特務中尉と幼女   作:ファンノヒトリ

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ご覧頂きありがとうございます!

前回は五千文字近くまで書けました

回が続くごとに書く量も増えております

皆様にお読み頂き
評価9まで投票して下さった方もいらっしゃいます

感想書いてもいいんですよ(欲

まあそれはともかく
勝手気ままに書いている小説にお付き合い頂き嬉しく思います

今までを振り返るに投稿時間は
深夜
夕方
お昼
がメインですね

参考までに

それではどうぞ!



第七話 結成!203増強魔導大隊

 

第七話 結成!203増強魔導大隊

 

 

セレブリャコーフ少尉とキャラダイン特務中尉と共に部隊員の書類精査をしていたターニャは最前線行きが速くなることを身に感じながら作業していた

 

そんな中キャラダイン特務中尉からある部隊を編制に組み込むように参謀本部から通達を受けていると新たな書類を持ってきた

 

「参謀本部からはこの者達を必ず組み込むようにと命令が下っております こちら資料になります」

 

「PS部隊?対BT部隊員?フィアナ キリコ イプシロン メロウリンク… もしやこいつらは…」

 

「はい ライン戦線を地獄と言わしめた者達ですな」

 

幼女は一時硬直した

 

「………一番最初に面接する事としよう」

 

「その方がよろしいかと」

 

その会話を聞いていたセレブリャコーフ少尉は聞いたことのある名前だと首をかしげる

 

「イプシロン?」

 

ターニャは少尉が反応したことに気づき問う

 

「どうしたセレブリャコーフ少尉 何か気になる事でも?」

 

「いえ!その~ イプシロンという方の資料を見せて頂いてもよろしいでしょうか!」

 

「??? よく分からんがまぁ良かろう 何か気づいたことがあればいいたまえ」

 

「はい!! ありがとうございます!」

 

そう言ってターニャから資料受け取り肝心の人相を確認する

 

「こ…この方は!」

 

珍しく特定の人物に対して反応を示したセレブリャコーフ少尉にターニャは驚く

 

(セレブリャコーフ少尉が反応する?いったいどんな事で?)

 

「少尉 イプシロンという男がどうかしたのかね?」

 

頬をやや赤らめながらイプシロンという男との出会いについてヴィーシャは語り始めた

 

「この方とは以前面識がありまして」

 

「と言うと?」

 

「実は私が幼年学校に居た頃…

 

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓注意〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

 

間話を読んでない方は先にそちらを

読んでからお読みください

何の話かご理解いただけないと思いますので

 

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「と言う事があったんです」

 

当時のことを思い出しながらイプシロンの顔写真を抱きかかえてうにゃうにゃしながら語り終えた

 

ターニャは何かやばい話かと思っていたのだが思っていたことと違いすぎた上に特段聞きたくもない部下の初恋について語られたことに苦虫を噛み潰したような表情になっていた

 

(この話どうやって終わらせようか…)

 

「良かったな少尉 明日になればお前さんの白馬の王子様に会えるさ」

 

キークは明日面接する事を伝えると

 

「あ…明日ですか!髪を整えておかなければ!」

 

完全に恋する乙女モードになり自分の世界へと行ってしまった

だがまだ書類の精査は終わっていない

 

それに部隊員の面接の日程調整 場所 時間まだやらなければならない仕事はあるのだ 

 

そういえば

 

「所で特務中尉殿 この部隊の正式な名称はお決まりですか」

 

「それだが参謀本部直属第203増強魔導大隊として決定している  しかし 通称名は203魔導大隊」

 

「承知しました ネームドが私を含めて五人もいる部隊とはなかなか参謀本部も思い切った事をしますね」

 

「死神猟兵 地獄の番犬 このどちらも指揮できるのは大尉殿しかおらぬと判断されたようですな いやぁ 随分と評価されておりますなぁ」

 

(そこまで評価してくれなくてもいいんだけども)

 

と幼女は思うもそれは既に手遅れだった

 

「大隊の訓練を行うならばボイル少佐に教官をお願いした方が良いでしょう」

 

「ボイル少佐?聞いたことがあるような」

 

「戦車大隊の隊長を務めていたタフで有名なベテランだ 今では一時前線を退きPS部隊から新兵まで幅広い層に戦闘訓練の基礎を教える教官として活動している 大尉殿とは違い部下に対する配慮や気遣いもできる御仁ですな」

(前世で死体撃ちしたせいでお礼参りで一発だけ殴られたがな)

 

「おい!なんかいらん言葉が交じっていたようだが?」

 

「気のせいですよ 大尉殿」

 

じゃれ合いながら粗方仕事を終えた三人は各々の帰るところへ行くのだった

 

 

 

 

 

 

 

