「ニューニコチュウ」との戦いは終わった。「アレグロ雪郎」はラップトップごとAIに鉄槌を下すつもりが、「レベッカ」の個人的な感情によって跡形もなく粉砕。こうして、「ニューニコチュウ」の脅威は去り、一時的な平和が迎えた。「テリー」の真意は不明のままだ。その後、「テリー」の影響による事件が数々相次いでいる。翌年(2011年)以降の戦いはまだ続くことになるだろう。
戦艦「鬼ヶ島」に世界中の仲間達が並んでいた。「ロバート」、「レジーナ」、「ランドルフ」、「アレックス」、「メグミ」、「マイケル」、「アイ」、「晃樹」、「雅史」、「ルイザ」、「黒史郎」、「中東2人」、「スフィア3人」、「エリートガード」の皆様。共闘お疲れさま。未来人3名の姿がないようだが「雅史」は、なにか心当たりがあるようだ。
「(雅史:)戦いが終わった後の話で、『勇気があれば未来だって変えられる。』っていう言葉を口にしまして、あの3人はほっとした顔をして消えたよ。まるで思い残すことはないかのように...え?どういう意味だろう......。」
未来人が消える条件は、「テリー」の介入による改変、内戦を2015年まで先延ばし、それ以外に何があるというのだろうか。しかし、「ミント彩香」をはじめ、「ジャズ賢一」や「クラベス鈴菜」のような本来の時間軸の未来人は、少し改変されたといえど、まだ消えていない。だが長くはいられないだろう。「原作者」はこう言った。
「(原作者:)消えていないということは、まだ未練が残っているかも。あくまで仮説だが。ま、とにかくだ。帰ろう、我が家へ。」
「原作者」に言われるまま戦艦「鬼ヶ島」に乗り、帰路につく。
海上での戦いについて色々話していた。「レジーナ」は無人と化した敵艦で左右の敵艦を一掃したらしい。狙撃能力を活かした砲撃した「マイケル」、司令塔としての能力を発揮した「雅史」、持ち前の銃器で戦った「中東2人」、援軍として戦ってくれた「エリートガード」、最後の最後で奮闘したロバート、レベッカ達のために戦ってくれた仲間達、これはもう感謝しきれないほどだ。新潟県中越到着後、ワープゾーンで世界の仲間達はそれぞれ自分の国へと帰っていく。「レベッカ」も「原作者」とともに我が家へ帰った。
......年末、「テリー」が懲りもなく悪をおこなうとにらんだ「アレグロ雪郎」は、ケカル帝国電子掲示板を確認した。
『年末だから一言言いに来てやった。お前らは年明けてもクズには変わらないから。十分クズ野郎だ。』
この書き込みに対するアレグロ雪郎は、全世界にこう伝える。
「(アレグロ雪郎:)聞いたか?この書き込みはテリー本人のものだ。同時にあんたらに対する煽りだぜ。...もう一度シメてやりたいと思わないか?あんたらをクズ呼ばわりする輩を何とかしない限り、また同じことの繰り返しだぜ。これから起こしうる『奴の影響による事件』がある限り、この世界は救われない。ブログに土足で上がり込み、人に原作者の事を吹き込んだ。それは奴の脅威を知らぬ犠牲者がいるってもんだ。あんたらの中にテリーが紛れ込んでいる可能性は否定できない。要するに人狼ゲームだ。もう一度言っておく、対処を怠った場合は、奴の餌食になる。それだけは忘れないでくれよな。...この話の最後に、やられたらやり返すのが原作者のモットーだったよな。よし、散々このように罵った一言いうぞ。『なかなか死なないニコチュウのテリー』」
―こうして、「レベッカ」敗北から始まった「雅史達」の戦いは、幼馴染「黒澤杏璃(旧姓:杉本)」の救出という形で一応の結果を出した。
―しかし、まだ戦いは終わったわけではない。
―年末に「アレグロ雪郎」が確認した、電子掲示板の書き込みを見る限り......。
―「ニューニコチュウ襲来」の黒幕「テリー」、そして取り逃がした「クシダアク」、極上の絶望「アビス」こと「音無涼香」といった『奴の影響による事件』にまつわるものが、依然として健在だ。
―平成23年(西暦2011年)、時代は新たな局面を迎えようとしていた...。
New Nicochu Wars Full Version - END