鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~ 作:DreamFrog
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放課後
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※雨宮蓮視点
秀尽高校、体育館…
今日も、部活の指導を受けた。
鴨志田卓
「よし、今日も引き続き座学中心だ。体力が余った奴は、渡してる方針を参考に好きに家で自主トレな。」
恵体の3年生
「うげっ」
鴨志田卓
「ハハ、嫌か。」
恵体の3年生
「だって、俺は何も考えないでぶっ放したら良いんだろ?いらねーじゃんか」
鴨志田卓
「お前には恵まれた肉体がある。今はその考えでも全然良い。」
「ただ、プロに興味は無いのか?」
恵体の3年生
「え」
鴨志田卓
「折角これだけ登ってきてるんだ。『将来』に向けて武器を増やそうな。」
笑顔で、恵体の3年生の肩を叩いていた
恵体の3年生
「…押忍!」
鴨志田卓
「同じように、他の皆もこいつくらいの筋肉を目指そう。運動量は皆やってる。重要なのは食事だな。」
鴨志田卓
「栄養学の話になるが…よく言う、ササミやプロテインでたんぱく質をただ摂れば良いわけじゃない。」
鴨志田卓
「そうだな…雨宮。」
雨宮蓮
!
鴨志田卓
「高校生が強い肉体を作る食生活に、NG行動がある。何かわかるか?」
雨宮蓮
バランスの悪い食生活
食事量が少ない
夜食
バランスの悪い食生活
食事量が少ない
夜食←
鴨志田卓
「惜しい!栄養学って言って惑わせたかも知れないな。確かに、大抵の人間は夜食NGだ。太る。」
「けど、体を動かしても痩せず筋肉をつけるには…兎に角量を食うことが大切だ。夜食でも、多少バランスの悪い食事でも良い。」
「強い肉体を作るには、食事量が少ないのはNGってわけだ。」
「油と塩の量が多いとシンプル病気になるから、そこは気をつけよう。」
「買い食いや夜食する金がなかったら言ってくれ、バレない範囲で小遣いをやるからな。」
雨宮蓮
選んだ答えは間違いだった…
今夜は、ルブランのカレーが余っていたら食べてみようか…
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夕方
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※鴨志田卓視点
部活終わり、片付けをしていたら…三島が声をかけてくる。付近に誰もいない事を確認してから話しかけた辺り、怪盗団関連だろう
三島由輝
「なぁ、今夜メメントス行こう。」
鴨志田卓
「ん…どうした?」
三島由輝
「前に、取材を受けてたろ?アレの発売、今日らしいんだ。毎月最後の土曜日なんだって。」
「先生の認知が増えて、奥まで行けないかなって思ったんだ。」
鴨志田卓
「おお…名案だ。ちょうど試したい物もあったし、少し寄ってみるか。」
(ちょっとだけメメントスに入る行為…前に貰った人形の試験運用に完璧なチャンスだ。夜から潜入、あまり選択肢に浮かばないのどうにかしないとな)
三島由輝
「おっけ。声掛けてみとく。」
結論から言うと、女性陣は2人ともNG。
新島真は栄子に誘われゲームセンターに行っており
佐倉双葉は昼に惣治郎と周囲を散歩してMPが切れたらしい
メメントスには凄く行きたいから次も絶対に声をかけろ、とのこと。
(怪盗団メンバーとかいう同年代男女ごった煮ゴリ押しコミュニケーション荒療治もいいけど、育ての親が付きっきりのリハビリも…なんかこう、愛って感じで良いよな。)
ペルソナを愛するものとして日常生活を邪魔したくない気持ちがある為、無理強いせずに三島とモルガナの2人とで潜入することになった。
また、その時にあった1つの会話なのだが。
ーーー
新島真とのメッセージ
鴨志田卓
『じゃあ、ゲーセン楽しんでな。』
新島真
『ありがとう』
(…。)
『ねぇ』
鴨志田卓
『?』
新島真
『先生、双葉の事は、双葉って呼ぶわよね』
鴨志田卓
『おう』
『惣治郎さんが居るからな。』
新島真
『私も真って呼んで』
鴨志田卓
『なんですって』
新島真
『私も真って呼んで。』
鴨志田卓
『どうして?』
新島真
(…。)
『なんだか』
『嫌だから。』
『えっと』
『他人行儀でってこと。』
『関係者しかいない時だけでいいから』
(…。)
『駄目?』
鴨志田卓
『真が良いなら、そうしよう』
『誤解を招くのを避けたい。基本的には名字だからな?』
新島真
『うん』
『ありがとう』
ーーー
新島真を、名前で呼ばないといけなくなった事を…ここに記しておく。
鴨志田卓の頭には?が大量に浮かんでいたが、新島真が心を開いてくれてきた証拠だろうと思い、とりあえず喜んでおいた…
◎◎◎
車で、渋谷のたっっっかい駐車場まで向かい。
メメントスに潜入した。
駐車場からメメントス内部となる地下鉄入り口へと移動中、
三島由輝
