夏目アンアンちゃんの双子の妹として生まれたTSチート転生者は殺人事件を起こさせない為に魔女候補達を催眠する 作:アズリールさん
魔女化した作者「皆さんに謝らなきゃいけない事があります。夏目アンアン視点は次回にさせて頂きます。本当にごめんなさい。」
オンオンちゃん「……え?何で?後なんで俺の本体が魔女化しているの?」
魔女化した作者「何度もスランプに陥ってシリアスを描いて描きたいものを描いていたら1万文字超えて魔女化が進行してしまいました。夏目アンアンちゃんの分まで描いてしまったら、自分が魔女化してしまって成れ果てになって本当にヘタってしまうので本当にごめんなさい。」
オンオンちゃん「分かりました。んでアンアンお姉ちゃんの視点はどれくらい時間がかかるんだ。」
魔女化した作者「すみません。12月頃に出します。リアルが忙しいので休まないと本当にエタってしまうのでごめんなさい。」
オンオンちゃん「…………しっかり休んでくださいよ。」
魔女化した作者「ありがとうオンオンちゃん…。というわけで
※作者は設定資料集を持っていません。
※こんなシナリオしか書けませんでした。
※アンアンちゃんはオンオンちゃんに対して好感度MAXで独占依存型メンヘラシスコンとして描いています。
それでも許せる方お進みください。」
オンオンちゃん「感想と高評価とお気に入りをどうもありがとうございます。投稿していない内に応援コメントがきてお気に入りが90以上になっていて皆様どうもありがとうございます。それでは本編をどうぞ」
魔女化した「後すみません。アンアンちゃんはパパママ呼びだったので2話を修正させて頂きます。」
夏目オンオン視点
はあ…俺は夏目オンオンだ。俺は病院から帰ってアンアンお姉ちゃんの分のお弁当を買って我が家に帰るところだ…。本当ならアンアンお姉ちゃんの為に手料理で作って振る舞いたいが、今日は何回泣いたか分からないほどとてつもなく歩くだけで時間が永遠に感じてしまうレベルで我が家に帰りたくない気分だ…。
何故かって両親が原作通りに廃人になってしまった…。
アンアンお姉ちゃんの魔法の対策会議について振り返るとしますか…
俺は両親とアンアンお姉ちゃんにアンアンお姉ちゃんの魔法と俺の魔法について話した。俺は【催眠】の魔法が使えるから自分を洗脳してアンアンお姉ちゃんの【洗脳】の魔法は効かないって家族に話しといた。催眠バリアで守ってるはずなんだけど少しだけ効いている気がするんだよな、まあアンアンお姉ちゃんが可愛いから仕方がないな。
俺の【催眠】魔法は自分を洗脳してアンアンお姉ちゃんの【洗脳】を守る事が出来るけど、両親には俺と同じように催眠バリアを掛けようと効き目が悪いと伝えた。このままだと廃人になってしまうってな。俺の言葉を聞いた両親は険しい顔をしアンアンお姉ちゃんは、
「…わ、わがはいの魔法のせいで、要求をするたびにパパとママとオンオンにそして学校の人達に迷惑を掛けてしまったのか…。わがはいのせいで…喋る度にパパとママが壊れてしまうのか…!そ、そんなの、やだ…!こんな魔法、いらないっ…!」
アンアンお姉ちゃんは事実を知ってしまって現実を受け入れなくて泣いてしまった。泣くの無理もないだろう、子供は親に甘えるのが当たり前の事だ。そしてその当たり前の事で両親を壊してしまうと聞いたら俺だったら受け入れないし泣くしかないだろう。俺は泣いているアンアンお姉ちゃんを抱いて落ち着かせて言い聞かせた。
「アンアンお姉ちゃん、落ち着いて聞いてください。アンアンお姉ちゃんの魔法は相手の同意を得る事なのでしゃべっても相手が納得しなければ発動しません。軽度の洗脳なので沢山洗脳しない限り精神に対して影響がないので大丈夫です。おまけにアンアンお姉ちゃんは学校でよく早退するので話し相手は、自分と先生以外の友達がいないぼっちで周りに迷惑を掛けないから大丈夫じゃないですかね。」
「…うっ…オンオン…それは姉であるわがはいに対する悪口かッ!」
「イヤー事実じゃないですか。お姉ちゃん大好きっ子で可愛い妹である自分以外のクラスの人はアンアンお姉ちゃんに対して話し掛けないじゃないですか。自分が紹介しましょうか!メールアドレスを交換した仲がいいグループの友達と自分に告白してきた男の友達が沢山居ますけど!」
「…いやいい、わがはいの魔法のせいでオンオンの友達に迷惑が掛かってしまう…。」
アンアンお姉ちゃんが泣き顔から少しずつだが元気を取り戻してきたな。余談だがアンアンお姉ちゃんは学校では病弱ぼっちである。具合が悪くなったら保健室に行って早退になってるし、体育では体が弱いので見学って事になっている。おまけに引っ込み思案な性格なので仲がいい友達がいないのである。原作で親以外親しい人が居ないのも納得である。
俺の場合はアンアンお姉ちゃんみたいに病弱じゃないとはいえ身体能力はもやしだけど、勉強を頑張って成績は優秀で友達は沢山いるし可愛い妹ムーブしながら優等生を演じて、クラスの男子生徒達を魅了して告白されているな。勿論断ってはいるけどな。ぶっちゃけ俺が休み時間でクラスの女友達と話す度に後ろでアンアンお姉ちゃんが服を引っ張って『わがはいと構ってくれ』オーラ出してたり、男友達と話すとアンアンお姉ちゃんが『わがはいのオンオンを奪う気かッ!』って無言で男友達に独占欲オーラ出してたな。まるで構って欲しい猫ちゃんかな。俺はいつも通りに友達に謝って中断してアンアンお姉ちゃんの事を学校で可愛がってたな。
すまないな…俺なんかに優しくしてくれたクラスの友達よ…。デスゲームで運悪く死んでしまうだろうから、どうせ死ぬならアンアンお姉ちゃんと仲良くしてから死にたいし、生き残ってしまったらアンアンお姉ちゃんが牢屋敷に残るだろうから俺もアンアンお姉ちゃんの事が大好きだから残ろうと思うんだ。まあ俺の行方が分かるように高校に入る前に誘拐されるから1日前にみんなのメールに『自分とアンアンお姉ちゃんが政府に誘拐されて牢屋敷で拷問されて殺されるだろうから、遺言として残しときます。みんなと過ごした時間は楽しかったよ!じゃあね。バイバイ』って書いとくか!自分が政府によって殺される立場だから生存本能で伝えたい欲求があるからなしゃーないな!
