鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~ 作:DreamFrog
少し
久々にじっくりRPG遊んで楽しかったです
8/6(土)
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朝
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襲撃の起こる、2日前。
明智吾郎が指名手配された朝、喜多川祐介と坂本竜司の2人は集まることに。
祐介の在籍する川鍋暁生の画廊では人目があり、
竜司の家には母が居る。
相談の結果、竜司のアパートの空き部屋へとやって来たのだった。
原作では、メイドルッキンパーティーにて用いられたあの部屋である。
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ニュースキャスター
『明智吾郎容疑者は昨日に警察内部にて重要参考人を逃亡させたとされており、過去も同様の手法で捜査を妨害していた疑いが掛けられています。』
コメンテーター
『探偵王子、なんて大層な肩書を使われてもねぇ…』
『若いんだ、賄賂でも何でも渡されて良い気になったんじゃないかな?』
『やっぱり高校生で探偵なんて無茶な話なんだよ。これまでの推理も疑わしい。』
『面の皮の厚さは評価に値するがね。』
ー
※喜多川祐介視点
何もない部屋で。俺のスマートフォンに流れる映像を2人で見る。
竜司のスマートフォンは割れていて見にくいからな。
喜多川祐介
「俺達の知っている脅威の可能性は2つ。」
「鴨志田か、獅童か。」
「下手に嗅ぎ回れば危険だ。ある程度…勘に頼る必要がある。」
坂本竜司
「絶対に鴨志田だ!」
「…って言いてぇけど、ただの教師が指名手配なんてできるモンなのか…?」
喜多川祐介
「余程大きい裏の立場を持っているか、最悪、獅童が鴨志田を取り込んだか。」
坂本竜司
「クソッ!どうなってんだよ!」
喜多川祐介
「明智吾郎の為にと、捜査網が張られている。しかしこれは、俺達を炙り出す罠にもなる。無闇な行動は悪手だ。」
坂本竜司
「待つしかないってのか!?あの、奥村の時みてぇによ!」
喜多川祐介
「吾郎を信じよう、携帯の電源は切らさず、いつでも動けるように。音も切るな。」
この状況を何も把握できていない。
確かなことは、こういった情報戦において己は無力だという事と…
明智吾郎という男は、ちょっとやそっとで死ぬようなヤワな奴では無いこと。
重い空気の、数秒の沈黙。
坂本竜司
「…俺、補習入ってんだよ。秀尽で。」
喜多川祐介
「!」
坂本竜司
「吾郎が勉強しろって言うし…川上とか、皆やる気だろ?現実じゃ足もロクに動かねーから、暇だし…」
…。
原作での主人公、雨宮蓮は…基本的に人に何かをしろと干渉する事は無かった。
誘いに乗って行動を共にしたり、気付きを与えたり勇気づけたりするのみ。
ゲームでそういった干渉をすると分岐が増えてしまうといった事情もあったのだろう。
しかし明智吾郎は、喜多川祐介にマナーと常識を教えようとし 坂本竜司に教養を身に着けるよう日々繰り返していた。
理由は『自分自身の不満の投影』『支配欲』といった褒められた物ではない。だが…適度に聞き、適度にガン無視できる2人には毒にならず、よい薬になっていた。
坂本竜司の期末テストの点数は、原作よりもほんのちょっとだけ上昇している。
撒かれた種が、芽を出している証拠だった。
坂本竜司
「鴨志田について、それとなく聞いてみるわ。それくらいなら良いだろ?」
喜多川祐介
「そうだな、頼む。いつからだ?」
坂本竜司
「週明けの月曜日。」
「…今日とか行っちゃいけねーかな?」
喜多川祐介
「止めておけ、秀尽は奴の城だ。隙を見せれば喰われるぞ。」
坂本竜司
「…おう。」
「となると結局、今日は待ちか…」
喜多川祐介
「吾郎に教わったカフェに行かないか?偶然、手掛かりを拾うこともあるかもしれない。」
坂本竜司
「だな。」
「締めは荻窪のラーメンでどーよ?中央線なら一駅だろ?」
喜多川祐介
「あの店か。」
「良いだろう。こんな時こそ、食える時に食っておくべきだ。」
「ククク…オクムラフーズからの報酬も既に振り込まれている。万全だ。」
坂本竜司
「おっ!ゴチになります!」
喜多川祐介
「…何を言っている?食券に奢りも何も無いだろう。」
坂本竜司
「ヒデェ…」
…。
喜多川祐介に、奢るという概念はまだ無い。
風情やお洒落さガン無視の組み合わせで予定を組みながら、戦車と皇帝は動き始める。
…。
8/8(月)
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昼
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※三人称視点
そして、月曜日。坂本竜司は予定通り補習へ。
秀尽にて、鴨志田が連日欠勤している事実を教師から知り、練習終わりの三島由輝が新島真を連れて学校を出たこと。
三島らは渋谷で下車し、ビックバン・バーガーへと入店したことを祐介へ報告した。
その同タイミング、喜多川祐介は人間観察をしており…渋谷の地下通路で奥村春を発見。
明智吾郎の指名手配に鴨志田率いる一派が関わっている事を確信し、結集する前の各個撃破を立案。
奥村春をメメントスへと引きずり込むのだった。
ーーー
坂本竜司とのメッセージ
喜多川祐介
『奥村春を制圧したらすぐに向かう』
『付近に鴨志田が潜んでいる可能性が高い』
『隠れ、観察するだけでも構わん』
坂本竜司
『いや、行く』
『俺が殴って目を覚まさせてやる』
喜多川祐介
『死ぬなよ』
坂本竜司
『あたぼーよ』
喜多川祐介
『誓え』
『危険があれば逃げ回って時間を稼ぐ、と』
坂本竜司
『はいはい』
『心に刻んどきます!』
ーーー
喜多川祐介がため息を吐き、前を見れば…ドリンクスタンドにて買い物をする奥村春と、その運転手。
ゆっくりと、彼女らを待ち構えるのだった。
パレス内でのお名前表記をコードネームにするかどうかを迷っております。演出的に好みな/見やすい方を教えてください
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原作と同じ本名表記
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わかりやすいコードネーム表記