大規模作戦です。ダイジェスト感強め。
ちなみに、戦力増強目的で現時点(今作戦限りの臨時)で二特艦には艦これ実装済み艦娘が1人所属しています。そんなにスポットを当てられる訳じゃないですが…
7月5日
「…全員集まったな。報告だ。数時間前、ミッドウェー・ダッチハーバー両基地が襲撃を受け陥落した」
ザワザワ ザワザワ
「建御雷」の食堂に集まった艦娘達は海斗の第一声に衝撃を受ける。
「知っての通り、あれらは太平洋の北端と真ん中にある。あの2つが取られると北太平洋の制海権維持に深刻な影響が出る」
「司令官、ハワイはどうしたのです?ハワイの基地があるなら大丈夫じゃないのですか?」
艦娘の中から質問が出る。声の主は敷島型の“朝日”か。
確かにハワイの海軍基地がある以上そこまで問題とはならないかも知れない。しかし、
「…そのハワイの基地や所属艦艇にも深刻な被害が出ているとしたら?」
「それは……不味いですね」
頼みの綱のパールハーバーも大ダメージを受けていた。現在北太平洋の制海権は喪失しているも同然だ。
「…よって我々の出番という訳だ。米軍との共同作戦を行うべく、我々第二特務艦隊に出撃命令が出た。目標はミッドウェー島奪還及び敵艦隊の撃滅だ。」
「激しい戦いになる事が予想されるわ。気をつけてね」
「「「了解!!」」」
出撃準備を開始する二特艦の面々。艦隊結成から今までで最長距離の出撃になり、初の外国との共同作戦でもある。艦隊人員全員が気合いが入っていた。
数時間後 執務室
「作戦名、言わなくて良かったの?」
「ああ……だって嫌だろ?艤装を通して艦の『記憶』を見ることの出来る彼女達にとって、あれは地雷でしか無いだろ」
海斗は艦娘達に今回の作戦の概要だけ説明し、その『作戦名』を明言する事は避けていた。その『名称』が彼女達にとって嫌な物だと考えたからだ。
「まぁ、私も同感ね。当時現役だった子は少ない筈だけど……流石に『第二次 MI 作戦』はね…」
「どう考えたって日本艦娘にとっては嫌な名前だろ。ったく、なんで上層部はそんな名前にしたんだか…」
「アメリカ艦娘の士気向上、とか?」
「そっちだけ士気上げてどうすんだよ…。そもそも作戦参加予定の艦娘は日本の方が多いってのに」
作戦名が『第二次 MI 作戦』となっている事が不満な2人。上層部に問い合わせたが、
「ミッドウェー島を攻略するのなら妥当な名称だと思うが?」
と突っぱねられた。妥当な理由である事は確かな為、それ以上反論は出来なかった。
これに限らず、2人は近頃上層部への不満が少しずつだが高まっていた。その始まりは恐らく不可解な人事だと思われる。これまでの慣例と微妙にそぐわない人事異動が立て続けに起こり、上層部の人間が急速に入れ替わりつつあるのだ。ただ、「微妙に」と言ったようにその人事に意を唱えるにも少々無理がある程度には納得な人選である為に表立った問題にはなっていなかった。だがその結果軍内の雰囲気にも変化が生じて来ており、海斗や美香にとってはそれがどうも『艦娘を蔑ろにし始めた』ように感じていたのだ。予算などにも影響が出始めており、それもあってか艦娘開発にも遅れが生じていた。
「そう言えば、秋吉君から連絡があったよ。新型、もう少しだけ待ってくれって」
「そうか、新型艦娘は間に合わないか……。出来れば今回参加させたかったんだけどな…。しょうがない、ならせめて出雲だけでも呼び戻すか」
「出雲ちゃん呼び戻すの?」
「そうするしか無い。この作戦には彼女の力が必要だ」
