自我持つ兵器の英雄譚   作:Nyappy-

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Ep.3 開幕です。後半ちょっと過激かも。
ただ本作の根幹に関わる部分なのでお許しを。



第一章 Ep.3 次世代艦娘開発計画
14. 『艦娘』という存在


 

2008年 7月

 

この日、北海道の室蘭近海にて第一特務艦隊・第二特務艦隊合同の演習が行われた。本来戦時中に主戦力である艦娘が全員集まってこんな事をするべきでは無いのだが、最近は深海棲艦の攻勢が止まっている事や、ちょうど今、各国首脳が集まるサミットが近くの洞爺湖で開催されている事を受けた、護衛も兼ねた実施である。

 

 

「……これより、演習を開始する!戦闘開始!」

 

「建御名方」CICから洋平の命令が発せられる。同時に“鳳翔”が動く。

 

「第一次攻撃隊、発艦!」

 

バシュ バシュ

 

ブゥゥゥゥゥン…………

 

そう叫んだ彼女の弓から放たれた矢が、航空機へと変化する。胴体には爆弾や魚雷を積んでいた。機体の名は八九式艦上攻撃機。この機体が艦娘の運用する初めての攻撃機となる。

 

 

「あの第二特務艦隊にどれだけ通用するでしょうか……」

 

もちろん彼女は自分の航空隊の事を信頼しているが、二特艦には今回の演習よりも更に過酷な空襲を切り抜けた経験があるため、その対空能力を警戒していた。なお今回は艦娘自身の対空能力を見るのが目的なため「建御雷」は対空射撃を行わない。

 

 

 

 

数十分後、攻撃隊が演習相手の二特艦へ迫る。

 

「敵攻撃隊発見!」

 

「来たわね。……艦隊、輪形陣へ移行!」

 

美香の命令を受け、二特艦の艦娘達は大型艦を中心に輪形陣を形成する。本来、艦隊の陣形変更にはそれなりの時間が掛かるのだが、艦娘は人間サイズなのでそれを素早く行う事が出来る。敵編隊確認後の輪形陣移行も可能なのだ。

 

また今回の演習に合わせて、大型艦に対して装備換装を実施。不要になっていく事を過去の歴史が証明しているケースメイト式の副砲や対水雷艇用の小口径砲を撤去し、代わりに12センチ高角砲や機銃を装備した。この改装は対空能力を強化する事が目的だったが、そうして搭載した6.5ミリ機銃には不満が出た。良い機銃ではあるが、如何せん口径が小さ過ぎるのが問題だった。これは、これまでもこれからも良く起こる事となる『知っているからこそ出てくる不満』の一つだ。いずれ陳腐化するのが分かっている、そのジャンルにおいて最適解を導き出す前の迷走していた時代の兵器である、などが理由だった。

 

とは言え搭載しないよりはマシだし、現在の深海棲艦の艦載機が相手なら有効。そもそもまだ7.7ミリ機銃は開発前で使えないのだからこれしか無いのだ。

…………ポンポン砲?知らない子ですね……(英国面)

 

 

 

敵編隊が高角砲の射程内に入り、対空射撃を開始する。遠距離に関しては12センチ高角砲がかなり優秀。また開発ツリーを半ば無視して無理矢理開発した結果九一式高射装置が間に合った為、それなりに効果的な射撃が出来ていた。やがて、攻撃隊の中に被撃墜判定の機体が出始める。

 

 

「3番機が落とされたか?」

 

「はい、あっ4番機も落とされました!」

 

“鳳翔”艦攻第一中隊の中隊長機では、機銃手からの報告を中央に乗る中隊長が受け取っていた。

 

「もっと回避行動を取るか?いや、だが……」

 

「やっぱ重いよなぁ……この機体」

 

悩む中隊長に操縦士が答える。実際八九式艦攻は鈍重な機体であり、満足な回避行動を取るのが難しい。そのせいで低空を飛ぶ魚雷装備の編隊の中で被撃墜が増えていた。その代わり、彼らが囮となった事で中高度を飛ぶ爆弾装備の編隊はあまり妨害を受けずに接近出来ている。

