鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~   作:DreamFrog

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第104話 5/15(日) 雨宮蓮の休日

〜〜

〜〜

 

日曜日。週に一度の貴重な休日。

 

 

 

雨宮蓮は芸術鑑賞をする為に、斑目一流斎の展覧会に来ていた。

三島由輝が秋葉原を案内してくれると言っていたのだが、寝坊で遅刻しやがっている為である。

7回目のスタンプを送った後、展覧会の入り口で女子大生の会話を聞く

 

 

ルーズソックスの女子大生

「ねーねー、初日は斑目さん居たらしいよ!」

 

へそを出す女子大生

「マジ!?うわー見たかったな〜!」

 

ルーズソックスの女子大生

「ほら、これ動画!」

 

ーーー

ニュース映像のアーカイブ

 

インタビュアー

『ほんと、1人の人間が書き出したとは思えませんよ!一体何処から着想を?』

 

斑目一流斎

『心から自然と湧き出るのです。泉に泡が浮かぶように、ね。重要なのは、金や名声など…俗世から離れる事です。』

 

インタビュアー

『俗世…なるほど!老獪な斑目さんだからこそ、たどり着けた極致なんですね!』

『ただ、お弟子さんと少し往来で喧嘩なされたとか。』

 

斑目一流斎

『いやぁ…お恥ずかしい。ただ、寧ろ弟子の成長に喜びを感じております。思春期の多感な時期に…よく間違い、上手く自身の栄養となる物を得てくれる事を祈りますよ。』

 

インタビュアー

『なるほど!いやー、親心ですねぇ!』

 

ーーー

 

この絵画全てを、1人で…?

絵の量や画風のあまりの振れ幅に違和感を感じながら、様々な作品達を見て歩いた…

 

…?

 

大きな絵画があったであろうスペースが、1つ空いている。

『諸事情の為、掲載を中止しました』

どんな事情だろうか…

 

…。

 

まるで、文化祭の部員たちの力作達を見たような気分になった。

 

 

 

Pl Pl Pl

 

ーーー

三島由輝とのメッセージ

 

三島由輝

『ごめん、今渋谷ついた』

『先に飯にしない?』

『何も食べずに飛び出してきちゃって…』

 

雨宮蓮

いいよ

奢れ

 

いいよ←

奢れ

 

三島由輝

『助かる』

『じゃあ、びっくりボーイ集合で!』

 

ーーー

 

 

一通り作品も観れたので、展覧会を出ることにした。

様々な系統の絵画達に凝らされた技法を、生で学ぶことができた…

 

♪♪〜

 

 

 

…。

 

 

 

 

三島と、びっくりボーイにやって来た…

 

 

三島由輝

「いやー、お待たせ。ここは俺が奢るから好きに食べてよ!」

 

雨宮蓮は疑問符を浮かべる

 

三島由輝

「ん、理由気になる?気になっちゃう?いやぁ人には言えないんだけどさ、俺、もうモブじゃないっていうか、空気じゃないっていうかさ。」

「努力の結実って感じ?フフフ」

 

雨宮蓮

ナイス奢り

ナイス驕り

 

ナイス奢り

ナイス驕り←

 

 

三島由輝

「そうそう奢るだけに驕ってて…ってやかましいわ!」

 

三島由輝

「…ま、驕ってるのは事実かも。驕れるくらいにいい出来事続きって感じ?」

 

雨宮蓮

テストの手応え?

バレーボール?

 

テストの手応え?←

バレーボール?

 

 

三島由輝

「…。」

「それは、言わないお約束で……。」

 

 

店員を呼び、各々料理を注文する

 

雨宮蓮はグランドマザーバーグと黒あんみつを注文した。

それぞれ、原作で注文可能な物と喜多川祐介が怪盗団加入時に注文してた物である

 

 

三島由輝

「ま、そんな感じでさ。最近印象変わったってよく言われるんだよね。」

「やっぱ、覚悟がある男っていうの?そういうのわかっちゃうのかな〜?」

 

三島は、楽しげに笑っている…

 

 

 

 

 

秋山

「おっ、三島じゃん!」

 

三島由輝

「あ、秋山君だ。久しぶり。」

 

ハンバーグを食べながら三島と喋っていたら、気安い態度で三人組が話しかけてきた

同様に気安く答える三島

 

※秋山/短髪の高校生/細眉の高校生

 

 

秋山

「久々見たわ。」

「飯食ってたけど全っ然気づかなかったわ。」

 

短髪の高校生

「中学から何も変わってねーよな。空気感って言うの?」

 

秋山

「元B組の集まりにも来ないし、ほんとレアキャラだよな!」

「ってそもそも呼ばれてねーのか!」

 