今回の作戦は過去最大の激戦が予想される。ここ1年半の間日本近海で敵偵察艦隊の迎撃戦闘を数多くこなして来た二特艦にとっても、苦戦は必至だと思われる。だからこそ、就役が間近に迫っていた「新型艦娘」に期待を寄せていたのだが、出撃には間に合わないと判断された。間に合えば確実に大きな戦力となる存在だった為、出来れば連れて行きたかったが諦めるしか無かった。その為、その穴を埋めるという意味でも日本艦娘最大戦力である“出雲”の作戦参加は必須だった。
「どれくらい強くなったかな?」
「そればっかりは実際に見てみなきゃ分からないが、間違いなく想像以上だろうな」
「ハードルの上げ過ぎは良くないよ?出雲ちゃんが可哀想だからね?」
「分かってるよ、美香」
この1年で“出雲”がどれほど強くなったのか、とても楽しみにしている海斗だった。
3日後
「出雲、原隊に復帰しました」
「「おかえり、出雲(ちゃん)」」
帰還命令を受けて横須賀へと戻ってきた“出雲”。1年前との違いはすぐに分かった。
「顔つきが変わったな。前よりもっと頼もしく見える」
「心身ともに強くなったのが分かるよ!」
今の彼女は自信に満ち溢れていた。『二特艦のエース』に相応しい顔つきだ。
「帰ってきて早々で悪いが、明日には出撃する予定だ。放っておくと敵の防衛戦力の増強を招く以上、出来るだけ急いだ方が良いからな」
「衛星からの情報だけど、今はまだ襲撃してきた部隊がそのまま駐留しているだけみたい。叩くなら今しかないわ」
「大丈夫です。出撃準備は出来てます」
「本当に頼もしいな。頼むぜ、出雲」
「了解!」
斯くして、翌日明朝、二特艦の艦娘達を乗せ「建御雷」は横須賀を出撃した。
目指すは文字通り太平洋の中央部、ミッドウェー島だ。ここに駐留している敵艦隊を米海軍と共に撃破した後、海兵隊の上陸支援に当たる予定だ。米海軍戦力はハワイの残存艦+西海岸の艦隊。艦娘も多数参加予定。独立記念日に水を差された形となった米軍の士気はとても高い。
また米軍はこの作戦と並行してダッチハーバー奪還作戦(通称『第二次AL作戦』)も展開していた。こちらも作戦内容は概ね同様である。
…SUEが陸戦にも対応可能である事は戦訓が示している。それなのに普通の人間で構成される海兵隊で大丈夫なのか?という疑問はごもっとも。しかし、その事は海兵隊が1番良く分かっている。それでも今回こうして上陸作戦に参加するのには、理由があった。
米軍には今作戦で初投入予定の秘密兵器がある。その名も『特殊徹甲弾』歩兵携行火器より発射可能な対SUE兵器だ。日本が艦娘を開発している時、アメリカは弾薬の改良をしていたのだ。
その威力は絶大で、比較的低火力な7.62mm弾仕様でも駆逐艦程度なら対処可能とされ、M82対物ライフルより放たれる12.7mm弾仕様なら、重巡クラスのバイタルパートでさえ貫通出来る程だ。(これらの根拠は米国の保有する記念艦で行った実験結果)
これら技術の大元にあるのは、艦娘の使用する砲弾。“出雲”建造以前、米軍関係者が艦娘の実験資料に目を通した時、砲弾が艦娘の艤装サイズに小さくなりながらも、威力自体はさほど変わっていない事に目を付けた。そこで、人間の使用する火器にも応用出来ないか実験を繰り返し、苦節5年、ようやく完成までこぎつけたのだ。
