ご覧頂きありがとうございます
前編の続きになります
どうぞ ごゆっくり…
会話の流れ等違和感のあるところはちょくちょく訂正いたします
2025/9/22一部訂正しました
それではどうぞ!
第三話帝都ベルンとちょび髭の男(後)
中佐 少尉 特務中尉とのディナーを終え一人ベットに潜り込むターニャ
(ああ やはり後方の士官宿舎のベットの寝心地と言ったら最高の一言に尽きる 前線や孤児院でのうっすいベットにカビ臭い毛布とは大違いだ …至れり尽くせりとはまさにこのことだ)
満開の笑みを浮かべながら幼女は思う
フワッフワッのベットは幼女を眠りに誘うのに十分すぎるほどの威力だった…
すぐにスヤスヤと眠る
そんな幼女を見つめる者がいた
ドアを僅かに開けて寝たことを確認しこう呟いた
「同情するぜ デグレチャフ少尉…」
キークはのんきな顔をして夢の世界に行っている幼女を見つめながらそっと扉を閉じ退出する
なお 存在Xがしつこく夢に出てくるが最近は軽くあしらわれている模様
「何故だ!何故…*@,,!,**……
つまり
影響力は
ベット〉存在Xという訳
~
朝五時三十分
幼女は定刻通り起床する
昨日はいつもよりぐっすりと眠ることが出来たようだ
ベット様々である
(私の今日の予定は広報総務部の事務所の方で撮影と明日の凱旋パレードのリハーサル)
いつも通りの朝の日課である洗顔を終えてから体操を済ませる
「いちにいさんし いちにいさんし…」
そして五時四十五分ラジオを付け周波数を合わせる
「おはようございます 朝の帝国ラジオ放送の時間です 本日の天気は晴れ7月としてはやや気温の低い日になりそうです 明日は銀翼突撃賞を授与されましたターニャデグレチャフ魔導少尉の凱旋式典が行われます 従ってライヒ通りは一時交通が規制されます ライヒ通りにご用などおありの方は今日のうちにお済ませ下さい それでは良い一日を…」
ラジオを切り装備一式を持ち食堂へと歩みを進める
いつでも存在Xを始末することが出来るように着剣はせずとも持ち歩く
一人食堂へと向かうと食堂には数人の士官がいるのみで給仕のおばちゃんと東方戦線では不敗の歴戦コックが調理を行っていた
東方…不敗? どこかで聞いたような気がしないでもない響きだ
「おはようございます 本日の朝食はなんでしょうか」
給仕のおばちゃんはキョロキョロと声の主を探すが見つからない
よくよくみると飛び跳ねた癖っ毛のつよい金髪の幼女が背伸びしてこちらを見ていた
「おや 少尉さんじゃないか おはよう 今日の朝食は大麦のパンとブレスト入りのトマトスープ 羊肉のソテー ポテトサラダだよ」
幼女に適した量の食事をよそってテーブルまで運んでくれる
「ありがとうございます! いただきます!」
(さすがは士官宿舎の食堂!昨日も食べたがここの食事は絶品の一言に尽きる!この味を知ってしまったらなおさら前線にはいきたくなくなるというもの!)