秋山後ろの2人がゲラゲラ笑う

 

 

雨宮蓮

(…。)

 

雨宮蓮

(三島を、イジメていた奴らなのだろうか…)

 

雨宮蓮

泣かせる

嗜める

 

 

行動を選択して立ち上がろうとするのを、三島は手で制する

 

三島の顔は軽くほほ笑んでおり、余裕そうな、どこかほほ笑ましく見ているような顔

問題なさそうだと思い、雨宮蓮は腰を据える

 

 

秋山

「…なんだよ、その目はよ。」

 

三島由輝

「いやぁ、俺にもそういう『空気』だった頃があったなって思ってさ。」

 

秋山

「は?」

 

三島由輝

「秋山君、俺今バレーボール部で頑張ってるんだ。先生に頼られる、かけがえのない存在って感じ?」

 

秋山

「…そうかよ」

 

細眉の高校生

「オイオイ!マジ!?高校デビューってやつ?おっそくね??」

 

三島由輝

「苦労したんだよ!前の俺知ってるだろ?」

 

短髪の高校生

「調子のいいこと言って、どーせ今もただの雑用だろ?毎日球とか磨いてんだろ!」

 

三島由輝

「分かってないなぁ…今の俺の凄さをさ。なぁ雨宮?」

 

雨宮蓮

脂が乗ってる

インターハイ予選のメンバーだ

元気いっぱいだ

 

脂が乗ってる

インターハイ予選のメンバーだ←

元気いっぱいだ

 

 

三島由輝

「その通り!」

♪♪♪〜

 

 

短髪の高校生

「マジか、あの三島が!?」

 

三島由輝

「ふふん、6月のスポーツニュースを楽しみにしててくれ。スタメンまでは行けなかったけど、どっかで絵になるトスをぶち上げるからさ!」

 

細眉の高校生

「へぇ…マジで変わってんじゃん!イジれねーのはつまらねぇけど、そういうキャラ好きだぜ!」

「俺等今からゲーセン行くんだけど来るか?」

 

 

三島由輝

「嫌だよ、フツーにお前ら嫌いだし!俺はこれから雨宮とアキバ行くんだから!」

 

短髪の高校生

「ぎゃはは、そりゃそうだわ!オタクなのは変わりね〜のな!」

 

細眉の高校生

「うぃ、お疲れぃっ!」

 

パンっとハイタッチをして、三人組が去っていく

 

秋山

「マジか………。」

 

他は軽薄そうに笑っていたが、秋山と呼ばれた者だけは驚きと困惑で終始静かだった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三島由輝

「み、見た!?今の見た!?完っ全に上手く話せてたよな!?」

 

三人組が会計を終えて去るのを見た後、三島由輝は興奮気味に話す

 

雨宮蓮

昔の友達?

昔は「空気」?

 

昔の友達?

昔は「空気」?←

 

 

三島由輝

「…ああ、雨宮は知らないよな。俺、中学の頃はイジられ役でさ。空気みたい、って言われてたんだよ。居なくてもいい存在とか、影が薄いとかそういう意味で。」

 

過去の苦い思い出を語る三島の顔は、それとは裏腹に…懐かしむように明るい表情。

 

三島由輝

「でも今はすっごい楽しくてさ。ほら、鴨志田先生が改心しただろ?」

 

雨宮蓮

 

三島由輝

「あ、えー、ほら、頭おかしくなったって言ってたやつ。ああいう現象って改心って言うだろ?一般的に、一般的に。」

 

雨宮蓮

(坂本から聞いた、あの話の事だろうか…)

 

三島由輝

「その件以降、いろいろ苦労はしたけど…どうにか上手く行ってさ!今はもう立派なプレイヤー?って感じだよな。」

「趣味の話できる奴が居ないのが心残りだったんだけど…雨宮が見つかって良かったよ!」

 

 

 

三島の嬉しそうな感情が伝わってくる…

 

 

 

びっくりボーイ店員

「お待たせしました、黒あんみつと季節のパフェです!」

 

三島由輝

「お、来た来た。」

「腹ごしらえして、アキバ探索に出発だ!」

 

 

 

食事を済ませた後。

三島の案内で、初めての秋葉原を楽しんだ…

 

 

 

〜〜

夕方

〜〜

 

雨宮蓮は品行方正に、かつ異常な活動量で高校生活を満喫していた。

 

現に、秋葉原探索を終えた今から

吉田寅之助の選挙演説を手伝うために渋谷駅へと向かっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道中、家電量販店のテレビにてニュースが流れていた。

 

『渋谷の犯罪組織 壊滅』

 

 

 

 

パレス内でのお名前表記をコードネームにするかどうかを迷っております。演出的に好みな/見やすい方を教えてください

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