特務中尉と幼女   作:ファンノヒトリ

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引き続きご覧になっている皆様ありがとうございます。

今回も私の自由気儘な二次小説に付き合ってもらおう!

前話をご覧になっていない方は一話からご覧ください

2025/9/21一部訂正あり
それではどうぞ


第二話 運命のとき

第二話 さだめのとき

 

 

ターニャデグレチャフの病室ベットの横で壁に身を預け腕を組んでいる男がいる

 

 

「やっと静かに話せる時がきたようだな」

 

そう男はいう

 

「?!!!!!!」

 

ターニャは驚きつつも先程の授与式の時にいた士官の一人だと理解する

 

「俺の名はキークキャラダイン 帝国軍参謀本部付き情報将校 階級は特務中尉だ」

 

そう自己紹介しつつそのままの姿勢で敬礼する

それを聞きターニャは…

 

(参謀本部付きの情報将校だとぉ?!!!!しかも特務中尉とは!???実質少佐相当の地位だぞ?!そんな人間が私に一体何の用だというんだ?!)

 

内心戦々恐々しながらも敬礼することは怠らない

右手は使えないために左手で敬礼する

名乗られたら名乗り返すのができるビジネスマンというものだ

 

「あ 改めまして自分はターニャデグレチャフであります 階級は航空魔導士少尉を拝命しております」

 

この人物の目的について考察しながらターニャは官制名を名乗り返す

 

「デグレチャフ少尉 もっと体を楽にしてはどうだ 俺は別にお前さんを咎めにきたりとかそんな訳できたんじゃあない」

 

目の前の人物は近くのイスに腰かけながらそんなことを言う

 

「………といいますと?」

 

「なぁに 簡単なことさ 齢僅か9歳にして士官学校を首席で卒業し在学中は無礼を働いた下級生の頭蓋を切開して調べようとしたというじゃないか 興味を示さない方が無理だと思うがね 何処ぞの中佐が愚痴っていたぞ」

 

幼女はその発言を聞いて絶句した

自分の行動を情報将校が目を付け中佐レベルの人物がそのことについて愚痴る…という事態に危機感を抱く

 

(このままでは私の安心安全快適な後方勤務は全てパーだ!なんかして認識の改善を試みなければ!!!!)

 

顔を引きつらせながらもこう答える

 

「小官の悪評が広まっているようなら誠に遺憾であります!どなたかと混同されて噂されているのでは?」

 

(嘘はいわずさも身に覚えがないように振る舞うしかない!)

 

「はたしてそうかな?貴官以外に9歳の軍人が何人いるのやら 先日の戦闘行動を見ていれば疑惑は確信になると思うが」

 

そういって特務中尉は小型の宝珠を取り出して投影術式を用い映像を見せてくる

 

それは先日の戦闘行動の全てが記録されていた

 

「これは先日の貴官が戦闘していた時の記録だ その日私も協商連合軍の動向について情報収集のため前線近くまで来ていたという訳さ そんじょそこらの軍人では自爆という選択肢をとり戦線離脱を謀るなどあり得ないと言うことはすぐわかる」

 

(馬鹿な!私の完璧な(計画ミスで死にかけた)戦線離脱計画が看破されただと!このままでは完全にお陀仏だ!敵前逃亡と捉えられたらどうなるか…)

 

(間違いない ターニャデグレチャフ少尉は…)

 

「貴官は前世のことを覚えているか?」

 

「なっ!!!!な ななにを申されるのですか特務中尉殿!」

 

「私には前世の記憶がある」

 

(!!!!!!!!!!前世だと!この男もまさか存在Xに!)

 

「ま まさか中尉殿も神を名乗る存在に?!」

 

「生憎と私は神を名乗る存在とあったことはないな 生まれ変わっていると知ったのはほんの一年ほど前だが」

 

(存在Xを知らない?!馬鹿な?!そんなことがあるのか!)

 

「その反応だとどうやら間違いないようだな」

 

「はい…小官は神を名乗る存在Xに転生させられここにいます」

 

「そうか なら俺と出会ったのも必然といえるか」

 

(なに!?まさか…この男存在Xの手先か!?)

