鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~   作:DreamFrog

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第117話 6/13(月) 絆育むBBQ:教師編

〜〜

午前

〜〜

 

豊洲、BBQ会場…

 

校長が皆の前に立ち、メガホンで演説している

 

校長

「本日はしおりに記載の通り、貸切では無く一般の利用者もおられます。」

「迷惑をかけないよう、走り回らず、ゴミを残さず、管理人にこれからも開催許可を頂けるような利用をお願いします。」

「新たな交友を得たり、既にある交友を深めたり。1日楽しんで、羽を伸ばしてください!」

 

生徒達

「「うぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」」

 

校長がそう言うと、ライブ会場のように生徒達から大歓声が上がる

 

クソデカい歓声に校長が慌ててトーンダウンを促していた

 

 

男子生徒

「いやー、校長先生も太っ腹だよな!BBQ大会奢りなんて!」

 

男子生徒2

「秀尽サイコー!拡散しよ〜ぜ、拡散!」

 

大衆達は、喜びの声を上げている。

 

 

(原作、ロイヤルのほうで似たイベントはあったけど…ただの清掃活動だったし。教師の姿は見えず、号令も生徒会長のマコちゃんが掛けてた。)

(今回は教師もほぼ全員居るし、BBQを楽しみながらも見回りに参加してくれてる。…校長と俺で、少しは校内を良く変えていけてるかな。)

 

 

…。

 

 

各自、食材を事前に決めて持ち寄る形式のBBQ。生徒達は学活の時間に持ち寄る具材を決めて、食中毒など危険なモノが無いかの確認を行っていた

 

それに比べて、教師陣は適当に相談せず食べ物を持ち寄っている。

鴨志田の班には、川上先生、英語の蝶野先生、生物の蛭田先生が居る

 

生物の蛭田

「ボクは…キャベツとパプリカを持参したよ。じっくり火を通すと、最高の旨味が出るのさ…」

「見回りに行く必要がある分…調理に時間がかかる物でも問題ないだろう?」

 

鴨志田卓

「ああ、パプリカの皮が黒焦げになるまで焼くアレです?スペインか何処かの」

 

生物の蛭田

「エスカリバーダを知っているのかい!?博学だね、流石は鴨志田先生だ…」

 

 

 

川上先生

「私は、色んなタレと食パンを。お米より冷めても美味しいかなと思って…あとは、飲み物とかです。」

 

川上先生のクーラーボックスには、一般家庭の冷蔵庫にあるような調味料が大体揃っている

食パンも2袋分持ち込まれていた

 

 

続いて、英語の蝶野先生が机に大きなアルミホイルの塊を乗せる

ドン!っと机を大きく揺らし、軽い食パンを3cmほど浮かせたそれは…沢山のスパイスや調味料で味付けされた豚肉。

 

英語の蝶野

「BBQといえばアメリカ!極上のpulled porkを作りましょう!」

*1

 

川上先生

「わぁ、本格的…後は焼くだけの状態なんです?」

 

英語の蝶野

「ええ!漬け込みは完了済みだから、5時間もすればPerfect!」

「最高のメインディッシュを保証するわよ!」

 

意気揚々と機材を取り出す蝶野

 

 

鴨志田卓

「奇遇ですね、俺も燻製の準備を持ってきていて。」

「東京って気軽に燻製できるところが殆どありませんからね。ベーコンにチーズ、卵にナッツと王道どころを取り揃えました」

 

生物の蛭田

「イイね、お酒が無いのが悔やまれるよ…」

 

川上先生

「あ、ノンアルコールなら何本かありますよ。」

地面に置いたクーラーボックスから、いくつかの飲み物を取り出して見せる

 

引率中の教師としてはヤバい事をやってるかもしれないが、ツマミと酒(ノンアルだが)が揃ったので周囲からは高評価を受ける

 

英語の蝶野

「Excellent!!流石社会人、相談しなくても最高のBBQができるじゃない!」

 

鴨志田卓

「よぉし、生徒の見回りもあります。早速始めちゃいましょう!」

 

火を起こし、各々セットしていく

着火剤を火傷しそうなくらいしっかり火を付けてから投入することで、すぐに安定して火が燃えるらしいと英語の蝶野先生より教わり実行。

痛みに耐性が付いてきている鴨志田からすれば、バッチリ手を火傷したのも楽しければノーダメージだった。

川上先生の持ってきてくれた冷たい缶ジュースを握り続けて過ごす。

 

 

鴨志田卓

「よし、完了!」

 

そしてセットされたのは

 

長時間じっくり焼く野菜

長時間じっくり焼く塊肉

長時間じっくり燻す燻製

食パン。

 

一同

「…。」

 

生物の蛭田

「…皆、普通のお肉とかは」

 

鴨志田卓

「無い、な。」

 

英語の蝶野

「Oh...」

 

その後、見回りを行ったり

蛭田先生が持ってきたキャベツを川上先生の塩ダレで生で食べたり、川上先生の食パンと鴨志田卓の持ってきたチーズやベーコンでホットサンドを作ったりして間を繋いだ…

 

蝶野先生渾身のプルドポークの出来が良すぎたために、生徒に半分以上を物々交換されてしまった…!

 

 

 

〜〜

午後

〜〜

 

※新島真視点

 

モルガナ

「も、もう入んニャい…」

 

新島真

「それ見たことか。」

 

モルガナは各テーブルを回って、大量の分け前を得ていた。

タレがついていない肉とか、モルガナが居ることを見越して用意された猫用おやつの類いである

 

今はこうして木陰でぐったりとし、新島真に介抱されていた

 

女子生徒

「あ、居た!」

 

女子生徒が声を上げ、こちらに近寄ってくる

 

新島真

「モルガナはしばらく安静にしてあげて。写真なら良いから。」

 

女子生徒

「違うの、用事があんのは生徒会長サンの方。」

 

新島真

「…私?」

 

そ。と肯定する女子生徒

生徒会についての何か話題だろうかと考え、この生徒の顔に覚えがあるかを考えていると

 

 

女子生徒

「アタシ、会長サンのヒミツ知っちゃったんだよね〜。」

 

新島真

「!!」

 

そう言ってスマホを触り、ある写真を表示させる

 

(誰、いや…顔は見覚えある。けど、鴨志田先生のリストにはこの子の名前は…)

(!? この写真…っ)

 

こちらに向けられた、ブチまる君のキーホルダーが付いたスマホの画面を見て…新島真は息を呑んだ。

 

 

*1
プルドポーク→柔らかくなるまで火を通した豚の塊肉をほぐして食べる料理 グリルで燻製の煙を当てながらじっくり火を通すことが多い




5人の誤字修正ありがとうございます とんでもない誤字でビビりました(しおり→おしり)

パレス内でのお名前表記をコードネームにするかどうかを迷っております。演出的に好みな/見やすい方を教えてください

  • 原作と同じ本名表記
  • わかりやすいコードネーム表記
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