ゼロの使い魔~二人目の使い魔~   作:エクスタシー

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駄文ですがよろしくお願いします


第二話

気がつくと俺は青い空を見上げていた。無事に召喚されたんだなと思うのもつかの間、聞いた事のない声が聞こえた。

 

「あんたら、誰?」

 

そこにはピンクの髪をした子供(15歳くらいか?)がいた。回りを見て見ると幻獣を従えた生徒がこっちを見ていた。しかも横には黒髪の男の子がいた。

 

「誰って平賀才人」

 

「平民なの?」

 

「平民ってなんだよ?」

 

ピンクの髪の子と平賀の言い合いを黙ってみているとピンクの子が俺にも聞いてきた。

 

「あんたは?」

 

「名乗るときは相手から名乗るのが普通だと思うが・・・。まあ良い、俺の名前は竹脇カイトだ」

 

「平民ごときが貴族に口答えするんじゃないわよ・・・。まあいいわ。私の名前はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ。貴族に名乗ってもらうことなんて普通は一生無いんだからちゃんと覚えなさい!」

 

「了解、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール様だな。ところでここはどこなんだ?」

 

「(コイツ、ホントに覚えてるなんて・・・。いままで誰も覚えてくれなかったのに)まあ、平民には分からないでしょうね。ここはかの高名なトリステイン魔法学院よ」

 

「ルイズ、サモン・サーヴァントで平民を二人も呼び出してどうするの?」

 

「う、うるさいわね!ちょっと間違えただけよ!」

 

「間違いってルイズはいつもそうじゃん」

 

他の子とヴァリエールが言い合いをしていると30歳くらいの男性が来た。

 

「さて、儀式を続けなさい」

 

「コルベール先生!でも!」

 

「ミス・ヴァリエール。彼らがあなたに呼ばれたのは確かなのです。彼らは確かにただの平民かもしれないが、あなたの使い魔には変わりありません。・・・・・・それに彼はそれなりに強そうですよ」

 

男性が最後にルイズだけに聞こえるように言う。俺には聞こえてるがな。

 

「・・・・分かりました」

 

そしてヴァリエールは諦めたかのように俺の方に歩いてきて

 

「あんた、感謝しなさいよね。貴族にこんなことされるなんて普通はあり得ないんだから!」

 

何をするのかは分からないがなんか嫌な予感がする。主に男女関係で。

 

「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」

 

そして自分の唇を俺の唇に近づける。・・・・・ん?

 

「・・・・・・・ん」

 

そして同じように才人にもする。

 

「お、終わりました」

 

ヴァリエールは少し顔を赤くして言う。平賀は何がなんだかさっぱりわからない顔をしている。

 

「サモン・サーヴァントは何回も失敗したが、コントラクト・サーヴァントはきちんと出来ましたね」

 

コルベールが嬉しそうに言う。

 

「相手が只の平民だから、契約出来たんだよ」

 

「そいつが高位の幻獣だったら契約なんて出来ないって」

 

周りが色々言ってるけど、契約がキスってどうにかなんないのだろうか。と言うか人間なだけまだましじゃないか?これがもし虫とかだったら・・・・。俺はしたくないね。そういえばさっきからルイズとパスが繋がっているな。昔は肉体関係を持たないと出来なかったはずだが、キスだけで魔力パスを繋げるとは時代も変わったな。

 

「ぐあ!ぐぁああああ!熱い!」

 

ん?平賀が叫び出した。ああ、体になんか刻まれてるな。俺は常時このくらいの痛みを受けていた時もあるから気づかなかった。

 

「すぐ終わるわよ。それよりあんたは痛くないの?」

 

ヴァリエールが俺に声をかけて来た。

 

「ああ。過去にもっと痛い経験をしたことがあるからな。そんなことより俺とそいつをどっちも『あんた』呼ばわりする気か?それならそれでもいいが」

 

「確かにそう言われれば紛らわしいわね。あんたはカイトでそっちのがサイトだったわね。覚えておくわ」

 

よかった。このままだとあんたはこれやりなさい。そっちのあんたはこっちやりなさい、みたいなことになってわけわからなくなるからな。

 

「熱いぃぃぃ!・・・あれ?熱くなくなった。ってな、なんだよこれ。お前、俺になにしたんだよ!!!」

 

「使い魔のルーンを刻んだだけよ。」

 

「勝手に刻むな!」

 

するとコルベールが近づいてきて俺のルーンを刻まれた右手を見てきた。む、この人は結構な猛者だな。俺の足元にも及ばないが。俺と比べるのがバカらしいが。

 

「うむ、Knight…騎士か。珍しいが人間ならあり得なくもないな。君は傭兵か何かかね?」

 

「どうだろうか。そういえば傭兵をやっていたこともあるか?」

 

いろんな世界で戦い続けて来たわけだし。一度くらい傭兵をやっているだろう。

 

「ちょっとスケッチしたいので動かさないでいてくれ」

 

するとコルベールはスケッチブックに書き込み、平賀のほうに行った。

 

「では皆さん、教室に戻りますぞ」

 

そういってコルベールを始めとする生徒が空中に上がった。浮遊術とはまた違うらしいな。この世界の魔法が気になる。

 

「ルイズ、お前は歩いてこいよ!!」

 

「あいつ、フライはおろかレビテーションさえまともに出来ないんだぜ」

 

「お前誰に言ってんだ?」

 

「その平民、あんたの使い魔にお似合いよ」

 

「・・・・・(あの男性・・・・・強い)」

 

生徒達は口々にそういって飛び去っていく。残されたのは主人のヴァリエールと俺と平賀のみ。ヴァリエールは三人だけになるとため息をつき、そのあと俺たちの方を見て怒鳴った。

 

「あんたたち、なんなのよ!」

 

「なんなのよ、と言われても只の老人・・・いや、見た目は20歳だったか」

 

「おまえこそなんだ!ここはどこだ!お前達はなんなんだ!なんで飛ぶ!俺の体に何をした!」

 

「全く・・・・どこの田舎から来たのか知らないけど、説明してあげる」

 

「田舎?田舎はここだろうが!東京はこんなド田舎じゃねえ!」

 

東京か。何回か住んだことがあるが空気はひどかったな。

 

「ルイズ」

 

ん?話はどこまで進んだんだ?訳が分からなくなった。

 

「呼び捨てにしないで」

 

そんなことを思っていると平賀が

 

「俺を殴ってくれ」

 

と言っていた。平賀の趣味がわからん。

 

ル「セ、セカンドキスだったんだからね!」

 

ふむ、俺がファーストキスか。またゼウスがなんかやったな。帰ったらヘラに報告だ。

取り合えず平賀がヴァリエールに殴って貰ったあと気絶したので回収してヴァリエールの部屋に運ぶ。ヴァリエールはそのまま授業に行った。平賀はまだ寝てる。

・・・俺は何しようか?|財宝(バビロン)の中を整理しても良いがそんな時間はありそうにない。と思っていたら平賀が起きた。そしてヴァリエールも帰ってきたか。

 




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