まだの方は最初からご覧ください
今回は次回予告に書いた通りこの世界線生まれのちょび髭のアドルフさんと???が登場します
その他タグが今回は大暴れ
どんな役で登場するのか楽しみにお読み下さい
それではどうぞ!
第三話 ちょび髭と帝都ベルン
ターニャデグレチャフ少尉が北方のノルデンで戦果を挙げて二週間と三日がたった…
ようやく傷は完治し 帝都ベルンへと凱旋するときがやってきた
「ついに念願の後方勤務だ!!」
ターニャの準備は万端である
一人ニヤニヤと笑みを浮かべる幼女の姿がそこにある
端から見ればかわいらしい幼女が楽しそうに小躍りしているように見えるだろう
コンコンコン!
ドアをノックする音がする
「入ってもよいかね?」
キークキャラダイン特務中尉殿が私を呼びに来たらしい
「どうぞ お入り下さい」
戸を開けて入ってきた特務中尉殿ともう一人ちょび髭の男
そのもう一人の男には見覚えがあった
前世の世界では一国を独裁政権下におき
たばこ嫌いで知られる男だ
(アドルフ ヒトラー!?)
そう思っても声にはださず言いたくなるのを抑えて
変わりにこう話す
「と 特務中尉殿そちらの方は…?」
「ああ 紹介しよう 今回貴官の凱旋パレードに際しその担当である軍部広報総務部に所属されているアドルフヒ一ドラー少佐だ」
ちょび髭の男
だが晩年のアドルフヒトラーとは違い随分と若い目元も隈まどなくスッキリとしている
年は20数歳と言った所だろうか
「お初にお目にかかります ご紹介にあずかりましたアドルフヒ一ドラー少佐と申します フロイラインどうぞよろしく」
非常に紳士的で姿勢の低い態度に驚くも
「ターニャデグレチャフ航空魔導少尉であります こちらこそよろしくお願いします ただフロイラインと呼ばれるのはどうも…」
「そうかね? ふむ… まあ確かに勇猛果敢なエースに対してフロイラインというのはいささか適切ではなかったようだ ではデグレチャフ君と呼んでも良いかね あまり人を階級で呼ぶのは慣れなくてね」
「はい ではそのようにお願いいたします」
「うむ そろそろ汽車に乗る時刻だ ある程度聞いているだろうが詳細について帝都ベルンに着くまでの間に話しておこう」
「そうですな その方がよろしいかと」
早速一同は部屋を退出し駅へと向かう
駅は戦場から休暇のため帰る兵士が少数や戦場に着いたばかりの兵隊やら軍事物資の山などでごったがえしていた
アドルフ少佐が掛け時計を指差し
「丁度発車の十五分前だ もう少しゆっくり歩いても良かったかな?」
「ですな まぁこんなところでしょう」
特務中尉と少佐はマイペースにそんなことを話しながらターニャを連れて一番前の客車に乗り込もうとする
一番前の客車というのは少なくとも上級士官以上でなくてはまず乗り込むことのできないものだ
他の客車と比べても一段と豪華であることがわかる
「自分は他の客車に乗ります まだ上級士官ではありませんので」
そうターニャが言い別れようとすると
「銀翼突撃賞を授与されたエースを一等客車に乗せなかったとあれば我々の責任になりますなぁ」
「気にすることはない デグレチャフ君 それに説明もしておかねばならん 他に同乗する者もおらぬし説明するにも静かな一等客車が一番だ」
そう謎に息の合う二人に止められる
「はっ 了解しました」
そうして三名は汽車に乗り込み個室の座席へと座っていく
片方に中尉と少佐 もう片方に少尉が座る
そしてなんとなしにアドルフ少佐が話し始める
「私は少佐なんて地位について居るが便宜上のものでね そうかしこまらずとも問題ないよ なになんてことは無い ある著名な画家の先生の展覧会で絵について素晴らしさを熱弁していたら隣に座っているキークと意気投合して軍部のお偉方に広報の一部を任される事になったのさ」
(なんだそのうらやまけしからん後方勤務案件は!戦場での私の苦労はなんだったんだ…)
一人絶句しながら幼女は愚痴る
そんな幼女を横に二人は話し続ける
「何を言うんだアドルフ お前だって随分乗り気だったじゃないか」
「まあ その通りだ 実際私の書いた絵や文を多くの人間にみてもらえるしお前さんに誘われて広報総務部に入らなければエヴァとも会えなかったわけだからな それで…」
「あの… 明日の予定について伺ってもよろしいでしょうか…」
なんとか話を戻させるべく割り込む
「あ あぁ そうだったなデグレチャフ君 失礼した 明日の予定だが…」
~
「という予定になる 異論は無いかね?」
約三十分ほどの説明を終えてアドルフ少佐は問う
「はい いいえ ありません」
「それでは帝都ベルンに着くまでの間休息としよう」
「少佐と私は別の個室に移る 貴官は病み上がりだからな 充分休んでくれ 到着時刻は午後5時だ」
「はい 了解であります」
そうして二人は話をしながら退出する
後に残されたターニャは深い眠りに誘われる
~
「目覚めよ! 目覚めよ!」
この感じ…存在X!くるみ割り人形から聞こえるだと?!