「ゆっくり食べなぁ」
そう言ってゆっくりと他の士官の食事を配膳しに向かう
そうしてタ一ニャが食事を満喫している頃広報総務部では…
~
撮影スタジオにて数々のドレスが用意されているのを幼女は知る由もない
何故ならキークとアドルフは「午前中は撮影スタジオにて帝国軍のプロパガンダポスター作成のために撮影を行う」としか言っていなかったからだ…
肝心な お 着 替 え があるなど
キークとアドルフの口から言うことはしなかった
キークはタ一二ャの前世は男だとしっているし
アドルフは逃げたら困るとエヴァから言われていた
エヴァは思った…
いくら銀翼突撃賞を持ったエースといえど9歳の幼女に変わりないことを…
そして9歳の頃の自分はお着替えが怖かった
自分もその頃の自分はよく逃げた事を覚えている
きっと彼女もそうに違いないと考えたからこそあえて伝えなかったのだ
~
朝食に満足してお腹を休めていた幼女に
ついにエヴァの手の者
ちょび髭の男が背後より忍び寄る…
「おはようデグレチャフ君…」
背後から静かな声でアドルフ少佐が呼ぶ
「おはようございます!アドルフしょ?!…」
振り返った幼女は驚く…
笑顔ではあるがやや隈の浮き出たその顔に…
「んっ? どうしたのかね デグレチャフ君?」
頭上に?マークを浮かべる
本人は気づいて無いようだが隈があるだけにとどまらず横顔には口紅の後が…
幼女は思った…
昨日の夜
絶対に少佐と中佐は夫婦の営みに励んでいたと…
だが出来るビジネスマンは直接そんなことは言わない
「アドルフ少佐殿… 頬に泥がついていますよ」
そう言ってハンカチを取り出しそっと頬を拭う
頭上に!マークを浮かべる
「ああ 泥がついていたのか 悪いね…」
頬に口紅がついていたことも知らずに程よく騙されてくれる
結構騙されやすい性格なのだろうか…
「いえ お気に為さらず そろそろ出立の時刻では?」
「そうだね では私が広報総務部の撮影スタジオまで連れて行こう キークは少し用事で遅れるみたいでね… エヴァはスタジオで準備しているよ」
「了解しました アドルフ少佐」
そう言って二人は食堂を離れ車に乗り込み撮影スタジオに向かう
~
その頃キークは参謀本部にてある人物達と会談を行っていた
「貴官はPS計画にこの者達を確保する必要があると?」
老齢の男は問う
「はい… 彼らはこの計画に必要不可欠であります」
そう答えるキーク
そこに追加で葉巻を吸っている男が語る
「だがまだ構想の段階に過ぎん 特にこの航空魔導少尉を隊長にと推薦しておるが戦闘能力 人格面に問題は無いとはいえ実際の指揮能力についてはいまだ不明確だな」
「それにつきましては一度エレニウム九十五式ことプロトワンの性能検証に下がらせて再度 近頃小競り合いの多いライン戦線へと部隊運用能力を試すために投入するべきであると考えます」
会談はまだしばらく続きそうだ…
~
どうして こ う な っ た !!!!!
広報総務部の撮影スタジオに連れてこられたターニャを待っていたのは
ドレスの 山 だった…
謀ったな!ヽ(`Д´#)ノ
そう思ったのも束の間ただちに女性スタッフにとっ捕まりエヴァ中佐は満足げに笑う(^-^)
「中佐ぁ!!!」
「悪いけどこれは命令なのよ 少尉 今から撮影会を行います」
絶望の命令宣言と共にスタッフ達はあっという間にターニャを着せ替え人形にしていくのだった
「あれも!これも!そのドレスも!」
「フリル付きのドレスなんてどうかしら!」
「こっちのドレスも着せましょう!」
年頃の若い女性スタックは姉御であるエヴァ中佐としか接点があまりなかったため
小さい女の子が来ると知ったときとにかくはしゃいだ
パンツも装飾の多い女性用のものをガッツリはかされて
まだ無い胸にブラジャーをあてがわれて
更にはそんな姿で写真を撮られ…
止めてくれる訳もなく時間いっぱいターニャは屈辱と恐怖を味わうことになったのだった
凱旋パレードのときなどすべてこの時のショックのために
はい ありがとうございます 光栄です
しか言わなかった…
~
その後凱旋パレードが終わった際
夕食の後
エヴァ中佐からある提案が持ちかけられた…
あなた 私たちの養女にならない?
?!!!!!
幼女の顔が驚きに満ちる!
~
テテ~♪
次回予告 語り キーク
ようやく過ぎた地獄の時間
エレニウム九十五式ことプロトワン
こんなじゃじゃ馬を扱えるのは
ターニャデグレチャフ…お前さんしかいない
しかも養女になれと迫られて
いったいこの先どうするのやら
楽しみになってきたな…少尉
次回「幼女案件とプロトワン」
なかなか地獄だぜ…この話
はい…
という訳で正解は養女に誘われるでした
養女になれば保護を受けられるし暖かい布団で寝られるしうまい飯も食べられます
ターニャの答えはいかに!
そして密かに企まれるPS計画…
プロトワンの試験は確定です
次回をお楽しみに!
幼女は養女になるかどうするか少し考え中です…皆様どう思うか三話までお読みになりお答え下さい 決定はしませんが参考にはいたします
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もちろん養女になる
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じきに養女になることに約束しておく
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養女になることを断る