鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~   作:DreamFrog

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多忙によりチェックが甘く誤字脱字が多くなってしまっておりますので(誤字報告マジ助かってます、ありがとうございます)、申し訳ありませんが明日は投稿をお休みさせて頂きます


第70話 4/25(月) 三島由輝と『青いオーラ』②

〜〜

放課後

〜〜

 

部活が休みな本日。三島と一緒にメメントスに来ていた

 

新島真には悪魔の果実を2個くらい分けて欲しいと言われている

曰く、4個は流石に訝しまれたとのこと 新島冴に

 

 

メメントスの入り口で瞑想したり、出てきたマンドラゴラ2人のうち片方をちぎっては投げ(物理)、残る一匹の目前で強く念じたりしてみるが

覚醒する素振りは無い

 

 

鴨志田卓

「ううむ、具体的な数値的条件が分からない分…狙って出すのが難しいな。」

 

(シャドウと会ってP4式の奴を試すにしても…メメントスでスムーズにシャドウと出会うには改心させられると思わせる必要があるし。それにメメントスに入れる深度がここまで浅い状況だとなぁ…)

(危険な状況に追い込むったって…三島が覚醒してくれないと死ぬ状況を作っても、素養がそもそもありませんでしたってなれば皆共倒れだ。クイーンの覚醒は原作知識で100%素養があると分かっていたから任せられた訳で…う〜ん…)

 

鴨志田卓は行き詰まりを感じていた

原作知識による予言じみた安全マージンが保証されていない場所にて、他人の命を危険な賭けに乗せることに大きく躊躇っている

 

三島由輝

「なんで、こうも出来ないんだよ…クソっ!」

 

鴨志田卓

「…わかるぞ。やりたいことが出来ないの、苦痛だよな。」

「だが、できない事に対して怒れているのは素晴らしいことだ。わかるか?」

 

三島由輝

「は…?」

「物に当たらないだけ良いとか、そんなことほざくのかよ」

 

鴨志田卓

「少しだけ違う。怒る向きが、自分に向いているのが素晴らしいんだ。」

「他者を責める方向に向くのが良くない。その先は、他者への加害だ」

「しかし、できない自分への怒りであれば研究ができる。何故できないのかを考えて、原因を突き止めて、解決すれば怒りは収まる。むしろストレスを感じていた分だけ気持ちよくなるぞ?」

 

(鴨志田卓の、昔のスポーツの記憶もそうだし、俺のフ〇ムゲーとモ〇ハンの記憶でもよく感じた感覚だ。いや俺の経験方面薄すぎるだろ)

 

三島由輝

「…。」

 

鴨志田卓

「バレーボール部、2年生になってからはどうだ?楽しめてるか?」

 

三島由輝

「…楽しめてる。」

 

珍しい、素直な返答

 

鴨志田卓

「なら、怪盗団の活動もきっと楽しめる時が来る。ただ今回のペルソナ覚醒に限っては、シンプルに素養の有無な可能性もあり得る。」

「バレーボールに例えると、運動神経が無いだけなら部活動に取り組み続ければいつかはできるようになるが…盲目だったり、下半身が動かなかったらそもそもバレーボールをするのは難しいだろ?」

「俺は諦めず、お前のやりたいことを応援する。だけど、出来なかった時に全てが終わりと思わず、別の道を探せる強かさを持てよ。」

 

三島由輝

「……ウス。」

 

 

鴨志田卓

「正直、過保護に安全を確保しすぎている可能性もある。ただ、まだ時間には余裕があるんだ。もう少し…試してみよう。」

 

 

 

…。

 

 

その後、色々試しながらメメントスを進み

最深部まで到着する

 

鴨志田卓

「さて、引き返すか」

 

三島由輝

「大衆のパレスと言うには、浅いよな…」

 

鴨志田卓

「大衆からの認知度合いによって入れる深さが変わるんだ。俺達はまだ公表もしていないから…ん?」

 

近寄ると

何度も見た不思議な機構の動き方で メメントスの封印が開く

 