 

「……仕方ない、俺達は囮に徹しよう。戦果は爆弾装備の方に任せる」

 

「「了解」」

 

中隊長の決断に操縦士と機銃手も同意する。そしてその判断を中隊全機に伝えたところで中隊長機は被撃墜判定となった。だがその囮が効果を発揮し、ほぼ被害を受けぬまま爆弾装備の編隊は艦隊上空へ達した。編隊は緩降下爆撃の態勢に入る。機銃弾を受けて落とされた機体も居るが大半が投弾に成功する。

 

「敵機直上!」

 

「回避して!」

 

艦娘達が回避行動を開始する。だが駆逐艦は兎も角、低速の戦艦では避けるのは難しかった。

 

艦攻隊が戦艦艦娘ばかり狙ったのもあって結果的に全弾命中。だが爆弾の威力不足でいずれも中破止まりだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「鳳翔より報告、敵戦艦に損害を与えたが、いずれも撃沈には至らず!」

 

「……負けたな」

 

洋平はこの時点で演習の敗北を悟った。元々比較的高性能な艦娘を配備する二特艦と旧式艦ばかりの一特艦とでは戦力差が大きい。それを覆す事を“鳳翔”航空隊というジョーカーに期待したが、流石に無茶が過ぎたようだ。もう一つのジョーカーとして本来であれば数日前に二特艦へ移籍していたはずの“磐手”を無理言って一特艦側で参加させているが、これはあくまで“出雲”封じのためであって、それ以外の戦力で負けるようでは意味が無い。

 

そのまま演習は砲撃戦へと移行し、当然二特艦が優勢に。姉妹の初対面を兼ねた“出雲”vs“磐手”の日本艦娘頂上決戦も神崎流の力を活かして戦った“出雲”が勝利し、

 

最終的に演習は二特艦の勝利となった。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

数日後 国防省

 

「はぁ……」

 

国防省地下、特務艦隊司令部の執務室で特大の溜息を吐く洋平。彼の目の前には、彼の為に緑茶を淹れて持ってきた“鳳翔”がいる。

 

「どうかされましたか?」

 

「……いや、何でもない。気にしないでくれ」

 

部下である“鳳翔”を心配させないように誤魔化した洋平だが、その顔は目に見えてやつれていた。

 

「私で良ければ聞きますよ?愚痴でも何でも仰って下さい」

 

そう言いながら微笑む彼女に何処となく安心感を覚えた洋平は、

 

「……長くなるぞ」

 

そう言い、ここ最近の事を語り出した。

 

 

 

2008年に入り既に3ヶ月が経ったが、日米両海軍共にミッドウェーでの敗北の傷は未だ癒えていない。戦力回復を急ごうとしているがドックの数には限りがあり、順番待ちをしている状態だった。一方、艦娘はそう言った問題は特に無く、早急にその戦力を回復させ通常通りの哨戒活動を再開させていた。……そのせいで厄介な問題も起き始めているのだが。

 

立場上、政治的な部分にも首を突っ込む事の多い洋平は、ここ最近の国内外の変化を勘づいていた。

 

まず国内だが、以前からある不可解な人事の与える影響が大きくなってきていると感じたのだ。具体的に言うなら……

 

『艦娘を危険に晒す事を厭わなくなってきた』

 

……ということ。

 

艦娘も軍人である以上、戦場と言う危険な場所へ赴くのは当然。……しかしながら、ここ最近その言葉では擁護し切れないような危険な任務が下令されるケースが増えてきた。

 

(艦娘をただの兵器、『消耗品』として見ている……)

彼はそう考えた。

 

 

現状、艦娘をどう扱うかについて法的なルールは無い。人間と同じように扱うか、戦車や戦闘機のような一兵器として扱うか、はたまた最早兵器ですら無いただの人形として手篭めにするか……。その判断は艦娘を指揮、いや『所有』する司令官達に委ねられている、と言って良い。

 