話が脱線してしまったな、話を戻すぞ。アンアンお姉ちゃんの今後についてだ!
「アンアンお姉ちゃんの事を煽ってごめんなさい、話を戻しますね。ただ気をつけて喋ってもこのままだとお母さんとお父さんは廃人になってしまうので、対策の為にアンアンお姉ちゃんにはこれを渡しますね。」
俺はテーブルに置いてあるスケッチブックと黒いマイネームをアンアンお姉ちゃんに渡した。
「…これは、スケッチブックとマイネーム?」
「はい、これは自分のお小遣いで買ったアンアンお姉ちゃんのプレゼントです。喋らなければ魔法は発動しないので要求する時にスケッチブックで書いてお父さんとお母さんに書いて話してください。アンアンお姉ちゃんに負担を掛けてしまうのはごめんなさい。でも我慢してください。お父さんとお母さんは廃人になってしまう姿を見たくはないので…。」
「オンオン…わがはいは大丈夫だ、わがはいはオンオンのお姉ちゃんだから我慢出来る。わがはいは今まで家族から沢山貰ってきて看病されて支えられて知らない内に迷惑を掛けてしまった。今度はわがはいが頑張る番だ。オンオン…プレゼントをありがとう。わがはいはいつも妹に支えられてばかりで姉として不甲斐ないばかりなところを見せられてしまった…。」
アンアンお姉ちゃんは俺に顔を赤らめながら感謝をした。可愛い。
「別にいいですよアンアンお姉ちゃん!自分はアンアンお姉ちゃんの事が大好きだからこそいつも一緒にいて遊ぶし、世話をして看病するのが妹としての役目ですからね!」
「…うぅ…わがはいはいつもオンオンには敵わない…。本来なら姉であるわがはいが妹を可愛がってお世話をするのが役目なのに、まるで立場が逆転してオンオンがわがはいのお姉ちゃんのように見える…。」
「自分は優秀な妹ですからね、甘えてもいいし抱き枕にしても良いですよ。ただし風呂には入ってくださいね。アンアンお姉ちゃんに抱き枕にされるのは自分にとってはご褒美ですけど、汗臭いアンアンお姉ちゃんは……ギリ無理ですね。風呂上がりのアンアンお姉ちゃんは、良い匂いがするのでホントに入ってくださいマジで!」
「……うぅ…努力はする。」
3日お風呂に入らなかったアンアンお姉ちゃんはガチで臭い。美少女に抱き枕にされるのはご褒美だがホントに臭い。【催眠】で自分を洗脳して匂いを消してさっさと寝てる。アンアンお姉ちゃんに風呂に入ってくださいって言ったら妹の頼みだからで入ってはくれるけど、断られた時には体調が良くない時以外はアンアンお姉ちゃんを【催眠】で洗脳して無理矢理入らせている。
【催眠】は本当に使い勝手が良いんだよな。アンアンお姉ちゃんの使い勝手が悪すぎる【洗脳】と比べると、自分のは精神安定剤として使えるし日常生活では便利なんだよな。両親に【催眠】で使って助けれないという1番の問題点を除けば100点満点なんだけどね……はあ(絶望)。
「というわけで、お父さん…お母さん…自分の考えたアンアンお姉ちゃんの魔法の対策はこれでいいですか。自分としてはこれぐらいしか対策は思いつかなくて…。」
「いやいや大丈夫だ…オンオンもう充分すぎるぐらいだ。本来ならパパとママが考えなきゃいけない立場なのに、可愛い娘であるオンオンにいつのまにか任せてしまって親として恥ずかしすぎるぐらいだ。」
「ママはいつも思うけどオンオンは優秀で良い子だわ。私達が忙しい時にアンアンの面倒をいつも見てくれたり、ママに料理と家事を教えてくださいって言われて教えたけどオンオンの飲み込みが早くて料理と家事が調達しているわ。将来いいお嫁さんになるんじゃない。」
「自分はまだアンアンお姉ちゃんと一緒にいたいので、結婚は…まあ考えときます。」
結婚かぁ…前世は男だけど牢屋敷で生き残った時に考えときますかね。俺としてはいつまでも子供気分で居られないからさっさと自立して、引きこもりのアンアンお姉ちゃんを養う為に生活能力を上げて準備はしているんだよな。
まるで俺がダメ人間製造機に見えるがアンアンお姉ちゃんが牢屋敷で自立する未来を知ってるので、妹としては全然我慢は出来る。
「アンアン苦労を掛けさせてごめんな、パパとママは可愛い娘に苦労はさせたくはないけど廃人になって娘達と離れたくはないんだ。」
「わがはいは我慢出来る…わがはいのせいで……パパと…ママが…居なくなるのは…嫌だ。絶対にわがはい達から【居なくなら…」
「アンアンお姉ちゃんストッープ!!!それだとお父さんとお母さんが洗脳されてしまうからスケッチブックで書いて!!!」
