郭嘉先生と曹操軍の往くブルーアーカイブ   作:WGTWEK

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???「うーん…キサキ会長はあの体調だから玄龍門が忙しいってことであたしだけ先に行くことになったけど、『シャーレの先生』は不在かぁ…。」
???「仕方ない、一旦お店は皆に任せて『連邦生徒会長の先生』に挨拶だけしていこうかな。」
???「あたしとしても、どういう人か知っておきたかったしね。」


対策委員会編1章 郭嘉、荒原に救を行い 曹操、再び鸞と出逢う
第一話 郭嘉先生のアビドスでの初日


 曹操殿への連絡も済ませた事だ、私はアビドスに向かう事にするよ。

 アロナ、何か気をつけなければならないことは無いかい?

アロナ「うーん…。アビドス高等学校ですか…。昔は大きい自治区でしたけど気候の変化で街が厳しい状況になっていると聞きました。」

アロナ「どれくらい大きい自治区かと言いますと街のど真ん中で遭難する人が出るくらいだそうです!」

 遭難か…只事では済まなそうだね。

アロナ「あはは、まさか、そんなことがあるんでしょうか………?いくらなんでも街のど真ん中で遭難だなんて……。流石に誇張だと思いますが…」

アロナ「それより学校が暴力組織に攻撃されているなんて只事じゃ無さそうですが……。何があったんでしょうか?」

 兵は神速を尊ぶ、早速アビドスに向かおうか。

アロナ「すぐに出発ですか!?流石大人の対応力!かしこまりました!すぐに出発しましょう!」

そうして数日経ったが中々辿り着けそうに無い。地図の情報も古く、通れる道が確かなものが無く、困り果てている。意識が遠のいて…

???「…大丈夫…?」

 すまない、道に迷っていてね。助けて貰えて感謝するよ。

シロコ「ん、アビドス対策委員会2年生。砂狼シロコ。」

 用事があってアビドスに向かおうとしたんだが、一つも店がなくてね…

シロコ「ただの遭難者だったんだね。」

 この土地は初めてだったんだ。

シロコ「ちょっと待って…はい、これエナジードリンク。」

シロコ「ライディング用なんだけど…今はこれくらいしか持ってきて無くて。でも、お腹の足しにはなるはず。」

 では、いただくとするよ。

シロコ「…!あっそれ……。ううん、なんでもない…。気にしないで。」

シロコ「見た感じ連邦生徒会から来た大人の人みたいだけど…お疲れ様。」

シロコ「この近くには学校はうちの学校しか無いけど…アビドスに行くの?」

 そう言ったところだね。

シロコ「それじゃ、案内するね。」

 ああ、世話になるよ。

シロコ「これ、一人乗りだから…」

 それならば背負ってくれないだろうか?

シロコ「…。まあ、そのほうがいいか。それじゃ……。…あっ、待って!」

 どうしたのかな、シロコ

シロコ「えっと、さっきまでロードバイク乗ってたから…その…そこまで汗だくってわけじゃないんだけど、その…。」

シロコ「普段は学校のシャワー室を使うの。予備の服もそこにあるし…。」

 余りこう言うことを気軽に言うべきでないと言われたのだが、そう気にすることは無いさ。寧ろいい匂いだとも。

シロコ「うーん…ちょ、ちょっとよく分からないけど気にならないなら良いか。」

シロコ「それじゃ…掴まってて。」

 