要するに、現在艦娘達には文字通り人権が無い。だがそれは各国政府が彼女達を人間として認めていないから……とかでは無く、単純に艦娘がその存在を公にしていない『秘匿戦力』であるが故だった。だから政府側の見解としては、「艦娘は人間と認めない!」では無く、「艦娘?そんな存在知りませんが?」という事になる。そして存在を否定している以上、艦娘の為に法を定める事もできないので、こんな状態になっていた。

 

それが洋平は許せなかった。彼にとって艦娘は力が強くて水上を航行出来る以外は自分たちと何ら変わらない「人間」。壊れたら最悪乗り捨てられる戦車や戦闘機と同列に扱うべきでは無いと考えていた。だが、そう考えられるのは彼が常に艦娘と共に居るからであり、そうで無い者達にとって艦娘は一兵器でしか無く、その考えは他の軍人達から政府の閣僚達まで、艦娘を資料でしか知らない人間の共通認識であった。そのせいで法整備も対して進んでいなかった。

 

……それでも洋平は現状にある程度納得はしていた。対応する法が無いから艦娘に人権が無い、とは言ったがそれを良い事に乱暴狼藉を働く輩が仮に居たとしても大体の艦娘がそれを撃退出来る力を持っているし、結果やり過ぎて殺してしまったとしても法で裁かれることはないので大丈夫だと考えていたからだ。

 

 

「……この前までは、な」

 

「……何かあったのですか?」

 

「ああ、だがその前に国外の問題についてだな。それからじゃないとこの問題は理解出来ない」

 

 

そして洋平は、国外の問題についても話し始めた。

主な問題としては、司令官(+α)と艦娘との間で起きた事件だ。

 

先述の通り、現状、艦娘をどう扱うかについて法的なルールは無い。だからこそ、せめてもの配慮として彼女達を『所有』する事になる司令官は、厳正な審査の上で決めていた。そう簡単になれる物では無い……筈だったのだ。

 

ここ2年ほどの間、各国で艦娘の関係する「事件」が頻発していた。艦娘を単なる消耗品として扱い多数喪失した司令官や、駆逐艦に手を出し妊娠させた事が発覚し処分された司令官がいたが、これはまだマシな方。酷い物では、多数の艦娘を手篭めにした挙句、金や地位欲しさに彼女達を要人へ差し出していたケース、同じ事をしようとしたが失敗して戦艦艦娘にその機関出力で撲殺されたケースもあった。後者に関してはその戦艦艦娘も処罰(口封じ)として戦闘時に敵艦隊へ突撃させられ、轟沈している。

(……後者と違って前者が艦娘の復讐に遭わなかったのは、司令官がミッドウェー島で米海兵隊が使用した『特殊徹甲弾』を所持していたから。対深海棲艦用に開発した弾薬が、表裏一体の存在と言える艦娘に効かない道理は無い。現状この弾薬を完全に防げる艦娘は存在しなかった)

 

 

 

 

これは一重に司令官採用審査の緩さが招いた事態であった。

 

と言うのも初めは厳正な審査をしていたのだが、戦力増強の為に各国海軍は艦娘を大量に建造した為、それを指揮する司令官も大勢必要とされた。欧米を始め多くの艦娘運用国では深海棲艦の襲撃に柔軟に対応するために国内各地に小規模基地を大量に設置して戦力を分散させ、それぞれに10〜20人程度の艦娘を配属。そして彼女達を指揮する司令官も必要とされた為、審査基準を緩めて大量に採用したのだ。

 

世界的に見れば洋平達3人に100人以上の艦娘を集中配備している日本は少数派だった。

(だが日本がそうしているのにも意味はある。司令官を増やす事で情報漏洩が発生し、その情報が『そういった』組織・団体等に流れる事で世論が荒れ、艦娘の研究開発が阻害されるのを防ぐためだ。それらは戦後の自虐史観的教育が無かったとはいえ、それでも一定の影響力を持っているし、軍事組織にとって厄介なのも同じだった。とはいえ普段はここまでしなくても問題無いのだが、今回は日本が0から1を生み出す側になっている=世界の命運を握っているからこそ対策しなければならなかった)

