BLACK PSYREN   作:どるき

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Call.26「双魚の卵」

 司馬重工の本社ビルへのガストレア襲撃から五日、その時の損害は既に修復されていた。このビルの中では望月朧によって倒された襲撃ガストレアの遺伝子検査が行われていた。ガストレアに対する対策研究として広く行われている検査に過ぎないが、今回の検査は普段とは異なる結果が出ていた。

 

「この塩基パターンは……まさか双魚宮(ピスケス)か?」

「ピスケス? そんなわけないだろう、せいぜいステージⅡもあればいい方だぜ」

「馬鹿か、知らんのか!」

 

 遺伝子検査での塩基パターンに一人のメガネをかけた研究員がうろたえる。もう一人の研究員はその理由を知らずにとぼけた顔をしていたのだが、理由を聞いて青ざめる。

 

「ピスケスは卵を産むんだ。そこから生まれた子ガストレアの塩基パターンと類似点が多すぎるんだ、この検体は」

「卵? 冗談だよな……ガストレアが子供を産むなんて聞いたことが無いぞ」

「冗談なものか。ピスケスは単一生殖で卵を産んで、分身体を増やすんだよ! 卵から産まれたガストレアが見つかったということは、この近くにピスケスが迫っているってことなんだ。ピスケスから産まれたガストレアが固有塩基パターンを有する期間は約一か月、東京近郊にピスケスが隠れているのは間違いない!」

「マジ?」

「ふざけてこんなことを言えるか!」

 

 研究員が言うように、ゾディアックガストレア『ピスケス』には生殖能力がある。単一生殖による増殖能力により卵を産み、それによって自己を増やそうとする性質がピスケスには存在した。なぜこのような性質があるのかは不明なのだが、唯一の共通点としてピスケスの卵から産まれたガストレアは一か月間限定で特定の塩基パターンを有しているという点がある。この一か月と言う期間も、かつて九州エリアにて発見された卵の観察結果によって導き出された情報である。

 メガネの研究員は九州エリア出身で、九州在住当時にこのピスケスの卵が発見された際の騒動を知っている。ピスケスそのものはユーラシア大陸の方へと渡って行ったため九州に被害をもたらさなかったが、彼の弟は卵から産まれたガストレアに食い殺されている。そのためメガネの彼は復讐の念で頭に焼き付けたピスケスの事は忘れたくても忘れられない。

 

「すぐに上に知らせるぞ」

 

 メガネの研究員は資料をまとめ、社長室に駆け込んだ

 

――――

 

 研究部からの報告を受け、司馬重工は独自のピスケス捜索隊を編成した。戦力的には外部の民警を中心にした殲滅隊ではあるが、本来なら金の優位により司馬重工の私設部隊の元に統率されている。参加する民警は戦力としては上でも目下の存在に過ぎないのだが、今回に限っては司馬の私設部隊も下手に出ざるを得ない。

 

「みんな集まっているようだね」

 

 今回の作戦では序列三百六十位、望月朧が参加しているからだ。元々は別の要件で来訪していたのだが、報告の際に偶然社長室に居合わせたことがきっかけだった。刺激的なことが大好物の朧は当然のように今回の事件にも首を突っ込む。当然、一人で参加するような殊勝な人物ではない。

 

「俺達だけで人手は充分なのか? 他人がいると邪魔っていうのも解らなくもねえが、今回は山狩りをするんだろう?」

「人工衛星で目星をつけた場所の調査だし、僕たちとここの私設部隊がいれば充分だと思うよ。今回の捜索は大っぴらにはしないことになっているから余計に人を呼ぶのもよくない、ここは量より質でいこう」

 

 朧の意見でアゲハ達を動員したことで、今回の作戦ではアゲハ、桜子、朧の三人以外で参加する民警は一組だけとなった。それ以外は司馬重工の私設部隊から、隊長の菊池以下十人が参加する。菊池たち司馬重工の面々は、イニシエーターも連れずに参加するアゲハ達を面白くないという顔で眺める。

 バツが悪く感じたアゲハは、申し訳なさげな顔で初対面のペアに挨拶する。

 

「朧のせいでお前らまで睨まれちまって、悪いな」

「僕らはしょせん社会の爪弾き者、慣れてますから平気ですよ」

 

 今回アゲハ達と初対面となる民警ペアは、プロモーター『巳継(みつぎ)悠河(ゆうが)』とイニシエーター『久留米(くるめ)リカ』という二人組だった。朧をはじめとしてアゲハ達三人はイニシエーター不在の民警ペアと言う点をこの時代の常識から問題視した菊池の物言いで急遽雇い入れられた人員だった。

 特に菊池は警視庁の櫃間(ひつま)警視肝入りの民警ペアと言うこともあり、序列三百六十位の変人やその友人よりも悠河を買っていた。そのため菊池に睨まれていたのは実はアゲハ達だけなのだが、悠河はそれを承知で悪目立ちしないように返答していた。