「はい 現在の所書類精査 面接の日程 時間 場所 万事順調であります 明日はいよいよ我々三名とメロウリンク少尉 フィアナ少尉 キリコ少尉 イプシロン少尉で面接を行います これにて報告を終わります」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしていよいよ面接の日

 

参謀本部の一室にて彼等は一同に介していた

ライン戦線の地獄と呼ばれたネームド達がこの部屋に集まった

 

幼女は言う

 

「では諸君名前と階級を述べてくれ給え」

(此奴らが死神猟兵と地獄の番犬とは若いな)

 

「キリコキュービー 階級は少尉」

(幼いな…年は10も行かぬ年頃か)

 

「フィアナ 階級は少尉です」

(銀翼突撃賞この子供がラインの悪魔?信じられないわ)

 

「イプシロン 階級は少尉だ」

(俺の弟よりも幼いな)

 

「メロウリンクアリティ 階級は少尉になります」

(この子供が大尉?本当なのか)

 

「ご苦労 私はターニャデクレチャフ大尉だ 今回編制されることになった部隊の大隊長を務める そして副官の…」

 

イプシロンが気になる恋する乙女

 

「セレブリャコーフ少尉です!」

 

「それから諸君らも知っているであろうキークキャラダイン特務中尉殿だ まぁ 座りたまえ」

 

「おいおい 俺に名乗らせてはくれんのかね 大尉殿」

 

乾いた笑いが室内に少しばかり聞こえる

各自席に着きターニャは語り始めた

 

「今回集まってもらったのは諸君らを新設される参謀本部直属203増強魔導大隊に入隊させる上での面接だ とは言っても参謀本部からは諸君らを大隊に入隊させるようにと言われているのでな 雑談といった形になる 質問等あればいってくれたまえ」

 

キリコが発言する

 

「デクレチャフ大尉 あんたがラインの悪魔か」

 

「そうだ 私はライン戦線の右翼にいたが貴官らは左翼に展開していたそうだな」

 

「ああ 俺達はライン戦線の左翼にいた メロウリンク少尉ともそこで知り合った」

 

「ほぅ 所で貴官ら三名はPS部隊として養成されたようだがどのような訓練をしていたのかね?」

 

「基礎は他の兵隊達と全く変わらない 満遍なく兵士として戦う能力を強化するために過酷な環境下での行軍 模擬戦も行った」

 

フィアナも話に加わる

 

「私達は魔導士の訓練を行い重機関銃の操作整備も教えられました」

 

そしてイプシロン

 

「PS部隊は敵歩兵部隊を掃討すべく設立された部隊です 対魔導士戦闘についても充分可能ですが支給されている宝珠の更新がすめば高高度戦闘についても可能です」

 

「なるほど 主に対歩兵部隊相手の掃討職か… メロウリンク少尉は対BT戦においては優秀だと聞いたが?」

 

「はい 自分はBT部隊を破壊する事に関しては自身を持っております」

 

「しかし何故魔導大隊に参謀本部は貴官を送ってきたと考えるかね?検査では適正B-判定やや低めな適正値だとは思うが」

 

「世界的に戦車は魔導士による避けるために天板が厚くなっております 貫通術式ではやや不利のため自分のような対戦車戦が出来る人材を即投下出来る戦力として持っておきたいのではないのでしょうか」

 

「ふむ なるほど 確かに即対応出来る戦力の中に対戦車戦が出来る人材がいれば便利か… 魔導士訓練を良く受けたまえ」

 

「はっ!了解です」

 

かくして幼女と最低野郎達は邂逅を終え最初の部隊員として編制に組み込まれる事となった

 

「それでは諸君 今回はこれにて解散する」

 

「「「「「「はっ!」」」」」

 

 

 

 

 

そしてその後

突撃するラブハートな恋する乙女がいた

 

「イプシロン少尉!あの!少しお話ししたいことがあるのですがが!」

 

首を傾げながら何の用だろうと考えた後応える

 

「貴方が私に?……分かった 近場にフィアナと言う喫茶店があるそこで話そう」

 

「ありがとうございます!」

 

恋する乙女はウッキウキである

 

 

 

 

 

喫茶店兼バー フィアナ

 

ココナの歌う声を後に比較的静かな店内では二人の兵士がテーブル席に着いていた

 

「へいお待ち!紅茶お二つ!イプシロンちゃんもこーんなかわいい子連れてきたちゃって隅に置けないねぇ!」

 

「いや 今日は彼女から話があるらしいのでな それを聞きにきたのだ」

 

「うぅ…」

 

顔を赤らめるヴィーシャ

 

「おっ お嬢ちゃんは満更でもないみたいじゃないの!」

 

「バニラ!あんた何やってんの!乙女のテリトリーに気安く入るんじゃないよ!ごめんね 二人でゆっくり話しておくれよ!」

 