「そうだった…!?わがはいはまたパパとママを洗脳してしまうところだった…!」
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アンアンお姉ちゃんは泣きながら自分がプレゼントしたスケッチブックで書いて見せた。
『わがはい達から居なくならないで』
「分かったわ、アンアンとオンオンの為にママとパパは居なくならないわ。」
そう言ってお父さんとお母さんはアンアンお姉ちゃんと俺と一緒に囲んで抱いた。アンアンお姉ちゃんはさっき泣いていたのにまた泣いた。俺は前世は男性社会人な為泣きそうになるのは必死に堪えそうなったが親の温もりで結局泣いてしまった…。
仕方がないだろう!将来邪神のせいで両親が廃人になってしまうのだから!じゃあ無駄な努力をせずに見てみぬフリした方が楽なんじゃないかって…。そんなのは無理に決まっている!未来を知っているのに何もしないわけがないだろう…。
結局俺は最低な人間なんだよ…。自分は色々と手を尽くしたから!と頑張ってる風に見せかけてアンアンお姉ちゃんに責められないように言い訳作りを俺はしているんだから。
大魔女召喚の時にナノカちゃんに記憶を見られて魔女候補達に暴露されて俺を魔女化させる為にヒロちゃんからは
「お前は姉と同じ不幸な自分という悪酒に酔う依存性の患者…いや違うな、姉に責任を押し付けてるだけの子供ぶっている姉以上に最低最悪の大人だ!」
って間違いなく言われそうだな。完全に事実だから黙って受け入れて魔女化するしかないだろう。
俺は運命を覆せないから原作通りに両親が廃人になるまで、完全に現実逃避して家族と幸せに過ごす時間という甘酒に酔うしかない。前世の時から思うが未来の自分に先送りにして任せるしかないな、流れに身を任せれば時間が解決するのだから…。
■
そして先送りにしたツケが回ってきたお弁当を持っている現在の俺に届いてしまったわけだ。【催眠】で自分を洗脳して現実逃避を今すぐにしたいが人間としてやっちゃダメって頭が警告をしているので、何がなんでも現実を直視しなければいけない。
振り返ってみると両親と過ごした時間はとてつもなく幸せだったな。だからこそ帰り道でも俺は涙が止まらなくなってしまった。原作通りにアンアンお姉ちゃんが両親を廃人にしてしまっていたからだ。明らかに邪神というクソカス野郎のせいだからアンアンお姉ちゃんを責める気は毛頭ないが!
魔法対策会議を開いて数年後…アンアンお姉ちゃんがスケッチブックを書いて要求しているおかげで、両親が【洗脳】を受ける事が少なくなっていき精神が余裕になっていた。アンアンお姉ちゃんは喜んでいたな。俺は邪神にネタバレされているようなもんなので素直に喜べないが。
じゃあ何故精神が余裕なのに廃人になっていたのかだって、まあアレだいつも通りの日常だった…。アンアンお姉ちゃんは体調が悪いので学校から早退していた。俺はいつも通り勉強して友達と遊んで家に帰った。
「ただいま!」
って返事をしたが俺の声は返ってこなかった。アンアンお姉ちゃんは寝ていると思うし、両親は仕事で忙しくて家に居ないのかなとそう思っていた。
俺は呑気に俺とアンアンお姉ちゃんが一緒に寝てゲームで遊んでいる人形だらけの部屋に来ていて俺はあり得ない物を目にした。
それは部屋にアンアンお姉ちゃんが居て寝てるのは当たり前だとして、両親が後ろ姿で立っていた。
「…………え?…お父さんと…お母さん…?」
「「…………」」
俺は明らかに理解したくない声で両親を呼んだら振り向いた。だが両親からの返事はなく目に光がなかった。まるで生気がない人形だみたいな感じだから…。
「ねえっ…!お父さんっ…!お母さんっ…!お願いだから返事をしてっ……!アンアンお姉ちゃんからの洗脳を受けてない数年の間は精神が安定していて元気だったんでしょ…!数年前に俺達と約束して置いていかないっ離れないって約束したでしょ…!それなのにお父さんとお母さんが廃人になってしまったら…アンアンお姉ちゃんが自分を責めて立ち直れなくなっちゃうじゃないのかよ…!?だからお願いだから返事をしてっ…お父さんっ…!お母さんっ…!」
「「…………」」
頭では両親が完全に廃人になっていると分かってはいたが、俺は現実を見たくないと泣きながら訴えかけたがやはり両親からの返事はなかった…!あぁ…本当に原作通りに廃人になってしまったのだと……!
