東方紅魔館   作:ゆどーふ♪

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次回は受験後を予定していますが、余裕があれば受験前にもう1話くらい投稿するかもです


CHAPTER1-6

私は今、食糧やその他必要なものを街に買い出しに行くのに紅魔館を出て数時間。

近くにあった街は私が消してしまったんで遠くの街まで行かなければならないのだ。

今の時間帯は朝、すでに日が昇っている。が、私の持つ能力によって日光が私に届く寸前に只の光に変えている。

羽は最近読んだ魔導書に載っていた「一部透明化」の魔法によって不可視化してある。

ーー そろそろ街が見えてきた。

 

「見えてきた見えてきた」

 

景色を楽しみたかったから普段よりゆっくり飛んでいたのだ。

紅魔館から私が今向かってる街までは恐ろしく遠い訳でわない、本気で空気抵抗などを無くして飛べば15分も掛からず着くのだけど。

 

私は街の近くに降り立った。

ここからは歩いて向かわないと怪しまれるからだ。

私は身に纏う妖力や魔力を出来る限り無くして、たまに街をうろついている妖怪に気づかれないようにする。

これで準備は万全。

私は街へ歩いて行った。

 

ーー 街 入り口 ーー

 

「わぁ…随分と広い街」

 

ます初めに何処から行こうか、食糧をはじめに買うのはやめておこう、まず私が欲しいものでも買いに行こうかな。

私が欲しいのは服だ、私の持ってる服は皆露出が高めなのだ。そろそろロングスカートやレミリアやフランが着てる感じの衣服も欲しいと思っていたのだ。

 

「うーん、洋服屋さんはどこかなぁ…」

 

辺りをキョロキョロと見回すが人が多いし私自身背が低いので遠くまで見渡せない。

 

「ーーそこのお譲ちゃん何かお困りかな?」

 

男の声が聞こえた、声を掛けられた方を向く。

 

「えーと、洋服屋さんを探しているのですが…」

 

振り向くとイカにもチャラい系の男が数人こっちを見ていた。

 

「ほぉう、服屋なら後で案内してやるからよぉ、ちょっも俺等と遊ばねぇか?」

 

「あの、お兄様方、私は遊んでいる暇など無いのですが…」

 

「そうつれないコト言うなよ」

 

「ですが…」

 

最初に話しかけてきた男の取り巻きと思われる男が話しかけてきた。

 

「大人しく話を聞いといたほうが良いぜ、譲ちゃん」

 

「…何が目的です?」

 

「だから遊ぼうぜって言ってんだろ」

 

「…ほんとに?他に目的があるような気がしますよ?」

 

「いいから付いてこいよ」

 

強引に私の腕を引っ張る。

 

「あ、ちょっと、待ってっ…」

 

男達に強引に引っ張られ路地裏へと連れてかれる。

 

「…やっぱり別の目的がありますよね?」

 

「…お察しの通りよ、お前金持ってんだろ、それ寄越せよ」

 

「こんなちっちゃい子供見たいな人からもお金をとるのですか」

 

「うるせぇガキだな、とっとと寄越さねぇと痛い目見るぞ」

 

後ろの取り巻き共が笑いながらこっちを見ている。

 

「街がでかいと治安も悪い、です奪えるものなら奪ってみやがれ、です」

 

棒読み気味に言った。

 

「ーーお前ら、やれ」

 

そう男共を仕切ってるいる奴が取り巻きに命令する。

それと同時に取り巻き共が私を拘束しようと飛び込んでくる。

 

「…争いごとはホントは嫌いなんですが、仕方ないですね」

 

取り巻きの男の1人を躱して重力を弄る魔法を使う。

見てわかるレベルで男共の動きが悪くなった。

私は近くに落ちていた木の枝を拾い上げ、能力で物質を変化させる。

すると、木の枝はどんどん形を変えていき、銃の形になる。

 

「…こんなんでいいでしょうか、さて、少し眠ってて下さい」

 

取り巻き共に銃を向ける、今装填されている弾は少しの間対象を眠らせる麻酔弾だ。

 

「なんだ、その能力は!?」

 

「いいから、眠ってて下さいね」

 

私はそれを取り巻き全員に撃った。

弾を受けた取り巻き共は全て眠ってしまった。

あとは男共をまとめていたリーダーを最近開発した「空間凍結魔法」で手足を拘束する。

 

「待て…ッ!何をする!?」

 

「何って、私からお金を奪おうとして何もされずに返してあげると思います?」

 

私は銃を能力でさらに変化させ、小さなナイフに形を変える。

不可視化魔法も解く。

すると男は目を見開く

 

「お前、その羽は…まさか…っ!」

 

「さぁて、なんでしょうねぇ」

 

「あの街を壊滅させた吸血鬼か!?」

 