〜〜〜〜〜〜

アヤネ「しかし驚きました…まさか連邦生徒会長代理が変わるなんて…」

セリカ「『シャーレの先生』が信頼出来る人に頼んだらしいけど、正直知らない私達からしたら本当に信用出来るか分かったもんじゃないわ!」

ノノミ「でも、少なくとも解体阻止されたSRTの救援を送ってる連絡は来ましたし、意外となんとかなったりするんじゃ無いでしょうか☆」

シロコ「ん、ただいま。」

セリカ「おかえり、シロコせんぱ…い?」

セリカ「うわっ!?何っ!?そのおんぶしてるの誰っ!?」

ノノミ「わあ、シロコちゃんが大人を拉致してきました!」

アヤネ「拉致!?もしかして死体!?シロコ先輩がついに犯罪に手を……!!」

セリカ「みんな落ち着いて、速やかに死体を隠す場所を探すわよ!体育倉庫にシャベルとツルハシがあるから…」

 すまないが、今も生きているものでね。かつてなら違ったかもしれないが…

アヤネ「えっ?不穏なことを仰ってはいますが…死体じゃ、なかったんですか…?」

セリカ「拉致したんじゃなくて、お客さん?」

シロコ「そうみたい…。」

 おっと、自己紹介が遅れていたね。郭奉孝、君たちが支援を要請した『シャーレの先生』さ。気軽に郭嘉先生と呼んで貰って構わないよ。

アヤネ「え、ええっ!?まさか!?」

セリカ「連邦捜査部『シャーレ』の先生!?」

ノノミ「わあ☆支援要請が受理されたのですね!良かったですね、アヤネちゃん!」

アヤネ「はい!これで…弾薬や補助品の援助が受けられます。」

アヤネ「あ、早くホシノ先輩にも知らせてあげないと…あれ?ホシノ先輩は?」

セリカ「委員長は隣の部屋で寝てるよ。私、起こしてくる。」

(ダダダダダッ!)

ノノミ「じゅ、銃声!?」

シロコ「!!」

ヘルメット団B「クソッ!!こいつら補給が足り無い割に無駄に耐えやがる!」

ヘルメット団A「構わん!こいつらもアビドスの暑さに耐えれてない!アビドスの奴らとまとめて始末して学校を占拠せよ!」

???「想定出来ていたとは言え…補給出来る場所の無いアビドスの土地では大人数は苦しいですね…」

???「ヘルメット団の奴ら、やたら多いとは聞いてたけどここまでかよ…」

???「あぁぁああ!!あっつくてもう無理!!」

???「暑いのは私らに限った話じゃないだろ!!」

???「まあ、この破滅的な状況は悪くないけど……はぁ、はぁ……!」

???「このまま、陸に打ち上げられたヒトデみたいになっちゃうんだ…」

アヤネ「わわっ!?武装集団が学校に占拠しています!カタカタヘルメット団と…SRT…?のようです。」

シロコ「あいつら…!!性懲りもなく!」

アヤネ「とは言え…なんでSRTの部隊が…?」

 曹操殿からの救援で、SRTの部隊を少し救援として送って貰っていたのだけど…ヘルメット団の多さと慣れない暑さが相まって苦しんでいるみたいだね。

 私一人分じゃ持っていけない弾薬も相当数持ってきて貰ってはいたから、困ったな…とは言え、ヘルメット団の数も減っているようだ。出陣の準備をしよう。

セリカ「ホシノ先輩を連れてきたよ!先輩!寝ぼけてないで起きて!」

ホシノ「むにゃ…まだ起きる時間じゃないよー。」

アヤネ「ホシノ先輩!ヘルメット団が再び襲撃を!こちらの方はシャーレの先生です。」

ホシノ「ありゃ〜そりゃ大変だね…あ、先生?よろしく〜、むにゃ。」

セリカ「ホシノ先輩!しっかりして!学校を守らないと!」

ホシノ「ふぁあ〜…むにゃ。おちおち昼寝も出来なさそうだねー、ヘルメット団めー。」

シロコ「すぐに出るよ。先生のおかげで、弾薬と補給品は十分。」

ノノミ「はーい、みんなで出撃です☆」

アヤネ「私がオペレーターを担当します。先生はこちらでサポートをお願いします!」

 こちらとしても戦場の指揮にはそれなりに慣れている自信はあるのでね。ヘルメット団を食い止めているSRTの部隊と合流して各個撃破と行こうか。




風邪をひいたり忙しかったので投稿遅れました、次はまた曹操殿視点です。
郭嘉先生視点は原作の話なので原作のセリフそのまま引用もちょいちょいありましたが、次は曹操殿視点はまるっきり無い話なのでそれも多少は無くなると思います。
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