鴨志田卓

「あるぇ」

 

イセカイナビ

『最深部に新規エリアが追加されました。案内情報を更新します。』

 

 

モルガナ

「…開いたぜ?」

「どういう事だ?クラウン本人の認知で開いたのか?」

 

鴨志田卓

「う〜ん…確かに金メダリストである自負はあるぞ?ただ今覚えている者で足りているなら、前までの突入で開いている筈だろ?」

 

モルガナ

「あー…」

 

(明智吾郎、ああやって自作自演で探偵王子やってるの…シャドウをみつけて廃人化させられるようにメメントスの奥地に入るためってのもありそうだよな。明言はされてないけどさ)

(鴨志田卓もまだ世界で有名だったらこんな風にスムーズで楽だったんだが…どうして急に…)

 

鴨志田卓

「俺が聞いた以外の条件でもあるんだろうか。」

 

腕を組んで考えていると、後ろから三島がおずおずと発言する

 

三島由輝

「…もしかして、俺がクラウンを『頭おかしくなった』って広めたから…」

 

モルガナ

「!」頭上にマークが浮かぶ

 

モルガナ

「それだ!」

「クラウンを好意的に認知する大衆が、ギリギリ頭数足りたんじゃないのか?」

「お手柄だぜ、ミシマ!」

 

鴨志田卓

「…なるほど。」

「良くやってくれた、俺からは広める予定が無かったから…かなり長い期間不便だったかもしれない!これで資金面も解決だな!」

 

三島を高い高いする

 

三島由輝

「ちょ、おま、やめ、降ろせ!うわぁ!」

 

 

あまり本格的な探索は行わず、悪魔の果実を4個だけ回収して帰ることにした

 

 

 

 

悪魔の果実を一つは三島にプレゼントしたところ、いつも無視する母がドリアン所持帰宅に対しては震え上がり逃げ出した事に驚いたと後日語ってくれた…

 

 

 

◎◎◎

 

〜〜

〜〜

 

 

※三島由輝視点

 

 

三島由輝

「…俺の、活躍かぁ。」

「…。」

 

布団に寝転がり、生身で異世界に入った事による強い疲労をやり過ごす

スマホを弄って、Twitterで有名人のツイートに目を通し

場違いな発言をしているリプライを確実に凍るよう複数回通報したりして過ごすと…ふと、己の行動が馬鹿馬鹿しくなる。

 

気づけば、スマホを置いて

学習机の上に置かれた、悪魔の果実を見つめていた

 

本日の成果物。

怪盗団の認知を上げることが現状できない分、鴨志田卓自身の評判を上げたことが貢献となったらしい。

 

 

三島由輝

「俺なりの、別の活躍…」

 

ぼんやりと、未来を考えていた

この先の、身の振る舞い方。

鴨志田卓の、話した言葉。

別の道を見つける、強かさ。

…。

 

 

 

 

 

三島由輝

「けどさ」

「まだ…諦めきれないよな。」

 

 

 

 

 

ーーー

 

 

※鴨志田卓視点

 

りせちーのTwitterに、リプライを送って過ごした…

 

(いやー実在するアイドルとして過去ペルソナ登場人物いる光景素晴らしすぎるな〜〜〜。リプライ送ったら返信もらえたりいいねもらえたりするのかな。ウフフ楽しい〜〜〜。)

(いやまぁさ、武見さんに顎クイしてもらったり川上先生と釣りに行ったりまこっちゃんに抱きついた状況でやるのも烏滸がましいって意見はわかるよ?けどこれはまた話が違うじゃん。アイドルやってんだから。推しても別にいいじゃんね。うんうん。)

(今はこの路線で売り出してるんだなぁ。うひゃ〜物販情報丁寧に教えてくれてる。別ウィンドウで通販開いてカートにぶち込んじゃお。)

 

この行動が、後に悲劇となることを

鴨志田卓は知る由もない…

 

 

 

 





悲劇ネタバレ:Twitterアカウントの凍結

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