今回海兵隊はこの『特殊徹甲弾』(尚この名称は情報秘匿の為。正式名称は『対SUE徹甲弾』英語名: Armor-Piercing Anti-SUE 略称はAPAS)を用いる事でSUEに立ち向かう。また、他にも従来の対戦車兵器などから発射可能な物も存在し、これも持ってきている。口径の大きいこちらは徹甲榴弾タイプや成形炸薬弾タイプもある。主に対戦艦用。途轍もない大火力の必殺の一撃を放つ事が出来る。…当の海兵隊員達は、持ってきたは良いが、出来ればそんなに使いたくない(=使わなきゃならないような状況は勘弁してくれ)などと思っていたが。
7月14日
「建御雷」は横須賀を出撃して5日ほど経った所で、敵潜水艦と遭遇。哨戒網に引っ掛かったようだ。
「対潜戦闘だ!待機中の駆逐艦は全艦出撃!」
出撃命令が出てから十数分後には全ての敵艦を撃沈した。装備類こそ初歩的な物しか持っていないが、現在の二特艦の艦娘達は“カ級”レベルの潜水艦なら完封できる程には高い技量を持っていた。
その後何度か敵の潜水艦隊に捕捉されるも、その全てを退けながら「建御雷」は太平洋を東へ進んで行った。
18日
敵水上艦隊と遭遇。重巡“リ級”を旗艦とし、随伴に軽巡や駆逐艦が多数属する水雷戦隊。
「出雲!敵旗艦を頼めるか?」
「もちろんです!」
「よし、主力艦隊全艦出撃せよ!」
「建御雷」からは迎撃のため主力艦娘が全力出撃。“リ級”の相手は“出雲”に任せられた。
「戦況はどうなってるの?」
「順調だ。質と数の両方で完全にこちらが上回ってる」
戦闘開始から20分も経つ頃には、敵艦隊は粗方倒し切っていた。残るは2隻、旗艦である“リ級”とその随伴の“イ級”。
ドォーン ドォーン
「もうちょっと!」
主砲や副砲を撃ちまくりながら敵に肉薄する“出雲”。この一年の成果を見せる時が来た。
「一撃で仕留める…!」
そう言いながら彼女は何も持たない右腕を構える。とそこに、旗艦を守ろうと“イ級”が飛び出して来た。が、
「邪魔!」バゴォォォ
そう叫んだ刹那、“イ級”の胴体があっさりと凹みながら吹っ飛び、爆散する。咄嗟に蹴り上げた右脚がクリーンヒットしたのだ。そのままの勢いで一回転して体勢を立て直し、そのまま、
「貰ったぁぁ!!」
ザシュュッッッッ
必死の抵抗虚しく“リ級”は“出雲”の放った手刀によってその身体を真っ二つに裂かれ、海中に没した。
艦娘による格闘戦の有効性は今ここに完璧な形で実証された。
数万馬力にも及ぶ機関出力を乗せた格闘攻撃はただでさえ重い攻撃となる。そこに神崎流戦闘術による身体強化というバフまで入った“出雲”の手刀は、重巡のバイタルパートさえも易々と切り裂いた。
他の艦娘達も高い技量や連携力を活かして終始優位に立ち回り、大きな損害を受ける事なく敵艦隊を退けた。
19日
日米連合艦隊、ミッドウェー島周辺海域到達
今の所ミッドウェー島周辺から迎撃無し
20日
上陸に備え事前砲撃開始
主力は「アイオワ」「ミズーリ」「建御雷」
21日
米海兵隊を主とする上陸部隊、上陸
「さあ、何処から来るんだ?敵艦隊」
弾薬節約の為まばらに砲撃の音が鳴り響く中、自ら艦橋へ上がり周辺警戒に当たっている海斗。現在「建御雷」周辺には複数の駆逐艦娘がローテーションを組んで護衛に付いている。艦橋からの目視やレーダーも用いて3重の警戒網を敷いていた。今の所敵艦隊は見えず。間違いなく付近にいる筈なのだが一向に姿を見せない。
「これだけ撃っても何のアクションも起こさないとはな…。そろそろ島の形が変わり始めるぞ」
地形を変えるレベルの砲撃を浴びせているにも関わらず何も起こらない。その不気味さが恐怖となって乗組員達に伝播していく。