俺は泣き止んだ後、両親に【催眠】が効くかどうかを試してみた。そしたら廃人になった両親には効いていた。邪神の言葉の通りならメルルちゃんに分かるように既に家庭環境は最悪になってしまったから効いたんだなと思う。
両親を【催眠】で洗脳して俺に分かりやすく説明をした。分かりやすく説明をすると両親は元気になったからアンアンお姉ちゃんに声が聞きたくて言葉で喋っておねだりしていいよとアンアンお姉ちゃんに言ったらしい。
アンアンお姉ちゃんは両親に甘えておねだりしたら両親が突然壊れてしまってショックを受けてぶっ倒れたらしい。そしてぶっ倒れたアンアンお姉ちゃんをペットに運んで寝かせたのが俺が帰ってくるまでの起こった内容だった。
…………これアンアンお姉ちゃん原作よりダメージ受けてないかな…。原作のアンアンお姉ちゃんと違って自分の魔法は知っているはずだから、精神が安定した両親を洗脳で壊して廃人にしてしまったから、引きこもりが加速してしまう…。
取り敢えずアンアンお姉ちゃんがショックで寝てるだろうから家に置いて、俺は廃人なってしまった両親を今すぐ救急車を呼んで病院に連れて行く事にした。
病院を連れて行って医者にアンアンお姉ちゃんの魔法の事は伏せて、突然両親が廃人になってしまったって医者に伝えといた。
医者からは両親は精神が壊れてしまったらしいので病院で入院することになったので、俺は両親に病院を入院させるために俺は全ての手続きを済ませといた。両親の入院費は掛かるが両親が入っていた保険で安くなってるのと貯金を見た限りお金持ちでかなりの財産はあったので、贅沢はしてもアンアンお姉ちゃんと俺は大人になっても不自由なく暮らせるはずだ。
俺は両親を入院させた事については正しいと思うし間違ってはいないと思っている。操り人形になった廃人の両親を家に置いといて家事なんてやらせたら、絶対に家の空気が悪くなって俺の良心が痛む。
廃人になった両親に家事と料理と家の管理をやらせるぐらいなら、前世が大人である俺が家の管理を全部やる。その為にお母さんに頼みこんで料理と家事を叩き込まれたからな。
それにアンアンお姉ちゃんと一緒に牢屋敷に連れていかれてるのだから、ストレス源になりそうなので家に置きたくないのである。原作だとアンアンお姉ちゃんの話によると家に操り人形になった両親が家にいるらしいが、流石に政府に保護されてると解釈している。
とにかくだ死のうが生き残ろうが家に帰るつもりはないので、両親を病院に入院させた方が俺にとっては安心しかない!お父さん…お母さん…家の管理とアンアンお姉ちゃんのお世話は俺がやるので安心して休んでください。
今までの過去を振り返ってる内に俺はいつのまにか我が家にたどり着いてしまった。正直に言うと俺は家に入りたくない…入ってしまったらアンアンお姉ちゃんとどう接してしまった方がいいのか分からないし修羅場が確定してしまうのだから。
だが入らなければならない…。俺が両親を病院送りにした以上はアンアンお姉ちゃんは生活能力が皆無のメンヘラ病弱もやしである。アンアンお姉ちゃんと頑張って仲直りをしなければ関係が悪化してしまうし、最悪アンアンお姉ちゃんが孤独死してしまうかもしれない。
俺はアンアンお姉ちゃんと仲直りをしたいんだろう…。頑張れ俺…腹を括るしかない!そして俺は鍵を開けてドアを開けた。
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「ただいま…アンアンお姉ちゃん…」
アンアンお姉ちゃんに向けてただいまと言ったが、家の中はビリビリしているようでとても静かだ。俺は弁当をテーブルに置いて、アンアンお姉ちゃんと自分が寝ている人形だらけの部屋に向かった。ドアを開けたらアンアンお姉ちゃんがいた。アンアンお姉ちゃんの状態はペットから起き上がっているが顔が明らかに絶望している表情だった。
「アンアンお姉ちゃん…ただいま…今日は料理をしたくない気分だからお弁当を買ってきたよ…。」
「…………」
アンアンお姉ちゃんは口を開こうとしない。俺は続けて両親の事について話した。
「アンアンお姉ちゃんが寝ている間に、救急車を呼んで自分は両親を病院に連れてきたんだ。そしたらー」
「オンオンッ…!?パパと…ママは…どうなった…?」
「……お父さんとお母さんは廃人になったよ。医者に見せたら二度と戻らないらしいって言われたよ。手続きをして病院に入院する事が決まったらしい。」
「……ぁ、……わがはいの…わがはいのせいでパパと…ママを…完全に壊れてしまった……」
アンアンお姉ちゃんの表情がドン底に叩き落とされて絶望した表情になってしまった。
「アンアンお姉ちゃんに大事な話があるんだ。今後についてだけど…。」
「…今後に…ついて…」
