鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~   作:DreamFrog

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第26話 4/11(月) 校長パレス探索

砦の入り口に向かう

もしかしてまだ入れるかな…ってそのまま近寄ってみると、

 

兵士シャドウ

「貴様、裏切り者め!よくもぬけぬけと!」

 

とバイコーンに変身して襲いかかってきてしまった 穢れた二角獣だ

 

【デビルタッチ】で行動を封じ、渾身の右ストレート

 

 

 

 

ペルソナとして鴨志田卓の記憶が体に流れ込んでくる感覚があり、以前にも増して動きがキレている

ペルソナの力ステータスが正しく乗算されている感覚がコレなのかもしれない

 

 

頭蓋骨でも砕けたかな、って手応えを感じると、そのままシャドウが消滅する

腕にかかる反動は、すぐに引いた

 

 

何故かは知らないが、アスモデウスの持つ大治癒促進が非戦闘時も適用されているような感覚がある

 

時間経過とともに、むしろ疲労が癒えていくような感覚。

エナジードリンクで誤魔化しながら徹夜ゲームをやりまくったせいでヤバいことになった前世の体調を経験している身からすると、快適すぎて何かの薬物を疑うレベルだった

 

(それにしてもスキル構成がピーキーすぎる。攻撃スキル0て

スキルじゃないけど、アスモデウスがスパイクとか撃つ事は出来るみたいだし、やたらとパワーは高いから…しばらくは火力には困らなそうで良いよな。)

(最初から大治癒促進持ってるし、大治癒促進の回復量、マンティコアからのダメージを鑑みて…俺のHP、軽く300くらいはあってもおかしくない。

原作でも筋トレとかでHP伸ばせてたし、筋肉量ですっごい高い下駄履いてるんだろうな さっすが金メダルアスリート、最強じゃん)

 

心中に居るアスモデウスの自己顕示欲が満たされるような感覚があった…

 

 

鴨志田卓

「よし、行こう。」

 

モルガナ

「接敵した場合、交渉の余地なく戦闘になりそうだ。警戒していけよ」

 

鴨志田卓

「おう」

 

 

 

そのまま、砦の中を探索していく

道中居たシャドウは蹴散らす 火力出しにSPを使わないため消耗がかなり少ない

 

モルガナには後衛に回ってもらい、パチンコ射撃や【ガル】で上手いこと後隙をカバーしてもらったりした

 

 

(特筆すべき難所も無い、快適な探索だなぁ。ありがとう大治癒促進、ありがとうアスモデウス あとモルガナがチャンスエンカウント作り出してくれるの最高に楽)

 

 

色々蹂躙していけば、

校長は『大臣』と呼ばれており、大臣の私室が校長室にあたる部屋っぽいことがわかる

私室に向かうには警備の面から見て隣の塔から飛び移るのが良さそうと判明した

 

ということで今、隣の塔を守っている隊長格が目の前に居る

 

 

モルガナ

「ちょうど背中を向けてるな。背後から奇襲出来るか?」

 

鴨志田卓

「やってみる。さっきまでモルガナがやってたように、シャドウの仮面を外せば良いんだよな?」

 

モルガナ

「そうだ。頼むぜ?」

 

鴨志田卓

「押忍」

 

忍び足である程度近寄り、素早く飛びかかる

以前のメメントスよりも身体能力が上がっているせいで目測を誤り、背後から抱きついてしまった

仕方ないので、このまま首を絞めて見る

 

鴨志田卓

「やべ、あ、えっと…正体を顕せ!オラァ!」

 

ぱきゃっ。

 

隊長格シャドウの首がもげる

 

鴨志田卓

「あっ」

 

モルガナ

「えっ」

 

隊長格シャドウの姿が崩れ、ベリスの姿になる 暴虐の重騎兵だ

 

だが、どちらかというとデュラハンと言えるかもしれない

 

 

暴虐の重騎兵

「…。」

 

鴨志田卓

「…。」

 

 

 

頭がもげていたから。

 

そのまま3秒くらい経ち、ベリスの姿は消滅する

 

場には1000円札だけが残っていた

 

鴨志田卓

「Oh...」

 

モルガナ

「ま、まぁ結果オーライだ!倒しきったわけだからな」

 

鴨志田卓

「そうだな…。練習するよ。」

 

 

 

 

無事に元々校長室だったであろう、大臣の私室前まで到着

 

中に聞き耳を立ててみると、校長の声が聞こえた

 

校長シャドウ

「ハァ、ハァ、どいつもこいつもコケにしやがって…クソッ…」

 

 

2人で、小声で会話する

 

モルガナ

「(なんかキレてるぜ。)」

 

鴨志田卓

「(いつも板挟みでストレス貯めてるからな。禿げるくらいには日々イライラしてるんだ)」

 

モルガナ

「(なるほどな。クラウンが裏切った今、イライラも強まってるのか)」

 

 

