※思いついた部分を書いたので続きは書いてません。書くかもしれませんが期待はしないでください
暗い…くらい・・・クライ!
ココカラデル!
「?」
「「「産まれた!」」」
「この子は何のデジモン?」
「わからない。知ってる子いる?」
「本で見たよ!ジャリモンだよ!」
ダレ?ジャリモン?
!?アタマイタイ・・・・・・・・・思い出した。デジモン、デジタルモンスター、ジャリモンは幼年期Ⅰのデジモン。
覚えてるのはデジモンの種類を少しだけ、私は誰?
産まれたばかりのジャリモンは周囲を見回すと、そこにいたのは別のデジモン、コロモン、モチモンそして、ラブラモンの三体。
この三体は私が生まれるのを待ってたの?
「この子が産まれたから、次はどこに行こうかな?」
「砂漠エリアは?」
「あそこは暑いし、危ないからダメだよ。」
「海エリアは?」
「いいね!そこにしよう。」
三体は話しながら、去っていった。
「・・・ホウチ?」
どうやら私は置いて行かれたようだ。デジタルワールド厳しすぎない?
ぐぅぅぅとお腹が鳴る。
「ゴハン」
私は仕方なく何か食べるものがないか周囲を散策することにする。
しかし、体が小さく、産まれたばかりということもあって、一歩が遅い。
何度もはねていると、川を見つけた。
「サカナ!」
川には魚、というより、魚型のデータが泳いでいる。
「タベレル?」
川に近づき、どうやって捕まえるか考えた結果、必殺技を魚に向かって撃てば浮き上がってくるのでは?と思いついた。
喉の奥に力を籠め、
「クラエ!」
口から出た熱を帯びた泡は魚の周辺に直撃する。水蒸気が上がり、晴れてくるとそこには魚が浮いていた。
私は川に飛び込み魚を一口で飲み込む。
そこからは早かった。お腹が膨れるまで川に向かって泡を撃ち、魚を食べる。でも、なぜかお腹が膨れない。お腹が膨れないことに苛立ち、魚を無我夢中で食べ続けると体が光り始めた。
「しんかした。」
体が一回りほど大きくなり、ジャリモンからギギモンに進化した。
ぐぅぅぅとまだお腹が鳴っている。また魚を食べようと思っても川には魚影が見えない。
「どうしよう…」
川から離れ、森の中を歩き始めるがあるのは木、木、木あとは草。
「・・・みられてる。」
何かに見られてるような気がする。周囲を見回すが何もいない。
私は気が付いていないと装いながら、歩く。
どの程度歩いたかはわからないがまだ視線を感じる。
私は急いで駆け出したその瞬間、
「ギキィィィ!」
頭上にあった木の枝から、デジモンが飛び掛かってきた。
私は横に飛び、なんとかなった。
「コドクグモン。」
コドクグモンは蜘蛛のような見た目をし、手にグローブを付けたデジモンだ。普段はドクグモンと一緒に群れで行動しているはずだが、こいつは一体で行動している。
成長期のデジモン、どうする・・・逃げる?いや、逃げ切れる自信がない。だったら、戦う。
コドクグモンは私にかさかさと近寄り、爪で攻撃をしてきた。
私はそれを真上に飛んで避け、コドクグモンの体の上に乗る。そして、
「ホットバイト!」
熱を帯びた歯でコドクグモンの背中に嚙みつく。コドクグモンは振り払おうとするが、私は噛む力を強める。噛んだところからじゅうじゅうと音している。どのくらい噛みついていただろうかコドクグモンは力なく倒れ、データとなって消えた。
「かった…あれ?」
私の体はまたしても、光り始めた。体が大きくなっていくのを感じる。
「進化が終わった?」
自分の体の情報が流れてくる。今の私は、
「エリザモン」
エリザモンに進化した私はこれからどうするか考えた。その結果、この森でもう一段階進化するまでの間過ごすことにした。
これからどうなるかはわからないが頑張っていこう。なれるなら大きくてかっこいい究極体まで進化したいな。
そう思い、森の奥に向かって歩を進めるのだった。