「…勝ち組だよな。あの駐車場の権利持ってる奴。」
料金の書かれた看板を思い返しながら、パピヨンがそう呟く
鴨志田卓
「どんな時代でも地主は強いぞ〜。なんなら、責任と恩恵の兼ね合い考えれば土地の権利が一番凄い権利なんじゃないか?」
三島由輝
「あー、確かに。社長とか忙しそうだし」
モルガナ
「立場と、それに伴う責任だな。ワガハイ達も怪盗団として責任を持って行くぞ。」
三島由輝
「おう。」
地下の改札口まで降り
【人形召喚】を使用する
ーーー
人形召喚 15SP
絆を深めた人間の認知存在を、
人形として杯の中に浮かべることができるようになる。
人形次第で様々な強化を受ける。
ーーー
ーーー
召喚可能な人形
・雨宮蓮
→Technical発生時、対象がDOWNする
・三島由輝
→獲得経験値が増加する(異世界から帰還するまで有効)
・校長
→攻撃力上昇、激怒の状態異常が付着
・金城潤矢
→周囲に居る味方は防御力が上がり、狙われ難くなる
・一色若葉
→セーフルームか入口から、別のセーフルームか入口に移動する
ーーー
アスモデウスの持つワイングラスの中に、デフォルメされた黒髪眼鏡美人が。
校長や金城のような思い起こされる強い感情は無く…これまでその感情が生まれていたような部分から、頭の中にイメージを出力してくるような感覚がある。
それは、このメメントスの各所の光景。
入口と待合室、最深部の光景だった
(おおお、なんか人形召喚した時のリソースを利用してるというか…認知訶学を理解した上で活用してる感。)
(…もう、亡くなられて2年は経つんだよな。まだ生きていれば、こういう素晴らしい成果物が今頃沢山作られてたんだろうなぁ…)
(斑目だってそうだ。救えたものもあるが…救えなかった物も沢山ある。できる限り、沢山拾っていくぞ。)
なんとなく…寂しさと、全てを救うことはできない己の無力感を感じながら
最深部を選択すれば、フタバパレスで見た緑と四角形なデザインの入り口が。
ゲームで例えると、スマ◯ラのワープゾーンがかなり近い
モルガナ
「なんだ?」
鴨志田卓
「双葉のパレスを攻略した時に手に入ったんだ。」
三島由輝
「あー、金城のパレスで赤くなって暴れてた時とかの。」
おっかなびっくり中にはいると、そこはメメントスの最深部だったところ。
だったところという表現は、その壁がひとりでに開いて、次のフロアへと進めるようになったからである
一旦、男のロマンであるワープゲートに一同ひとしきりテンションを上げてから。
奥に潜入可能となっていることにもテンションを上げる
鴨志田卓
「やったな!三島の交渉のお陰だぞ!」
三島由輝
「いや〜!困っちゃうな!交渉までできちゃうなんて!」
鴨志田卓
「そうれ、万歳!」
トス上げの要領で、クラウン1人でパピヨンを胴上げする光景は、クイーンが居たら冷静にツッコミを入れていた事だろう。
今回はモナしか居らず、良かったなぁと思って眺めるのみ。
鴨志田卓
「ここまで突破できれば…改心させられる人間がグッと増える!怪盗団の存在を公開する前にここまで来れたのは本当にデカい。最高だぞ!」
三島由輝
「まだ、同じ高校の生徒くらいしか改心してなかったっけ?」
「良いじゃん!陰ながら街の悪を挫くダークヒーローの本格始動ってワケだ!」
鴨志田卓
「怪盗団に優秀なハッカーが来てくれただろ?都度顔を合わせて『お前を改心するぞ』って脅さなくても、メールか何かで予告状を送りつければ良いんだ。」
三島由輝
「おお…!」
…。
パピヨン、三島由輝はネットの住民であり
つまり、デ〇ノート音MAD全盛期であるインターネットをまず間違いなく経験している(断言)
人知れず、悪人に裁きを下す存在のかっこよさは心に染み付いていた。
更に、それに増長した者がどんな末路になるかも理解できている。
三島由輝
「…ちゃんと、誰彼構わず改心させないようにしないとダメだよな。」
鴨志田卓
「お、いい考えだな!偉いぞ。」
三島由輝
「さっき、モナが言ってただろ?立場と、責任さ。」
パピヨン自身からその思想が出てきたことに驚きと喜びを感じながら褒めちぎり
中を軽く、次の待合室くらいまで探索し…今日のところは引き上げた。
鴨志田卓
「悪いが…明日も潜りたい。改心させたい奴が何人か居てな。」
三島由輝
「大丈夫!悪人たちを蹂躙して世直しだ!」
「…あ、ちゃんと人は選んで、な!」
鴨志田卓
「勿論。俺は…先んじて潜っとく。ちょっと金策だ」
「学食の予算を3倍にしよう。全員が恩恵を受ければ不公平じゃないよな。」
次回の6/26には3章最大の山場がございます、お楽しみに!!
パレス内でのお名前表記をコードネームにするかどうかを迷っております。演出的に好みな/見やすい方を教えてください
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原作と同じ本名表記
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わかりやすいコードネーム表記