鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~   作:DreamFrog

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第34話 4/13(水) ミリ屋は興奮するミリ

ミリタリーショップに行って武器を調達…は素手の鴨志田には縁が無いかもしれないけど

原作スポットには行ってみたいよね

 

ということで帰り道、渋谷のミリタリーショップへ向かう

 

ペット用ベッドから飛び出してくるモルガナをリュックで受け止め、背負って車から出て

 

道中のクレープ屋を見て、帰り道に絶対食うぞと決めながら路地裏に入った

 

 

モルガナ

「ここに武器屋があるのか?」

 

鴨志田卓

「そうだ。『向こう』ならモデルガンでも撃てるだろ?気軽な遠距離手段はあればあるほど良いからな」

 

モルガナ

「用意周到だな!関心関心」

 

モルガナは、前任者から色々教わったんだよっていう嘘を信じてくれているので

認知の異世界でモデルガンが撃てる事を知ってる鴨志田に疑問を抱かない

 

(8割は原作の場所に行きたいからなんですけどね)

 

ミリ屋に入る

 

(うおおおおお…………感激………)

(ぶっちゃけ、東京とか四軒茶屋は元になる聖地に巡礼できるし行ったことあるんだけど

こういうショップ関連はどう足掻いても存在しないからなぁ…うわすっげ、自販機もある もう迷わず買っちゃう)

 

鶏めしのミリ飯が出てきた

 

(おおー、やっぱ自衛隊のアレの事だったんだなこのアイテム…うわ嬉し、帰ったら食べよう)

(さてさて、銃器どんなのあるのかな……)

(うーん、どれもこれもめちゃくちゃカッコイイってことしかわからん。よく考えて見るとミリタリー関連の物買ったこと無いなぁ)

 

ショーケースを眺め、しゃがみ蟹歩きで平行移動していると、話しかけられる

 

「おい」

 

鴨志田卓

「うおわ、はい?」

 

(あっこの帽子この声この顔面!岩井さんやんけ!うひょ〜)

 

皆さんご存知、刑死者コープの岩井宗久さん

息子を守るためにヤクザから足洗ってミリ屋やってる人

 

岩井宗久

「お前、この手の店は初めてか?」

 

鴨志田卓

「ええ。

すみません、何かマナーを間違えました?」

 

岩井宗久

「いや違う。ただ、やけに目が輝いてたからよ。」

 

鴨志田卓

「はは…一度、こういう店に来てみたかったんです。モデルガンって言うんですかね?飾る用の銃を買いたくて。」

 

えへへと成人男性がしても誰も得をしない素振りを見せて、カウンターに座る岩井と話す

 

岩井宗久

「どんな銃だ?」

 

鴨志田卓

「えーっと、ハンドガンなんですけど

銀色で、持ち手の部分が黒だったり茶色だったりするようなのってどんなのがあります?」

 

岩井宗久

「…大半のハンドガンが当てはまるぜ?」

 

鴨志田卓

「あ、そうなんだ…」

 

岩井宗久

「あとな、黒と銀の金属製モデルガンは法律が厳しい。買うならプラスチック製になるな」

 

鴨志田卓

「ふむふむ なんか海外ドラマの警官が持ってるようなアレです?なんとかポリマーとかいう。」

 

岩井宗久

「見せた方が早いな…ほれ、こいつとか。」

 

いかにもな黒色のハンドガンを見せてくれる

 

鴨志田卓

「おお、一般人が銃と言われて思い浮かぶフォルムそのまんまの見た目…良いですねぇ」

 

岩井

「王道のモデルガンだな。撃てるような機構は要るのか?」

 

(あった方が認知の異世界で撃てるだろうけど、目的としては顔覚えてもらって今度改造モデルガンをこっそり渡されるイベントに参加するフラグ立てる事だからな

変にがっつくより、よく分かってない方が自然か)

 

鴨志田卓

「こだわりは特に。やっばりあった方が、飾っていても楽しいですかね?」

 

岩井宗久

「飾り方による。時々手に持つのなら、機構ありが良い。」

 

鴨志田卓

「ではそれで。色んなかっこいい銃があって、目移りしちゃいますね…初心者向けはどんな風に選べば?」

 

触っていいかがわからないので、膝に手を当てて前傾姿勢になって目の前のかっちょいいモデルガンを見る鴨志田卓

 

岩井宗久

「金に余裕があるなら、好きに買えばいい。それで気になった要素を補うか、欲しくなった要素を増やせ。コレクターの仲間入りだ」

 

鴨志田卓

「おお、心が躍る…!」

「ではこれを下さい。」

 

最初に例として見せてもらったハンドガンを購入することにした

 

岩井宗久

「店に従順な客は歓迎だ。包むから待ってろ」

 

そこら辺をガサゴソと漁って、新品っぽい紙製の箱を取り出してきてくれる

 

箱の表記を見たところ、ガバナンスと書いてあった

(お!ミリ屋で買う主人公ハンドガンじゃん!!Amazonでペルソナ5仕様のトカチェフを2万円で買ったの思い出すなぁ…)

 

岩井宗久

「ついでに、弾薬箱も付けといてやる。横に置いとくと雰囲気出るぞ」

 

鴨志田卓

「おお…!」少年の目

 

(すげぇ!無駄にキッチンとかに弾薬箱置いとくバイ◯ハ◯ードごっこが出来るじゃん!)

 

岩井宗久

「お代は3000円だ」

 

鴨志田卓

「やっす。」

 

岩井宗久

「見せたものをそのまま買うなら、5万くらいのを見せといたら良かったよ」

 

岩井の冗談を聞きながら、ガバナンスを購入した…

 

 

岩井宗久

「んじゃ。今後ともよろしく。」

 

 

鴨志田卓

「はい、また来ます!」

 

 

 

 

 

 

岩井宗久

「元自衛官…にしては銃に知識が無い。ただのマッチョか?」

「ありゃ、またすぐ来るな…」

 

 

 

 

 

 

岩井に顔を覚えられることに成功した大収穫の夜だったが

 

ホクホク顔で帰宅したらすっかりクレープを買い忘れたので

次は絶対に購入するとここに宣言したい。

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