鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~ 作:DreamFrog
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夜
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なんとかパレスを脱出して、駐車場に出てくる
放り出された形になったので、尻もちをついた新島真に手を差し伸べ起こす
鴨志田卓
「お疲れ様。大活躍だったな。」
新島真
「活躍…。」
鴨志田卓
「?」
言葉の歯切れが悪く、新島真は浮かない顔をしている
(回復の手数が増えてなかったらだいぶキツかったし、自主的に二匹の距離を離すためのヨハンナで撥ねてくれたのだいぶ助かったし、何も非の打ち所は無いんだけど)
新島真
「ごめんなさい…途中、怖気づいてしまって。」
鴨志田卓
「あれは気にしないでいい。そういう技だ。俺も【デビルタッチ】というのを使っているだろう?
一定確率で相手を行動不能にする状態異常なんだ。新島に何も非はない」
新島真
「何か、できる対策は無い?」
鴨志田卓
「認知の力で予防効果のある装備品はあるにはあるんだが、それを付けると貼る小気功が効果を発揮できなくなる。」
新島真
「治癒促進パッチと貼る気功、どちらか片方と言ってた話と同じなの?」
鴨志田卓
「そうだ。まぁ…強いて言うとするなら、運だな。」
新島真
「運任せで、体勢を崩されるのは困るわね…けど、状態異常を使う手合いは限られてるし、それならこの貼る気功を使っておいたら良いのも納得。」
「…ありがとう、気が済んだ。」
鴨志田卓
「おう、気にしないでいいからな
きっとどこかで埋め合わせのラッキーが来るぞ」
新島真との会話を一段落させて
近くでのびている三島由輝を見る
三島由輝
「うげぇ……吐きそう……」
鴨志田卓
「生身で、あの場所でガッツリ動くのは辛かったろ?」
三島由輝
「マジで、なんなんだよ…アレ…」
鴨志田卓
「みっちり話すのと、一旦軽く話して元気になってから詳細を聞くの、どっちにするんだ?」
三島由輝
「ふぅ、ひぃ……後者で……」
三島の趣味はネットサーフィン。他のアウトドア系趣味を持つ陽キャバレーボール部員よりも体力が控えめなのだろう
(よく頑張ってくれたよな。いつから居たのかは後で聞くとして…三島が居なかったらと思うとゾッとする。)
鴨志田卓
「俺は、目を覚ましてもらったと言っただろ?」
「あの世界で、敵をボコしてオタカラを盗んでくる事で、目を覚まさせる事ができるんだ」
三島由輝
「!?!?」
三島は、飲み込めない様子で狼狽えており
怪訝な顔で睨むことしかできなくなっていた
鴨志田卓
「…よし、校長の車は無いな。」
「今から校長に家凸して、目を覚まさせに行く所だ。」
「家に送り届けるか、一緒に来るか。どっちだ?」
三島由輝
「…………行く。」
「なんかこう…電話繋ぐとかして…車で聞く…からな…」
か細い、蚊の鳴くような声で言った
知的好奇心が肉体を凌駕している
鴨志田卓
「んじゃ行こう。新島は助手席に乗ってくれるか?」
新島真
「いいけど…この、三島君?も連れて行って良いの?」
足首を回しながら、ぐったりとした三島に心配そうな目線を向けて新島真が話す
鴨志田卓
「構わん。後で、頼みたい役割もある」
モルガナ
「ここまで知られちまってるんだ。変に探られて今回みたいな危険に巻き込まれるよりかは良いだろうぜ。」
新島真
「…それもそうね。 三島君、立てる?」
三島由輝
「絶対…立つ……」
鴨志田卓
「いい根性だぞ、三島。」
三島はかなりぐったりしており、車内では何も言葉を発さなかった。
(良かった、やっぱり普通の人間はこれくらい疲れるよな。おかしいのは鴨志田卓だけだ)
この後の手筈を新島真らと確認しながら、校長宅へと向かった。
モルガナ
「姉がいるんだろ?時間は大丈夫か?」
新島真
「ええ。仕事が忙しくて、構う暇も無いだろうし。」
モルガナ
「そうか…」
パレス内でのお名前表記をコードネームにするかどうかを迷っております。演出的に好みな/見やすい方を教えてください
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原作と同じ本名表記
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わかりやすいコードネーム表記