鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~ 作:DreamFrog
ーーー
心の怪盗団 グループメッセージ
佐倉双葉
『緊急事態』
佐倉双葉
『緊急事態』
佐倉双葉
『緊急事態』
三島由輝
『今北産業』
佐倉双葉
『モルガナが黙って緊急事態ボタン連打』
『知らない大人の声する、位置情報は車で移動中』
『真に電話したらいきなり直ぐには行けないって切断 普段絶対しないのに』
三島由輝
『やっば』
奥村春
『大変!』
三島由輝
『何をすればいい?』
佐倉双葉
『とりあえず集まってって言われた!ルブラン来れる?』
奥村春
『運転手さんに伝えるね』
『三島くんは来れそう?』
三島由輝
『今新宿』
『電車だと退勤ラッシュ呑まれるかも』
奥村春
『任せて』
『拾うから何処にいるか教えてくれる?』
三島由輝
『じゃあ映画館の方行く 正面入口らへん』
奥村春
『伝えたよ』
『他には?』
佐倉双葉
『わかんない 何処に行ってるかもわからないから調べてる』
『今、モルガナが拾った音声データ解析中』
『おっきくしてノイズ取り』
三島由輝
『映画館ついた 正面入口若干右』
『近くにオカマ2人居るのが目印ね』
奥村春
『三島くんの顔で私がわかるから安心して』
『離れたほうがいいと思うな』
(…。)
三島由輝
『どんなデータ解析してるの?』
佐倉双葉
『ドラレコみたいな感じ』
『若干遡って保存できるスグレモノ』
三島由輝
『すごい』
奥村春
『車の中に隠れてるのかな?』
『何処に行くのか分かるといいんだけど…』
佐倉双葉
『わかった!』
三島由輝
『解析?』
佐倉双葉
『そ』
『やばい すっごいヤバイ』
三島由輝
『なに?』
佐倉双葉
【音声ファイル】
※※※※
※音声ファイル
(バチバチッ、と電撃の音と同時に鴨志田卓のうめき声が響く。)
鴨志田卓
「そ、そんなの…アリかよ…」
(扉が開く音が2回。前の席と後部座席のスライドドア。)
(席が倒れる音、「よっと…」と知らない男性の声が聞こえ、人が後部座席へ引き摺られる音)
成人男性の声たち
「猫は?」
成人男性の声たち
「居ないな」
成人男性の声たち
「退勤時には連れて帰るって話だが?」
成人男性の声たち
「知るか、出すぞ」
(車が発進する音)
※※※※
三島由輝
『えええええ』
『誘拐????』
奥村春
『大変!』
『私達でこのまま追いかけた方が良い?』
佐倉双葉
『わかんない…』
三島由輝
『先生、いつも言うんだ』
『失点したらリカバリーし損ねてペース取られるって』
『一旦集まるの優先がいいと思う』
奥村春
『でも…』
三島由輝
『先生だったら爪剥がされるくらいなら生きるから』
『異世界ぶち込んだら新島さんやモルガナで回復できるし』
奥村春
『あ』
『そっか』
佐倉双葉
『ありがとちょうちょ』
『確実に助けるぞ!集まってマコちゃん待ち!』
奥村春
『殺すならもっと方法あるもんね』
『そろそろ通るよ 正面入口だよね?』
三島由輝
『おう!』
奥村春
『見えた』
(2分ほどの空白)
三島由輝
『拾って貰った!15分もあれば着くって』
『運転手さんが若くて陽すぎて怖い』
(※4章冒頭のあの人)
佐倉双葉
『せんせー達はもっときつい』
三島由輝
『確かに』
(…。)
『一旦待つしかない時間か…もどかしい…』
奥村春
『他に情報は無いの?』
佐倉双葉
『無い 世間話ひとつ無し』
三島由輝
『多分、先生の車だよな?』
佐倉双葉
『そのはず ゼリー飲料取って、って話してたし』
三島由輝
『あーね』
『あれ結構ハズレの味なんだよな…』
奥村春
『人気の無いフレーバーなんだ』
三島由輝
『ゼリー飲料でミルクココア味は攻めすぎ』
佐倉双葉
『一緒の車なのにここで会話してる?』
奥村春
『運転手さん居るから』
『今も新宿の映画館で見た作品の話してくれてる』
三島由輝
『BGM要らず』
新島真
『ごめん』
佐倉双葉
『陽キャ怖い…』
『あ』
新島真
『お待たせ、お姉ちゃんの説得してた』
佐倉双葉
『キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!』
『ログ読んだ?』
新島真
『読んだ』
奥村春
『お姉ちゃんって?』
『あ、バイクを借りるの?』
新島真
『地図の写真送れる?位置情報の軌跡付きで』
『お姉ちゃんが欲しいって』
三島由輝
『お姉さんが見てる?』
『怪盗団は秘密のハズじゃ』
新島真
『全部バレちゃった』
三島由輝
『!?』
佐倉双葉
『ほい!』
【画像 要望通りの地図と軌跡が書かれたスクリーンショット】
新島真
『後でね』
『ありがと双葉』
『すぐ合流する』
『バイク乗るから、しばらく話せない』
佐倉双葉
『わかった』
新島真
『お互い、情報を整理しましょう』
『先生はそれで手遅れになるほどヤワじゃない筈だから』
三島由輝
『おう』
奥村春
『現実での事だから不安だけど』
『焦ったら駄目だよね』
『すぐ行くから』
ーーー
※新島真視点
新島冴
「…非常事態なのはわかった。ルブランに行けば良いのね?」
新島真
「うん。」
2人でメッセージを見るのを切り上げて、玄関に早歩きで向かうお姉ちゃん。
スマホを閉じて追いかける。
いつもの場所に置いてある自分のヘルメットを取ったあと、靴箱の普段開かない場所から新品のヘルメットを取り出し、こちらに渡す。
シンプルな色味ながらもスタイリッシュなデザインをしており、私の趣味に合うカッコいいヘルメット。
新島真
「え…」
新島冴
「ヘルメット。前もレンタルしてたでしょう?」
「夏休みに使うかなって買ってあったの。こんな風に渡したくは無かったけどね。」
…。
新島冴は当初、妹がちょっとヤンチャなグループに混ざってバイクを乗っているのではないかと考えていた。
危険な運転をするようなグループ。ヘルメットを着けない事もありうるだろう。
妹の、今後二度とない学生の期間…後悔なく大人の世界に飛び込めるように自由な経験をさせてやりたいが、せめて身を守るものはと。
家族を想う心で、用意したものだった。
新島真
「…ごめんなさい。 ありがとう!」
もっと、楽しめる時に載せたかったと言いながらも…お姉ちゃんはルブランに向かって出発してくれる。
新島冴
「…前のツーリングでも、着け慣れてなかったわよね?普段、着けずに運転してない?」
新島真
「…つけてないし、撥ねてる。」
新島冴
「正直でよろしい。お説教は後にしてあげる。」
「…え、撥ねてる?」
新島真
「後にしてくれてありがとう!!行こっ!!」
新島冴
「そ、そうね。」
パレス内でのお名前表記をコードネームにするかどうかを迷っております。演出的に好みな/見やすい方を教えてください
-
原作と同じ本名表記
-
わかりやすいコードネーム表記