転校生は見たこともない武術の使い手で殺し屋らしい…   作:Dの行方

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追い込みの時間

中間テスト前日

 

中間テストという名のものが近づいてきているところまでは良いんだが…

 

「さらに頑張って増えてみました。さぁ、授業開始です。」

 

増えすぎて気持ち悪いんだけど…この前のこと引きずってんのか?なんか、残像もかなり雑になってるし…雑すぎて違うキャラになってる可能性が…

 

「殺せんせー、疲れないの?」

 

「ぜ~んぜん、大丈夫ですよ。」

 

なら、いいんだけど

 

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授業後

 

「ぜーーぜーーぜーーハアハアハア」

 

思いっきり疲れてんじゃねーか!!

 

「……さすが疲れたみたいだな」

 

「今なら殺れるんかな」

 

おっ、金髪女子(中村)殺ったれ~

 

「なんでここまで一生懸命先生すんのかね~」

 

「…ヌルフフフ、すべては君たちのテストの点数を上げるためです。そうすれば…"先生!!私たちにも勉強教えて♡"(評判を聞いた近所の巨乳女子大生)…となって、殺される危険も無くなり、先生には良いことづくめ」

 

なんか、きもい顔してんだけど…ていうか、あんた人間じゃねぇから寄ってこないと思うけど…

 

「あの顔気持ち悪くね?ねぇ、潮田くんはどう思う?…ん?潮田くん?どうしたの?何か諦めたような顔して…」

 

みんな殺せんせーのほうを向いて、どういう…あぁ、そういうことね

 

「なるほどよくわかりました。」

 

「?何が?」

 

「今の君たちには…暗殺者の資格がありませんねぇ。全員、校庭へ出なさい。ルブさん」

 

「あ~、了解。先生たち連れてくるよ。」

 

「助かります」

 

さて、呼びに行きますか…

 

「あの、ルブさんどういうこと?」

 

「今のやり取りを見て、どういうことかわからないなら今は何も聞かないで潮田くん…」

 

職員室職員室~っと

 

「失礼しま~す。烏間先生とイリーナ、校庭に来て」

 

「?わかった」

 

「あんた、先生をつけなs」

 

「来て」

 

「わかったわよ」

 

久しぶりに殺し屋の目つきをしたなぁ~イリーナ、ビビってたビビってたw

 

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校庭

 

さてと、全員集まってるかな~

 

「何するつもりだよ、殺せんせー」

 

「ゴールとかどけたりして」

 

「イリーナ先生、プロの殺し屋として伺いますが」

 

おっ、公開説教始まるか?

 

「……何よ、いきなり」

 

「あなたはいつも仕事をする時…用意をするプランは1つですか?」

 

「…?…いいえ、本命のプランなんて思った通り行くことの方が少ないわ。不測の事態に備えて…予備のプランを綿密に作っておくのが暗殺の基本よ。ま、あんたの場合、規格外すぎて予備プランが全部狂ったけど、見ていらっしゃい次こそ必ず…」

 

「無理ですねぇ、では次に烏間先生」

 

プッ、遮られてやんの~

 

「ナイフ術を生徒に教える時…重要なのは第一撃だけですか?」

 

「……第一撃はもちろん最重要だが、次の動きも大切だ。強敵相手では第一撃は高確率でかわされる。その後の第二撃、第三撃を…いかに高精度で繰り出すかが勝敗を分ける。」

 

「最後に、ルブさん」

 

えっ、私も?

 

「転校初日の時、暗殺を仕掛けましたね?その時考えてた攻撃方法は一つだけでしたか?」

 

「いや、違うね。まず、六式の中で何が有効かを瞬時に見極め、これが効かなかった時用でもう一つのやり方ってやってたかな?」

 

「結局、何が言いたいん…」

 

「先生方やルブさんの言うように、自信を持てる次の手があるから自信に満ちた暗殺者になれる。対して、君たちはどうでしょう。"俺等には暗殺があるからそれでいいや"…と考えて勉強の目的を低くしている。それは…劣等感の原因から目を背けているだけです。もし、先生がこの教室から逃げ去ったら?もし、他の殺し屋が先に先生を殺したら?暗殺という拠り所を失った君たちにはE組の劣等感しか残らない。そんな危うい君たちに…先生からの警告(アドバイス)です。」

 

おぉ、すごい竜巻…

 

「第二の刃を持たざる者は…暗殺者を名乗る資格なし!!」

 

うんうん

 

「……校庭に雑草や凸凹が多かったのでね、少し手入れしておきました」

 

うわぁっ!!すっげぇ!!

 

「先生は地球を消せる超生物、この一帯を平らにするなどたやすい事なのです。もしも君たちが自信を持てる第二の刃を示さなければ、相手に(あたい)する暗殺者はこの教室にいないと見なし、校舎ごと平らにして先生は去ります。」

 

「殺せんせ~、ちなみにみんなに課す第二の刃ってな~に~?」

 

「明日の中間テスト、クラス全員50位以内を取りなさい。」

 

みんな驚いてるな~、50位以内ってそんなに難しいのか?(テストと言うものを受けたことがないので簡単だと思っている)

 

「君たちの第二の刃は先生がすでに育てています。本校舎の教師たちに劣るほど…先生はトロい教え方はしていません。自信をもってその刃を振るって来なさい。仕事(ミッション)を成功させ、恥じる事なく笑顔で胸を張るのです。自分たちが暗殺者(アサシン)であり…E組であることに!!」

 

「は~い。あっ、殺せんせー」

 

「なんですか?ルブさん」

 

「この後でいいんで、一対一のマンツーマンお願いしてもいいですか?」

 

「わかりました」

 

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放課後

 

「では、ルブさんやりましょうか。ルブさんは苦手科目だった文系科目と言われるものはできてきていますから何も心配はないように思えるんですが?」

 

「殺せんせー、何も言わずに、テスト範囲から少しずれているところ教えて。5教科とも」

 

「?わかりました。」

 

何か嫌な気がするんだよな~、殺し屋の感かな~

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