鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~   作:DreamFrog

135 / 213
第131話 6/19(日) 認知存在『イッシキ・ワカバ』

 

◎◎◎

 

 

 

防衛本能か、前から転がってきた大岩をパピヨンがレシーブでぶち上げ仰天されたり

 

スッとクラウンが手を双葉に添えたと思えば投げ槍が手を貫通していて度肝を抜かれたり

槍を引き抜いたら10秒ほどで完治して余計度肝を抜かれたり

 

一般人の2人をビビらせてしまいながらもフタバパレスを進んでいく

 

流石に心臓が保たないということで2人はモルガナカーに乗り移動。急勾配の階段を不安そうに傾いていれば、すぐに壁の前へ。

 

佐倉惣治郎

「よく…こんな危険な所を進めるな?」

 

新島真

「ペルソナがありますから。」

 

佐倉惣治郎

「けったいな服装だと思っていたが…必要性が良くわかったよ。」

「…双葉も、それを着るのか?」

 

惣治郎の視線にいやらしさは無く、心配する親としての目線をクイーンに向ける。

…むしろクイーンの心にはダメージが大きい。

 

新島真

「姿は人によって違うので…何とも。」

 

モルガナ

「それぞれの、反逆の意志の現れだ。機械が好きなら、それに因んだ怪盗服になるかもな。」

 

佐倉双葉

「にゃんこは喋るし、ピラミッドだし…ううう、メモリが足りない!タスクマネージャーはドコだ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事に、双葉の部屋と同じ意匠のある扉は開き、奥にあったエレベーターのような物で上階へと昇れば。

原作で見掛けたような、シャドウと本人が出会う展開となる。

 

佐倉双葉

「お前が、私の…認知…」

 

原作との相違点は、横に佐倉惣治郎が同伴している事。

 

シャドウ双葉

「腑抜けめ。」

 

表情の変わらないシャドウ双葉の声には、明らかに軽蔑の感情が乗っている。

 

佐倉双葉

「わ、私に向かって腑抜けとはなんだ!私!」

 

佐倉惣治郎

「辛い記憶に向き合うんだ、居たほうが捗るだろ?」

「わかってくれ。」

 

シャドウ双葉

「…。」

「これを見ろ。」

 

 

惣治郎に対して何かお咎めは無く、

原作で見掛けたような、3枚の壁画をシャドウ双葉が見せつける展開が始まる。

 

シャドウであっても双葉だからか、惣治郎には弱いらしい。

 

惣治郎にぎゅっと抱きつきながら、辛い記憶の数々を見ていく双葉。

 

原作同様に、記憶を振り返っていく。

 

(初見の頃、この壁画が出てくるシーンで失礼だけど笑っちゃったんだよな。こう、フリップネタみたいにデカい絵が降りてきたから)

 

佐倉双葉

「嫌…」

 

シャドウ双葉

「逃げるな。…決心したんじゃなかったのか?」

 

佐倉双葉

「…。」

「見る。」

 

 

詳細演出は原作と同様の為省くものの…

 

自身のこれまでの認知と違い、母が優しかったような記憶。

もうすぐ研究は終わるから、と。

ずっと1人にさせてしまっている事を謝った上で 本当に大事な研究だから分かって欲しいと

とびきりの、娘を愛する母の笑顔でそう言った記憶。

 

 

その母が自身を恨んでいると。

認知が歪んでしまった原因は、遺書が原因だったこと。遺書は、葬式で読まれた物で…本人からと確証が無いもの。

 

 

佐倉惣治郎

「…獅童正義の、差し金だ。あの遺書は偽物なんだよ。」

「俺が、伝えていれば…こんなに、苦しい思いをさせて…」

 

佐倉惣治郎は、自身に責任を感じている。

傷つけない為に、自分達の存在も…事実も隠した事に。

 

佐倉双葉

「…違う。そうじろうは悪くない…」

「どれが、ホント…?」

 

記憶も、確かに母が私を愛していた物が存在している。私の記憶力で、覚え違いはあり得ない。

惣治郎も、その記憶について肯定している。

 

これまでずっと真実だと認知していた物は、何だったのか?嘘だったのか?どれが正しいのか、確証を持つことが出来ない。

頭の痛みを堪えながらも、見せつけられた壁画を眺めていれば

突然、天井が大きく揺れる。

 

 

鴨志田卓

「…お出ましだ。」

「申し訳ないが、一番の危険が迫ってる!モナに乗車を!」

 

佐倉惣治郎が頷き、屈み込む双葉を担いでモルガナカー

に乗り込む。

シャドウ双葉の姿が消え、揺れはどんどん大きくなっていく。

 

鴨志田卓 

「敵は…事前に共有した通りだ。行くぞ!」

 

怪盗団のメンバー

「「応っ!!」」

 

もう一段扉を潜って、最上階へ。

 

 

 

 

 

 

すっかり、1層分の岩が剥がされ ボス戦の場所に相応しいスペースができている

 

空に旋回する、巨大なスフィンクスが…こちらの到来に気付いた。

それは…佐倉双葉の、母が生き返って欲しいという願いと罵声とが混じって出来上がった、『自分の事を死ねば良いと考えている母親』の認知存在。

 

認知存在『イッシキ・ワカバ』

「フゥゥタァァバァァア!!!」

 

佐倉惣治郎

「…若葉!?」

 

気を抜けば転がり落ちてしまいそうな、砂漠の砂が混じり、身を削る突風の中。

双葉の認知が作り出した化け物との戦いが幕を開ける。

 

 

 

 

 

パレス内でのお名前表記をコードネームにするかどうかを迷っております。演出的に好みな/見やすい方を教えてください

  • 原作と同じ本名表記
  • わかりやすいコードネーム表記
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。