鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~   作:DreamFrog

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第197話 7/25(月) 絆深まる海水浴:ビーチバレー編

 

〜〜

午後

〜〜

 

※三人称視点

 

 

各自、思い思いの昼食を楽しんだ後。ビーチバレー大会が開催される。

 

球技大会もバレーボールだったのにまたかよ、と他運動部から多少なりとも不満は出るが

まぁ海でやる運動なんてビーチバレーかビーチフラッグくらいしか無いし良いかと大半は納得してくれる。

 

ビーチフラッグ用の柔らかい旗は貸出品の中にある為、やりたい人は好きに遊べるから許して欲しい。

 

ちなみに優勝賞品は美術部によるトロフィー風の像。

賞状は書道部の直筆である。

それぞれ部費を大量提供したらノリノリで作ってくれた物。

 

 

 

練度の調整のために、バレーボール経験者とそれ以外で2つ同時開催される今大会。

 

三島由輝と雨宮蓮はペアで経験者大会にエントリー。

蔵元弁造らの声援を受け、なんか凄そうな人から声援受けてんなと他秀尽生から慄かれている

 

三島由輝

「うし!インターハイ前の景気づけに優勝だ!」

 

雨宮蓮

ショータイムだ

絶対勝つ

 

雨宮蓮

ショータイムだ←

絶対勝つ

 

トーナメント、初戦にやってきたのは…佐倉双葉。

 

三島由輝

「え?」

 

佐倉双葉

「ふっふっふ…いざ尋常に勝負!」

 

三島由輝

「いやいや、絶対経験者じゃないよね?それにペアの人は…」

 

雨宮蓮

人数が足りない

そもそもまだ秀尽生じゃ…

 

雨宮蓮

人数が足りない

そもそもまだ秀尽生じゃ…←

 

佐倉双葉

「秘策がある!」

「いでよ、カモシダーマン!!」

 

ヒトデを首元に添え、〇ョ〇ョ立ちをしながら行われた呼びかけに応じて召喚されたのは…

 

鴨志田卓

「というわけで、宜しくな。」

 

三島由輝

「はぁ!?」

 

審判を生徒に代わってもらい出てきた鴨志田卓だった。

 

雨宮蓮

ズルじゃん

なんですって

 

雨宮蓮

ズルじゃん←

なんですって

 

佐倉双葉

「私のキャスティング力の高さと言って貰おう!」

「薙ぎ払えっ、せんせー!」

 

 

…。

 

 

レシーブもトスもアタックも出来ない佐倉双葉。

鴨志田卓が一人で全部やっていた為、三島と雨宮はとにかくボールを前後左右に振りまくっていたら普通に勝つことができた…

 

佐倉双葉

「せんせー!死んでしまうとは情けない!」

 

鴨志田卓

「ハハ、流石に無理か。」

 

三島由輝

「いやなんで一人なのに10点くらい取れるんだよ…人間辞めてるって…あっうわ息上がってない!」

 

雨宮蓮

現役時代くらいすごい

何も錆びて無かった

 

雨宮蓮

現役時代くらいすごい

何も錆びて無かった←

 

三島由輝

「わかる。鍛えたら錆って落とせるもんなんだなって…サーブだけで3点持ってかれた時血の気引いたよ。」

 

 

 

その後は鈴井志帆・高巻杏ペアとの戦いで三島が高巻の肌面積ひっっっろい水着と揺れる胸に魅了され苦戦するも辛勝。

 

高巻杏のトスで縦揺れする乳房をガン見した結果、鈴井志帆の鋭いスパイクが顔面にクリーンヒットする三島

 

高巻杏

「うわ、痛そ…」

 

鈴井志帆

「ごめんねッ!三島くんッ!」

 

絶対に申し訳ないとは思っていない声色と表情の鈴井。

三島は原作の球技大会で鴨志田卓のスパイクを食らった時のように倒れる事はなく…元気に親指を立てて見せた。

 

三島由輝

「大丈夫、これくらいなんてこと無い。」

「ナイススパイク!」

 

雨宮蓮

鼻血垂れてるぞ

膝震えてるぞ

涙出てるぞ

 

鼻血垂れてるぞ←

膝震えてるぞ←

涙出てるぞ←

 

三島由輝

「か、カッコつけてるからツッコミ入れないで…ボケた訳じゃない、ああ、女子の視線が…」

 

三島由輝の頑健さは、原作よりも明確に伸びていた。

 

 

 