 菊池らの態度から移動中のヘリコプターでは終始互いに干渉することもない。モノリスの外、旧古河市の自衛隊駐屯地跡地へと到着すると、菊池はアゲハ達を呼んでミーティングを始めた。

 

「ヘリはここに置いておく、幸いこの基地はかつての前線基地なだけあり、バラニウムによるガストレア対策は充分に取られている。

 人工衛星による事前調査でこの近辺にピスケスの卵らしきものが点在していることは解っている、旧古河市内を丸裸にするぞ!」

 

 菊池は作戦内容を説明すると、エイエイオウと士気向上を目的とした音戸を取る。アゲハ達は急に行動をとられたことからあっけにとられて呆然とその様子を眺めていたのだが、菊池はそれが不満なのか鋭い眼光を飛ばす。

 その目つきにアゲハは気に入らないとガンを飛ばし返したのだが、それがますます菊池の不満を買ったことは明白だった。

 菊池の先導の元、一行は第一の調査ポイントに向かった。ビーコンを使って位置を確認した場所にあったそれは、まさに大きな黒い球体であった。つるつるとした外観ではあるが、直径十メートルはゆうに超えるほどの大きさである。言われてみなければこれが卵であると察することは難しいほどである。

 

「サーモの用意だ!」

 

 菊池は部下にサーモグラフィーカメラを準備させた。この巨大な球体が目的の卵であるならば、その中にはガストレアが詰まっているはずだからだ。

 

「隊長……いきなりビンゴです」

「でかした!」

 

 発見した黒い物体をサーモにかけると、その中には三匹ほどの蝙蝠にも似た巨大生物の影が見て取れた。菊池はその影をガストレアの幼生体であると推測し、早速部下に指示を与える。

 

「総員、いきなりあたりが見つかったぞ。アレを撃ちぬけ!」

 

 菊池の号令で私設部隊の隊員たちは一斉にアサルトライフルを黒い物体に向ける。そして菊池はRPGを構えた。

 

「私の攻撃に合わせて一斉に行くぞ! 3……2……1……0……打ち方開始!」

 

 菊池はカウントゼロに合わせてRPGを発射し、部下たちは打ち方開始の号令に合わせて銃の引き金を引いた。総勢九人の一声発射は鼓膜を破かんほどの轟音を響かせ、黒い弾丸が黒い物体に打ち込まれる。卵のような外見だが表面は思いのほか固くないのか、黒い物体の殻は割れることは無い。

 

「打ち方止め!」

 

 菊池が再び終了のための号令を取ると、隊員たちは一斉に弾丸の発射を止めた。黒い物体には無数の穴が開き、中からどろりとした液体が漏れだす。

 

「マズい、あれじゃ銃弾が届いていない!」

 

 硝煙が晴れると、真っ先に黒い物体の状況に気が付いた悠河が声をあげた。無数の銃弾により穴だらけとなったはずの黒い物体からは粘り気のある液体が流出したということは、中のガストレアはその粘性によって銃弾を堪え切ったに他ならないと悠河は推測していた。

 卵の中で成熟途中だった三匹の未成熟な果実は、この攻撃により変貌した。

 

「隊長……中の……中の様子が……」

「なんだというのだ?」

「中にいたはずのガストレアの影が二つ消えました」

「それの何処に問題があるんだ」

「そのかわり……残った一匹が大きくなっています。合体したとしか思えない大きさです」

 

 卵の中を満たす粘液の中で、銃弾を浴びたガストレア三匹は命の危険を感じていた。元が一つの卵であるためか、生存本能は外敵への対抗策として融合して力を蓄えることを選択した。まるで人の胎内でミッシングツインが産まれる様子を早回しにするように三つのガストレアは一つになり、急速に体を成長させる。今までが人間に例えて胎児に当たるとすれば、融合したガストレアは幼児並の大きさになる。

 そしてついに卵の殻が破られる。粘性を帯びた体表と、退化して身を守るマントのように変質した翼をもつそれは、巨大な二足歩行の怪物と化していた。

 

「あの表面の……ヌルヌルして気味が悪いな」

「僕が先陣を切ります!」

 

 その様子にあっけにとられた菊池達を導くように、悠河は銃を構える。ショットガンに威力を重視したスラグ弾を込め、引き金を引く。悠河の勇姿に我に返った菊池も応戦し、無数の弾丸が巨人型ガストレアを襲う。

 RPG以外はすべてバラニウムの弾丸であり、流石にステージⅢクラスのガストレアでもひとたまりもないだろう。そう菊池達は思っていた。先陣を切った悠河も同様であり、リカの力を隠して難を逃れたことに胸をなでおろしていた。

 

「オオオオオオオオオオオオオオオ!」

 