(校長、自分のパレスは無いんじゃないかと予想されてたし…小悪党って感じだったもんな。

特捜部長あたりの圧力を与えてくる奴らに対して対抗したい、ここは与えられた防衛拠点、みたいな気持ちから生まれたパレスだと…砦になるのもわかる。豪華絢爛じゃない機能性重視のデザインってかっこいいよな)

 

 

鴨志田卓

「(いろんな秘密を調べられるのは、間違いなくこの校長室なんだが…いまいち入る手段が無いな)」

 

モルガナ

「(だな…これは、どうにか現実世界からのアプローチも必要か?)」

 

鴨志田卓

「(そうだな。とりあえず、もう少し様子を見たら今日は引き上げよう

ここまでのルートを作れただけで大収穫だ)」

 

モルガナ

「(ああ。)」

 

しばらく過ごすと、足音が近寄ってくる

セ〇ムのように天井の角に張り付いて隠れると、その足音の主は新島真の認知存在だった

かっちょいい西洋甲冑を着ている様は、まさしく女騎士である。

 

(うわすっげ、FG〇とかに全然居る仕上がりだ。校長、認知の衣装センス良いな)

(そういやマンティコアもカモシダと獅子の混ざり具合がちょうどいい塩梅で違和感なかったな…)

 

 

失礼します、と言って認知存在新島真が中に入る

すると、めちゃくちゃに怒鳴り散らす校長の声が聞こえる

それに対して、申し訳ありませんだとか謝り倒してる認知存在新島真の声 反論は一切していない

 

天井の角に張り付く鴨志田卓が、その背中に乗っているモルガナと話す

 

鴨志田卓

「うひゃ〜…」

 

モルガナ

「校長は、あの子の事を『言い返さない、ストレスのはけ口』みたいに認知しているってわけだな」

 

鴨志田卓

「騎士の格好は、命令を聞いて動いてくれる手勢の一人ってことなんだろうか」

 

モルガナ

「多分な。」

 

校長の怒鳴り散らす言葉に、気になる言葉があった

 

さっさと、討伐対象の雨宮蓮を殺せ

 

(雨宮蓮を殺せ…?

もしかして、鴨志田卓に依頼してた雨宮蓮退学させろって話をもう既に新島さんにも言ってるのか…!?)

(はっ、だからあんなに表情暗かったのか!)

 

鴨志田卓

「モルガナ、帰ったら…しばらく学校では新島の近くに居てくれ。動向を観察したい」

 

モルガナ

「…心当たりがあるみたいだな。

任せとけ。」

 

 

(新島は『良い子』だ、追い詰められて何か極端な行動に出てしまうかもしれない…)

(早めにペルソナを覚醒してもらって、校長を連れ出すのに協力してもらうか…)

 

 

しばらくすると認知存在新島真は帰っていく

その後、近くのセーフルームに移動し

現実世界に引き上げた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜

〜〜

 

何事もなく、家に帰ることができた…

 

ナイトルーティーンを済ませて、今は寝る直前。

憑依前の鴨志田卓が買い込んであるアロマキャンドルを炊こうとしたら散らかしてた新聞紙に引火しかけ、慌てて消火した後。

 

鴨志田卓

「今日はお疲れ様。良い初潜入だった」

 

モルガナ

「だな!最初のデカブツ以外、特段難所もなかった。カモシダの継戦能力のお陰だぜ!」

 

鴨志田卓

「俺もびっくりだよ。傷が自然に回復する力がかなり便利だ。疲れも何も無いから、やろうと思えば夜中にもう1つ外出もできそうだな」

 

(今思えば、未熟に覚醒した後の疲労感が少なかったのも大治癒促進が関係してたのかもなぁ)

 

モルガナ

「それは良いな。コーチから渡されたスケジュール、かなり過密なんだろ?」

 

鴨志田卓

「ああ。協力者の確保も急務だし…猫の手も借りたい気分だったが、なんとかなりそうだ」

 

モルガナ

「猫じゃねぇ。」

 

鴨志田卓

「ことわざだ、ことわざ。モルガナの手はもう借りてるし」

 

モルガナ

「ま、成功してる時が一番足元を掬われやすい。気をつけていこうな。」

「今日はもう寝ようぜ。」

 

 

 

 

寝つくまでの時間は、

アスモデウス覚醒により流れ込む鴨志田知識のうち、特にバレーボールの物を頑張って馴染ませようとしながら過ごした…

 

…。

 

R18な知識を流し込まれて、うまく眠れなかった…

 

(う~ん…実写映像よりイラスト本派だったのに…物量で押し負ける…ぐぬぬぬぬ…)

(pixivの無料物量を舐めるなよ…待て、定額見放題プランは卑怯……ぐあああ………)

 




次回、ペルソナを覚醒させた後にあるシリーズ定番のイベントです

パレス内でのお名前表記をコードネームにするかどうかを迷っております。演出的に好みな/見やすい方を教えてください

  • 原作と同じ本名表記
  • わかりやすいコードネーム表記
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