順調に駒を進めるも、秀尽高校バレーボール部のエースである恵体の3年生と斜に構えた3年生とかいう大人げないタッグに敗北。その2人は優勝していた。

 

 

三島由輝

「か〜、3年生つっよ…」

「けど、雨宮の連携のお陰で良いところまで行けたんじゃない?いい大会だったな。」

 

雨宮蓮のバレーボール技術は順調に育っていた。真面目に部活に通い、身体も鍛えており…原作よりも筋肉量がかなり増えている。

原作に例えると、使用可能な自由時間を全て筋トレに注ぎ込んだ主人公より一回り強い。

 

まだまだ3,4ヶ月程度の経験なものの、持ち前の器用さで同年代に食らいつくくらいの技量を有していた。

 

三島由輝

「1年遅れだけど、もう3年生の居ない試合には出てもおかしくないくらいだよ。ウチ選手層厚いからそういう機会もあるし…将来が楽しみってやつ?」

「…お、俺は追い抜かないでよ?」

 

雨宮蓮

それはどうかな

三島の努力次第だ

ククク…

 

雨宮蓮

それはどうかな

三島の努力次第だ←

ククク…

 

三島由輝

「…それもそっか。」

「俺、バレー頑張るよ。」

「バレーくらい、ずっと先輩風吹かせてやる!」

 

三島由輝は、やる気に満ちていた…

 

 

 

優勝を祝って、未経験者大会の方を見に向かえば。

奥村春と新島真が試合中。

 

双葉は惣治郎やモルガナと共に近くで応援していた。

 

佐倉双葉

「あ、ちょうちょ!優勝した?」

 

三島由輝

「いや、ウチのエース達に負けた。これ何回戦?」

 

佐倉双葉

「決勝!我らが生徒会長がめちゃくちゃ強いぞ!」

 

三島由輝

「おー!」

 

 

話を聞けば、奥村春と新島真は他の運動部含めた動ける人達をガンガン蹂躙して決勝まで来たのだという。

 

コートを見れば、ちょうど真がスパイクを打つ所。

 

…銃を撃つかのような破裂音に、着弾地点の砂が大きく吹き飛んでいる。

 

三島由輝

「つ、つっよ…」

 

雨宮蓮

三島と張り合える

俺より強い

 

雨宮蓮

三島と張り合える←

俺より強い

 

三島由輝

「わかる。やっぱ武道経験者ってすごいんだな…専門外だろうに、力の流し方っていうの?」

「まぁ、俺はコントロールとか判断とかあるし?トスがメインのセッターだし?威力負けてても他があるからね。うん。」

 

佐倉双葉

「声震えてるぞ。」

 

 

 

…。

原作ペルソナ5、ロイヤルにて追加された数秒ほどのムービーシーン。

ビーチバレーにて、新島真は素晴らしい威力のアタックを決めていた。怪盗団男子がビビって見逃す、ビームのようなエフェクトを伴うスパイクである。

特に練習もしてなかった状態でああなるのだ。

鴨志田卓との交流によってバレーボールへの関心が強まっている今、ビーチバレー大会に出場すれば優勝を狙える威力なのは想像に難くない…。

 

 

 

優勝トロフィーと賞状を持って、こちらのグループに合流してくる2人。

成功体験から更にバレーボールへの関心は深まり、残る時間で三島や雨宮からバレーボールを教わったりして過ごすのだった…

 

 

 

 

 

 

余談だが。

下に水着を着てきたどころかズボンの代わりに水着を着てきた三島由輝は、雨宮蓮が海の家閉店までにしれっと買っていた新品の水着(乾燥)を履いて帰った。

命救った?ってくらい雨宮蓮に感謝する姿を何名かが目撃していた…

 

 

 

 

…。

 

 

 

それぞれが、楽しく絆を深めた海水浴。

しかしそこにも一部不参加の生徒も居た。シンプル海が嫌いな者だったり、骨折なり楽しめない理由がある者だったり…

特定の、目の敵にしている教師が居るものだったり。

 

そう、この場に…坂本竜司は居なかった。出席者名簿を確認して残念そうにする陸上部のメンバー達が、鴨志田卓の印象に残っている。

 

だが、しかし…仲間は居る。

()()()()3()()()で、夏を楽しみ…

彼等の仲を深めているのだった。

 

 

 

 

 

 




次回、明智吾郎視点です。

パレス内でのお名前表記をコードネームにするかどうかを迷っております。演出的に好みな/見やすい方を教えてください

  • 原作と同じ本名表記
  • わかりやすいコードネーム表記
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