鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~ 作:DreamFrog
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午前
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※新島真視点
休み時間、移動教室で廊下を歩いていると
校長と出くわす
校長
「…これは、これは。」
「いい天気だね、新島くん。」
こちらに気づいてすぐ、気分が良さそうな笑みを浮かべて近寄ってくる
ストレスの矛先を見つけた喜びが前面に出た気持ち悪さがある
新島真
「お疲れ様です。」
校長
「計画についてだが…」
新島真
「そちらについてお話があります。」
「放課後、校長室に伺ってもいいですか?」
校長
「…ああ、構わんとも。」
新島真
「では移動教室なので、失礼します。」
校長
「吉報、楽しみにしている、よ…」
「…?」
そそくさと立ち去る新島のよそよそしさに、思っていた反応と違うなぁ、と書いてある表情をして
校長
「まぁ、いい。」
「どちらに転んでも問題ないからな。」
校長も、にんまりと微笑んで部屋に戻る
既に鴨志田卓で大騒ぎになって大ダメージ食らっている原作6月校長と違い
まだ笑える余裕がある校長なのだった。
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放課後
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※鴨志田卓視点
校長室前廊下にて、新島真と鴨志田卓が話している
鴨志田卓
「さて、打ち合わせ通りに頼む。」
新島真
「ええ。」
新島真が、校長室へと入っていった
鴨志田卓は校長室の付近にて聞き耳を立てる。
三島由輝
「…。」
それを遠くから眺める、三島の姿があった…
…。
校長室、内部。
校長が新島真を出迎えていた
校長
「…さて、今日も」
新島真
「前置きは不要です。」
「校長先生について、お話があります。」
校長
「…?」
新島真
「入って。」
呼び出しに応じて鴨志田卓が入室する
校長
「なっ」
鴨志田卓
「さて、お話しましょうか。校長先生?」
校長
「な、鴨志田先生。何を話すことが…あるんです?」
校長は震えながら鴨志田を見る
机の下で握る手の力の入りようを見た者は、怒りに震えているのが分かるだろう
鴨志田卓
「聞きましたよ。新島に、雨宮蓮を退学させるよう頼んでいるんでしょう?俺に頼んだと同じように。」
校長
「…そうだと言ったら、どうなるんです?元はと言えば貴方が断ったから…」
鴨志田卓
「結論から言いますよ。雨宮蓮には、何も問題はありません。ただの善良な生徒です。」
「なぁ?」
目線で話を振る
新島真は頷いた
新島真
「はい、私も確認しました。」
鴨志田卓
「教師と生徒会長の太鼓判があるんだ、これ以上ないでしょう。」
「雨宮蓮の退学は不要ですね?」
校長
「ああ…いや、しかし…」
鴨志田卓
「わかりますよ、校長先生。」
「表向き、何も彼を退学させる意味は無い。つまり裏があると言うわけだ」
校長
「そう、そうです!彼には裏が…」
鴨志田卓
「裏があるのはアンタですよ。校長。」
校長
「!」
鴨志田卓
「誰かから、圧力でも掛けられてるんじゃないんですか?」
校長が息を呑み、文字にするならギクッとでも表現すべきな音を出す
(川上先生で1回やった事だ、現実的に辿り着いたように…知っていることを話して、目的を伝える。)
(テレビでニュースになるような、デカい『事件』にしちゃいけない。ただ、校長本人には強く衝撃を与えないといけない。頑張れ鴨志田卓…)
校長
「え、いや…その…」
鴨志田卓
「誰かから圧を掛けられたとして…なぜ、それで他者に圧を掛ける側に回る?なぜ抗わない?」
「アンタそれでも教職か!」
前傾姿勢で机を叩き、校長に顔を近づける
(うっわグラフィックではあんなに綺麗だったのに校長の肌質わっる!油ありすぎ!テカってる上になんか赤い…ニキビ?)
(あ、うわ鼻の毛穴黒くなってるあれ押したらにゅるにゅる出てくる奴だぞ…洗え〜?)
校長の顔面を品評しつつ、校長を追い込んでいく
校長
「な、なにが、わかる…」
鴨志田卓
「えぇ!?」圧
校長
「何がわかる、と言ってる…長いものには巻かれ、そして自分も長くなり、人を巻く…それが社会の摂理だろうが…」
鴨志田卓
「…。」
(自己保身と、長いものに巻かれる…悪魔コープの本庄を思い出す。)
(ある程度の地位の社会人には、よく見られる進化先なのかね…?)
新島真
「校長先生?」
校長
「そうだ、そうだ貴様ら…自分の立場を理解しているのか?」
校長は何かに気付いたようにニヤける
校長
「謝罪だとか言っているが…数々の不祥事を起こした教師に、学歴第一の真面目ちゃん。私の権限で、どうにでもなる!」
「そんな事も理解していなかったのか?良いように使われて居れば良かったものを!」
唾を撒きながら、自身の優位を主張した
開き直った校長に、新島真は侮蔑を隠さない
新島真
「…正体を現したわね。」
鴨志田卓
「校長。アンタはもう、駄目だ。腐っている。」
校長
「腐っていたらどうする?何かできるとでも?」
鴨志田卓
「お前の、目を覚ませてやる事ができる。」
下を見て、怒りに震えるような素振りを見せてから、顔を振り上げ校長を見る
(鴨志田卓の脅迫経験値曰く、ここで溜めを作ることが重要らしい…よし!)
鴨志田卓
「ここに『宣言』するッ!アンタの目を、俺が覚まさせてやる!覚悟しておけ!」
(やったか!?)
校長
「ハッ」
背景が黒に染まり
校長の姿が、ニワトリに変わる
シャドウ校長
「『やれるものなら、やってみろ!』」
(よっしゃ成功した!!てかこれ本当にこの演出見れるの!?比喩表現的なのじゃなかったんだ!!)
(ニワトリ校長面白すぎてやばい…堪えろ…)
笑いを堪え震える状態が
『こんな状況で笑いを堪えて震えるわけが無い』という校長の認知によって
怒りに震えてると解釈され事なきを得る
校長
「明日が楽しみだよ、鴨志田先生。
生徒会長も、雨宮蓮も、貴様に絡めた事件にすればいい。」
「刑務所に入る時に楽なよう、その髪を剃っておくんだな!」
校長は自身の優位を疑わずに笑っている
鴨志田卓
「行くぞ。」
新島真
「はい。」
2人は校長室を出て、生徒指導室へと向かった。
三島由輝
「…宣言? 目を覚まさせる、って…」
「あの、鴨志田自身が言ってた話か?」
パレス内でのお名前表記をコードネームにするかどうかを迷っております。演出的に好みな/見やすい方を教えてください
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原作と同じ本名表記
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わかりやすいコードネーム表記