夏目アンアンちゃんの双子の妹として生まれたTSチート転生者は殺人事件を起こさせない為に魔女候補達を催眠する   作:アズリールさん

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お待たせ致しました。2話です。
本編に行く前に夏目オンオンちゃん視点の過去話を書かせていただきます。前編と後編に分けさせて頂きます。
皆さん、感想と高評価とお気に入りをありがとうございます。励みになります。


前編:魔法少女ノ魔女裁判に転生させる邪神は碌でもないと思うんですよ…。

夏目オンオン視点

 

俺の名前は夏目オンオン、まるで名前はどっかの紅魔族に出てきそうな名前だが今世では大切な両親がくれた名前なので大事にしている。見ての通りチート転生者でありハーメルン名物でよく見る前世は男だが今世では美少女になっている。そして前世では推しだった【魔法少女ノ魔女裁判】のゲームに登場する夏目アンアンの双子の妹として転生しており中身以外見た目は完全にアンアンお姉ちゃんとそっくりである。最高だろ(現実逃避)。さてとだ今日は俺とアンアンお姉ちゃんの10歳になるお誕生日だし運が悪ければ5年後に仲良く死んでしまうと思うから人生を振り返るとするか…俺にチート能力をあげて美少女にさせた代わりに【魔法少女ノ魔女裁判】の世界に転生させた邪神の話を…

 

 

 

 

 

 

 

俺の名前は中村光司、年齢は24歳で社会人だ。もうすぐおじさんと呼ばれる歳で結婚を考え無ければいけない歳だが、俺は運が悪く信号無視した車に跳ねられて死んでしまったのは覚えてる。そして俺はいつの間にか椅子に座らされていて目の前には水の女神ではなく長い白い髭が生えていたおじいちゃんが居た。恐らく神様なのだろう…?

 

「お前さんの転生担当になった神様じゃ。早速で悪いがお前さんにはワシの娯楽に付き合うために【魔法少女ノ魔女裁判】の世界に転生させてもらう!」

 

ん?俺の聞き間違えかな?死んでしまって耳がおかしくなってしまったのかな?

 

「すみません神様、自分の耳が悪いのでもう一度言ってくれませんか?」

「最近の若者は耳が悪いのぉー。ワシはお前さんにワシの娯楽に付き合うために【魔法少女ノ魔女裁判】の世界に転生させてもらうと言ったんじゃ!勿論転生させる際にチート能力と将来は美人になる事が約束されてる美少女にさせてもらうから安心せい!ただし!牢屋敷に連行されるように魔女因子検査に引っかかって黒幕に目を付けさせてもらう為に家庭環境はどうあがいても運命的に最悪にさせてもらうがのぉーホッホッホッ。」

 

うわあああ!!!目の前にいるのは神様ではなく幼女戦記に出てきそうな存在Xがいるよ!?。【魔法少女ノ魔女裁判】…このゲームを簡単に説明するとジャンルはミステリーデスゲーム物だ。【魔女因子】という魔法は使えるがいずれ人類に害を与える【魔女】になり最後には人の形と魔法を失い【なれはて】という化け物になってしまう少女達が囚人として牢屋敷に集められて閉じ込められて殺し合わされる。そして魔女因子は精神的ストレスが溜まると魔法は強化されるが殺人衝動が芽生えてしまうのだ。じゃあストレスを溜めなければいいじゃんと言えばそうもいかない。牢屋敷はカイジに出てくる地下施設の方がマシに見えるレベルで劣悪すぎる環境だ。飯はクソ不味いしスマホのネットが繋がらなくて現代人にとっては地獄だし黒幕が殺人を促して誘導してくるので何がなんでもストレスを溜めさせる環境なのだ。仮に黒幕は居なくなっても終わらないし集められた少女達は過去にトラウマを負ってる為地雷踏んだら殺すので現状は何も変わらない始末だ。殺人事件が起きたら魔女裁判が始まり殺人を犯した少女…魔女を特定して処刑させるのだ。処刑はとても残酷な物で少女達によって処刑台が違くトラウマに合わせた物で無理矢理魔女化させて処刑されるのだ。魔女化した少女は死なない為永遠に苦しまされる。さてと説明が長かったな…そんな世界に神様は俺を転生させようとしているのだ。

 