 だが巨人は倒れなかった。傷つきこそすれども、息が残っていたガストレアは雄叫びをあげる。不死身にも錯覚するそのタフネスに、菊池以外の私設部隊員たちは腰が引けてしまう。

 

「なんで……なんでまだ生きているんだ!?」

「バラニウムが効かないのか? こんな奴に勝てるわけない」

「隊長、撤退の指示を!」

 

 隊員たちの狼狽え様と、実際に大量のバラニウム弾を浴びても平然とする巨人型ガストレアの姿に菊池も悩む。いくら櫃間お抱えの民警でも、ピスケスから産まれた変異ガストレアでは相手が悪いのかと。悠河も出来れば隠したかった自分たちの切り札を切るべきか悩む。

 巨人型ガストレアはそんな菊池達の様子など知った事かと言う態度で反撃の為に暴れはじめる。元より及び腰となっていた隊員たちは蜘蛛の子を散らすように林の中へ逃げ惑う。

 

「あ……」

 

 状況に思考が追い付かないでいた菊池はガストレアの動きへの反応が遅れ、気が付いたときには眼前に巨大な拳が迫っていた。死を実感するほどの恐怖は思考を加速させ、視界をゆっくりに錯覚させる。

 菊池は「櫃間警視に媚を売って、警察利権の甘い汁を吸いたかったな」と、妄想に浸りながら死を受け入れようとした。桜子は菊池の様子に気が付き、咄嗟のライズで加速して菊池を抱きかかえる。ガストレアの拳は空振りし、地面をえぐった土砂が周囲に巻き散らかされて煙が上がった。

 

「ボケっとして……アナタ死ぬ気?」

「す、すまん」

 

 命が助かった菊池は呆然と言われたことに反応して桜子に謝る。この時点で既に菊池にはアゲハ達を睨むような心の余裕はなくなっており、それは菊池に右へ倣えしていた他隊員たちも同様だった。

 土煙が上がると巨人型ガストレアはおもむろに木を一本引き抜き、鈍器のように振り回して林を突き進む。悠河や一部の隊員たちともはぐれてしまい、崩壊寸前となったチームの現状に爪弾きにされていたアゲハが重い腰を上げる。

 

「あれだけの攻撃を受けてピンピンしているなんてな……だがコイツはどうだ?」

 

 アゲハはバーストストリームを展開し、精神を集中する。周囲にバーストオーラがみなぎり、巨大なエネルギーが循環する。

 

「直進しろ、暴王の月(メルゼズ・ドア)!」

 

 アゲハは直射型の暴王の流星(メルゼズ・ランス)の要領で暴王の月を発射する。それに反応したガストレアも翼を盾のように構えて防御の姿勢を取る。その翼は拳銃弾程度ならはじき返すほどの硬度を誇っていたのだが、その程度で暴王を防ぐには心許ないことは桜子や朧には既知の事実である。

 暴王はガストレアの胴体を貫き大きな風穴を開ける。穴からどす黒い粘液が血のようにあふれだし周囲に飛び散る。人間ならば心臓が丸ごと抉られるほどの穴であり、死に至るべき傷ではあるが、変異ガストレアであるためか常識は通用しない。大穴が開いてもまだ息があるガストレアは粘液を垂らしながら傷をふさごうとする。

 朧は異様なタフネスを誇る巨人型ガストレアの謎を探ろうと、ガストレアに向かってバースト波動を照射する。稀代の治癒能力者(キュア使い)イアンが考案したイアン式ライズと呼ばれる生体レーダー技術を、朧は自己のセンスでそれと知らずに身につけている。それによってガストレアのバイタル状態を読み取った朧はその秘密に気が付く。

 

「そうか、アレはやはり三匹のガストレアなんだ」

「どうゆうこと?」

「三匹が一匹に合体したから、心臓も脳も三つあるんだ。それをすべて潰さないとおそらくアレは倒せない」

「なるほど! だったらチマチマ弱点を突くよりも一気に行くぜ、みんなは下がってろ!」

「了解した!」

 

 桜子と朧は菊池達を巻き添えにならないように誘導し、アゲハは一人で巨人型ガストレアと対峙する。バーストオーラを発露し、右手に黒い球体を構える。

 ガストレアも負けじと丸太で殴り掛かるが暴王の月でガードしたことで丸太の方が耐えられずに削り取られる。その様子に意地になったガストレアは左の拳で殴り掛かるが、拳が一直線になったところを見計らって発射された暴王により肩口からザックリと左腕が消失する。残る部位は頭、右腕、下半身。左腕が削られたことでガストレアに隙が産まれたことを見逃さないアゲハは、再びバーストストリームを発生させて力を貯める。

 

流星(ランス)!」

 

