夏目アンアンちゃんの双子の妹として生まれたTSチート転生者は殺人事件を起こさせない為に魔女候補達を催眠する   作:アズリールさん

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作者が趣味全開でまのさばの二次創作が書きたい欲と思い付いたネタで書きました。

ノリと勢いで書いたので違うところがあったら思いっきりツッコミをお願いします。


ヒロちゃん…!あなた明らかに2周目ですよね…何で火かき棒を取ろうとしてるんですか…!?

二階堂ヒロ視点 

 

ーー【戻った】、ということか……。

二階堂ヒロの魔法は「死に戻り」である。看守に殺された事で死に戻りが発動し過去に戻ってしまった…

彼女は夢から覚め目を瞬き天井を見上げて混乱していたがすぐに状況を理解する。

「それなら、はじめから、やりなおさないと、」

彼女は一周目で失敗した事を踏まえ二周目では正しく振舞う事を心の中で誓うのだった。

 

「ぎゃああぁ!触んな化け物ぉ!キモいから!わかった、わかりました、行くから!!」

 

ヒロとエマは看守の指示に従い牢屋の中から出た後、沢渡ココが看守からにげまどっている姿を見かけた。

他にもぞろぞろと囚人として捕まった少女たちが通路の方へと出てきている。

二階堂ヒロは違和感を感じた、牢屋の中から氷上メルルと一緒に夏目アンアンの瓜二つの魔女候補が現れた。

 

「(夏目アンアンがもう一人…!いや違う夏目アンアンの容姿はそっくりだが服装は王子様の格好をしている…それに羊のぬいぐるみとスケッチブックは持っていない…)」

 

二階堂ヒロは混乱した…、前の世界では魔女候補達の全員の顔と名前を覚えていたが王子様の格好をした夏目アンアンの瓜二つの顔をした魔女候補はいなかった…。夏目アンアンが驚いて心配した顔で王子様の格好をしている夏目アンアンに話しかけた。

 

「オンオンッ、貴様も連れてこられたのか!」

「…はあそうらしいですね…アンアン姉ちゃんと一緒に寝て目が覚めたら知らない天井で牢屋の中に(黒幕が)居たから最悪な目覚めですよ…アンアン姉ちゃんの方こそ大丈夫ですか、何か酷いことされてないですか…」

「わがはいの事は気にするな、わがはいの大事な妹であるオンオンが無事ならそれでいい…」

 

夏目アンアンは妹である夏目オンオンの確認を取った後、安心した顔になった。

 

「(どうやら王子様の格好をしている夏目アンアンの正体は、夏目アンアンの妹らしい…)」

 

夏目アンアンとそっくりな妹である夏目オンオンに少し警戒を解いた後、二階堂ヒロは疑問が浮かんだ。何故前の世界では夏目オンオンが牢屋敷にいなかったのだという事だ。

 

「(私の死に戻りの影響なのか…?)」

 

考えられるのはそれしか考えられない。私が死に戻った事で過去に戻ってこんな出来事はなかったがこの世界では何故か夏目オンオンが牢屋敷に居るというイレギュラーが発生したのだろう。他にもイレギュラーがあると考えられるがこれ以上の死に戻りは正しくないと忌々しく感じたが、ひとまず夏目オンオンの観察をした方がいいだろう。

 

「ヒロちゃん、あの子を見つめてるけどヒロちゃんの知り合いなの?」

「いや知らない人だな」

 

一瞬夏目オンオンが私を見て苦虫を噛み潰したような顔をしたようだが気のせいだろうか?

 

 全員がラウンジに入り夏目オンオンを含め、少女達は14名もいた。多くの少女が動揺して、困惑した表情だった。恐らく私以外、状況が把握できていないのだろう。ならばと、私は室内中央に立った。

 

「みんな初対面だし、自己紹介をしていこう!私の名前は二階堂ヒロ。以後よろしく。」

 

二階堂ヒロが笑顔で自己紹介をし、淡々と魔女候補達を自己紹介した後壁にうずくまってスケッチブックを書いてる夏目アンアンと姉の近くに立って壁に寄りかかってる夏目オンオンの出番が回った。

 

「次ィ!そこの姉妹!」

「はい!自分は夏目オンオンです。よろしくお願いします!そして隣に居るのが自分の双子の姉の夏目アンアンです。姉はコミュ障ですがどうか皆さん仲良くしてやってください…」

 

そして夏目アンアンはスケッチブックで妹の言葉に反して「『わがはいは夏目アンアンである。以降、どうかワガハイと妹であるオンオンには話しかけないでいただきたい』」と書いており、

 

「えっ?アンアンお姉ちゃん!?」

 

と夏目オンオンは困惑した表情で言うのだった。

 

「(夏目オンオンはどうやら見たところ姉とは性格は真逆らしいな…)』

 

イレギュラーである夏目オンオンを観察して少しだけ彼女の性格が分かり、そして少女達の自己紹介が終わるのだった。

その後みんなのスマホの確認とゴクチョーの説明で運命の時が訪れるのだった。二階堂ヒロは冷静さを失い衝動的に暴れてしまいそうだった。

 

私はー【火かき棒を手に取った】

 

暖炉脇に立てかけられていた、火かき棒を手に取った。ここで暴れたら、私は殺される。そうなれば、前回と同じことの繰り返し。避けるべき愚かな行動だ。頭では理解している。それでもー

 

「私は悪じゃなー」

「二階堂さん落ち着いてください」

 

火かき棒を掴んで止めたのは夏目オンオンだった。火かき棒を掴んだ夏目オンオンを振り払いたかったが、いつの間にかヒロの中にあったその衝動は消え冷静になり穏やかになるのだった。

 

「まあよくわからない化け物とフクロウをぶん殴りたい気持ちは分かるけどさ、今は敵の組織の中だ。君が余計な事をしたら他の人達が巻き込まれる事を分かって欲しい。」

「すまない、私は冷静じゃなかった…。オンオンが止めなければ私は看守につっこんで殺されていたのだろう。私の中にあった衝動を消して穏やかにしたのは君の魔法なのか?」

「まあ…その通りです。魔法については詳しく言えないけど、二階堂さんの事は魔法を使ってなんとかして止めたかったのだけは信じて欲しいです。」

「分かった、私を止めてくれてありがとう。後苗字ではなく名前で呼んで欲しい。」

「分かりました、これからはヒロちゃんって呼ばせてもらいます。」

 

二階堂ヒロはイレギュラーである夏目オンオンの警戒が解け距離感が縮まるのだった。

 

 




夏目オンオン「(危ねえー、チート能力催眠あるとはいえバッドエンドに行って多分俺まで死ぬところだった…。ヒロちゃんはメルルちゃんの次にガチガチに催眠しとくべきか)」

次回はチートTSオリ主の自己紹介と視点を長く描くつもりなので不定期更新になりますがどうか暖かい目で見守っててください。

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オンオンちゃんの末路

  • 死亡
  • 負けちゃう?勝つさ
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