鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~ 作:DreamFrog
鴨志田卓
「さて、俺達の戦いに行くぞ」
モルガナ
「なんの言い回しだよ」
これからの期待を胸に、学校に出勤した…
〜〜
夜
〜〜
部活での指導を終えて、夜。
うきうきの気分で武見内科医院へと向かった…
モルガナ
「じゃあ俺はアマミヤの所にでも行ってるから、終わったら教えてくれ」
鴨志田卓
「ああ。」
…。
モルガナを放流し、ビル1階の青い看板が目印になった一角へ入る
中では武見妙が待っていた
(いつ見てもテンションが上がるなぁ)
武見妙
「今日はもう終わり…あ、来たんだ。」
「診察室にどうぞ。」
…。
促されるまま診察室に入り、黒い回る椅子に座って武見妙を待つ
カフェオレであろう茶色い飲み物片手にやってくる
鴨志田卓
「遅くなってすみませんね。」
武見妙
「良いの。呼んだの私なんだし」
「それじゃとりあえず治験だけど…服用前のデータから採るから。腕出して?」
鴨志田卓
「はい」
4月のくせに半袖の鴨志田卓 注射もしやすくなっている
腕に消毒用の脱脂綿を当てられたり、血管を探すために触られるのに対して気分が上がりまくっていると
武見妙
「心拍数高すぎ。カフェイン摂りすぎて無い?」
鴨志田卓
「一応コーヒーは1杯程度に留めて居るんですが…あまり耐性が無いんですかね。」
武見妙
「…そういう事にしといてあげる。ほら、抑えてて」
受け答えしている間に採血は終わったらしい
…。
武見妙
「じゃあ、早速。」
「これ飲んで」
訂正しよう
カフェオレではなく、鴨志田卓への治験薬を持ってきていたらしい
机の上に置かれていた茶色い液体が、武見妙の手の甲で鴨志田卓へ寄せられてくる
(うおお、初手の治験だとこれは…胃がシュールストレミングになるやつか。効果が分かっていると一層勇気がいるな…南無三!)
※この間2秒
推しとの邂逅に覚悟が決まりすぎている鴨志田卓は
躊躇いなく薬品を一気飲みする
すぐに胃に異物感を感じる
ふと、口から漏れ出る口臭が鼻に付くと
鼻腔が突き刺すような痛み、いや、臭みが走る
武見妙
「流石オトナ、いい飲みっぷりで。」
口元を抑えて、見る麻酔として武見妙のご尊顔を見て声を聞く
鴨志田卓
「う〜ん、確か、正常な人には反応しないんですよね?」
武見妙
「そ。どんな副作用出るか見て、それを消すのがメインかな」
鴨志田卓
「じゃあ…この、胃の中でシュールストレミングの缶を開けたような感覚は副作用ですかね……うきゅぷっ」
武見妙
「え、大丈夫?」
「ごめん、歯を磨いてから来て欲しかったなとか思っちゃってて…吐いてもいいから。」
(あっぶない報告しなかったらナチュラル好感度が下がるところだった)
付近の、ビニール袋が被さったゴミ箱が手渡される
鴨志田卓
「うぅぅん、その、吐くってどうやるんでしたっけ…やっぱ無理に吐くのも…う。」
健康筋肉モリモリマッチョマンアスリートな鴨志田卓と
酒を全然飲まないペルソナ大好き魔法使い寸前妄想癖独身成人男性である憑依転生者は
2人とも、ゲロを吐く経験が薄かった
武見妙
「ああダメ、変に耐えないで。」
背後に回られ、優しく背中をさすったり叩いたりされる
(こ、これは…多分アレか。なんか医学的ないい感じの吐かせる動きなんだろうか。)
(ええ、マジか…今俺武見妙さんに背中さすられてるの?恋人にでもならないとそんな美味しいイベント無いはずでしょ現実、うわもうシチュエーション最高すぎる……)
脳みそから大量にドーパミンやらアドレナリンやらの快楽得られる奴らが分泌されて テンションがぶち上がる
気分が上がりすぎて、吐き気も不調も収まってきた…
嬉しさが勝ち、元気になってしまった!
