転校生は見たこともない武術の使い手で殺し屋らしい…   作:Dの行方

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原作の"基礎の時間"に少し似ます。


体育の時間

3-Eの教室

 

転校初日で感じたこと、午前中の授業だけでこんな疲れるか…。なんだよ、作者の心情は何ですかって…わかるわけねぇだろ!!とか心の中で叫びながら休憩時間に机でだらーんとしていたら横から誰かが話しかけてきた。

 

「ルブさん?大丈夫?」

 

「その女子っぽい声は、潮田くんか?ありがとね、心配してくれて」

 

「女子っぽいって…」

 

事実じゃん

 

「この次の時間って何?」

 

「次は、体育だよ」

 

「体育ってなにすんの?」

 

「う~ん、それは見てのお楽しみかな~?なんて」

 

「ふ~ん」

 

まあどうせ、スポーツかなんかやるんだろうな~…とか思ってた私がバカでした。

 

-------------

 

運動場

 

よく聞く体操の1234でなんでナイフ振ってんだ?それに…

 

八方向からナイフを正しく振れるように!!どんな体勢でもバランスを崩さない!!

 

なんか烏間先生が大きな声で何か言ってるし。あっ、横に殺せんせーきた

 

「ルブさん、あなたは見学ですか?」

 

「あぁ、うん。最初は見たほうがいいって烏間先生が。」

 

「そうですか…ルブさん、殺し屋の目線で聞きます。皆さんのナイフの振り方はどうですか?」

 

振り方がどうって…

 

「護身用のナイフを使ってるだけの私が言っていいもんなの?」

 

「それでも、殺し屋からの意見を聞いてみたいなと思いましてね」

 

振り方ねぇ~

 

「全員、少し大ぶりなのが気になるね、それ以外で言うと一定のリズムでやってるから本当に使うときにそのリズムでやってしまう可能性はあるよね~。しかも、それをこのターゲットが見てる前でやるってのがね~。」

 

そう言っていると、烏間先生に名前を呼ばれた

 

「ルブさん、岡野さんとコンビを組んで俺にナイフを当ててみてくれ」

 

「はい?いいんですか?」

 

「あぁ」

 

ええと、岡野さんって人は…と周りを見渡しているとこっちに手を振っている女子が一人

 

「こっちこっち、私は岡野ひなた、よろしくね。さて、やるよ」

 

「うん」

 

でも、どうやって当てようかな?絶対に無理な気がするんだけど

 

「いつでも来い」

 

どうやって…あっ、岡野さんが行った。すごい身のこなしだな~、めっちゃ粗削り感すごいけどナイフ術は女子の中では秀でてる気がするなぁ。って、感心してる場合じゃないか。動こう

 

「岡野さん、少し、右にそれること出来る?」

 

「わかった!!」

 

右にそれてくれたからここにまず

 

「"指銃・(バチ)"!!」

 

「っ!?」

 

よし、のけぞった!!今がチャンス!!

 

「はぁ!!ってはぁ!?」

 

今起きたことを説明しよう。烏間先生がよろけたところをナイフで刺そうとしたらよろけた反動を使って体をひねらせてナイフをよけたんだけど!?ちなみに勢いをつけてナイフを刺しに行ったから岡野さんとぶつかったし

 

「痛ったたた…ごめんね大丈夫?岡野さん」

 

「大丈夫大丈夫、よけなかった私も悪いし」

 

「なかなかいい作戦だった。岡野さんとルブさんに加点!次!!」

 

バケモンだろ、あの人

 

コンビでの訓練が終わり、殺せんせーのもとに戻ろうとしたときに声をかけられた

 

「ねぇ、ルブさん」

 

「何?赤羽くん」

 

「殺せんせーを殺そうとするときにも使ってたけどさっきの武術的なもの何?」

 

「あっそれ僕も気になってた」

 

「私も」

 

赤羽くんの言葉に続いてきたのは潮田くんと緑髪の女子

 

「私は茅野カエデ、よろしくね」

 

「よろしく。」

 

この子、何か隠してる?気配が人間と何かで二重に感じるんだけど…

 

「で、あれ何?」

 

さて、なんて答えようか…説明しようとすると長くなるしな~簡潔にだけ言うか

 

「あれは"六式"と言って、海軍とかの軍人が使う武術みたいなものかな?」

 

「軍人が使う?」

 

「そうそう」

 

「へぇ~、少しだけ見せて?」

 

興味がすごいなこの赤髪は

 

「じゃあ、見といて。ここから、殺せんせーのもとにすぐに行くから」

 

ええと、平らな位置で

 

「"剃"」

 

狙いは殺せんせーの横、あわよくば依頼完遂!!

 

「にゅやっ!?ルブさん、いつの間にそこに!?ですが、もうその手ではやられませんよ。というかあなた、今授業中ですよね!!原則、授業中の暗殺は禁止なんですよ!!」

 

「だって、あいつらが力を見せてほしいっていうから」

 

指を刺したところには誰の姿もなかった。あいつら…

 

「だっても、待ってもありません。今日のあなたの宿題を二倍にします。」

 

「はああぁぁぁーーー!?」

 

「当然です。ヌルフフフ」

 

あの赤髪、一生恨んでやる

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