鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~   作:DreamFrog

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失礼します、作者の自我です。
はじめに記載しておりますことを、改めて再掲いたします。

この二次創作では原作演出をリスペクトしておりますが、原作文章をそのまま記載いたしますとかえって原作への礼儀を欠くかと存じますので
同じ文章でも良いところについても微細な改変を行っております。

違和感を感じさせてしまった場合、お手数ですが原作映像を確認いただく等してお口直しをしていただければと存じます。

この二次創作が、皆様のペルソナ5の記憶を振り返る機会になりましたら幸いです。
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第27話 4/11(月) はじめてのベルベットルーム

 

 

 

 

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「起きろ、1年!!」

 

鴨志田卓

「はぁうっ」

 

突然、可愛い女児ボイスで起こされる

正座した格好で硬い床に座っていたらしい

理由が分からず、目を擦って視界を確保しようとする

 

足に伝わる感触と冷たさは、慣れ親しんでいる気がする…

 

女児

「指導中に寝るとはいい身分だな、1年!」

 

 

目を開くと、そこには明らかにカロリーヌであろう女児の姿があった

 

(あらかわいい)

(カロリーヌが居るし寝てる中ぶち込まれたのなら、ここベルベットルームってことだよな?)

(けどここ、刑務所って感じじゃない……)

 

ベルベットルームは、その者の精神の在り方と言われる

 

鴨志田卓の原点。

転生者の、この世界に対する

憧れの場所、培った事を発揮できる場所という認知。

 

 

今の鴨志田卓のベルベットルームは、

ある年のインターハイ会場、つまるところ体育館になっていた

 

バレーボールの中継とかで、コート以外の部分が青くなっているのはよく見るが

コート自体も青くなっているのには流石に違和感を感じる

 

そしてここが何か特別感のある空間に仕上がっている一番の要因は

自分と目の前の計4人しか人が居ないからだろう。

 

双子の看守と、イゴールだ

 

(わぁ生イゴールだ これくらいの異形って一番コスプレで違和感感じるんだよな

流石実物は違和感無くてかっこいいわ

カロリーヌとジュスティーヌも可愛いなぁ 鴨志田卓のハイスペック視力がもちもちのほっぺを捉えているぜ。シワ傷クマ肌トラブル一切無いのすごいなあ…綺麗すぎて普通の人間じゃ出せない肌ってわかる

文章でしか聞かない表現を目で感じれるの良い…)

 

 

双子の看守の服装は、見慣れた姿とは異なっていた。

カロリーヌは、青いバレーボールユニフォーム。袖が少しありはするが原作よりも肌面積が広く、大人の格好をした子供って感じが薄れこれはこれでかなり良い愛らしさ

帽子が無いためお団子にした髪の毛がよくわかり、自信に満ちた表情と合わせて

運動神経が良く小さい頃からスポーツで無双してる系女児を想起させる

 

 

ジュスティーヌは、青いジャージ姿になっていた。マネージャーということだろうか

長ズボンになったことでこちらは逆に肌面積は減っているが、だからこそ惹きつけられる魅力があり

クール系×ちっちゃくて可愛い系の最強のミックスレイドを感じる

まだ声を聞いてさえ居ないが間違いなくマネージャー業が上手だと思う 

 

 

 

 

(双子の看守もここまで服装が変わると印象がガッツリ変わって各自の魅力が湧き出てくるなぁ。素晴らしいじゃないか、ナイス鴨志田の精神)

 

 

あとイゴールはそのままのタキシード姿だった。

(確かにイゴールはどのベルベットルームでも同じ服装してるもんな)

 

 

閑話休題。

 

ジュスティーヌが喋り始めそうな、息を吸う素振りを見せたので傾聴する

 

ジュスティーヌ

「貴方は、今は睡眠中。これは、夢としての体験に過ぎません。」

 

鴨志田卓

「夢の中で目が覚める感覚なら経験ありますけど、あのノリですか」

 