 

 

艦娘をある意味『隔離』した事で日本では今のところ問題は起きていないのだが、他国はそうではない。無論、大多数の司令官は真っ当に任務をこなしているのだが、その中に1人でも問題を起こした人間が居れば、またその事が噂として広がれば、艦娘からの不信感も募っていく。実際に作戦行動に支障が出るケースも出てくるようになってしまった。そしてその結果「艦娘に心があるのが悪い!艦娘は単なる兵器だ、ただ我々に従っていれば良いのだ!」などと考える勢力も影響力を増していった。

 

今、世界では人間と艦娘の分断が起きつつあった。(尚、洋平は知る由も無いが、この分断のきっかけを作ったのは各国政府中枢に潜り込んだ深海棲艦のスパイ達。人類側の戦力低下を狙った物である)

 

 

そんな中で開催されたあのサミットの日、各国の首脳は艦娘の扱いについても話し合っていた。そこで艦娘の法的な扱いについても議題に上がったのだが、よりによってそこで強調されたのは「司令官が艦娘に殺される事案が発生した」事であり、その結果サミットを通して決められたのは「艦娘が人間に危害を加えた際に罰せられるように法整備を進める」事であった。

 

 

 

「……それがあのサミットで決まった事だ。……何でだよ、それじゃあ艦娘が何をされても抵抗出来ねぇじゃねぇかよ……!」

 

数日前の事を思い出しながらまた怒りが込み上げてきた洋平。実際はまだそのように法が定められた訳では無いが、このままではいずれそうなってしまう。そうすれば艦娘は完全に人類の奴隷となってしまう。勿論そんな事を許すほど艦娘達も弱くは無いが、地位も金もコネも無く、そもそもその存在さえ否定されている彼女達では言論で訴えるのも不可能。故に武力に頼る事しか出来ず人類との戦争になり双方壊滅、最後に残るのは深海棲艦───。

 

艦娘が大切だからなのは勿論だが、その未来が見えているからこそ、彼は怒っていた。

 

「バカじゃねーのか!?人類が滅んでも良いのかよ!」

 

 

 

 

 

それで良いからこうなっている。

 

これも彼が知っている訳無いが、各国の要人の中にはスパイとして潜入してきた深海棲艦による懐柔工作の末に寝返り、内通した上で戦後の自身の身の安全を保障されている者もいる為、その者達にとってはこの戦争の行く末や、艦娘の事など関係無い。だからこんな事になった、とも言える。

 

……そうやって生き延びた末に戦前と同じ生活が出来る訳が無いのだが。「(私は)危害を加えない」その深海棲艦はそう言うニュアンスで言ったのであって、“戦艦棲姫”等の過激な個体に殺されそうになったとて助けないだろう。深海棲艦が一枚岩で無かったが為に人類の誰も得しない状況になっていた。

 

 

 

 

 

「ああ……クソッ!!なんで分からねぇんだよ!艦娘は心を、自分の意識を持ってる、普通の人間なのに!」

 

そう言い激昂していると、怒りに震える手を“鳳翔”が握ってきた。

 

「そのお気持ちだけで私達は嬉しいです。今は提督がそう思って下さっているだけで充分です」

 

そう言い微笑む彼女を見て、洋平の昂った感情は収まっていった。彼が落ち着くまで、そのまま優しく手を握っていた“鳳翔”だった。

 

 

 

 

 

「……じゃあどうすれば良いんだよ。このままじゃ艦娘は人類に食い潰される。その命を、尊厳を踏み躙られる……!」

 

「どなたか協力して下さる方はいらっしゃらないのですか?こう言った事は人数が多い方が良いと思いますが……」

 

「海斗や美香、秋吉、小林司令官や田村艦長と警備艦隊の人達、加奈と士……だが……」

 

「……巻き込みたく無いのですね」

 

「ああ。まだこの問題の全容が見えた訳じゃ無いが……この問題に関われば、ましてや反発なんてしようものなら最後、命に関わる気がする。海斗や美香は仕方ないにしても、それ以上巻き込みたく無い。加奈と士は特にな。あの2人まで巻き込む訳にはいかない」

