鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~   作:DreamFrog

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申し訳ないのですが、明日はお休みさせて頂きます!


第138話 6/22(水) お目覚めフタバ様

 

 

〜〜

〜〜

 

※鴨志田卓視点

 

 

出勤し、授業の準備をする。

今日のカリキュラムは走り高跳び。マット等に不備があれば大事故になるので、念入りに確認が必要だ。

 

体育館の窓から差し込む朝日を浴びながら、猫みたいにマットをモミモミしていると、メッセージが届く。

 

 

ーーー

武見妙とのメッセージ

 

武見妙

『ねぇ』

 

鴨志田卓

『はい』

 

武見妙

『返信早すぎ』

 

武見妙

『貴方、何でも調べてるよね』

『美和ちゃんは生きてるか、教えて』

『お願い』

 

鴨志田卓

『うわ、大山田に美和ちゃん死んだとか言われました?』

『それ嘘ですよ、今作ってる薬投与したら間に合います』

 

武見妙

(…。)

『ホスピスを出て死んだ、という話は?』

 

鴨志田卓

『ホスピスに入れられた後、他所の病院に行ったんです。面子を気にして口裏合わせた訳ですね。

『確か武見さんの先輩が担当医だったかと』

『それを話しに来たってことは、そろそろ改心させ時ですよ。ボロ出させるには最適な時期だ。』

 

武見妙

(…。)

『ありがとう』

『昨日言われて、不安で。』

『鴨志田くんなら知ってるかなって。』

 

鴨志田卓

『いつでも頼ってください』

 

武見妙

『次会う時までに、いいもの完成させとく。』

『期待していいよ?』

 

鴨志田卓

【喜びを表現するスタンプ】

 

武見妙

『崇めなさい』

 

ーーー

 

(油断してた…武見さんの話からして、別に町医者として目立つ活動はして無かった筈なのに。大山田あいつ目立って無くてもそれ言いに来るのかよ…やっぱゲームと違ってなんか知らない乱数とかバタフライエフェクトあるんだろうな…)

 

武見妙の心を折りかねない言葉を迅速に対処できたこと

また、その相談を自分に対してしてくれた嬉しさで差し込む朝日に負けないくらいニッコニコになっていると

 

他にもメッセージが届いている事に気付く

 

(おっと危ない、なんだなんだ?)

 

 

 

 

 

…。

 

 

 

※新島真視点

 

満員電車の乗り換え時に、新島真はスマホの着信に気付く。

送り主は、佐倉双葉。グループチャットを作り、私たちを放り込んでいる。

 

少し行儀は悪いが…通学の電車内で、今日はスマホを弄って過ごす事にした。

 

ーーー

 

怪盗団のグループチャット

 

アリババ

『私だ』

 

三島由輝

『アイコンかっこよ』

 

新島真

『双葉?』

 

アリババ

『あ』

 

佐倉双葉

『名前の変え忘れだ 失敬』

『元気出てきた報告』

 

新島真

『良かった』

『マスターは大丈夫そう?』

 

佐倉双葉

『大丈夫』

『あのお医者さんに通ったらすっかり元気』

『本当に町医者?』

 

三島由輝

『さあ?』

『先生の伝手だよ』

 

佐倉双葉

『認知訶学といい何者だ?』

『そうだ』

『プログラム作った、ネットでも安心して喋っていいぞ』

 

三島由輝

『おおー』

『ハッカーっぽい』

 

佐倉双葉

『ペルソナとか、改心とか、私たちが怪盗団とか』

『なんでも書け』

 

新島真

『私たち?』

 

佐倉双葉

『ダメか?』

 

新島真

『いいけど…』

 

三島由輝

『俺の強化ならいつでも大歓迎!!』

 

佐倉双葉

『アレは私のパレス限定』

『諦めろ』

 

三島由輝

【デフォルトで存在する、熊が落ち込むスタンプ】

 