「あのぉー神様…、他に転生先はないでしょうか?」

「そうじゃな。『進撃の巨人』だったり『チェンソーマン』があるぞ。他にも『無職転生』の世界もあるぞい」

「あっ、『魔法少女ノ魔女裁判』でお願いさせていただきます。」

 

オイイイイイイイ!!!!なんでチート転生者にとって天敵すぎる世界しかないんだよこの神様…いや邪神!!!死に方選べって言ってるようなもんだぞ!!!チート貰って転生してもそれよりもチートな上位存在に怯えて生活しなきゃいけないし関わらなくても治安が悪すぎるしゲームやスマホで暇つぶしに遊びたい現代人の俺にとっては【魔法少女ノ魔女裁判】一択しかないんだよ!!!推しと話して仲良く出来るかもしれないしな(死ぬけど)!そういえば魔女因子検査に引っかかった状態のチート能力ってどういう扱いになるんだ?

 

「神様…質問いいですか?」

「何じゃ?他の世界に転生したいのか?」

「いいえ違います。魔女因子検査に引っかかった時のチート能力は魔女因子に関係がありますか?それともし大魔女ユキが『魔女を【殺さない】魔法』を使った場合…チート能力は消える可能性はありますか?」

「いい質問じゃ安心せい、説明をしてやろう。魔女因子用の魔法とチート能力用に分けてある。大魔女ユキが『魔女を【殺さない】魔法』を使った場合は魔女因子用の魔法が消える事になる。そしてチート能力用だけが残って魔女因子検査には引っかかりはせんし、魔女化する心配はないぞい。流石にせっかくあげたチート能力が無くなるのは可哀想だからな。おまけにいい事を教えてやろう、大魔女ユキがお前さんの魔女因子用の魔法を還元してチート能力を使えるようにはなるが、お前さんが持ってるチート能力の方が圧倒的に強いって事を頭に叩き込んで置くんじゃぞ。そろそろチートを与える時間じゃのぉーホッホッホッ。」

 

この邪神にそんなサービス精神があるところに驚いたが安心したよ。チート能力が消えたらガチで発狂するところだった。さてと俺が夢を見た人生の相棒になるチート能力を貰う事になるのかワクワクするな。まあ相手は邪神だし期待しない方がいいのかもしれない…。

 

「お前さんにチート能力を決めて貰うのは箱に入ってあるくじだ。」

「くじ…ですか?」

 

邪神が俺の目の前にポンっと煙を立ててチート能力って書いてある箱があるのだった。つまりランダム系だな…。

 

「ほれ、引くがよい。ただし1枚までじゃ。」

「分かりました。引きます。」

 

強いチート能力よ…お願いだきてくれ。俺は勢いに身を任せチート能力って書いてある箱に手を突っ込むのだった。そして手に突っ込んだクジを1枚取り出し開けてみると【催眠】っと書いてあったのだ。俺はガッツポーズをするのだった。

 

「よっしゃあああ!!!当たりだ!」

「ホッホッホッ良かったのぉ。【催眠】の能力について使い方を教えてやろう。【催眠】は目で見える範囲で手で念じれば自身や相手を含めて思考、感覚、記憶、感情などあらゆる物を操って洗脳出来ることじゃ。そして貴様が解除しない限り効果は継続だという事じゃ。さてとお前さんにチート能力【催眠】に見合った家庭に転生させてもらうとするかのぉー、先程も言ったが牢屋敷に強制参加させて黒幕に目を付けて貰う為にどうあがいても家庭環境は最悪にさせて貰うぞ。」

 

いつの間にか俺が椅子に座っていた周りが光の柱になって光りはじめた。俺の転生先が色々と碌な世界しかない邪神に文句しかないがそういう存在だと納得して社会人として黙る事にする。二周目の人生とチート能力と女性になるが美人なのは確定なのでデメリットは多いのは確かだがメリットが多いのだ。デスゲーム以前に家庭環境が最悪なのは嫌だが暴力を振るってくる毒親だったら催眠で洗脳すればいいしな。

 

「これでお別れじゃな。先に言っておくが転生する家庭先はお前さんの推しの夏目アンアンの家庭じゃという事を伝えておく。」

「…………は?」

 

俺は光の柱と共に消えていくと同時に衝撃の事実にトンカチで頭を殴られた感覚でそのまま転生するのだった…。

 

 

 

 

 

 

