という3人はさぞかし人目をひきつけただろう……

 

人目を集め過ぎた俺達は逃げるように立ち去り、次に行く予定だった映画館へ到着した。

 

「これからは人前であんなことしないでね?……すごく恥ずかしいから」

 

「はい、気をつけます」

 

「するなら、三人だけの時か二人だけの時にしろ、わかったな!」

 

「はい……えっ?!」

 

鶫から言われた一言に驚いたが、今は聞き直すのは駄目だと思ったから、先に歩いている2人の追いかけた。

 

「それで何の映画を見るんだ?」

 

鶫の言葉に俺は先に予約してあったチケットを2人に渡した、チケット代のことを聞かれたけど初デートなので俺が出させてくれという理由で納得してもらった。

 

その後はポップコーンと飲み物を買って、上映するシアターへ向かうことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜~~~~~~~~

映画上映終了後、俺たち三人は近くにあるファミレスで夕飯を食べてから最後の目的地に到着した

 

「ここが最後に連れてきたかった場所なんだけど、綺麗だろ?」

 

「うん!すごく綺麗!」

 

「確かに、これはすごく綺麗だ」

 

クリスマスツリーを眺めてる2人に冷えるから温かい飲み物を買いに行くと一声かけてから近くの自動販売機に向かった

 

飲み物を買う前に竜に電話で届けて欲しいものを持ってきもらった

 

「すみません、坊ちゃん!人が多くてなかなか見つけられなくて、あっ!これ頼まれていたものです」

 

「いや、俺もこんな時に使い走りみたいなことさせてしまって」

 

「気にしないでください!それよりもデート成功すること願ってます、あっしはそろそろ帰ります」

 

「ありがとうな、これ兄貴と俺から少ないけど、組のみんなにプレゼントなんだけど引き取りに行ってきて欲しいんだけど頼めるか?」

 

俺は竜に某有名フライドチキン屋のクリスマスセットの引き換え券を渡した、すると泣き出したが何とか落ち着かせてから竜は帰って行ったので俺も二人のところに戻ることにした

 

 

「2人ともごめん、思ったより人が多くて、ちょっと迷ってた」

 

遅れた理由を話しながら、頼まれていた飲み物を渡してから近くのベンチに座って二人の顔を見た

 

「どうしたんだ?私たちの顔に何かついていたのか?」

 

「いや、二人とこんな関係になるなんて入学した頃の俺は夢にも思ってないだろうって考えてだけ」

 

「それは私もだし市川様も同じだと思うぞ」

 

横で薫はうんうんと頷いていた。二人と色々な出来事があったから恋人という関係になったのだと思う、それは嬉しいことだから、目一杯の思い出作ろうと思った。

 

「大事なことを忘れてた!」

 

俺は二人に渡さないといけないものがあることを思い出し、急いでポケットからプレゼントを取り出した

 

「これ、二人のクリスマスプレゼントなんだけどよかった受け取ってくれないか?」

 

「すまない、私はなにも持って来てない……」

 

「僕もないんだ……」

 

「気にしなくていいって、別にプレゼントが欲しくて渡した訳じゃないから」

 

申し訳なさそうな顔をしてる二人に渡したものを開けてもらい、空気を変えることにした。

 

「それよりも開けてみてくれよ、色々考えて選んだやつなんだよ」

 

「そうなんだ、じゃあ開けさせてもらうね」

 

箱を開けると中には2人をイメージした色のブレスレットが入ってた。早速、

着けてくれたので、俺も買ってよかったなと嬉しくなった。

 

嬉しそうな二人はやっぱり貰うだけでは申し訳ないと言い出して、2人で相談した合っていた

 

「僕はこれしか無いと思うんだけど駄目かな」

 

「私もそれはいいんですけど……やはり人目が多いのが……それなら帰る時にしませんか?」

 

「それもそうだね、帰る時にしようか」

 

何をするのかわからないが薫と鶫で折り合いがついたしたらしく、2人はこっちに来て、そろそろ時間だし帰ろと言うので帰ることにした

 

まずは薫の家の前に着いたので別れの挨拶だけして終わるかと思ったら薫が

 

「今はこれしか出来ないけどちゃんとプレゼントは渡すから楽しみにしててね、本当にプレゼント嬉しかった!」

 

すると薫が俺にキスをしてきた

 

(まさか、これがお詫びってことか!めっちゃ恥ずかしいんだけど!)

 

「はい、じゃあ次は鶫さんの番だよ」

 

俺は鶫の方へと向きを変えられた、どうやら鶫はまだ決心がついていないのか恥ずかしがっているので無理してやらなくてもいいと言ったけど、それは駄目だと一蹴されてしまった

 

「私の為に選んでくれたのは嬉しかったし、ちゃんと大事にする。あ、ありがとう」

 

薫とは違って、勢いに任せたようなキスだったけど悪くなかった。

 

「じゃあ、バイバイ!またデートしようね!」

 

そう言って薫は家の中に入っていった

 

「次は鶫の家だな」

 

「そ、そうだな、よろしく頼む」

 

やはり恥ずかしかったのか帰り道では会話はなかった。

 

「家まで送ってくれてありがとう、また今度会おう」

 

「おう、また今度な」

 

2人を家に送り、俺も自分の家へと帰宅した。帰ると全員からありがとうございます坊ちゃんと泣かれながら言われて、正直ビビった。兄貴はまだ桐崎さんの母さんの秘書の手伝っているらしく帰って来るのはわからないらしいので俺は心の中で頑張ってくれと思いながら布団に入った。

 

 

 

(今日の最後のキスはビックリしたわ、でも、二人とも喜んでくれたみたいだしまたデートに誘ってみるか)

 

そんなことを思いながら、俺の初めてのクリスマスデートは終わった。

 

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