「なぜ貴様らは神を信じぬ!貴様と共にいたあの二人も!神を信じぬ愚か者めが!涅槃に至りたいとは思わぬのか!」
また同じような問答を…こいつ暇なのか?
「暇なものか!涅槃に至れば我等と共に永遠の魂としておられるものを!それを何故理解せんのだ!」
無視…
「無視するでない!良いか貴様ら人間は神を信じぬ限り永遠に輪廻の輪の中で暮らす事になるのだぞ!私を神だと崇める者達は皆輪廻転生から抜け出し安楽の地で生活することが出来ると言うに…なぜだ!なぜだ!どうしたら信じるのだ!」
だから何度も申し上げているではないですか神がいると科学的に証明されないからだと…話の通じない奴はこれだから…
「ええぃ!その程度のこととうの昔に試しておるわ!」
ああ うるさいわ… どう言われても私は
神を名乗る存在Xに従いはしない!!!!!
そう言ってくるみ割り人形を窓の外に放り投げる!
「き…貴様!!!……、##℃*#,::***&*@」
「…………………」
ふう ようやく静かになったようだ
眠りの邪魔をするなど……存在X滅ぶべし
~
外の世界から耳に喧騒が聞こえてくる
ふと目を開け軍に支給された腕時計を見たとき5時7分だった
コンコンコンコン!
その時個室のドアをノックする者がいた
「デグレチャフ君 起きているかね?」
ルドルフ少佐のようだ
「はい!空いております!どうぞ!」
起きていることと入室しても問題無いことを伝えすぐさま鞄を持ち上げて席を離れる
遠慮がちにゆっくりと開かれたドアの前に立って居たのは間違いなくアドルフ少佐とキーク特務中尉だった
「ゆっくり休めたかね?」
「はい おかげさまで充分休めました」
「この後は説明の通り軍の士官宿舎で二泊して明後日凱旋パレードが十時から行われる」
「宿舎までは車で移動だ 迎えがきているからな それに乗って宿舎まで移動する」
そう少佐の説明に特務中尉殿が補足してくれる
「了解です」
それから三名は列車から駅のホームを伝い駅の乗車場へと向かう
そして…
「遅かったわね アドルフ少佐 それに…あらお久しぶりねキ一ク特務中尉」
そう女性の声がする
そちらを向くと金髪で短髪のスタイルの良い顔立ちの整ったサングラスをかけた制帽に軍服の女性が腰に手をやりこちらに語りかけてくる
アドルフ少佐がそれに答える
「ただいま エヴァ 今帰ったよ」
そう行って声の主に近づいていく
(エヴァ?まさかこっちの世界の愛人エヴァ?!)