佐倉双葉

『もっと、認知の異世界に行きたい』

『貢献はする 取引だ』

 

新島真

『頼もしいわね』

『私達から声を掛けようと思ってたくらいなの』

『歓迎するわ』

 

佐倉双葉

『ただ 少し時間が欲しい』

 

新島真

『どうして?』

 

佐倉双葉

『人前が怖い』

『慣れる』

 

三島由輝

『中学の頃夏休み全部引きこもったら社交性全滅したからよく分かる』

『ゆっくりでいいよ』

 

佐倉双葉

『自分語り乙』

 

新島真

『良いことじゃない?』

『ただ、無理しない程度にね』

 

佐倉双葉

『うん』

『そうじろうと、いそうろうが手伝ってくれる』

 

三島由輝

『雨宮なら安心だな』

『人の懐に入る天才だし』

 

佐倉双葉

『奴は安心できる』

『フェザーマンの人形を見て、即座に対応するOPを歌ってみせた。ホンモノだ』

 

新島真

『それで判別していいの?』

 

三島由輝

『俺も歌えるよ』

 

佐倉双葉

『慣れてきたら、皆とも遊んでみたい』

 

新島真

『もちろん』

『楽しみにしてる』

 

三島由輝

『俺も歌えるけど…』

 

鴨志田卓

『すまん今見た』

『復学やら入学やら、いつでも頼ってくれ』

『気軽に入れる異世界もある。今度行こうな』

 

佐倉双葉

『考えとく』

『ありがとう』

 

三島由輝

『ねぇ』

 

 

ーーー

 

 

 

 

スマホを仕舞う。

窮屈な満員電車の中でのスマホ出し入れに、横に居るサラリーマンの脇腹に手が触れてしまった。

 

飲食やメイクよりマシなものの、ちょっぴりマナーの悪い行為。

 

新しくできた高尾栄子との交友関係と

昨日の歓楽街での出来事が頭を過ぎる。

 

少しづつ…己の、真面目な仮面が剥がれているような感覚を感じた。

 

別に、守らなくても世の中になんら影響を与えない…

守らない事でちょっぴり暮らしが楽になる…モラル。

それくらいなら、踏み切ってしまうような

グレーゾーンへの危うい認識。

 

夜、誰もいない横断歩道を…今なら赤信号で渡ってしまいそうだと考えて。

 

この思考を一度保留することを決めながら…暗記科目の反芻に、思考を移すことにした。

 

 

 

 

 

…。

 

 

 

 

 

※三島由輝視点

 

 

メッセージに構っていたら、電車を1本見逃してしまったので…急ぐ。

 

すぐ通りそうな車が居ないか確認し、赤信号の横断歩道を走って渡った。

 

(くぅ、羨ましい…俺達で助けたんだから俺に懐いてくれても良いだろ双葉ちゃん!怪盗団メンバー唯一の同年代異性だぞ!?)

 

(メンバー内恋愛はやっぱダメなんだろうな…雰囲気悪くなりそうだし、新島さんは一切俺のことそういう目で見る気がありませんって態度してるし…うう)

 

三島由輝は、鴨志田卓ほどクソボケ鈍感ではない。

 

フタバパレス潜入前のルブランにてあった会話。

『こうして怪盗団として密かに喫茶店に集まるのは戦隊モノのヒーローみたいで格好いい』と話した際、

カップルみたいって言ったら殺すとでも言いそうなオーラを新島真が出していたことに…バッチリ気付いていた。

 

(自分磨きってどうするんだ…雨宮に聞いたら教えてくれるかな…)

 

その後、

休み時間に雨宮蓮を捕まえ聞いてみれば

雨宮蓮の恐ろしい行動スケジュールを聞いてしまい顎が外れかけた事をここに記しておく。

 

 

 

パレス内でのお名前表記をコードネームにするかどうかを迷っております。演出的に好みな/見やすい方を教えてください

  • 原作と同じ本名表記
  • わかりやすいコードネーム表記
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