鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~   作:DreamFrog

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第14話 4/8(金) 決別宣言

そういやステータスってどう見るんだろ?

 

念じても出ないし

 

「ステータス!△ボタン!オプション!」

 

うーん、出ない

 

考えに没頭していると、落ちるように体が沈んでいく感覚がある

 

「え、ちょ、なに」

 

目を開くと、明るい水中のような場所におり

横にSTATUSとかITEMとか文字が浮かんでいる

 

「ええ!?!?直に!?しかも演出が5じゃなくて3だし!3Rだし!」

 

PERSONAの部分を押してみると、そこにはひとつペルソナがある

ただ、名前がよく見えない 水中でぼやけている?

 

目を凝らして見つめようとすると、急に画面輝度をMAXにしたかのように眩しくなり……

 

 

 

 

〜〜

〜〜

 

 

鴨志田

「…夢か。」

 

目が覚めた。

 

(そりゃ5の世界で3R式のステータス確認方法は無いよな

ペルソナのステータス画面、全部オシャレで大好き)

 

 

(明日に、雨宮蓮が東京に来るんだったか。原作の始まり、ワクワクするなぁ)

 

 

 

〜〜

〜〜

 

蝶野

「鴨志田先生。」

 

鴨志田

「ん、なんでしょう」

 

蝶野

「校長先生が、13時頃に校長室に来てほしいって言ってましたよ。」

 

鴨志田

「そうですか。伝言ありがとうございます」

 

夜にやることとかも多くなるので、残業を避けるべくせっせと作業しながら伝言を聞いた

 

蝶野

「…。」

 

蝶野先生は立ち去ろうとしない

ついでに雑談しようとする構えかなと思い、パソコンから目を離すと

蝶野先生が話しかけてくる

 

 

蝶野

「…鴨志田先生、女でも出来ました?」

 

鴨志田

「…?いえ、出来てませんが」

 

(逆に追い求めるのを止めたんだよな)

 

蝶野

「大分、勤務態度がお変わりになられたとか。気になりますねぇ。」

 

鴨志田

「はは。実は、昔のコーチに目を覚ましてもらいまして。今は禊をしているところです」

 

蝶野

「ほうほう?詳しく聞いても?」

 

鴨志田

「校長室に行くまでに済ませたい事があるので、また別の機会に。

待てなかったら、三島にでも聞いてみたら教えてくれますよ。」

 

蝶野

「ああ、Volleyball部の。探してみますかね…ふふ」

 

(バレーボールの発音が本格的で面白い

もうボレーボールって言ってるじゃんそれは)

 

 

 

ー校長室に移動ー

 

校長室にて、校長と2、3会話したあと

本題に入る

 

鴨志田

「それで、どういった要件で?」

 

校長

「ひとつ、頼みたいことがある。」

 

資料を渡してくる

生徒の個人情報が乗っている

犯罪歴がある、暴力事件を起こしたという内容

 

(これってもしかして…あ、やっぱ雨宮蓮くんのじゃんか。)

 

鴨志田

「…これは?」

 

校長

「上からのお達しだ。ウチに来る転校生には…こうも恐ろしい犯罪歴があるらしい。」

「どうにも、困るでしょう?」

「鴨志田先生、貴方は学校を守る素晴らしい騎士様だ。」

「どうか、この外敵を排除してほしいんです。」

 

鴨志田

「……ほう?」

 

 

校長

「バレーボール部の駒を使って広めさせるとか、方法は任せます。

1回でも事件を起こさせれば、以前の犯罪歴と合わせて即少年院です。

正当防衛にするの、得意でしょう?」

 

鴨志田

「な、る、ほ、ど…」

 

書類を読むふりをして、思考する

 

(これあれか、鴨志田が雨宮蓮の事知ってた理由なのか)

(上からのお達し言うてるし、特捜部長とか経由で…あー。

シドーが雨宮蓮を破滅させとくように手配したのって、転校先に雨宮蓮の犯罪情報を周知させたりするとこまでセットだったのかな)

(シドー自身は覚えてなかったから、他の人の手腕なんだろうけど…徹底して社会的にぶっ殺しにかかってるな…悪い権力者ってこうも恐ろしいもんなのか。いざ直面すると恐ろしいわ)

(幸い、俺は鴨志田の立場でこの世界に関わってる。守ったるからな雨宮蓮)

 

 

鴨志田

「お断りします。」

 

校長

「…は?」

 

鴨志田

「校長、俺ね。心を入れ替えたんです。」

「こういった『悪事』からは、足を洗いたい。

それに彼も、犯罪歴があるからといって悪い人間とは限らないでしょう?十分、更生の余地はある。」

「本望じゃないですか。過ちを正し、道を示して、立派な人間に育て上げるのが教育者ですよ。潰すのなんて以ての外です。」

「既に何度も潰してきた…俺が言えたことではありませんが、ね。」

「問題児にならないような指導を心がけますので、排除する必要はありませんよ。」

 

「では失礼します。」

 

 

校長

「は…え……?」

 

唖然とした顔で、止めることもできずに校長は立ち尽くしている

 

そのまま校長室を出た

 




本日より1話づつの投稿予定ですが、開いた口が塞がらないほど皆様に閲覧頂いておりますので
一気に読んだほうが気持ち良い展開の時など、なるべくまとめ投稿できるよう努めさせていただきます。

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