「両親が病院で入院してしまった以上は、アンアンお姉ちゃんは病弱で任せられないから家の管理は自分がすることに決めました。両親の貯金をみた限りだとアンアンお姉ちゃんと自分が大人になっても不自由なく生活出来るぐらい貯金はあるけど、両親が働けない以上は出来るだけ貯金をしたいから人形とゲームを買いたい時は自分に相談してください。」
「…………」
「家の家事と料理は自分に任せてくださいね。お母さんから教えてもらっているから上手く出来る自信があるので任せてください。それからー」
「オンオン…何故パパとママを壊してしまったわがはいを【責めない】?」
アンアンお姉ちゃんの雰囲気が変わった。
どうやら俺に怒られる覚悟をしていたらしい。俺は未来を知っているし魔女因子とかいう呪いを人類にばら撒いたユキちゃんが悪くて邪神とかいう元凶がいる事を知っているので、アンアンお姉ちゃんを怒る気にはならないし八つ当たりになってしまう。
「…自分はアンアンお姉ちゃんを責めません。何故ならアンアンお姉ちゃんが持っている魔法が完全に悪いと知っているからです!」
「…オンオンは昔の時からそうだったがいつもわがはいに優しく接してくれてた。だが今のわがはいにとってオンオンの優しさは毒でしかない。オンオン…わがはいから【関わるな】」
アンアンお姉ちゃんは涙目になって自分の事を拒絶した。アンアンお姉ちゃんの【洗脳】は、相手の同意がないと意味がないので効かないし催眠バリアで守っている為俺には効かない。
「…アンアンお姉ちゃんの【洗脳】は相手の同意がないと意味がないですよ。おまけに自分は【催眠】で守っているので両親と違って廃人になる心配はないから大丈夫ですよアンアンお姉ちゃん。」
「わがはいは小さい頃からオンオンと一緒に過ごした姉だからこそ分かる…オンオン実はわがはいの魔法が効いているのではないか?」
「………効いていませんよ。」
隠していたのにアンアンお姉ちゃんに図星を突かれてしまったな…。アンアンお姉ちゃんの【洗脳】魔法は大魔女にも魔女化している相手にも効く。チート能力の【催眠】は強力とはいえ俺がアンアンお姉ちゃんが大好きな以上はどうしてもガードが緩くなってしまって当たり判定が広くなってしまう。そして日常生活で【洗脳】をガドリングのように浴び続ければいやでも効いてしまう。
「やはりそうか…オンオン…姉からの一生のお願いだ…わがはいから【一生関わるな】。パパとママのように…大事な妹であるオンオンが壊れるところを見たくはない…!」
アンアンお姉ちゃんが涙を流しながら自分を必死に遠ざけて拒絶している。…俺はアンアンお姉ちゃんがお父さんとお母さんがを壊してしまった罪に耐えられなくなっているところを見ていて胸が苦しくなっていて今にも俺は泣きそうになっていた。
「嫌です…!一生離れません…!俺はアンアンお姉ちゃんの事が大好きだからこそこれからもお世話と看病をしたいんですっ!アンアンお姉ちゃんは生活能力皆無の病弱クソ雑魚もやしじゃないですかっ!」
「……ぐぅ……オンオンわがはいの【言う事を聞け】!。わがはいだってオンオンと一緒に居たい!でもわがはいの魔法のせいで元気だったパパとママをわがはいの軽率な判断で壊してしまった。オンオンもいつか壊してしまうかもしれないっ!それにオンオンが持っている魔法【催眠】のおかげでオンオンが壊れなくても不幸にしてしまった。わがはいがオンオンと関わる限り不幸にしてしまって、妹に迷惑をかけて家の管理を全部任せながら生きていくなんてっ…姉として恥ずかしいじゃないか…!こんな魔法、いらなかった…!普通に、生まれてれば……パパも……ママも……!おかしくなんて、ならなかったのに……!」
アンアンお姉ちゃんは子供のように泣いてしまって俺は何も言えなくなった。俺は目が覚めた。結局俺は色々といい訳をして諦めて魔法を除けば一人の少女でしかないアンアンお姉ちゃんに罪を背負わせてしまったって事だ。
俺は前世が大人でありチート転生者だ。なのに俺は邪神によって舞台で無理矢理観客にされて悲劇を見ている事でしか出来ない自分に腹が立ってきた。
こんな心意気では近い未来…俺の最強の切り札であるチート能力【催眠】があるからって俺が死ぬところかアンアンお姉ちゃんが死んでしまって二階堂ヒロに託してしまう観客に成り下がる。
二階堂ヒロに託したからって世界は続いてしまうのは沢渡ココの【千里眼】で確定はしている。救われるのは別の平行世界の俺とアンアンお姉ちゃんになるだろう。そしてバッドエンドを迎えた自分達は悲惨な末路を迎えるのは変わらない。
俺はそんな未来は絶対に嫌だ!!!自分の人生のレールを他人に任せて轢かれて賭けて生きる人生なんて真っ平ごめんだ!!!邪神のおかげで俺は理解してしまった…ならばどうする?チート能力を貰った以上は自分で幸せの未来を掴み取るしかない!