ジュスティーヌ

「そう認知して構いません。」

 

(うおぉ、原作イベントキタコレ。嬉しいなぁ)

 

カロリーヌ

「聞け1年!これから、主が話される!」

 

鴨志田

「1年?あ、俺の事か。ウス!」

 

鴨志田卓の引き出しから、体育会系の発音が自然に出る

 

ベンチに座っているイゴールが話し始める

 

 

 

 

イゴール

「クク、ようこそ。お初にお目にかかる…」

 

(うひょー!渋かっこいいあのVCだ。これ、声優さんが鬼籍に入ったからみたいな大人の事情とかじゃなく

シンプルにベルベットルーム乗っ取られてるんだよな。歴代ペルソナファンをミスリードするの本当に好きだ)

 

イゴールが、原作にもあった説明をする

ここは精神と物質の狭間で、契約を果たした人が来るところだとかいうアレ

 

イゴール

「ここは夢と現実、精神と物質の狭間、ベルベットルーム。」

 

イゴール

「私は、主を務めているイゴールだ。」

 

鴨志田卓

「鴨志田卓と申します!」

 

(セクハラ怪盗と申します!)

 

イゴール

「知っているとも。」

 

 

 

 

イゴール

「この空間は、お前の精神の有り様。」

「…過去の栄華が、そうも惜しいか?」

 

(…。)

 

(…あ、返事を待ってる間だ。そうだよな普通会話ってお互いが喋るもんな)

 

 

鴨志田卓

「…栄華が惜しく、心を歪めていた事もありました。今は、心を入れ替え努力しています」

 

 

イゴール

「見ていたぞ。お前が贖罪の旅を始めた事はな。

お前を呼び出したのは、ちょうどその事だ」

 

 

恐らくリアクションを伺っているであろう間ができる そのまま話を続けてほしいなぁという気持ちを込めて三秒くらい黙っていると、再開してくれる

 

(結構返事待って話してくれるタイプだったんだな ヤルダバオト)

 

イゴール

「お前は、破滅の運命に囚われている。お前自身は認知していないようだがな。」

「抗う術はある。お前が、『更生』することだ。さすれば、破滅から逃れる事ができる…」

「世界の歪みに、挑む覚悟はあるかね?」

 

鴨志田卓

「…質疑応答は可能ですか?」

 

イゴール

「良いとも。」

 

(あっ良いんだ 原作みたいに何言っても強引に行くのかと)

 

鴨志田卓

「『更生』が指すのは、その世界の歪みに挑んで勝つことということでしょうか」

 

イゴール

「ああ。」

 

鴨志田卓

「このような、不思議な現象…心当たりが、最近教わったパレスだったり、ペルソナだったりしか無いのですが。

世界の歪みと戦うのは、この認知だとかの関連なのでしょうか」

 

イゴール

「そうだ。既に答えは得ているのに、質問をする必要があったのか?」

 

鴨志田卓

「回答を知っていそうな御方でしたので、答え合わせをしたく…」

 

イゴール

「では、私の問いに答えてもらおう」

 

(よし、ここは用意してたそれっぽいセリフを言うぞ…)

 

鴨志田卓

「…はい。

コーチから預かった使命を、俺が果たします。気づけた、この世界の美しさを…俺が守りたい!」

 

イゴール

「良い返事だ。お前の更生を、ここで見ていよう」

 

(ヤルダバオトさん、思想が違って敵対はするけど 結構会話はできる存在なんだよな

やっぱ女神転生のノリなんだろうかね)

 

 

 

イゴール

「ああ、紹介が遅れたな。」

「マネージャーのジュスティーヌと、2年のカロリーヌだ。」

 

(おもしろすぎる。その声で普通に部員紹介みたいな表現になるの卑怯だって)

 

 

