鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~ 作:DreamFrog
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昼
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※奥村春視点
明智くんの加入から2日。
鴨志田先生が立案し、お父様からリーダーを私にと任せられた計画は最終調整に入っていた。
漏洩防止のため、自宅の自室にて作業を行う。
…。
金城さんから計画の進捗をメッセージで聞き、明智くんから送られてきた映像を精査する。
台詞にNGは無いため、編集依頼を双葉ちゃんに。
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奥村春
『完成しなくても、17時には報告してね』
佐倉双葉
『おk』
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…。
渋谷の駅前ビジョンの使用権について、許可が下りた報告を確認。無名で取ればバレバレの為、ビックバンバーガーの夏限定メニューの広告企画をカモフラージュに進めてもらう。
これで、全国ほとんどの大都市の予約が取れた事になる。
…。
オクムラフーズへ移動。
カモフラージュの広告企画の取材としてオクムラフーズに来た大宅一子さんとハンバーガー片手に会議。
取材記事に使えるような写真を数枚撮影後、本題へ。
改心した本庄さんの協力により、計画の内容を朝刊にねじ込めるようになった報告を確認。金城さんが掴んだ『当日』の足取りを伝えて撮影機材の手配を依頼。
奥村春
「この後は本当の広告企画の会議が始まるので、ええっと…2つ上の階にある、◯◯会議室へお願いします。」
大宅一子
「さっすが社長令嬢。完璧な手際じゃん。」
「ありがと、当日はよろしくね!」
…。
帰宅後すぐ、冴さんから電話。
明智くんから齎された情報と組み合わせ、獅童の息の掛かっていない警察官のリストアップが完了したと報告を受ける。
着の身着のまま自室のノートパソコンを開いて、確定した決行場所を伝え『当日』の人員配置を依頼する。
奥村春
「
新島冴
『気にしないで。私が手柄を得る為でもあるもの。』
『奥村さんこそ、初めての事が多いんじゃない?しっかり睡眠は摂るのよ。』
奥村春
「…はい、ありがとうございます。」
…。
電話を切ると、幾つかのメッセージに気づく。
双葉ちゃんがもう完成した映像を送ってくれたのでダウンロードする。
アカウントを変えてメッセージを送ってきた
お父様へスクリーンショットを送信。
ダウンロード完了した映像を確認。
…双葉ちゃんに電話をかける。
奥村春
「もしもし、双葉ちゃん?映像の、チャットで送った時間の部分なんだけど…モナちゃんが映り込んでて。」
佐倉双葉
『時間余ったから足した。匠の遊び心だ!』
奥村春
「ごめんね、消してくれる?」
佐倉双葉
『なんということでしょう!?』
…。
〜〜
夜
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奥村春
「終わったぁ……。」
無事に作業完了。
念の為お父様に最終チェックしてもらえば完成だ。
…自室での、ノートパソコンを使ったデスクワーク。
初めて本格的に取り組むソレは、かなり肩と首に負担がかかる。
少しでも外気に当たりたくなり、庭に出て夜風に当たりながら、育てている植物たちを見る。
園芸にてそれなりに体力はついたつもりだった。しかし、鍛えられた足腰とは違う部分にダメージが蓄積されていた。
(お父様は、これを何年もずっと…)
最近の激務の為に、お父様は高頻度で家にマッサージ師を呼んでいた。
いかがわしい目的だとか悪い噂を流されないか不安になりながら、せめて娘には誤解されないようにとリビングで施術を受けている姿を時々見ていたのである。
施術が終わり、片付けを始めようとしていた所を呼び止めて、自身も施術してもらう。
普段、エステや筋肉痛のケア整体を受けることはあっても凝りをほぐす施術は受けたことが無かった。プロの手が、心地よく疲労を回復させていく。
(監視の目があるかもしれない今、異世界で回復ってわけにもいかないから…良かった。)
(…。お父様は体が弱いのに、異世界の回復も無く…)
施術を終え、すっかり眠たくなる。
作戦直前、不必要に夜更かしする必要は無いので寝ようとすると…部屋までの道中、書斎でタイピング音が聞こえる。
奥村春
「…お父様?」
奥村邦和
「ああ、春か。寝る所か?」
奥村春
「はい。…お父様は、お仕事を?」
奥村邦和
「そうだ。案の定、緩めた余裕を使って我が社の情報を持って逃げようとする者が出始めてな…」
「着いてきてくれる、他の社員の為にも『説得』をしている所だ。」
奥村春
「…。」
奥村邦和
「提出してくれた計画のチェックは終わらせてある。いい仕事だった。」
「明日の朝にでも、少し手を加えた部分の確認をしておいて欲しい。」
仕事ばかりして、私を見てくれないお父様。
そう認知していた。 現に今も、視線はノートパソコンを向いている。
けれど。
実際にデスクワークじみたことを行い、お父様の手腕を知ると、それが偽りだったと改めて実感する。
お父様の目は、私に向いていない…いや、私に向け
けどお父様の意識は、私が思っているよりも長い時間、私に向いていたのかもしれない。
奥村春
「ありがとうございます。」
「…お互い落ち着いたら、何処かリフレッシュ出来る所に行こう?」
奥村邦和
「勿論だ。まだ、遊園地にも行けていないからな。」
「遅くとも、10月の社員旅行か…」
そう言いながら、作業中のものがひと区切りつけられたのかお父様はこちらを振り向く。
奥村邦和
「顔を見れて良かった。もう少し頑張れそうだ。」
「おやすみ、春。」
その顔は、勤務中には見せない、私だけに見せてくれる柔らかい顔で。
最近になるまで殆ど見たことが無いのに…何処か、心が安らぐ表情だった。
奥村春
「おやすみなさい、お父様。」
…。
そして翌日、8月11日のニュースにて。
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ニュースキャスター
『速報です。』
『指名手配中の明智吾郎容疑者の、死亡が確認されました。』
『詳細は追って報道いたします。容疑者、死亡です。』
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虚偽の報道。
状況が動き出していく。
パレス内でのお名前表記をコードネームにするかどうかを迷っております。演出的に好みな/見やすい方を教えてください
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原作と同じ本名表記
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わかりやすいコードネーム表記