俺は決めた!アンアンお姉ちゃんの罪も俺は背負う。両親を見殺しにしてしまった俺は同罪だ!そして伝えるんだアンアンお姉ちゃんに俺の本当の気持ちを…
「アンアンお姉ちゃん…そんなに俺が壊れるのが嫌なら証明してあげますよ。俺が絶対に壊れないってところを…そして俺がアンアンお姉ちゃんが居るからって絶対に不幸にならないってことをよ…!」
「オンオン…?」
アンアンお姉ちゃんは俺の雰囲気がいきなり変わって戸惑っているようだった。俺はアンアンお姉ちゃんに近づいた。
「………!?オンオンわがはいに【近寄るな】」
「だから効かないよ!アンアンお姉ちゃんのちっぽけな魔法は!」
アンアンお姉ちゃんは目を閉じた。俺はアンアンお姉ちゃんを安心させるように抱いた。
「アンアンお姉ちゃん…ごめん…本当にごめん…アンアンお姉ちゃんの気持ちを分かってやれなくて…お父さんと…お母さんを…自分で壊してしまって…辛かったよなぁ…苦しかったよなぁ…」
「…………」
俺はアンアンお姉ちゃんを安心させながら抱いて気持ちを寄り添うように泣きながら話している。アンアンお姉ちゃんは抵抗はしないで黙って泣きながら受け入れている。
「アンアンお姉ちゃんがお父さんとお母さんを壊してしまった罪は俺も半分背負うよ…。アンアンお姉ちゃんだけじゃ罪を背負いきれないからね…。」
「違う!オンオンは悪くない!悪いのは全部パパとママを壊してしまったわがはいのせいだ!」
アンアンお姉ちゃんは必死に反論したが、俺は続けて口に出した。
「違うよアンアンお姉ちゃん、俺の責任でもあり大人の責任でもあるんだよ。両親やアンアンお姉ちゃんに言ってもドン引きされて拒絶されるだろうから言わなかったけど実は俺は前世の記憶があるんだ…男性社会人の記憶をね。」
「…オンオンが…男性社会人…?」
アンアンお姉ちゃんは驚いた表情だった。遂に俺はアンアンお姉ちゃんに自分の正体を明かしてしまった。邪神とかゲームについては伏せさせてもらうけどね…。ガチで頭がおかしい奴に思われるから…。
アンアンお姉ちゃんに明かしてしまったけど問題はないだろう。原作ではミリアおじさんが中身がおじさんだったとしてもアンアンお姉ちゃんは仲良くなれて居た。アンアンお姉ちゃんと一緒に寝て抱き枕にされてる信頼関係になってはいるから問題はないだろう。拒否されたら【催眠】で記憶を消せば良いしな。
問題は俺の天敵である黒部ナノカちゃんの事だけど、まあガチガチに催眠して口封じさせる予定だから別に良いな。
「オンオンが男性社会人…?そんな訳が…」
「アンアンお姉ちゃんは心当たりがないですか?俺が男性社会人という証明は出来ないけど昔から周りの小さい子と比べて優秀だったり物覚えが良かったりするのは…」
「…………心当たりは何度かある。」
「でしょ!それが俺の本当の正体なんだ、キモいよね…」
俺は心臓をドキドキしながらアンアンお姉ちゃんの返答を待っている。俺が何故正体を明かしたのかはアンアンお姉ちゃんに心配をさせない為だ。俺は大人だと示す事で家の管理は出来るのだと教える事だ。
「…そんなのオンオンが中身が男性だったとしてもわがはいの大事な妹である事には変わりはない。わがはいはオンオンに看病されてどんな時でも構ってくれて遊んでくれた嘘偽りがない大事な思い出がある。中身が男性だからといって嫌いになる事は絶対にあり得ない。」
俺はアンアンお姉ちゃんの本心を聞いてとてつもなく嬉しかった。俺は意地悪をするようにアンアンお姉ちゃんに質問をした。
「じゃあアンアンお姉ちゃん質問です。俺の事が大好きですか?」
「オ…オンオン!いきなり何を言う!そ…そんなのオンオンの事が大好きに決まっている!」
アンアンお姉ちゃんが恥ずかしそうに顔を赤らめながら言った。アンアンお姉ちゃんに正体を明かしても大好きだと言われて俺はとてつもなく嬉しい。さてとだ俺の本心を言わせてもらうぞアンアンお姉ちゃん!
「アンアンお姉ちゃんありがとうございます。大好きって言ってくれて自分は嬉しいです。自分もアンアンお姉ちゃんの事が大好きです。だからこそ俺に対してもう二度と【関わるな】とか【近寄るな】とか言わないでください!俺はアンアンお姉ちゃんの事は絶対に離れたくないですから!」
「…わがはいと関わるとオンオンが…」
「もう面倒くさいですねアンアンお姉ちゃん。小さい頃から世話をして思いましたけど本当に手間が掛かってわがままで面倒が掛かる子ですねー。自分はさ・い・み・んがあるから全然効かなかったし壊れなかったでしょう!俺は絶対にアンアンお姉ちゃんの前でお父さんやお母さんのように壊れたりはしませんし居なくなったりはしません。俺とアンアンお姉ちゃんの約束ですよ。もし俺が壊れてしまったら顔面をぶん殴ってくださいね。」
俺はアンアンお姉ちゃんに絶対に壊れないと約束した。アンアンお姉ちゃんはめんどくさい人なのでこれぐらい言わないと納得しないだろう。
「流石にオンオンを殴りなどはしない………分かった。妹であるオンオンとの約束だ。わがはいはもう二度とオンオンの事は拒絶しないと誓う。だがオンオンがわがはいの前で壊れたら許さない。」
「アンアンお姉ちゃんありがとうございます。これぐらいの約束をしないとアンアンお姉ちゃんは納得はしないので…。」
良かった。これ以上話を聞かなかったら催眠を使って無理矢理にでも納得させるところだった。さてとだ俺はアンアンお姉ちゃんとそろそろ仲直りをしたい。