「知ってる人いるんだ、そうですよ、私があの街を破壊した張本人ですよ」

 

私はナイフを男の首筋に当てる。

 

「やめろっ命だけはっ…」

 

「命はとらない、その代わり貴方の血液を頂きますね」

 

そう言って私は男の首筋に噛み付いた

 

「…ご馳走さま、あんまり美味しくなかったけど」

 

結構血を吸ったので男もグッタリとしている

 

「…一応吸血鬼化しないような処置も施しましたので安心して眠ってください」

 

再び、羽を不可視化させながら男に説明した。

そして、路地裏を後にした。

 

「さてと、お洋服屋さんはどこでしょうか…」

 

近くにある店に入って聞いてみることにした。

 

「…バー、ですか」

 

生憎近くの店は酒屋しか無かったのだ。

一応もう130歳にはなるが、見た目は大人には見えない。

 

「入って大丈夫かな?」

 

とりあえず入ってみる。

 

ーー中には客は居なかった。

 

「…なんだい、ここは君のようなお嬢ちゃんが入ってくる場所じゃないよ」

 

「一応これでも私大人なんですが…まぁいいです、お洋服屋さんはどちらでしょうか」

 

「洋服屋…か、うちを出て右、突き当りまで行ったら左に向かってくれ、そこにある。」

 

「そうですか、ありがとう」

 

私は銀貨1枚をチップとして渡し、酒屋を後にした。

 

私は酒屋の店主に言われた通りに進み、洋服屋へと辿り着いた。

早速中へ入る。

 

中には色んなデザインの服が置いてあった。

 

ドレス、ワンピース、何故か中国系の服や和服まで置いてあった。

 

私はその中から和と洋が混ざっている服

ーー 下は膝くらいまでの長さの和風なスカート、上は手まで隠れる長さの大きな袖、胸元にリボンが付いている和と洋を混ぜ合わせた黒を基調とした服になっている。着物とドレスを合わせたようなもの。を買うことにした。

 

「これ下さい」

 

「銀貨8枚になります」

 

私は店員に言われた量の銀貨を渡し、買った物を持って店を出る。

元の目的とは買う服が違ったが気に入ったデザインの服を買えたから満足している。

黒を基調とし

他にも雑貨屋に向かい、羽の髪飾りなどを買ったりもした。

 

あとは今日の買い出しのメインである、食糧を買うだけだ。

 

私は買う予定の物をメモした紙を見ながら買い物して行った。

 

 

買い物も終わったので後は帰るだけ、だが荷物が多いから高速で飛ぶことは出来なさそうだ。

私は街を出て暫く歩いた所で、羽の不可視化を解除し、近くにあった葉っぱを取る、能力で葉っぱを大きな風呂敷の用な物に変化させる。

これで全部の荷物を包み、能力で荷物を包んである包みを小型化して、小さな鞄に仕舞う。

 

「…これなら飛べる」

 

そう呟き、紅魔館へ向かい飛び立とうとした時。

 

「ーー お前、あの時の吸血鬼か?」

 

「ん、誰?」

 

振り向くと前に紅魔館に攻め入ってきた妖怪5人組が居た。

 

「あぁ、あの時の、どうしました?また返り討ちにされに来たの?」

 

「もうアンタとやり合うののは御免だな、ただ、一つ訊きたい事があってな」

 

「なんでしょう?」

 

「…お前、今自分の能力で日光を無効化してるよな?」

 

「…なんで分かるの?」

 

「俺は相手が能力を使ってるかが分かるんだ」

 

「なるほど、でもなぜ私が能力で日光を変変化させてるって事を訊くのです?」

 

「お前は他の吸血鬼とは違う」

 

「やっぱりそう思います?」

 

「そんなことしなくても日光は効かないはずだ」

 

「…そうなんですよね、最近になって日光が効かなくなったんです」

 

「お前は純血種ではない、超越種、真祖どちらかだろうな」

 

「お義姉さまとかには気づかれない様にしていますが、私の魔力量は他の吸血鬼を超えていますね」

 

「だろうな、お前はあの始祖の吸血鬼、最狂の暴君に似ている」

 

「貴方もそう思うのね、やっぱり私はあの始祖の吸血鬼の血を受け継ぐ種、真祖なのかな」

 

「…そうなるかもな、だが、お前はまだその能力に目覚めてはいない」

 

「知ってる、まぁ、あと数百年生きれば多少掴めてくるでしょうね、ではそろそろ失礼しますよ」

 

妖怪に別れを告げ私は今度こそ紅魔館へと飛び立った。




始祖の吸血鬼の血を受け継いでいるのが真祖。って事にします。
 
一部改正しました。
なんというか、毎回急ぎ足で話が進んでいる感じがしますね、次回から、は無理かも知れませんがもう少し話のペースを落としていきたい。
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