すぐさまそちらを振り向くと女性がこちらに近づき少佐に話しかける
「アドルフ少佐 公私混同は厳禁よ! 貴方も一介の軍人なら立場を分けまえなさい!」
いきなりそう叱責されたアドルフ少佐は反射的に敬礼し
「はっ はい!」
「報告!」
「はい!わたくしアドルフ少佐はキーク特務中尉殿とともに明後日に開催される凱旋パレードの花形であるターニャデグレチャフ航空魔導少尉を本日午後5時えー…13分帝都までお連れしました!」
腕時計を確認しながらそう報告する
エヴァはきつい口元を緩め笑みを浮かべる
「ご苦労…初めまして貴方が北方ノルデンのエースかしら…フロイライン」
サングラスを外し軍服の胸元にかけながらこちらに問い掛けてくる
その目はあわい金色の目をしていた
~
この辺りから作者風邪をひく
(完全にメタル○アのエヴァじゃねえか!ちょっと短髪だけど…しかもアドルフ少佐と深い関係?!いったいどうなっているんだ…この世界は…おい作者!説明しやがれ!)
(はい…一生懸命に…後書きで説明させていただきます 後書きを見ればどうして参戦させたのか解るはずです! もうしばらく もうしばらくお読み下さい!!)
と言うわけで続きます
~
動揺しつつも
幼女はすぐさま敬礼し官制名を名乗る
「ターニャデグレチャフ航空魔導少尉であります」
「私はエヴァヒードラー 中佐よ 早速だけど士官宿舎に移動するわ」
(ヒ一ドラー姓?!するとやはり…)
そんな事を考えながらターニャはテキパキと送迎用の車に乗り込んでいく
配置は運転席に中佐
横に少佐
右後ろに特務中尉
左後ろがターニャといった具合である
そして乗車すると車が出発する
気になって仕方がないターニャだったが意を決して二人の関係について聞くことにする
「…中佐殿と少佐殿はどのようなご関係で?」
よくぞ聞いてくれたと言わんばかりに
「私とアドルフは夫婦よ… 私は普段広報総務部の一切を取り仕切っているの アドルフにも仕事を手伝ってもらっているわ」
「お二方はご夫婦であられましたか…道理で同じ姓な訳です」
ノリノリで中佐は応える
更には聞いてもいないのにこんなことを話し始める
「彼と会ったのは私が仕事で行き詰まっていたときだったわ…とある画家の展覧会で絵を見ながら溜息をついていた私にそこの手伝いをしていた彼が声をかけてくれたの「絵はあまりお好きではないのですか」って…」
(んっ? どこかで聞いたような…)
「その絵は私が先生に頼んで隅においてもらっていた私の絵だったのでとくに気になってね」
(あっ これ長くなるやつ…)
後悔したときにはもう遅い
別に聞きたくもないのろけ話がひたすらに続く
「それから私は彼と楽しく会話したの…でも楽しい時間はあっという間にすぎていった…最後に互いの名前を呼び合ってまた会おうと約束したわ」
「その翌日には私は軍の広報総務部に行く事になってね そこでエヴァと再会して付き合い始める事になったのさ」
「そうね キークが連れてきてくれなければまた会うのは難しかったでしょうね…」
ここでキークに話が振られる
「んっ ああ そうだな」
仲がいいとはいえのろけ話は好きではない特務中尉は相づちを打って外を見る
すると丁度士官宿舎の前だった
「どうやら着いたようだな 少尉 ここが3日間泊まる士官宿舎だ」
((やっと着いた…))
そう二人の軍人はのろけ話を聞かずにすむことに喜んだ
帝都ベルンの凱旋パレードはまだこれからなのだ
やっと静かに休めることに安堵して宿舎に向かう
だが幼女は知らない
地獄(タニャ虐)は明日からだと言うことを
キリがいいのでここまでです
後半へ続く…
ご覧いただきありがとうございます
現在作者はカゼのため後書きがおかしくなってます
何故か普段より筆が進む進む…
それで…
Q
とっとと解説しろットォ!!!!!!!!!
A
なぜ
アドルフ少佐とエヴァ中佐が登場したのかについてですがこれからの話の都合 史実の愛人エヴァの性格がわからないため そして幼女を地獄にひきずこりこむためでさ
つまり
大人のぉお姉さん(・∀・)イイねぇ!
と
TSしたプライドの高い幼女を恐怖のドン底にクギづけにしてしまえ!
という訳だ!
ヒント ようじょを変換すると…?
残念だが読者の良い子の皆 岩盤はナィイイゾ!
何故か文字数が増えていっているので前後にわけました
by存在X(作者)
ようじょ
な…なんて奴だ!存在X!
いつの時間帯に投稿して欲しい?
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