「そろそろ仲直りをしたいので自分のお話しを黙って聞いてくださいねアンアンお姉ちゃん。アンアンお姉ちゃんはお父さんとお母さんを壊してしまった事実は変わりません。でも自分は決してアンアンお姉ちゃんを責めません。アンアンお姉ちゃんが持っている魔法が完全に悪いと分かっているので…。」
「…………」
アンアンお姉ちゃんは覚悟を決めた顔で俺を見ている、そして俺は話を続ける。
「アンアンお姉ちゃんが犯してしまった罪は俺も半分背負います。そして家の管理は俺に全部任せてください。アンアンお姉ちゃんは何か言いたげな顔をしていますけど黙ってくださいね。俺は前世が社会人だからこそ大人としての責任を取りたいし家の管理を自分でやりたいですからね。お母さんに料理と家事を教えて貰ったので安心してください。」
「…………」
アンアンお姉ちゃんは悲しげな表情で何かを言おうとしたが俺が黙らせた。
「アンアンお姉ちゃんは自分を許せない気持ちがあるのは分かります。ですが壊れてしまったお父さんとお母さんはアンアンお姉ちゃんが【洗脳】があるにもかかわらず俺と同じように壊れる最後まで愛してくれました。つまり両親はアンアンお姉ちゃんには幸せになって欲しいって事です。」
「パパと…ママを…壊してしまったわがはいが幸せになる資格なんて…」
俺の言葉を聞いてアンアンお姉ちゃんは予想通りに自分を許せない感じでいた。まあ無理もないので俺はアンアンお姉ちゃんに新たな目標を建てて提示をする。
「アンアンお姉ちゃんが自分を許せないなら、可愛い妹である俺を幸せにしてください。」
「オンオンを幸せに…?わがはいはオンオンのように何でも出来る訳ではないから幸せに出来る自信がない…。」
「そんな難しい事を要求している訳ではありません。アンアンお姉ちゃんが俺の事を最後まで味方してくれて大好きでいる事で充分ですね。もし俺が誰かに虐められてたり精神的に追い詰められてたりしたら俺の事を支えたり助けてください。」
「…分かった、わがはいはオンオンのお姉ちゃんだ。わがはいに出来る事は余りないのかもしれないが、大事な妹であるオンオンがもし誰かに虐められたら【洗脳】を使ってでもわがはいが守って最後まで味方をする。そしてオンオンを【幸せにして見せる】!。」
アンアンお姉ちゃんは俺を守るように抱いた。アンアンお姉ちゃんイケメンかな。俺は牢屋敷で黒部ナノカちゃんに前世が男としてバラされて責められるかもしれないし、催眠で人格を抑え込んでいる事がバレてみんなに間違いなく責められるだろう。そして最後まで味方をしてくれて精神の支えとなるアンアンお姉ちゃんは俺には必要だ。
……………待て、俺は大事な事に気づいてしまった。アンアンお姉ちゃんは俺に対して抱き枕にしてるぐらいシスコンなのは知っている。もし俺がアンアンお姉ちゃんの立場で妹が虐められてた時にどうする。間違いなく魔女因子の殺人衝動が芽生えて殺す。
俺の馬鹿ッ!どうして俺は想定していなかったんだ!アンアンお姉ちゃんの地雷が俺がいるせいで増えてるって事をよ。黒部ナノカちゃんが俺を男とバラしたらアンアンお姉ちゃんに殺されるじゃないか。アンアンお姉ちゃん本当にごめん。牢屋敷に連れて来られたら催眠させてもらうよ。
「アンアンお姉ちゃんありがとうございます。その言葉だけで充分です。俺もアンアンお姉ちゃんが自分の幸せを拒絶しても、支えて幸せにして見せます。だって俺はアンアンお姉ちゃんの事を…姉妹として…1人の女の子として…世界で一番愛しているからです!」
これは俺の本心だ。俺はアンアンお姉ちゃんの事を姉妹として愛しているし1人の女の子として愛しているからだ。俺は自分の幸せを掴み取りたい以上はアンアンお姉ちゃんにも幸せになって欲しいんだ!
「……うぅ……わがはいにとって……わがはいにとって勿体ないぐらい世界で一番大事な妹を持った……。オンオン…絶対にわがはいの前から【居なくなるな】!」
「…絶対に居なくなりませんよ。アンアンお姉ちゃんは俺がいないと生きてはいけませんし、大好きだからこそ離れませんよ。だって自分達は家族なんですから…。」
俺は泣いているアンアンお姉ちゃんを優しくさせる為に抱いて、その後疲れたのかいつの間にか寝てしまっていた。そういえばお弁当を買って食べるのを忘れていたな。
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あれからあっという間に時間が過ぎたな…。
両親が壊れてしまったあの日から、アンアンお姉ちゃんは原作と変わらず引きこもりになってしまったな。俺はそこに関してはしょうがないと思う。両親が壊れてしまったトラウマがある以上は、催眠で完全にカバーしている俺以外の他人と関わるのを怖がっているので仕方がない。
アンアンお姉ちゃんに廃人になって入院している両親のところに連れて行った。アンアンお姉ちゃんは壊れてしまった両親に何度も謝っていたので俺はアンアンお姉ちゃんを抱いて落ち着かせていた。
俺は学校に行って両親が廃人になったり、アンアンお姉ちゃんが引きこもりになってしまった事で先生や友達などの周りからは物凄く心配されて優しくなっていたな。気持ちは受け取っておく。あと残念な事に俺の成績が下がってしまった。両親の変わりに家の管理と家事などをやっているため忙しいし、【催眠】で自分を洗脳して誤魔化しても体力はもやしなため誤魔化しきれないのでしょうがないと思っている。
アンアンお姉ちゃんと和解して仲良くしてしまった事で変わった事がある。それは前と比べて仲良し姉妹だったのが明らかに他人から見たらいい訳が出来ないぐらい恋人以上の関係になっているって事だ。そう…確定したのはアンアンお姉ちゃんと一緒に俺の苦手なホラー映画を観ている時だった。
