鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~ 作:DreamFrog
※三島由輝視点
三島由輝
「…あれ?ここ、は…」
気づけば立っていた空間。周囲を見渡すと
青い、体育館に居る。
青系の会場はバレーボールにたまにある光景だけど、それにしても青すぎて違和感がある。
照明まで青く、どこか食欲が失せる無人の空間を、ネットで区切られたコートの片方から見回していれば
『ようこそ、叛逆の意志を持たぬ者よ。』
甲高い声が聞こえる
三島由輝
「だ、誰だ?」
声のする方を向けば
観客席の奥の方に、何か人影が見える。
白手袋とスーツを纏った、鼻の長い禿頭。
甲高い声
『今こそ、汝に問いましょう。』
『何のため、力を求める?』
大声を発しているわけでもないのに
この体育館全体に響く声。
(もしかして、あれが…鴨志田卓を改心させた『コーチ』?)
三島由輝
「…。」
「ずっとどこかで待って…どこかで期待してた。」
「やっと…俺を特別へと引き上げようとしてくれた先生に!俺は並び立ちたい!」
甲高い声
『十分だ。』
コートの外、控室へ続くだろう扉から、光が漏れ出す
甲高い声
『どうぞ、そちらに。』
促されるまま、先へ進めば
これまた青いロッカールーム。
ロッカーはただの無地では無く、高級感ある模様が描かれていた
甲高い声
『君を、このゲームの選手としてスカウトしたい。』
辺りを見渡し、全部が青いロッカールームはまぁ時々あるから違和感無いな、などと暢気な考えをしていると
ロッカーの1つがひとりでに開く。そこには青いユニフォームやシューズが掛けられていた
蝶の意匠がデザインされた、特別感のあるそれらは。
甲高い声
『君には、試合に出る資格は無かった。』
『だから今は…我らの備品を貸し与えましょう。』
まるで漫画やアニメのヒーローが、力を授かる場面のように。
やけに、キラキラと輝いて見えた。
迷わず、手に取る。
自身にピッタリのサイズになっているユニフォームを纏い、シューズを履き
姿見の前に立った。
『特別』な、自分が映っていた。
今頃、折れた腕が治っているのに気づく。
三島由輝
「おお、おお………」
感動で、声も出ない
甲高い声
『最後に、これがないと締まらないでしょう?』
どこからか蝶が飛んでくる
手に止まると、それは羽ばたく蝶の仮面となった。
甲高い声
『これは、我らがこじ開けた…迂闊なルール違反へのささやかな叛逆だ。今日の出来事は、時が来るまでは内密に。』
『いつか、その手で返しに来なさい。』
所謂パピヨンマスクを、震える手でゆっくりと装着する。
震えの原因は明らかだろう
甲高い声
『三島由輝。どうか…苦境に飛び込む道化師を助けてやってほしい。』
三島由輝
「…。」
「押忍!!」
甲高い声
『これから味わう非日常が…』
『君にとって、特別な経験となることを。ここで祈っている。』
勇み足で、ロッカールームの外に向かう
扉を開けば…
…。
新島真
「え…」
モルガナ
「覚醒したのか!?」
元のパレスに帰ってきた。
結界のように自身を覆っていた青い炎が消え、視界が開ける。
手には、バレーボールを持っていた
鴨志田卓
「っ!」
「…よぉし、三島ァ!俺にトスだ!」
「『お前なら、出来るだろ!?』」
あの、鴨志田卓が。
俺のボールを求めている。
自然と体が動く
借り受けた力による補助か、一年間繰り返し積み重ねた…『空気』から変わる為の努力によるものか。
きっと、両方なのだろう
三島由輝
「…行きますっ!!」
手から ボールに何かが流れるような感覚
青い軌跡を描きながら 蝶の鱗粉のような光を零しながら上がるトス
空高く飛び上がる、
そして地面に墜ちるのは_________
【金メダル級スパイク】
鴨志田卓
「『世界を掴んだ1球だぁ!!!』」
万能属性の大爆発。
マンティコアを倒した時とは比べ物にならない破壊が
渋谷に浮かぶ銀行を蹂躙した。
ーーー
群青色の衣服
耐性:銃撃
弱点:呪怨
スキル
・メギド?
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パレス内でのお名前表記をコードネームにするかどうかを迷っております。演出的に好みな/見やすい方を教えてください
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原作と同じ本名表記
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わかりやすいコードネーム表記