 かつて天戯弥勒との戦いで、ノヴァ状態で見せたのと同種の暴王の流星(ランス)の雨が巨人型ガストレアを襲う。十三本の黒い流星がガストレアに突き刺さり針の筵とも言うべき光景が広がる。

 

「ぶった切れろ!」

 

 アゲハはそのまま腕を力一杯振り下ろし、それに連動して十三本の流星が地面に突き刺さるように方向を転換する。その動きによって巨人型ガストレアは細切れになりついにその命を止めた。

 

「あの力……教授にも報告しないと」

 

 アゲハ達とはぐれていた悠河とリカは戦いの様子を物陰から眺めていた。この二人は本当は正規の民警ペアではなく、ピスケスの卵とそれから産まれたガストレアの遺伝子サンプルを回収するために潜り込んだエージェントである。巨人型ガストレアの強靭さには驚いていたのだが、それよりもサンプルとしての価値に二人は喜びを感じていた。

 その強さ故にこうして隠れて観察する機会があったことも二人には幸運である。

 そんな二人に何処からともなく現れた奇抜な男が声をかける。

 

「おやおや、グリューネワルト教授の秘蔵っ子じゃないか。こんなところで幼女を連れてピクニックかな?」

「アタシの事を知っててその言い方、喧嘩を売ってるのかしら」

「見た目通りに扱うほうが女性は喜ぶと思ったんだが……すまないねハミングバード」

「限度があるわよ」

 

 久留米リカもエージェントであり、呪われた子供たちではないばかりか幼女と呼ぶほどの年齢ですらない。ただ単に「イニシエーターがいたほうが信用されるから」という名目で参加しており、悠河がその力を隠したがったのもそのためである。

 リカも成功率百%を自負するエージェントであり戦闘能力も高いのだが、それはあくまでイニシエーターとしての物ではない以上はひけらかすわけにはいかない。

 

「そういうアナタは何用ですか? 蛭子さん」

「私もキミ達同様にアレの回収だよ。リハビリがてらとは思っていたが、以前九州に現れた卵の話よりも随分と過激だね。いやあ、ゾクゾクするよ」

「お生憎様。あの巨人のサンプルは僕たちがいただきます。他にも何個か卵があるはずですから、アナタはご自分で回収してください」

 

 悠河は言葉では当たり障りがない様子ではあったが、その顔は仕事を取られてたまるかと言う強い意志を宿していた。それを見た影胤も、クライアントが同じ悠河にちょっかいを出すことは無いと身を引くことにした。

 

「ではそうさせてもらうとしよう、行くぞ小比奈」

 

 影胤は小比奈を抱きかかえる。

 

「そうそう、立ち去る前に一つだけアドバイスをしよう。夜科君の事は教授には言わない方がいい」

「何故? あれだけの力、教授の研究サンプルとしては格好の獲物じゃないか」

「キミが教授の懐刀でいられるのは、『新世界創造計画』として上位の戦闘力を誇るからだろう? 私と同様に優秀なエージェントであることに徹しているハミングバードと違って、その優位性を失った時にキミの心が耐えられるのか心配だよ」

「それは言えているわね」

「黙れ、調子に乗るな二枚羽根風情が!」

「ハイハイ……御免なさいねダークストーカー」

 

 リカは悪びれた様子で謝り、悠河はそれに余計に怒る。影胤やリカが言うことは図星である。そんなことは起きることが無いという悠河の意地が、彼らのアゲハに負けて悠河の地位が地に落ちるかもしれないという嘲笑に、悠河はムキになって熱くなる。

 

「不愉快だ、早くいってくれ」

「御機嫌様」

 

 小比奈を抱えた影胤は斥力フィールドの応用で足元を弾き、瞬く間にその場を後にした。

 影胤が立ち去ったのち、飛び散った巨人型ガストレアの肉片と卵の殻、それに殻の中を満たしていた粘液を回収した悠河とリカは何食わぬ顔でアゲハ達に合流した。

 

「アンタ達、無事だったか」

「おかげさまで、あの攻撃でガストレアが倒せて助かりましたよ」

「アゲハのアレを見ていたの?」

「はい」

「あの力は他言無用でお願いね」

 

 この戦闘で司馬重工の私設部隊は総崩れとなってしまった。幸いなことに人的被害はなかったのだが、これ以上の戦闘続行は不可能と言う判断から、民警組による衛星画像の目視確認のみにとどめ、一行はその場を後にした。

 後日改めて捜索隊が編成されたのだが、二次調査では二つほど卵が消えていた。再び巨人型ガストレアが産まれることを危惧した結果、これらの卵は航空爆撃によって周囲の環境ごと爆撃により討伐された。




アゲハvs二足歩行ガストレアの話
巨人と言っても蝙蝠+猿(ベン)ですね
本編に出てこないゾディアックを想像しながら関東開戦以降の前振りてきな粉をまきたい
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