鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~   作:DreamFrog

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第15話 4/8(金) COOP:節制①

 

(うーん、ここで断らないほうが良かったか?けどこうでもしないと 嘘でも話に乗ってるところ見せたら竜司とかとの関係が完全に終わるからなぁ…)

 

 

校長室を出て、廊下。

吹奏楽部の演奏がほんのり聞こえる道を歩きながら、スマホをいじる。

 

 

(雨宮蓮について、今のうちに川上先生に連絡しておこう)

 

ーーー

川上先生との個人チャット

 

 

鴨志田

『お疲れ様です。

少し、お願いがあります。

雨宮蓮、という子が転入してくるのですが

校長に目をつけられてしまっているみたいで。

川上先生のクラスに入る予定なので、気にしてやってくれると助かります。』

 

 

川上

(⋯)

『いいですよ』

『目をつけられてるって、具体的に何を?』

 

鴨志田

『あまりテキストに残すとアレなので、また機会があれば、で。』

 

川上

(⋯)

『なら、この後伺いますよ?』

 

鴨志田

『先生が良ければ、是非。』

『午後は体育準備室に居ます』

 

川上

(⋯)

『決まりですね。頃合い見て行きますので』

ーーー

 

 

(これでよし、と わざわざ来てくれるのありがてぇ)

(大金渡したからな。コープとか色々ショトカして一定の信用は得れてそうでよかった)

 

 

 

 

体育準備室で備品をガチャガチャやっていると

しばらくして、川上先生が来る

 

 

川上

「お待たせしました。…それは?」

 

鴨志田

「ゼリー飲料とチョコバーですね。こっそり部員に食わしてやろうと思って」

 

川上

「凄い数…部費からじゃ、ないでしょうに…」

 

鴨志田

「はは、好感度稼ぎですよ。」

「……自分から奢りって言うのと、奢りとか言わずに渡すのとどっちが印象良いですかね?」

 

川上

「う〜ん……」

「どっちも良いと思いますけど、奢りって言わない場合、部費使ってると勘違いされたら危ないんじゃないです?」

 

鴨志田

「確かに!ちゃんと言葉で言わないとか…」

 

 

川上

「…あ、そうだ。」

「雨宮蓮くんについて、教えてくれます?」

 

鴨志田

「忘れてた。そのことなんですけどね…ちょっと、これは内密に頼みますよ?」

 

川上は頷いてくれる

 

鴨志田

「酒癖の悪い政治家が居ましてね?酔って秘書に痴漢行為とか平気でする奴。」

「彼、そういう政治家を止めようとしたんですよ。で、政治家は転んで怪我をしちゃって。」

「暴行罪だーなんて言って、彼は逮捕され転校を余儀なくされたんです。

そしてウチの校長に、雨宮蓮をこの学校でも生きづらくさせるようにと指示が送られてきてるんですよ。」

 

川上

「え、そん、…えぇ………?」

「なんですかその、ひっどい話…!」

 

鴨志田

「でしょう?」

ほんとにねー、という 眉を潜めため息混じりの言い方

 

鴨志田

「校長の方は、俺がどうにか掛け合います。」

「川上先生は、自分のクラスに来る雨宮君を、うまく見守ってあげてほしい。頼めます?」

 

 

川上

「……もちろん。そんな事で良ければ、幾らでも。」

「真面目に先生をやり直す、最初の一クラス目にするぞ!って思ってたんで。

しっかり目をかけて育てますよ。」

 

鴨志田

「ありがとう。川上先生が居て良かった。」

「彼が川上先生のクラスに行ってくれて、本当にラッキーだ」

 

しみじみとした表情で笑うと、川上先生が照れたような声を出す

 

川上

「…それを言うなら、鴨志田先生の存在がラッキーですよ。私にも、その転校生にもね。」

 

鴨志田

「はは、そうだと良いなぁ。」

「一時的なラッキーにならないよう、これからも頑張りますよ。」

 

 

川上先生との関係が深まった気がした…

 

 

 

 

 

 

(ペルソナの登場人物たちとこうやって交流できるのマジで楽しい。絶対にヤルダバオトしばいてラヴェンツァに恩返ししなきゃな。)

(川上先生、金ぶち込んで特大の恩を与えただけだし、今後の関わり方次第でどう転ぶかわからんよな 気をつけるべき)

(とりあえず、イレギュラーの校長パレスをどうにか対処しないと…)

 

様々なことを考えながら、仕事をこなした…

 

 

 

 

 

職員室に戻る道中、川上先生が廊下で立ち止まる

川上

「…あれ、なんでそんな裏事情まで知ってるんだろう。」

「…まぁいいか。」

 

 

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