「少し不安ね」
「例の話か?」
「うん」
また、これだけの警戒態勢だと言うのに美香には一抹の不安があった。
『敵の中に空母が居るかも知れない』
陥落時の報告から推測された敵戦力の中に、航空母艦タイプが存在する可能性がある事が指摘されている。情報の出所が何人かの兵士による証言な為、信憑性には疑問が残るが、仮にこれが事実なら現在の艦娘艦隊にとって天敵ともなり得る存在だ。こちらにはまだ『空母艦娘』は居ないのだから。それどころか水上偵察機を飛ばせる艦娘さえ居ない。もし艦娘においても『航空攻撃に艦艇は無力』が成り立つのなら、このままでは大損害は必至。ミッドウェーの大敗が形を変え再び起こる可能性が高かった。
「念の為対空警戒はしている。それにSUE本体と違って、航空機ならいくら小さくなってても対処出来ると思うけどな。所詮はジュラルミンの塊、適当な弾幕で落とせる位には脆いだろ」
「だと良いんだけど…」
果たして結果はどうであったか。
23日 3:00
「レーダーに反応!距離約7キロ、方位270度!数不明!!」
「えっ!?」
レーダー担当からの急報に美香は驚愕する。
「なんで今まで分からなかったの!?」
「目標が小さ過ぎて見つかりませんでした!今だって恐らく敵編隊が密集体形になっているから分かるような物だと思われます!」
敵編隊に今の今まで気づけなかった理由、それは『敵機が小さすぎる上、編隊も散開していたせいで接近するまで捉えられなかったから』だった。SUEの航空機もレーダーで捉える事自体は可能だ。しかし、そもそも航空機としては小さすぎるサイズの影響でレーダー波が十分に反射せず、1機単位での探知が困難なのだ。ならば十分なサイズになるだろう編隊単位で、とは言うがその考えに至っていたのは人類側だけでは無かった。
ミッドウェー イースタン島 島内
深海棲艦陸上陣地
「作戦ガ完璧ニ刺サッタ。上手ク行ッタワネ…」
日米艦隊へ接近する編隊の出撃地点であるこの陣地。指揮を取っている彼女、“中間棲姫”は満足げだ。それもその筈、「編隊を組まず1機単位で分散しレーダーを掻い潜りつつ接近する」という作戦を考案したのは彼女だからだ。
「コノ第一次攻撃デ対空能力ヲ潰ス…ソウスレバ堂々ト第二次攻撃ガ出来ル…頼ンダワ」
彼女の期待を背に、日米艦隊へと突入していく攻撃隊。最早対空戦闘は間に合わず、防ぐ術は無い様に思えた。だが、
「全艦娘、対空戦闘始め!!」
「「「落ちろー!!」」」
ドォン ドォン ダダダダダダダ
作戦中だから、とCICの隅で仮眠していた所を叩き起こされた海斗の号令に呼応し、艦娘達が夜空へ撃ち出す。敵航空機の探知可能距離と比例するかの如く、艦娘の対空戦闘の用意もまた、通常艦と比べて高速だった。主砲塔を回すまでもなく敵機の方向に転舵して向き直り仰角を上げるだけで、主砲を手に持つ者は腕を空に向けるだけで、対空戦闘の用意が完了するのだ。厳密にはそこから測距をしなければ照準は合わないが、人型な為にある程度は目視での直接照準も有効だったから、発砲までの時間を短縮出来ていた。
また、ほとんどが手持ち式主砲な駆逐艦や防護巡洋艦の艦娘達は、本来なら最大仰角の関係で不向きな筈の主砲での対空戦闘を行えていた。
だが夜間攻撃な上にまともな対空兵装を持たない彼女達では、攻撃の完全阻止は不可能だった。
数十機が対空砲火を突破して艦隊に迫る。艦娘の奮闘もあり間に合ったCIWSの弾幕が浴びせられるが落とせたのは3割ほど。その小ささ故に突破を許す。艦隊直上と左舷より突っ込んでくる。雷爆同時攻撃だ。