 

体をこわばらせ警戒心をあらわにするも

 

「ど…どういうことでしょう」 

 

「なに ちょっとしたことさ 疫病神なんて呼ばれたことのある前世だからな」

 

「は? ……はぁ」

 

(なんだ…そりゃ)

 

何言ってんだこいつという表情を浮かべるターニャをおいて

 

「俺の前世はメルキア軍の情報将校キークキャラダインとして軍の秘密案件の関係者を抹殺するのが仕事だったと言う訳さ 最後の最後で上官に裏切られ抹殺対象に腹を串刺しにされ亡くなった 貴官は?」

 

(普通に前世からヤってる職業の人間じゃないですか 嫌だー)

 

「小官の前世はごく普通の会社員 サラリーマンとして無能な輩を排他する人事部に務めておりました 死亡理由はその無能な輩に突き落とされ列車にひかれまして…」

 

「互いに随分な死に方をしたもんだ」

 

「腹を串刺しにされた奴といっしょにされたくありませんよぉっ」

 

きょとんとした顔を見せすぐさま笑い始める

 

「ハハァ ターニャデグレチャフ少尉 貴官は随分毒舌だな」

 

そういいながら椅子から離れて懐から小さいコーヒー豆の入った缶をとりだしコーヒーの用意を始める

 

「ウド印のコーヒーだ 貴官もどうかね?どうせ貴官も好きな口だろう」

 

「い 頂きます」

 

しばらくの間両者には沈黙が続きコーヒー豆をひく音とアルコールランプの上にあるやかんがカタカタと鳴る音だけが部屋にある音だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苦いコーヒーを飲みながら二人は語る

 

「私は今生こそは自由に生きてみたいと思っている 貴官も同じ考えかね」

 

「はい 小官としましても同様であります しかし後方勤務は夢のまた夢ですな」

 

なかなか叶わぬ夢にため息をつきながらうなだれるターニャ

 

しかし

 

「いや…貴官に関しては帝都ベルンへの凱旋が待っている」

 

ここで爆弾投下である

 

「て…帝都ベルン?!!!!」

 

「今回の戦果と銀翼突撃賞授与を参謀本部はプロパガンダに利用するそうだ 良かったな 早速の後方勤務だ」

 

ターニャの顔はパァ!と笑みを浮かべて

 

(まさかそこまで評価されたとは…!!こんなボロクズになっても後方勤務行きなら願ったり叶ったりだ!!くたばれ存在X!ざまあみろ!貴様の思い通りに行くと思うな!)

 

「配属先は!配属先はどのようになるのでしょうか 特務中尉殿!」

 

やや食い気味に問いかける

 

コーヒーカップを机の上におきこちらに向きなおる

 

「悪いが詳細は言いかねる 貴官の希望を聞いた上で議論し最終決定をするそうだ」

 

「そうでありますか…」

(だが後方勤務は確定!プレゼン次第では更に盤石に!)

 

ターニャは愉悦の表情で今にも笑い出しそうな声を抑える

 

それを痛がっていると勘違いしたキークは一言

 

「詳細は追って知らされるだろう とりあえず今はやすみたまえ」

 

「はい ありがとうございます」

 

そう言い病室を後にする

 

ドアを背にしてキークは一人つぶやく

 

「悪いがターニャデグレチャフ少尉 貴官を利用させてもらうぜ」

 

それから報告書を書くためあてがわれた自室へと帰っていく

 

そんなことを知らないターニャデグレチャフはベットで後方勤務先について考えるのだった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんなのだこの報告書は!!!!」

 

 

 

 

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報告書 

 

参謀本部宛レルゲン中佐行き

 

ターニャデグレチャフ航空魔導少尉に関する報告書

人格面 ∑(OωO; )戦闘面では異常なく(゜Д゜;) 

非常に良好と認む

PS部隊創設計画にあたり確保が必要である

されど 実績の向上と戦術的な面での習熟が必要である

くれぐれも新型演算宝珠開発の際は注意されたし

 

帝国軍参謀本部付き

情報将校キークキャラダイン特務中尉

 

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一人発狂する中佐がいたとかいないとか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テレー… 

テレレ! テレレ!

テレレ! テレレ!

テッテー テーレレレー テレレー… テッテ!

 

テェーレレレレレッレッレ!テレレーレレレレ…

次回予告 語り 例の銀河の人

 

初戦を終えた幼女に待っていたのは…

 

また地獄だった!

 

ひたすらその身をいじられて!

 

人形同然の扱い!迫り来るフリル付きドレス!

 

忍び寄るちょび髭の男!彼の者別世界の独裁者!

 

次回[帝都ベルンとちょび髭の男]

 

来週も幼女と共に地獄に付き合ってもらおう!!!!




ご覧頂きありがとうございます


と言うわけでちょび髭二等兵ことアドルフさんが参戦します 

どうしてこうなった?

理由は次回…

この世界のアドルフさんは独裁ルート行かないし虐殺等ないのでご心配なきよう

なおターニャにとってはひどい目に遭う模様…


Qボトムズキャラは?メロウリンクは?

Aボトムズキャラは4話目から出す予定ですが構想中です

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