鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~ 作:DreamFrog
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昼
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※新島真たち視点
鴨志田卓が、ミリタリーショップに訪れて違法改造銃を渡されたりするテンアゲイベントを経験しに行くために渋谷に到着し、モルガナと別れた頃と同時刻
新島真は、三島由輝と共に渋谷の連絡通路に居た。
普段の私服とは違う、少し開放的なファッション。家にある中でまだ一番高そうに見える小さいカバンを持って短めのスカートを履いている
三島は服装について身分がバレないようにとだけ言われていたため普段着であり、
新島真の服装に大層驚くもそういったコミュニケーションに疎く 何も言葉が出なかった
新島真
「よし、言ってた物は?」
三島由輝
「大丈夫。これ…別に壊れても、保障には入ってるから。」
新島真
「ありがと。三島君が2台持ちで助かった。」
ケータイは、イセカイナビを起動させて隠し持っておくとはいえ
今どきの高校生がケータイを所持していないという状況はまずありえない。
三島からダミーとしてケータイを借りて、こちらはカバンに通話中のまま仕舞っておく予定だ
三島由輝
「よく考えたよな。…うん、GPSもちゃんと2個とも拾えてる」
「ちなみに、『本命』は何処?靴の中とか?」
新島真
「絶対探されないところ。」
三島由輝
「?」
新島真
「ポケットが無いタイプのスカート履いてきたし…触るとしても、『上』か『後ろ』からでしょ?」
三島由輝
「…!!!」
「か、覚悟決まってるぅ…」
小説の対象年齢を守るためにも、新島真がどこに手を添えて見せたかの描写は割愛する。
…。
計画は順調に進んでいく
渋谷の路地裏にて、ガラの悪い男2人組に話しかけた
新島真
「ねぇ」
鼻ピアスの男
「あん?」
新島真
「ここに来れば、カネシロに会えるって聞いたんだけど。」
鼻ピアスの男
「は?」
新島真
「金城潤矢。あなたたちが送ってくれるんでしょ。」
「名前を出せば会えると、本人から言われてるんだけど…」
(確か、漫画喫茶にあった闇金の漫画だと…)
指で、下唇をなぞる
素人演技ではあるが…普段全然しない服装による落ち着かなさと、明らかな犯罪者と会話している緊張を度胸で包み隠している、生真面目さがまだまだ残っている姿が
演技してるとわかる所含め良い具合に『人生のレール外したてほやほやの素人娘』に見えた
鼻ピアスの男
「…そうかい。」
「丁度一人『仕上がった』後だし…一旦帰るか。」
目が笑ってない男
「ん、車回すわ」
鼻ピアスの男
「こっちだ。」
「俺らもそれなりに金は持ってんだ。近いうちにサービスしてくれや。ヒヒッ!」
新島真
「…考えとく。」
ビギナーズラックにも恵まれ、新島真は車に乗り込んでいく
腰は触られたが原作の様に押し込まれる事も無い
(よし、よし、よし。上手く行ってる。)
車内には、うるさいロックバンドが流れていた
この後、三島がGPSを追いかける手はずだ
付近の道路で、電話予約にてタクシーを捕まえて待機している
友達が来ないと言って運転手を待たせておき、位置情報に動きがあれば「先に目的地の方に居るらしい」と伝えて移動する。
目的地の道案内が要領を得ないモノでも、友達からの曖昧な指示に従っていると言えば良い。
俺が勝手に行くから目的地を教えろと運転手に言われても、民家だから無理と言えば通る。
ワイヤレスイヤホン(高かった)から車内に乗り込む音を聞き取った三島が、タクシーの運転手に声を掛けて出発する。
三島由輝
「曲うるっさ…」
運転手
「何か?」
三島由輝
「ああいや、何でもないです。」
原作の焦りとストレスが入っていない即興の計画とは違い、それなりに筋が通った計画が進行するのを
※モルガナ視点
モルガナが目撃していた。
ミリタリーショップに行く間、そこら辺をほっつき歩いていたモルガナは
新島真が車に乗り込む場面に居合わせた。
三島の存在には気づいていない。
(な、あ、おいおいおいおい!! 今車に乗せられてたのって!!)
(追えるのはワガハイしかいない!今からカモシダのところに行けば、間に合わない!)
(…仕方ねえ!!)
モルガナ
「すうっ」
大きく息を吸い
モルガナ
「カモシダぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!!!ニイジマが誘拐されてるぅぅぅぅぅううう!!!!!!」
ぎにゃあおん!と猫シャウト
周囲の人物が何事かと振り向く中
モルガナは側溝に潜み視界から消え、パレスへと溶け込んだ
◎◎◎
モルガナ
「あの方角だったな…よし!」
モルガナカーに変身し、車通りの無い車道をアクセル全開で爆走
大ジャンプし、空中で現実世界に戻る
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現実の空中に帰ってくる。慣性が乗っており、空を飛んでいた
周囲を探し、先ほどの新島真が乗り込んだ車を発見。
また、パレスへと溶ける
この間、2秒。
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何度もそれを繰り返し、通常の猫ではありえない速度で新島真を追いかけた。
まるでイルカが水面を何度も飛び出して泳ぐように 異世界と現実を高速で行き来するモルガナ。
その日、くたびれたトラック運転手が『黒猫が空を飛んで消えた』と周囲に話すも…誰も、疲れて見た幻覚だとしてまともに取り合わなかった。
何言ってんだ。カラスの見間違いだろ?
パレス内でのお名前表記をコードネームにするかどうかを迷っております。演出的に好みな/見やすい方を教えてください
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原作と同じ本名表記
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わかりやすいコードネーム表記