鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~   作:DreamFrog

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第186話 7/19(火) 電車に乗ろう!(ド素人2人)

 

 

 

〜〜

放課後

〜〜

 

※三人称視点

 

 

放課後、奥村春はルブランに来店。

コーヒーを楽しんでいた。

 

 

奥村春

「これもすっごく美味しいです。砂糖でこんなに変わるなんて…」

「なんだか、来る度に美味しくなる気がするんです。」

 

佐倉惣治郎

「ブレンドの内容、好みに合わせて変えてるんだ。常連によくやる手だよ。」

 

奥村春

「ええっ!?」

「凄い…個人店だからこそ出来る所業ですね…!」

 

佐倉惣治郎

「嬢ちゃんが真剣に評価をくれるお陰で、こっちも楽だったよ。」

「…事情は先生から少し聞いてる。俺のコーヒーで良ければいつでも味わいに来てくれ。」

 

奥村春

「おじ様…」

 

惣治郎の慈母神の優しさに触れていると、勢いよく双葉が来店。

 

佐倉双葉

「あー!そうじろうが春 口説いてる!」

 

佐倉惣治郎

「はぁっ!?」

「ど、どうしてそうなるんだ?」

 

佐倉双葉

「春が嬉しそうだから!」

 

佐倉惣治郎

「根拠が浅ぇ…」

 

 

…。

 

 

閑話休題。出かける支度をしていた双葉に対して、何をする気か惣治郎が問いかければ。

 

佐倉双葉

「今日はハルとアキバだ!今は夏だから、季節3つ埋まったぞ!」

 

佐倉惣治郎

「そうか。送ってやろうか?」

 

佐倉双葉

「大丈夫だ、問題無い。」

 

奥村春

「私の、電車の練習も兼ねてるんです。まだまだ乗り換えが不慣れで…」

 

佐倉双葉

「夕飯までには帰る。お土産要る?」

 

佐倉惣治郎

「そうだな、小遣いはやるから良いのがあれば買っておいてくれ。」

 

佐倉双葉

「任されよう!」

 

 

電車初心者二人組が、秋葉原に行って戻ってくる冒険を始めた。

四件茶屋から渋谷まで移動し、乗り換え。乗り過ごさないよう路線図をスマホに表示させてにらめっこしながら、揺られることしばらく。

 

行き道は無事に到着できた。 2時間ほど、ゲームやらコーヒーメーカーを眺めて過ごす。

 

奥村春

「えっと…業界ウォッチだったっけ?」

 

佐倉双葉

「妖◯ウォッチな!そんな経営シミュレーションみたいな名前じゃない。」

「他所が宝石やら色で分けてる中お寿司と天ぷらで分けるとかいう破天荒な事をしてて凄いんだぞ?」

 

奥村春

「へぇ…何か違いがあるの?」

 

佐倉双葉

「うん、事前情報だと友達になれるのがね…」

 

聞き上手の奥村春は、あまり興味のないゲームについても楽しそうに耳を傾けてあげていた。

 

 

 

…。

 

 

 

 

新作ゲームを購入できた後は、コーヒーメーカーを物色。

2人で『バリスタ監修!』やら『最新機能付き!』やら書かれた商品を眺める

 

佐倉双葉

「すっげ〜…色々ある。自分で淹れるのとどっちが美味しい?」

 

奥村春

「う〜ん、私が淹れるより美味しいと思うけど、おじ様が淹れる方が美味しいと思う。」

「普通のコーヒーチェーンでも業務用の機械で淹れるのが殆どだから、十分美味しいコーヒーになるよ。」

 

佐倉双葉

「あー、味の均質化。フランチャイズ必須要素。」

 

奥村春

「そうなの。高蔵さんが、いつか出したいって企画してるコーヒーチェーンがあって…興味あったんだ。何処かに業務用は置いてないのかな?」

 

奥村春が疑問を口に出してすぐ、スマホで2,3調べる双葉

 

佐倉双葉

「ん、隣のビルは業務用の家電中心だって!こっち!」

 

ハッカーになれるくらい機械に強いことによって即座に該当の場所を見つけ出し、経路を導き出した。

 

奥村春

「え、もう?」

「流石ナビだね。」

 

佐倉双葉

「ふふん、現実でも私は最強!」

 

 

 

 

 

 

…。

 

 

 

 

〜〜

夕方

〜〜

 

 

そして、帰り道。

電車初心者の奥村春と、そもそも外出初心者の双葉は…

退勤ラッシュの時間を考慮に入れていなかった。

 

秋葉原から渋谷に近寄る度に、人がわんさか乗り込んでくる。

 

奥村春

「渋谷で乗り換え、渋谷で乗り換え…」

 

佐倉双葉

「うっひゃぁ、人がゴミの様だ!」

「うぉえぇ、まだ乗ってくるの?オーバー、絶対オーバー!」

 

奥村春

「すっごい人混みだね…」

「任せて。私の方がお姉さんなんだから。」

 

 

満員電車の隅で、双葉をぎゅっと抱きしめてあげる奥村春。

おっとり落ち着いた声色とぬくもりの安心感によって孤独感は薄まり、パニックは起こらない。

 

佐倉双葉

「…ありがとう。」

 

奥村春

「どういたしまして。」

 

佐倉双葉

「モルガナ、ちょっとだけ貸してやる。」

 

奥村春

「双葉こそ、また今度私のモナちゃんを触らせてあげるね。」

 

佐倉双葉

「むー!」

 

 

 

…。

 

 

 

 

Pr,Pr,Pr,

 

 

佐倉双葉

「もしもし」

 

佐倉惣治郎

『俺だ。帰りが遅いが、大丈夫なのか?』

 

佐倉双葉

「私メリーさん。今、新宿に居るの…」

 

佐倉惣治郎

『え』

 

 

渋谷にて。電車を降りる人の流れに押し流されて乗り換えをミスった以外は…上手くいった外出の思い出だった。

お土産にとクレーンゲームで取ったビックバンバーガーくんのぬいぐるみは、佐倉家のリビングにちょこんと飾られている。

 

 

パレス内でのお名前表記をコードネームにするかどうかを迷っております。演出的に好みな/見やすい方を教えてください

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