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俺は学校が休みの日アンアンお姉ちゃんと一緒に腕を組んでホラー映画を観ていた。アンアンお姉ちゃんは楽しんでいたが、俺は思ったより怖くて【催眠】で自分を洗脳をして怖さを無くして観ていた。
アンアンお姉ちゃんは何やらスケッチブックで書いて俺に見せた。
『わがはいの顔に近づけ』
と書いてあったので、俺は書いている意味が分からなかったため俺はアンアンお姉ちゃんの顔を近づいた。するとアンアンお姉ちゃんは俺の頬を両手で押さえてキスをした。
「……!!!?」
俺はいきなりのキスに戸惑って抵抗をしようとしたがすぐに辞めた。何故ならアンアンお姉ちゃんの唇と俺の唇が重なりあって舌が混じりあっていったので離れたくなかったのだ。まるでアンアンお姉ちゃんと一つになったかのように…。しばらくキスを終えて離れた後、俺は顔を赤らめながら質問をした。
「ア、アンアンお姉ちゃん!な、なんでいきなりキスをしたんですか!?」
「わがはいはオンオンの事が大好きだ。わがはいはオンオンの事を考えるだけで胸が高鳴ってしまう!オンオンはわがはいのキスが嫌だったのか?」
アンアンお姉ちゃんは悲しそうな顔で質問をした。
「い…いやじゃないですよ。」
「ならば問題はないな。オンオン…わがはいと【キスをしろ】」
「は…はい、アンアンお姉ちゃん。」
俺は断る理由はないし、身体がいつの間にかキスを求めたがっているのでアンアンお姉ちゃんに押されるがままキスをしあって夜を過ごした。
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そう…引っ込み思案だったアンアンお姉ちゃんが俺にキスをするぐらい積極的になっているって事だ。俺が学校に行くと必ず抱きしめたり、学校の休みの日にはキスを求めていて普通にべったりになっている。……うん悪いのは完全に告白した俺が悪いと思っている。
シスコンだったアンアンお姉ちゃんに自分の事を大好きで居てくれって勢いで言っちゃったから、俺に完全に依存しちゃっても仕方がないと思ってる。まあ俺は可愛いしアンアンお姉ちゃんとイチャラブは出来てるからいいよね!幸せだし(ポジティブ)!
現実逃避で人生を振り返った事だし現実を直視しますかね。明日は俺の新学期である。つまり俺とアンアンお姉ちゃんが牢屋敷に誘拐されてしまう日である。今の俺は何をしているのかというと夜中でもう寝る時間だが【催眠】を使って寝ないように心の準備をしている。アンアンお姉ちゃんは俺を抱き枕のように抱きしめて既に寝ている。
昔からやりたかった学校で仲良くしていたクラスの皆に遺言としてメールを送ってスマホの電源を切っている。
俺は牢屋敷に誘拐してくる奴を待ち伏せして【催眠】しようと思ったが絶対に政府にアンアンお姉ちゃんと一緒に殺される気しかしないのでやらない事にする。
俺は明日アンアンお姉ちゃんと一緒に牢屋敷に連れて行かれてしまう。そして朝起きたら牢屋で目覚める。
俺は穏便に済むなら魔女化した三周目ヒロちゃんと出会いたいが、それは絶対にないと思っている。何故なら俺という異物がいるからだ。
1周目の俺なら絶対に二階堂ヒロを催眠で止める。そして殺人を起こらないように魔女候補全員を催眠をするだろう。みんなを出来るだけ仲良くさせて結束力を高めてサバトの儀式を成功させて大魔女を召喚をして催眠をし無理矢理三周目のハッピーエンドを迎えるのが俺の目標だ。
俺という存在がいる時点で、原作の正規ルートなんてもんは始めから存在はしない!二階堂ヒロが死に戻ったという事は俺が失敗してしまったルートだという事でいいだろう。
結局のところ二階堂ヒロが当てにならない以上は、俺が大好きなアンアンお姉ちゃんを守って幸せな人生を掴み取るには俺がどんな手段を使ってでもみんなを催眠させて自力で切り開くしかないだろう。俺はアンアンお姉ちゃんから嫌われたら流石に俺も魔女化が進行してしまうかもしれないが、魔女候補達全員から責められる覚悟は既に出来ている。悪いのは世界と邪神と大魔女とメルルなんだから…。俺は何としてても幸せな人生を掴みとってみせる。という訳で催眠解除をしたし寝るとしますかね。アンアンお姉ちゃんお休みなさい。
オンオンちゃんに脳が焼かれたファンクラブ
リーダー「みんなぁー!聞いてくれー!俺達のアイドルのオンオンちゃんが政府によって誘拐されて殺されようとしている。牢屋敷の噂は本当だったんだ。オンオンちゃんは殺されていい人なんかじゃねえー!俺達に優しくしてくれて姉の事を大事に想い看病してくれている優しい人なんだ!!!だからお前らネットで拡散するぞ!!!政府に喧嘩を売ってひよってるやついる?いねえよなぁ!!?」
「「「「「「「うおぉぉぉぉ!!!!」」」」」」」
何も知らないオンオンちゃん「……………え?」
次回はアンアンちゃん視点を描かさせて頂きます。不定期更新になりますが暖かい目で見守ってください。高評価と感想とお気に入りは励みになっております。
オンオンちゃんの末路
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死亡
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負けちゃう?勝つさ