イゴール

「…お前の精神は、奇怪だな。ベルベットルームの存在に対して、緊張はあれどなんら恐怖を感じていない。

能天気な装いは、その為だろう。」

 

(能天気な装いになった自覚はあるんだ

よかった俺だけ感じてる感覚じゃなくて。やっぱゆるい見た目すぎるよねお二人)

 

 

カロリーヌ

「ふん。」

 

ジュスティーヌ

「私達は、貴方の協力者です。もっとも…貴方には、それを享受する才能が欠けているようですが。」

 

鴨志田卓

「才能…欠けている…そうですね、傲慢で、色欲に乱れて…」

 

ジュスティーヌ

「…道徳の話ではありません。貴方の、ペルソナの才能です。」

 

鴨志田卓

「ペルソナ。ああ、あのアスモデウスという」

 

ジュスティーヌ

「そう、そのペルソナを扱う力ですが…ベルベットルームでは、それを鍛える設備を揃えています。」

 

鴨志田卓

「おお!」

 

ジュスティーヌ

「ただ、それを活用するには、複数のペルソナをその身に宿す才能…『ワイルド』の素養が必要です。」

 

鴨志田卓

「……話が見えてきたような…」

 

カロリーヌ

「察したか?」

 

人の悪い笑みを浮かべて、楽しそうにジュスティーヌは告げる

 

カロリーヌ

「お前には『ワイルド』の素養は無い!残念だったな、1年!」

 

鴨志田卓

「ぺ!?ルそんなぁ…」

 

カロリーヌ

「ふん!自分の才能を呪え!」

 

ジュスティーヌ

「…ペルソナみたいに言わないで下さい。ずいぶん余裕がありますね。」

 

カロリーヌが、えっ何かふざけてたの?って目線をジュスティーヌに向けている

 

鴨志田卓

「こういった場面でふざけてみたいな、という事を考えて生きてきましたので…」

 

ジュスティーヌ

「夢が叶ってよかったですね。では口を慎みなさい」

 

鴨志田卓

「すみません」

 

何かふざけてたのか…わからなかったけど…と考えていそうな、小首を傾げているカロリーヌ

 

 

(ムービーとか見てても思ったけど

ジュスティーヌ、結構ボケ拾ってくれるよなぁ)

(ペルソナ強化とか合体できないのはちょっと寂しいけど、戦力に関してはインフルエンザ刈り取る者で引き上げられるし十分だろう)

 

 

 

話の一区切りを待って、引き継ぐようにイゴールは話し出す

 

イゴール

「だが、与えられる恩恵もある。」

「イセカイナビは、喜んでくれたようだな。

アレは私が与えた物だ」

 

鴨志田卓

「そうだったんですね…!嬉しくて、ホーム画面のアプリアイコン、1面全てイセカイナビにしてます!」

 

スマホのロックを解除すると目の前いっぱいにイセカイナビが広がる幸せ空間だ

 

イゴール

「秘匿性の観点もある。こちらで過剰は消しておくぞ」

 

鴨志田卓

「すみません」

 

幸せ空間は明日以降無くなるらしい

 

イゴール

「部員が、お前一人では心細いだろう。」

「お前にとって有益な者にならば、その者にもイセカイナビをくれてやる。」

「お前の現コーチとして、当然の行いだ。」

 

(なるほど、確かにイセカイナビ配布は恩恵としてありがたいしベルベットルームが完全不要みたいなことにならなくて良いんだ)

 

鴨志田卓

「ありがとうございます!!」

 

イゴールがふん、と鼻を鳴らして

 

イゴール

「時間だ。試合に戻るといい」

 

カロリーヌ

「精々足掻けよ!1年!」

 

鴨志田卓

「押忍!」

 

意識が薄れていく…

 

 

 

 

パレス内でのお名前表記をコードネームにするかどうかを迷っております。演出的に好みな/見やすい方を教えてください

  • 原作と同じ本名表記
  • わかりやすいコードネーム表記
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