正実モブの奮闘記録。   作:Mrふんどし

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奮闘記録8

あれからしっかり休んだおかげで怪我も治って無事復活!

今まで休んでた分、皆に追いつく為に訓練を頑張らないと!

 

そんな風にバッチリ気合いを入れて訓練場に向かおうとしていたけど、歩くのに夢中になってたせいで建物の影から出て来た人にぶつかっちゃった。

慌ててその人に謝ろうと顔を向けたけど、その人の姿を見て私は思わず固まった。

 

だって...その人は"学校指定の水着"を着ていたから。

プールじゃない、他の子達も普通に歩いてるこの広場で堂々と、水着だけを着て!

 

あまりの衝撃に私はどうしたらいいのかわからなくなっちゃったけど、とりあえず謝ろうと目を泳がせながら頭を下げる、するとその人はニコニコ笑いながら許してくれた。

 

それからどうしても気になって何でその格好をしているのかつい聞いちゃったけど、その人は水着でいること、水着で学園内を歩く理由をこれでもかと丁寧に教えてくれた。

あまりの押しの強さに途中から"そうなのかな"って納得しかけちゃったけど、暫くして私の後ろから声が聞こえてきた。

 

そこにいたのは同じ正実の子で、どうやら水着で徘徊している人がいるって通報があったみたい。

え、それってこの人のことじゃ....?と思いながら振り返るといつの間にかその人はその場から消えていた。

 

...何だったんだろう?...とりあえず訓練場に行こうっと。

 

 

————————————————————

 

 

今日は訓練がお休みの日、そんな中私は寮の部屋で1人悩んでいた。

その原因はいつもあるお昼休みのこと...私は普段から買ってきたサンドイッチとかを食べてるけど、他の皆は結構自分でお弁当を作ったりしていて一緒に食べる子なんかはよく私におかずを分けてくれる。

 

その度にお礼は必ず言ってるけど....なんだか自分が貰うばかりで申し訳ないなと思っていた。

いつも皆に助けられてるし、今度は私がお返しをしないと!

そう思い立って、ついに料理に挑戦してみる事にした!

 

とりあえず郊外で売ってた本を読んでるけど....全く料理をしてこなかったから全然わからない...。 

よし、こういうのはやってみれば案外上手く行く事が多いっていうしまずは何か作ってみよう!

 

 

 

.....それから1時間後、私はベッドで項垂れる事になった。

結局できた料理は見本と全然違う見た目になり、味もお世辞にも良いと言えるものじゃなくなっちゃった...。

買ってきた食材はあっという間に無くなって、残ったのはお米だけ....ただご飯を詰めてお弁当完成!...なんて言い辛い。

 

い、一応おにぎりにしてみようかな、それならギリギリ工夫したってことになるかもしれないし...うん、そうしよう!

 

そう自分を納得させた私は次の訓練日までに良い感じのおにぎりが出来るよう練習をし始めた。

 

 

————————————————————

 

 

今日は訓練が終わった後、保管庫にいるコハルちゃんに会いに行った!

コハルちゃんはいつもわざわざ会いにこなくて良いなんて言うけど、後ろの羽がパタパタ動いているから結構わかりやすい、勿論指摘はしないけど...。

 

いつもみたいに今日の訓練であったこととかお互いの近況を話した後、私は料理が出来るようになったことを自信満々に告げた。

コハルちゃんはよくわかってない様な表情をしていたから、私は今日持ってくるために作ってあったおにぎりを見せるとそれを手渡した。

 

最初はおにぎり?って怪訝そうな顔で見ていたコハルちゃんだったけど、私から受け取ったそれを食べると目を丸くさせて美味しいって言ってくれた!

 

私はそのことに凄く嬉しくなって、これから毎日作ってこようかな、なんてことを話すとコハルちゃんが急に慌て出した。

どうしたのかなと不思議に思って聞いてみるけど、コハルちゃんはまだ仕事が残ってるからって言って私の背中を押してきて、そのまま保管庫から出されちゃった....。

 

それから何度かノックして声をかけたけど反応が無かったから、また今度来るねとだけ言ってその日は寮に帰る事に。

 

....何か悪いこと言っちゃったのかな?

 

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