鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~   作:DreamFrog

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第63話 4/21(木) チーム名決め

 

簡単な自己紹介を終えたあと、次の話題に移る

 

三島由輝

「よし、じゃあチーム名!チーム名決めよう!」

 

モルガナ

「やけにやる気だな…」

 

三島由輝

「たんまり考えといた!皆の意見を聞かせてほしい!」

 

三島がカバンからノートを取り出す

中にはみっちりと書き込みがあった

 

(なんか既視感ある…あ、初めてデ〇ノート見た死神の気分か)

(ちょうど三島もアルカナが月だよな。)

 

どうでもいいことを考えている鴨志田卓

 

 

新島真

「それ、全部チーム名?」

 

引き気味の新島真

 

三島由輝

「いや、これは参考にしたメモで…候補は最後のページに書いてる。」

 

(チーム名決めてるって言いだしづれぇ〜

しばらく泳がせとくか?いやけど上げて落とすとかちゃぶ台返しするようなのも悪いし…うん、言おう)

 

鴨志田卓

「申し訳無いんだが、一応決めてるチーム名がある。折角考えてきてくれたんだし、三島のプレゼンが終わってから比較しよう」

 

三島由輝

「ありがとう!絶対に最強のチーム名にしてみせる!!」

 

(ゴーサイン出したわけではなく…やる気を見せるにも程度ってもんがあるだろ)

 

 

イキイキした表情で語り始める

 

三島由輝

「ひとまず、ただかっこいいだけの名前より納得のいくネーミングの方がしっくり来る度合いが高いだろ?モチーフにできそうな神話だとか逸話を調べまくった!」

 

鴨志田卓

「それで昨日の部活で死にそうな顔してたのか」

(原作の鴨志田改心前三島より顔色悪かったもんな、白目剥きかけてたし。 アレは徹夜した顔だった)

 

三島由輝

「モルガナに聞いたんだが、怪盗がイメージにあるんだろ?世界各地のそういう逸話、用語を集めてきた。」

 

ノートの序盤ページを見せる

 

(アルセーヌに五右衛門…仲間ペルソナのモチーフも沢山見つけてきてるな。よく調べてる)

 

 

三島由輝

「あと、ペルソナって所謂仮面だろ?仮面舞踏会とかそういう関連のかっこよさそうな単語もピックアップした。」

「それらを加味して授業中にじっくり考えてできたのが…これだ!」

 

ノートのページをいくらかめくると、大きめの字でチーム名の案が書かれていた

最終案がこいつららしい、が…

 

鴨志田卓

「おおお………」

 

新島真

「これは……」

 

(言い出しづらいけど………)

 

モルガナ

「なぁ、流石にカッコつけすぎだぜ。こういうのは中学生までだろ。」

 

(あっ)

 

三島由輝

「…。」

 

三島の視線が、下を向く。

 

「…。」

 

左手で、首を何度か掻き

 

「…。」

 

顔ごと、視線を上に上げて何もない所を見つめる。

 

「………………………。」

 

三島の顔がみるみるうちに曇っていく…!!

 

(ど、曇天どころか夜くらい暗くなって…!)

 

鴨志田卓

「お、俺は悪くない作り方と思ってるぞ!ただかっこいい単語を並べるだけなのと違って、しっかり関連のあるかっこいい単語を並べてるからな!」

 

新島真

「そ、そうよ。出典間の関連もある組み合わせで使われてるし…これとか故事成語を少し変えただけに見えて沢山意味が詰まってるし。」

「ただちょっと、どれも私の感性には装飾過多に感じるというか…」

 

鴨志田卓

「チーム名には似合わないが…デ〇エマ好きに絶対刺さるネーミングセンスしてると思う。センスが無い訳じゃないからな。」

 

三島由輝

「ありがとう…」

 

モルガナ

「…なんかすまん」

 

三島由輝

「良いんだ…」

「…………それで、先生が考えてた案は?」

 

皆で三島をフォローしてから、鴨志田の案の話に

2人(+猫)が聞く姿勢を取ってくれる

三島は7,8歳くらい老けていた

 

 

鴨志田卓

「そのまんまだが、『心の怪盗団』にしたい。」

「誰でも、大人も子供も言ってて違和感や気恥ずかしさのない、肩書きだとか組織みたいな名前の方が親しみやすいかと思ってな」

 

三島由輝

「うわ、ガチの法人みたいな雰囲気…」

 

新島真

「シンプルだけど、実態を伝えてるわね。国境なき医師団とか、命のポストみたいな。」

 

モルガナ

「少しワガハイには物足りない気もするが…後ろに三島のをちょっと足そうぜ。」

 

三島由輝

「候補なら幾らでもある。義賊の英語表記とか、あとはイタリア語表記とか相性良いんじゃないか?」

 

(多分これほっとくとどんどんデ〇エマに寄っていくな…)

 

鴨志田卓

「組織がデカくなれば、何か言葉も増えるさ。『匿名心療組織 心の怪盗団』『有限会社 心の怪盗団』とか。」

 

モルガナ

「うーん、確かにそうか。世界に名を轟かせる前提の考えは嫌いじゃない。」

 

三島由輝

「…正直、ガチの組織なら先生の案のほうが良いと思う。」

「けどやっぱかっこいい名称は欲しくないか…?肩書をかっこよく叫んでさ、決めポーズしてさ。」

 

鴨志田卓

「自分の親の前で叫べそうか?」

 

三島由輝

「………。」

 

苦虫を2匹くらい噛み潰したような三島

 

 

新島真

「私はこの名前で良いと思う。パレスでの…その、服装が既に恥ずかしいから…」

 

目線を斜め下に向けながら気まずそうに言う

 

 

三島由輝

「あっ」

 

鴨志田卓

「男女混合のチームになる予定だから、男子が大好きなネーミングに寄せすぎるのもよくないんだ。集めてくれた情報は今度何かに使おう。」

 

三島由輝

「…そうだな。」

 

モルガナ

「よし、決まりだな!今日からワガハイ達は『心の怪盗団』だ」

 

 

 

怪盗というワードは、これまではモルガナが一人で言っており…主にリードしている鴨志田卓は特に大きく触れていなかった。

大々的な予告もしていない為、イメージも薄かったのだが

 

ここで初めて、チームみんなが『心の怪盗団』だと自認することになる

 

 

パレス内でのお名前表記をコードネームにするかどうかを迷っております。演出的に好みな/見やすい方を教えてください

  • 原作と同じ本名表記
  • わかりやすいコードネーム表記
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