そして俺が前世で推しだったアンアンお姉ちゃんの双子と妹してTS転生したんだったな。…邪神は「家庭環境を運命的に最悪にさせてもらう」と言ったがこのままだと原作通りに大切な両親が廃人になってしまうのかよ…。何で両親が廃人になってしまうのかを説明する前に【魔法少女ノ魔女裁判】に登場する夏目アンアンお姉ちゃんについて説明をしよう。

夏目アンアンは魔女因子持ちで牢屋敷に連行される魔女候補13人の中の1人で、彼女の魔法は【洗脳】である。彼女は病弱で引っ込み思案で甘い両親に育てられてきた。勿論双子の妹である俺も例外なく甘く育てられた。話を戻そう、彼女の【洗脳】の発動条件は「口で喋って相手を納得させれば命令に従わせる事」か出来るのが発動条件である。彼女は過去に自分が魔法を使ってる自覚がないので、両親に沢山おねだりして買ってくれたり、命令通りに従った。両親も彼女の魔法に気づいてこのままだと操り人形になって廃人にされると分かっていたが、具体的な対策が思い付かず父と母は庇いあったがそのまま廃人になってしまった。原作ではアンアンお姉ちゃんは自分は幸せになって満たされてはいけないと心の中で誓って引きこもってしまったのだ。アンアンお姉ちゃんの話はこれぐらいにしよう。そんな彼女の洗脳は双子の妹である俺も例外ではなく、

 

「オンオン、ワガハイと【一緒にゲームをして】」

「オンオン、ワガハイと【一緒に寝て一生離れないで】」

 

だったりとアンアンは魔法を使っている事に気づかず当たり前のように姉妹と戯れ合うが前世から推しだった俺からすれば、

 

「はい!言う事聞きます!アンアンお姉ちゃん(アンアンお姉ちゃん可愛すぎるだろ〜。)。」

 

そう夏目オンオンはバリバリと重度のシスコンと化していて洗脳は効いていたのである。このままではエロ同人のように洗脳されて廃人にされてしまう為、俺はチート能力で催眠で自分を暗示をして催眠バリアでガチガチに洗脳されないように守っていた。両親も催眠バリアでアンアンお姉ちゃんの洗脳から守ろうとしたが、何故か効かないのである。そう何故か催眠が効かないのである(二回目)。俺は何度も催眠をしたのだが効かないのである(何回目?)。何故効かないのか考えたのだが、考えられるのはあの邪神しか考えられないのだろう…。

 

「(邪神は家庭環境を最悪にさせてもらうと言った。つまり俺のチート能力じゃ両親は救えないし、アンアンお姉ちゃんは引きこもりになってしまうのだろう…。)」

 

今までの人生を振り返って考えていく内に…、

 

「アンアン、オンオン10歳のお誕生日おめでとう。ママ貴方達の為に美味しい料理を作って美味しいケーキも買ってきたわ。」

「アンアン、オンオン10歳のお誕生日おめでとう。パパも可愛い娘達の為に沢山のゲームと人形も買ってきたぞ!」

 

俺はいつのまにか現実に引き戻されていた。そういえば今日は俺とアンアンお姉ちゃんの10歳の誕生日だったな。すっかり考え事をしていたよ。

 

「「パパ、ママありがとう!」」

 

俺はアンアンお姉ちゃんと一緒に笑顔で口を揃えて言った。こんな幸せが一生続けばいいのにとお母さんの料理を食べながら俺は思って噛み締めた。だが運命はそうはいかない、あの邪神が言ったように両親が廃人になるのはおそらく変わらないだろうし、俺とアンアンお姉ちゃんが牢屋敷に連れて行かれるのは確かだろう。それでも俺は見て見ぬフリをせずに抗い続けたかった、抗い続けて両親とアンアンお姉ちゃんに必死に説得して自分なりの対策案を出した。数年後両親は廃人になってしまっていた…。

 

 

 

 

 

 

 




邪神「ギャハハハハハハハハ!」
オンオンちゃん「分かってはいたけどね、分かってはいたけどやっぱり辛い(血涙)」
アンアンちゃん「…(壊れてない妹を優しく抱き枕にして現実逃避して寝ている)」

次回は後編としてオンオンちゃん視点と湿度が高いアンアンちゃん視点を描かさせて頂きます。不定期更新になりますが暖かい目で見守ってください。高評価と感想とお気に入りは励みになっております。

タグに姉妹百合を付けさせて頂きます。

オンオンちゃんの末路

  • 死亡
  • 負けちゃう?勝つさ
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