鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~   作:DreamFrog

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初投稿なのもあり、序盤は稚拙な文章が目立つ所があります。後半に行くにつれて改善しますのでお許し下さい…

この二次創作が、皆様のペルソナ5の記憶を振り返る機会になりましたら幸いです。





第1回戦 秀尽高校の砦
第1話 プロローグ


 

 

 

 

 

ぼんやりとした意識の中。見回しても自身の肉体のような物は見えず、まるで魂だけがそこに存在しているような感覚。

真っ暗な空間に唯一見えるのは…一匹の蝶だった。

 

耳なんてこの場所に無いのに、若く気品ある声が聞こえてくる。

 

 

『猶予が、ありません…手短に…』

 

それは、あまりにも聞き覚えがある声で。

 

(え、ラヴェンツァの声じゃん。さっきペルソナ5Rを1週間でクリアするチャレンジ終えた直後だから?)

(はは、いい夢見れてるなぁ。夢って理解したならこれ明晰夢?好きなキャラと会えたりする?)

 

 

『これは、夢ではありません。』

『貴方は、この世界へ訪れます。』

 

 

(えちょ、夢じゃない……???いやいやそんな)

 

 

『雨宮蓮を、選ぶ事に、仕損じました。』

『貴方が知るこの世界より、悪い状況です』

 

 

明らかに先ほどまで遊んでいたペルソナ5の登場人物そのものな声は、こちらが困惑するのを遮るように要件を話す。

 

 

『どうか、貴方の夢見たこの世界を堪能し』

『そして、我等に、勝利を…』

 

 

(………なるほど!!!!!!(天地明察) )

(質疑応答ありますか!!)

 

…是

 

(うわこれ文字数制限ある中でどうにか対応してくれてるやつだ!ありがとうございます!)

(えっと…完全新規人物か、憑依転生か? )

 

 

 

 

(モルガナの有無!)

 

 

 

(偽神はこのことを知っている?)

 

 

 

(憑依転生する前の存在は偽神に観測されていたか?何も前触れのない急な変貌とバレる?)

 

否、否

 

 

(ペルソナ5ロイヤル?)

 

 

(あっ伝わらんか、えー、メメントスにジョゼと名乗る人物は居る?)

 

 

 

(ヨシザワカスミと呼ばれる秀尽の新入生は存在する?)

 

 

 

(なるほどペルソナ5環境か)

(メメントス最深部到達の為には怪盗団樹立による大衆からの認知は必須?)

 

 

 

時間切れとばかりに、空間が白み始める。

しかし声の主…ラヴェンツァであろう蝶の頑張りのお陰で状況を理解できていた。

どうやら俺は、よく聞くゲーム内転生ってのをしてしまうらしい。

 

(おっけありがとう!頑張りますラヴェンツァさん!!!!!)

 

蝶々は何も言わず飛んでいく

 

(多分最後の一言に使う程度の文字数を使ってベストを尽くしてくれたんだろうな マジ感謝…)

 

 

 

 

 

 

 

 

…。

 

 

 

 

 

 

 

 

ぱちりと目が覚める。

 

(しらん天井だけど…憑依転生つってたよな。)

(せめて秀尽の生徒関係にしてくれないと怪盗団設立が危ういんよな……)

 

(とりあえずあれかなぁ。雨宮蓮の初登校でスカルと出会ってカモシダパレスに入るとこ)

 

(アレのイベントをどうにか踏んでモルガナとコネクション、あとはパンサーも上手く引き込んで…)

 

 

 

起き上がって、伸びをする

 

自分

「うぅ〜ん……ん?」

 

(なんだこの声。)

 

自分の体が視界に入ると、ガタイのいい成人男性だった

 

(マジか成人男性じゃん、筋肉ごつっ。腕ふっとやば硬すぎん?)

(学校登校できなかったらカモシダパレス入れるかわからないのに…いや、別に学校の入り口からパレスになってるから中に入らないでも大丈夫なのか。)

(となると最初のパレス突入時に駅から坂本竜司を巻き込んで入って…ああ、今何日だろう?)

 

周囲を見渡せば、枕元にスマホを見つける。

これ幸いとばかりにスマホの電源をつけてみると…

 

4/3(日)、と表示がある。

 

(お、日曜日だし始業式前だ、学校始まってない!)

(4/11のカモシダパレスには問題なく向かえるか…あれ?この待ち受け…)

 

 

表示されたスマホの画面には、当然待ち受け画像がある。

バレーボール部全国大会出場!なんて横断幕を持っている集合写真。

映る生徒は皆、見知った秀尽高校の服を着ていた。

 

(これを待ち受けにする、成人男性…憑依転生に選ばれるくらい、ストーリーに関わりがある者といえ、ば…)

 

 

時間経過で、スマホの画面が薄暗くなる。

そのまま数秒。画面は消え、艶のある真っ黒な画面に

自分の顔が映る。

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁぁぁぁ!?鴨志田卓ぅぅう!?!?」

 

 

東京都内、車庫付き二階建ての戸建て住宅に。

鴨志田卓の声が木霊するのであった。

 

 

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