武見妙
「?」
急にシャキッとした鴨志田卓に疑問を抱く武見妙
鴨志田卓
「乗り越えました。」
武見妙
「え、いいの?気分が…」
鴨志田卓がにっこりと幸せそうに笑う
武見妙
「すごい優れてる…」
「体調は?」
鴨志田卓
「死ぬかもしれないです」
武見妙
「最悪、と…」
武見妙が冷静にバインダーへとメモしていく
武見妙
「よし、今と1時間後にもっかい採血して終わり。しんどいなら、寝ながらにする?」
鴨志田卓
「是非…!」
ベッドに寝て、横から作業してもらう
寝ながら見上げていると武見妙が居る状況に幸せを感じながら採血完了
そのまま、1時間待ちがてらの会話が始まる
武見妙
「ねぇ、認知訶学って何か厄ネタ?」
「前に話を聞いたから調べてみたけど、ネットに何も無くて。」
鴨志田卓
「あ、危ないです。本格的に探し回るとかしないようにしてください」
武見妙
「やっぱり?」
鴨志田卓
「ええ。もう言っちゃいますけど」
「近年の研究成果で、人の精神をバレずに弄くれるとわかるや否や」
「悪い大人たちが敵対勢力を消すためとかに使い始めてるんです」
武見妙
「うわぁ…」
「鴨志田くんは、善人に変えるとか言ってたけど…そういう悪に対抗してる組織ってこと?」
鴨志田卓
「まだ、組織と言うほどではありませんけどね。」
「勢力を削いで、こっそり組織を大きくして。悪人の精神をこっそり弄って。こっそり世の中を良くしたいなぁと思ってます」
(武見さんに、包み隠さず言えるのめっちゃ良いなぁ…リスクのある選択肢にはなっちゃったけど、上手く転がって良かった。記憶の共有ありがとうアスモデウス)
武見妙
「良いんじゃない?」
「前に言ってた貼る気功もできてるよ。大きい奴」
無記入の処方箋袋に入れられた明らかに怪しい薬を貰う
ちゃんと3枚入っていた
武見妙
「治癒促進パッチはもう少し待って。」
鴨志田卓
「助かります。」
「…そうだ、ちゃんと払いたかったのでお金も持ってきておいたんですよ」
武見妙
「いいから。投資って言ってるでしょ?」
「取るとしても…30万は取るよ。急に払えないでしょ?」
財布からではなく、ポケットから直接
30万円を出す
鴨志田卓
「ちょうどあります。」
武見妙
「ウソ、今付けた値段なのに…」
鴨志田卓
「何でも知ってますから。」
武見妙は、体を前に傾ける
完全に尋問モードに入った
武見妙
「私の祖父の名前は?」
鴨志田卓
「それはちょっと…」
武見妙
「私が最近買いたいと思った物」
鴨志田卓
「なんだろ、新しいコップとか…卓上にサボテン置くとかです?」
武見妙
「…。」
何も言わないが、明らかに正解しているときの瞳
武見妙
「私の出身校」
鴨志田卓
「それはちょっと…」
武見妙
「…貴方のカラクリ、いつか聞くから。」
鴨志田卓
「あ、はい。多分スムーズに行けば年末くらいには言えるんじゃないかなと…」
武見妙
「楽しみにしてる。」
「それじゃ、成分分析してるから…寝て待ってて。」
鴨志田卓
「お言葉に甘えて…」
少し休んだあと、もう一度採血して帰った…
パレス内でのお名前表記をコードネームにするかどうかを迷っております。演出的に好みな/見やすい方を教えてください
-
原作と同じ本名表記
-
わかりやすいコードネーム表記