そう言ってバニラの腕をを引っ張ってつれていくココナ

 

「い 痛い痛い!分かった!分かりましたよ!もう…」

 

バニラはやはりココナには逆らえないのだった

そんな二人をお客は微笑ましく笑う

 

イプシロンはそんな二人を他所に再びヴィーシャに向き直り話し始めた

 

「所で貴方のお話というのは」

 

「私と以前お会いしたことがありませんでしたでしょうか 私が幼年学校に居た頃助けて頂いた方に似ているのですが」

 

「ふむ…」

 

そう言ってヴィーシャの顔をマジマジと見つめ記憶を探る

 

「確かに以前山中の森で迷っていた方をお助けしたことがありましたな 名前は確かヴィーシャと名乗っていましたが… もしや貴方が」

 

「はい!その助けて頂いたヴィーシャです!」

 

記憶の中にしっかりと覚えていた事を喜びはしゃぐヴィーシャ

 

「そうか どおりでどこか見覚えがあると思っていましたが」

 

そうして二人は語らい始めた

 

何処の生まれか

どんな食べ物が好きか

何故兵士になったのか…

 

語らいは日が落ちるまで続いた

 

ヴィーシャは楽しい時間を過ごしイプシロンも彼女との語らいを楽しんでいた

 

「そろそろ夕刻だ 家では私を待つ者がいる 今日はこの辺りでお開きにさせて貰おう」

 

「は はい!ありがとうございました!あの…少尉は恋人がいらっしゃるのですか?」

 

ヴィーシャは恐る恐る家で待つ者について聞き出した

最もいらぬ心配であるが

 

「いや 私は独身だ 私の弟や両親が待っているのだ」

 

「そうなんですね!失礼しました!」

 

心は期待と安心に満たされる

 

「ではまた ヴィーシャ少尉」

 

「はい!おやすみなさいイプシロン少尉!」

 

恋する乙女はこの日完全にイプシロンをロックオンしたのであった

 

 

 

「あの子完全にイプシロンを落とす気でいるよ」

 

「そりゃ女の勘ってやつかい?」

 

グラスを磨きながらバニラは応える

 

「恋した事のある乙女には分かるのさ あんたを口説き落とした女を忘れたのかい?」

 

「そりゃぁ…そうだけど」

 

バニラはやはりココナにはすこぶる弱かった

 

 

 

 

 

 

そうして大隊の面接日が来たのだが…

 

午前の面接が終わった幼女は不機嫌だった

 

「このままでは1個中隊も怪しいな」

 

「ですね…」

 

「ここまでとは いやはや恐れ入りますな」

 

「うむ…」

 

簡単な光学術式による偽装すら見破れないとなれば精鋭所か一般平均としても低いと言わざるを得ない

 

ゼートゥーアもルーデンドルフもこの結果には頭を抱え黙り込むほかなかった

 

「弱りましたなぁ これでは撤退するしかなさそうです」

 

(良いぞ!もっとやれ特務中尉!)

 

「小官としましてもこの程度は見破って頂けねば最低限のラインは…」

 

俯いた状態から顔を上げ

 

「仕方があるまいこの上はデクレチャフ大尉 貴官が教育したまえ」

 

「はっ?! 小官がでありますか?」

 

「不満があるのかね?」

 

(不味い反抗的だとみられてしまう!)

 

「はい!いいえ その編制期日を超してしまうのでないかと」

 

「そもそも編制出来なければ意味があるまいて 期日は撤廃する 存分に鍛え上げてくれたまえ」

 

「はい!承知しました!」

(何とかして最前線行きを遅らせなければ!)

 

かくして

大隊は訓練を開始した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テレ~♪

 

次回予告 語り キーク

 

精鋭とはほど遠い魔導士達

 

そんな彼等を教育するのは我等が幼女

 

着の身そのまま雪山に

 

砲弾が尽きるその時まで

 

かくして

 

地獄の時間が終わる頃

 

南方に動きあり

 

そんな報がもたらされる

 

次回「教育とダキア」

 

さて教育を始めようか

 

 

 

 








とまあこんな訳で203増強魔導大隊は発足してこれにて
このお話はお終いお終い


と思っていたのか!?


まだ全然続きます

話の絡ませ方が大変だ…

これで次できりが良いので第一章は終わり
その次は第二章が始まります

まあちょっと時間が空くときもあると思うので
その点ご了承下さい

ボイル少佐も参戦しました
結構純粋でヌメルコフとは真逆な性質なので一発だけで済ませてくれました

死体撃ちしまくったのに拳骨一発ですませてくれるとか人が良すぎるだろ…

まぁ前世のことだしメロウリンクを守れたのでヨシ!
でもさすがに一発だけ殴らせてや

てな感じですね

ではまた

いつの時間帯に投稿して欲しい?

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  • 夜 24時付近
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