鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~   作:DreamFrog

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第77話 5/1(日) みんなと合流

 

~~

午後

~~

 

だいぶ資金も溜まった頃、モルガナカーのクラクションが聞こえる

(ずっと思うんだけどこれ本当にクラクションなのかな ただモルガナが頑張って鳴いてるだけじゃないのかな)

 

資金もだいぶ溜まったので、まだシャドウ中ノ原や鷹瀬夫妻などたくさんいることを考えると切り上げて大丈夫と判断

荷物を持ち、シャドウ高梨を仕留めて出ていくことにする

 

シャドウ高梨

「島根県には情景モニターの本棚で予防されている。10日間でアパートも青春するんだ、現状の内野手だけだよ。娯楽のアガペーがぴょぶへぇっっっ!!!!!」

 

混乱している最中にぶん殴られ吹き飛んでいく

 

 

鴨志田卓

「一日お疲れ様。じゃあ改心してくれ」

 

ぐったりしたジャックフロストは人間の姿に戻る

 

シャドウ高梨

「お、俺がイジメないと…俺がイジメられて…」

 

鴨志田卓

「大丈夫だ、知ってる。」

 

シャドウ高梨

「!」

 

鴨志田卓

「左右田佳守 、だろ?今日中に、そいつも改心させる予定だ。安心して善人に戻れ」

 

シャドウ高梨

「…。」

「ありがとう、ございます…よろしくお願いします、先生。」

 

シャドウ高梨は消えて、その場にプロテインが残る

 

(あ、10食ぶんくらいある奴だ。そら2000円で買う奴ならこの量だよな…雨宮くんこれ一日で全部摂取してたの?)

 

 

 

ミチミチのカバンを持って外に出ると、モルガナと新島真が待っていた

 

鴨志田卓

「おう、お疲れ。」

 

新島真

「徹夜で籠って、体調は大丈夫そう?」

 

成果より先に体調を気遣ってくれる優しい子

 

鴨志田卓

「問題ない。治癒促進と気功の力は本当に最強だな。さすがに連日寝ないとガタが来そうだが…たまに1日くらいなら、問題なく活動できそうだ。」

 

新島真

「よかった。」

「それで、何が集まったの?」

 

新島真の視線が、手に持ってるブリーフケースとミチミチのリュックに向く

 

鴨志田卓

「驚くぞ。このリュック全部悪魔の果実だ」

 

新島真

「え、多い…ってこれ、中身剥いたうえでこの量なの!?」

 

鴨志田卓

「豊作だな。一部持って帰れる分だけ取ってこれだけだから」

 

新島真

「もう、これを売るだけで生活できるんじゃ」

 

鴨志田卓

「その必要はない。」ブリーフケースを開く

 

新島真

「ふぇっ」

 

思わず漏れたような、口の隙間から息を吐く様な声。

(声が驚きすぎてる パレス入った時より驚いてないか?)

 

鴨志田卓

「悪用厳禁だが、これからの活動資金は安心してくれていい。それと、金に困ることがあれば…あまり渡してしまうと怪しまれるから、怪しくならない範囲で援助させてくれ。」

「進学資金とか要るか?」

 

新島真

「クラウン、私ね?それは怪しまれる範囲に入ってると思うの。」

 

鴨志田卓

「そうか…」

 

新島真に丁寧に怒られてしまった

 

 

新島真

「シャドウを倒すとお金を落とすあたりもしかしたらって考えてたけど、本当にできるんだ…」

 

鴨志田卓

「とりあえず、これで身近な金銭面で助けないといけない人たちは安泰だな。」

 

坂本と川上先生のことを思い浮かべながらブリーフケースを閉じて、悪魔の果実ともどもモルガナカーにしまい込む

 

 

新島真

「何も犯罪は行ってないし、用途が人を助ける為なら良いの?けど貨幣経済に悪影響が…数億を豪遊する訳じゃないから影響はたかが知れてるとしても…いや、使う場所によっては…うーん…」

 

どうにか正当化して飲み込もうとしてくれている新島真

(正義感ある人の前でこんなコトしてごめんなほんとに)

 

考え込むクイーンを眺めながら、金の使い道を考える

 

鴨志田卓

「うーん、この金でカネシロを釣れれば良いんだがなぁ…」

 

(妙案が浮かばない。どうしてもカネシロの居所見つけて予告しに行くにはリスクがありそうなんだよな。それっぽい犯罪者に金拾わせて追いかけるしかないのかねぇ…)

 

新島真

「カネシロっていうと…次のターゲットよね。入口に入るまでが難しいって言う」

 

少し記憶を探るような素振りをした後、新島真は思い出した

*1

 

鴨志田卓

「そうだ。どうにか安全にパレスに侵入して、安全に予告もしたいんだが…リスクなく、かつ怪盗団の存在を隠せる妙案が無いんだ。」

 

新島真

「教えられないって言ってた、危険な方法じゃダメなの?」

「私は別にいいよ。心の怪盗団に入った以上、多少のリスクは承知の上だから。」

 

鴨志田卓

「本当に申し訳ないんだが、俺が承知できない。」

「カネシロは普段、一般人は自分のテリトリーに来ないと思ってる。たしか…犯罪に足がつかないって認知から来るものだったか。」

「接触には、どうしても危険が伴うってワケだ。」

 

やる気みなぎる目で見てきてくれる新島真に、申し訳ないが断りを入れる

 

鴨志田卓

「目に見える危険は避けて通るようにするし…校長のパレスのような、イレギュラーな事はもうなるべく起こさない。」

「必ず、安全な侵入方法を見つけて見せる。ここはどうか、俺に任せてほしい。」

 

新島真

「…わかった。」

 

鴨志田卓

「んじゃ行こう。今日の内に、なるべく経験を稼ぎたい」

 

(普通に考えて、女子高生が単身犯罪者の巣窟に突撃するのなんて危険すぎるんだよな。保護者のような形でメンバー勧誘しているのもあるが、そんな作戦は到底立案できない。幸い、時間には余裕があるんだ。5月中盤の頃にできるようにじわじわモルガナと協力して探せば…いけるかなぁ…)

 

今後のカネシロパレス攻略に対して思慮を巡らせながらモルガナカーを運転している鴨志田卓は

助手席にいる新島真の考えに気づかない

 

 

 

新島真

「…。」

「(鴨志田先生は、私を、『守るべき生徒』と考えてる。それ自体は悪いことじゃないけど…私が『頼れる仲間』なんだってことを、この一件で証明して見せなきゃ。)」

 

新島真は左手で右手首を持ち、手のひらを眺め

その手を、力強く握った

 

*1
※68話にて言及あり




実験的に、次回は朝8時に投稿予定です。

夜20時の投稿はございませんのでご注意ください。

パレス内でのお名前表記をコードネームにするかどうかを迷っております。演出的に好みな/見やすい方を教えてください

  • 原作と同じ本名表記
  • わかりやすいコードネーム表記
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