 

洋平は、分からないながらもこの問題が深い闇と繋がっている事を感じ取っていた。深く関われば最後、消される……そう考えていた。だが彼は艦娘を指揮する司令官、逃げたところでもう遅い。同様に海斗と美香も今更怖気付いても無駄な為、艦娘の為に戦う覚悟だ。だがその他の人々、特に士と加奈には関わらせたく無い、そう思っていた。それは彼らがまだ子供だからと言うのも大きいが、もし自分達に何かあった時に艦娘達や希空を守って欲しいと考えていたからだ。

 

そして数日後、話し合いの結果3人で戦う覚悟を決めた洋平達だったのだが、秋吉や警備艦隊の面々は譲らなかった。秋吉は艦娘研究の責任者として、警備艦隊の面々は助けて貰った恩義を返す為、共に戦うと約束した。いずれも艦娘と深く関わり、彼女達の事を誤解無く理解出来ていたからこそだった。

 

 

 

 

「……鎮守府を解放して艦娘と触れ合う機会を、いや私達の存在は公的には認められていないんでしたね……」

 

「艦娘の存在を公にしようものなら色々なところから非難の声が飛んでくるからな。そうでなくても今の状態で触れ合う機会を設けようものなら何が起こるか分からねぇぞ?イベントを1日やって、夜になって点呼したら誰か連れ去られて居なくなってました、なんて事になりかねない。大型艦なら抵抗できるだろうが、駆逐艦は精神面は普通の子供と対して変わらんからな。そんで艦娘には何しても罪には問われないんだ、何も起きない訳が無い」

 

「そう、ですよね……」

 

艦娘の事を良く知ってもらう事が解決への近道だと理解はしつつも、法整備が進んでいない事を理由に提案を却下した洋平。

 

解決に長期間を要する事は確実だった。

 

 

「とにかく、まずは艦娘に不利な法律が制定されるのを防ぐ為に政府に掛け合わなきゃな。他には何か出来るだろうか……?」

 

「世界各国の艦娘部隊司令官と交流されてみては?協力して下さる方も見つかるかも知れませんよ?」

 

「外国の司令官か……そうだな、やってみよう。ありがとな、鳳翔!」

 

洋平は自分では思いついていなかった事を“鳳翔”に提案され、それに希望を見出した。とは言え接触する人物は見極めなければならない。独自に水面下で行動している事が露呈すると不味いからだ。

 

 

彼はまず、自分達の考えに賛同してくれる司令官を探す事にした。そしてそう言った人物自体は簡単に見つかった。艦娘と良い関係を築いている司令官を探すだけで良いし、そう言った情報なら秋吉に聞けば分かるからだ。そこからは如何にしてその司令官達と接触するか検討して行くこととなった。

 

 

やがて数ヶ月が経ち、遂にその機会はやって来た。秋吉が研究者故に持っている独自の連絡ルートを用いて『次世代艦娘研究の為の意見交換会』の名目で艦娘技術研究所に件の司令官達を呼び出したのだ。中には決してその国の主力艦隊を指揮しているとは言えない司令官も居たが、そう言った人物を怪しまれず呼び出すのにその連絡ルートは最適だった。

 

 

斯くして、洋平、海斗、美香は彼らと接触した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く

 





あ と が き


『自我持つ兵器』

気付いた方もいらっしゃるかもですが、今回の後半の内容が本作のタイトルにも入っている部分の話です。

艦娘はどういった存在なのか?
『単なる兵器』なのか?『心を持つ人』なのか?

艦これ二次創作ではありきたりなテーマですが、だからこそ自分なりに考えてみたくて妄想したのが本作の始まりです。

今後キツい展開が出てくることがあると思います。場合によってはR-18に引き上げる事もあるかも。まあ多分そこはマイルドにするから大丈夫だとは思うけど。

まだまだ物語は始まったばかりです。多分年単位で投稿し続ける事になるので、お付き合いよろしくお願いします。


次回 邂逅、欧米の提督たち
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