鴨志田転生~ペルソナ5一番の嫌われ役に憑依転生してしまったが、原作知識の力で雨宮蓮に代わって怪盗になり破滅フラグをへし折ってみせる!~ 作:DreamFrog
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昼休み
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5限のチャイムが鳴る15分前くらい。次の体育の為に準備をしていると、高梨が話しかけてくる
例の無限プリンパでシャドウから4000万円近く搾り取った上に、新島真を追いかけるのにチャリまでパクった人である
高梨大輔
「あの、鴨志田先生…」
鴨志田卓
「おう高梨。チャリ本当に助かった、ありがとうな。」
高梨大輔
「ああ…気にしないでください。前々からあるガタ合わせて1万円くらいで直せたので…」
ポケットから封筒を取り出す高梨大輔
どうやら、渡した5万円のお釣りを持ってきてくれたらしい
鴨志田卓
「ああ、いいんだ。お礼に取っておいてくれ。」
高梨大輔
「え、さ、流石に多すぎるっすよ!」
(修理代のことを何も言及しないとか、3万円かかったって言って2万円だけ返すとかもできただろうに。ちゃんと善人になってて俺は嬉しいよ)
鴨志田卓
「ママチャリだったし、年季も入ってた。大事に乗ってたやつじゃないか?」
高梨大輔
「あ、はい。母のチャリっすね」
鴨志田卓
「そんな思い出と伝統の詰まった品を乱暴に扱ったんだ。迷惑料だよ」
高梨大輔
「じゃあ、いちま……………んん、ん……2万円だけ、頂きます。」
封筒から2万円引き抜き、残りを渡してくる
(今ものすごい葛藤があったな…人間らしくて良い。全部の欲がなくなった廃人にはなってない証拠だな)
鴨志田卓
「わかった。ありがたく返されとくよ。」
封筒をジャージのポケットに突っ込み、
改心の予後について聞いてみる
鴨志田卓
「…あれから、どうだった?」
高梨大輔
「そうだ、その話もしたかったんすよ。」
一呼吸置いて、改心してからの事について教えてくれる
高梨大輔
「目を覚まさせてやる、って何をしてくるんだと思ってたんすけど…本当に突然、目が覚めたような感覚があって。」
「このままじゃ駄目だと思って、イジメるように命令してきてた左右田に、俺は辞めるって言いに行ったんすよ。」
高梨大輔
「そしたら…左右田、俺に泣きながら謝ってきて。だから一緒に、イジメてた奴に謝りに行ったんです。」
「鴨志田先生が、陸上部やバレーボール部に慰謝料ばら撒いたって噂を聞いてたので…俺等もやろうってなって。」
(俺を、参考にしてくれたんだな…背中を見られるの、教師として結構嬉しくなる。まぁやってる事は謝罪についてなんだけどさ)
鴨志田卓
「…結果は、どうだった?」
高梨大輔
「許してくれませんした。けど…もう関わらないでくれたら、チクるとか、こちらからは何もしないでやるって言ってくれて。ホッとして…左右田と一緒にボロ泣きしたっす。恥ずいけど…」
鴨志田卓は結果に満足したように頷き
鴨志田卓
「上手くいって良かったな。まだ間に合う。これからは、人に嫌な思いをさせない範囲で…楽しく暮らせよ。」
高梨大輔
「…はいっ!!」
高梨は、嬉しそうに返事をした
晴れやかな表情をしており、これからの生活もきっと楽しいものになるだろう
高梨大輔
「…その、一体何をやったんです?」
「何の前触れもなく、気が変わって。先生の、頭がおかしくなったって話と同じような…」
鴨志田卓
「鋭いな。結論から言うと…同じ施術をやった。俺の目を覚ましてくれた人に、やり方教わったんだよ」
高梨大輔
「すげぇ!なんかこう、遅効性?ってやつなんすかね?」
(確かに、生徒指導室でビシッと一度宣告した時に何かされたと考えるのが普通か。ありがたい勘違いだ、そのまま行こう)
鴨志田卓
「そんな所だ。ちょっとまだ…法律とかの具合がグレーな話だから、周りに言いふらすのはやめて欲しい。」
高梨大輔
「怪しい美容系の医者みたいなモンすか。」
鴨志田卓
「そうそう。」
全国の認知訶学研究者に殴られそうな表現を雑に肯定しつつ、口止めをしておく
鴨志田卓
「別に隠さなくて良いが、人に噂を広めて回るのは…今は避けてくれ。」
高梨大輔
「了解っす。」
「…なんか、目を覚まさせないと行けなさそうなやべーやつ見つけたら鴨志田先生に教えますね。」
鴨志田卓
「そりゃ助かる。情報料も用意しておくよ。」
校内の不良が正しく改心された事に喜びながら、普段通り授業を行った…
このエピソードと次エピソードが短いものの区切りが良いため、話を分けた上で本日20時にも連続投稿予定です
パレス内でのお名前表記をコードネームにするかどうかを迷っております。演出的に好みな/見やすい方を教えてください
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原作と同じ本名表記
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わかりやすいコードネーム表記