私が紅魔館に住むようになって5ヶ月経った。
私はレミリアから色々と教わった。 フランドールというレミリアの妹の事、この館の事、魔法の使い方、最近では自ら魔法の研究をしている。
「1回フランに会ってみてはどうかしら?」
レミリアがそう言ってきた。
「ええ、そうね、1回会ってみるとします」
私も初めて会うのだ、少しばかり緊張する。
私とレミリアは地下室へ向かった。
「ここよ」
「随分地下深くにあるのね」
フランが居るという地下室はかなり深い所にあったのだ。
「ええ、フランの能力は危険すぎたの、それで私はこの地下室にフラン住まわせることにしたの」
「確か、ありとあらゆるものを破壊する程度の能力でしたっけ?」
「そうよ」
「ならここからも簡単に出られるんじゃ…」
「この場所は特殊な魔法で能力を制限しているの、簡単には出れないわ」
「なるほどです」
「開けるわよ」
レミリアはドアを開けた。
「フラン、入るわよ」
「おねーさま、何しに来たの?そこの吸血鬼は誰?」
フランは不思議そうに私を見てくる。
「初めまして、私はレイシア、この館でお世話になることになりました」
「そして私の新しい妹よ」
レミリアが別に今言わなくて良いことを口走った気がするがまあ気にしない事にする。
「じゃあ私の新しい義姉ってことになるの?」
フランがレミリアに聞いた。
「ええ、そうよ」
「よくわからないけど、わかったー」
一応理解してくれた?のかな、
「よろしくですよ、フラン」
「よろしくねー、義姉ちゃん」
素直ないい子だ私は純粋にそう思った。
少しの間3人で話をして、地下室から出た。
「素直で可愛いですね、フランは」
私は心で思ってた事をレミリアに言ってみる。
「でしょ、でもレイシア、貴方も凄く可愛いわよ」
レミリアは頬を緩ませながら私にそう言ってきた、・・・やっぱり、レミリア義姉様ってシスコn、いや何でもない。
「はは・・・」
私は顔をひきつらせながらそう言っておいた。
「レイシア、貴方は能力の使い方が分からないと言ったわよね」
急にレミリアがそう聞いてきた。
「ええ、全く」
「物質を変化させられるというならこの金属の性質を解読したりとかは出来ないのかしら?」
そう言ってレミリアは銀製のナイフを差し出してきた、なぜ持っているのだろう。
「いい?レイシア、自分の能力を使用可能段階にするにはその能力で出来そうな事を試していくしかないの」
まぁ、それが1番有効なのかしら。
「で、この銀のナイフの性質を解明してみて、とそういっているのですね、義姉様」
「貴方なら銀の武器に対して抗体を持つものを作れるかも、と、そう思ったのよ」
確かに吸血鬼には銀の武器は有効だ、それに対しての抗体を作って置いた方は良いだろう。
「なるほどです、でも私はまだまともに能力を扱えないのよ、抗体があるものを作り出すなんてどれだけかかるか・・・」
「大丈夫、貴方なら出来るわ、時間はいくらでもあるのよ」
「・・・分かりました、出来るだけやってみます、一旦私の部屋で色々試して見ますね」
初めては1人で試して見よう、そう思ったのだ。
「初めは1人でやるのね分かったわ、頑張ってね」
義姉様も直ぐに理解してくれたようだ
私は部屋に戻り、銀の性質を解明出来るかを自分の心に問いかけてみる。
心が何かを語っている、
~ 目と手の感覚で感じろ、そうすれば全てがわかる。
まるでそう心が語ってる様な不思議な感覚に襲われた、私はそのとうりにやってみる。
反応は無い、何かが違うようだ。
今度は自分の中にある魔力を物質に流し込みながら試してみる。
何か情報が頭の中に流れ込んでくる、これは銀のナイフの物質構成だろうか
何となくわかった、この能力が
この能力は物質の構成を解明し分解する、そして構成を変えて再構成が出来るらしい。
今のところはこれくらいが限度だ。
銀の物質を金剛石の物質に変化させて見たり、鉄に変化させてみたりしてみたが、やはり銀に対する抗体を作る事は今の私には出来なそうだった。
ドアをノックする音が聞こえた、私は「どうぞ」と言って部屋に入るように促す。
「どう、能力は使えるようになった?」
「ええ、まだ銀製の武器をどうにかする事は出来ませんけれど」
「まだ使えるようになったばかりだもの、仕方ないわ」
レミリアはそう言って私の頭を撫でてくる
「ふぁ・・・」
私は思わず声をあげてしまった。
「ふふふ」
レミリアの表情が緩みきっている、まるで生まれて間もない子供の様だ。
このままだとずっと撫でられたままになりそうだったのでそっとレミリアの手を掴む
「むぅ・・・それ以上は駄目です」
レミリアはもっと触りたそうだったが触らせない。
「え~いいじゃん減るもんじゃないし」
そうきましたか・・・もう何言っても無駄な気がしてきたので話を変える。
「今日は初めて能力を行使したので疲れました・・・」
「そうね、今日はもう寝なさい」
そう言ったあと付け足すように
「一緒の寝てあげようか?」
と、聞いてくる。速攻で「遠慮しときます」と答える。
するとレミリアは不満げな顔で「え~」と言った。
義姉様と一緒に寝たら私がどうなるか分かったもんじゃない。
「それじゃあ、お義姉様お休みです」
「ええ、お休み、ゆっくり休むのよ」
こうして1日1日が過ぎていった。
1-2 end
かなり急ピッチで書いたので内容がグダグダになってそうですが多めに見てくださると有り難いです
次話からは5000字程度にしていきたいと思っておりますので更新は遅れます。
追記 やはり何かしら変な部分がありましたね、一部修正致しました。