「敵機直上、急降下!」
「左舷より魚雷接近!数4!」
「面舵一杯!!回避して!」
美香が怒鳴る様に指示を出す。従来の大型艦なら間に合いそうに無いタイミングだがなんとか回避。幸い最新鋭艦である「建御雷」には両舷に戦闘用バウスラスターが装備されていた為、急速な転舵が可能だったのだ。
だが全ての艦艇が同じように回避出来る筈が無かった。爆弾や魚雷を受けて1隻、また1隻と沈んで行く。追加で押し寄せた第二次攻撃隊や別方向からの攻撃隊による空襲が終わり日が昇る頃には元の半分以下の艦艇しか浮かんでいなかった。
「「……」」
朝日に照らされた友軍の惨状をみた海斗と美香は、絶句した。パッと見ただけでも昨日と比べ隻数が激減しているのは明らかだ。また生き残っている艦艇も、そのほとんどが戦闘続行など到底不可能な損傷を受けている。大型艦は何とか攻撃に耐え抜いたが、最早海兵隊の支援など出来る状態では無かった。
そこに、追い討ちがかかる。
「敵航空機接近!距離3キロ!方位200度、数多数、ですが先程よりは少ないです!」
「またか…!?」
「数が少なめなのは良いんだけど…!」
前回よりも更に至近距離まで迫られてからの発見。今度こそ迎撃は間に合わなかった。…ただ1人を除いては。
「迎撃チャンスは一瞬…第二射は間に合わない……?上等よ!鍛練で培った射撃技術、見せてあげるわ!」
「榴弾装填、時限信管セット!……撃てー!!」
数秒の後、敵編隊の中央に爆発。“出雲”の放った主砲が、見事命中したのだ。まともな測距も無しに、目測だけでやってのけたのだ。
彼女の活躍もあり、撃墜数こそ少ないものの敵機の進路を妨害する事には成功。迎撃準備と回避行動を取る時間を稼ぐ事ができた。
30分後
「…終わったか」
「そうみたいね…」
立て続けに起こった空襲に対応し続け、もうヘトヘトな海斗と美香。だが今回の攻撃による味方のダメージは少なく抑えられた。まぁそもそも簡単に沈むような艦艇がもう残っていない、というのもあるが。
そんな中で2人は、
「ねぇ海斗」
「…ああ。分かってる」
側から見れば意味不明な会話をしていた。が、その答えはすぐに『現れた』。
「レーダーに反応、距離約25km、方位210度!数は30前後!!」
「「やっぱりな(ね)…」」
2人にとっては予想通りな展開。…だからこそ最悪だった。
「…距離を詰めて来たみたいだな、敵機動部隊!」
「空母タイプ…どんな姿してるんでしょうね?さぁ、見せてみなさいよ!」
「相手になってやるぞ!」
最早虚勢を張っているだけだが、艦隊の士気低下を防ぐにはこうするしか無い。ここで諦めては、生きて帰ることも出来なくなる。やがて、敵艦隊が視界に入る…
「ハジメマシテ。私ノヨウナ個体ニ会ウノハ初メテカシラ?」
「「!?」」
声が聞こえる。水平線の彼方まで届きそうな大声だ。
「誰だ…?!何処から!?」
乗組員の間に衝撃が走る。
「ま、さか…」
美香がいち早く気付いた。その声の出所が誰なのか。
「あのSUE…喋ってる…?」
「な、に…?」
海斗が気付くと同時に、“彼女”も話し始めた。
「良クゾ我ガ部隊ノ航空攻撃ニ耐エ抜イタ。褒美ト言ッテハ何ダガ、我ガ名ヲ聞イテ逝クガ良イ」
我等『深海棲艦』ヲ統ベル
上位個体、ソノ一隻ダ!」
続く
あ と が き
順調な始まりからの絶望。
出来はともかく書いてて楽しかった回。
Ep.2も佳境です。
次回 『想定外』