ブルーアーカイブの世界に機械として転生したと思ったら人工生命体だった   作:公開

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どうも、お待たせ!(某フラワーマン)

…本当にお待たせしました。すみません
何故ここまで投稿が遅れたかと言うと、モチベが底をついていたからです。
ですが、4ヶ月以上かけてモチベを回復させたので少しずつまた書いていこうと思います。






鏡奪還作戦 その1

三人称視点

 

ミレニアムタワーの下層階にて。

生徒会とゲーム開発部&ヴェリタス&エンジニア部の戦いが巻き起ころうとしているとは露知らず、あるモブ生徒の一人が早く寝たいと考えながら歩いていた。

もう日も落ち、辺りは暗闇に包まれている。

 

「はぁ…今日も疲れた。もうすぐミレニアムプライスだからっていうのは分かるけど、それでもちょっと仕事多いなぁ…まぁ、しょうがないか。」

 

そう言いながら歩いていると、何かにぶつかってしまった。

 

「あいたっ!はぁ、気をつけ…な…」

 

そこまで言った所で言葉は止まる。

…なぜなら

 

「…ギ」

 

ぶつかったソレは、見たこともない機械(通常ヘルゲゴーグこと異形獣)だったからだ。

ソレはまるで獲物を見つけたかのようにモブ生徒の方に首を向ける。

元々、別世界の人々には異形獣と呼ばれていただけあり、その異様な雰囲気は夜の暗さも相まり生徒の心により恐怖を植え付けていく。

 

「あ…あ…」

 

「あああぁぁぁ!?誰か!誰かぁっ!!!」

 

叫び声を聞きつけた警備ロボットや戦闘ロボットが向かってくるものの、それこそが狙い。

 

「ギギ…!」

 

なぜなら、この個体の役割は陽動だからである。

ひたすら暴れて戦力を引きつける。上位個体(ゴーグ)に課せられた命令を遂行するべく、異形獣は咆哮のような音を上げた後に暴れ始めた…

 

 

 

 

 

一方、モモイ?とミドリ?は「鏡」がある差押品保管庫へと向かっていた。

 

「えーっと、この辺で良いんだっけ?」

 

「すごく奥の方へ来た感じですが…恐らく間違ってはいないかと。」

 

 

「ええ、合っていますよ。」

 

「!?」

 

不意に聞こえた声に、モモイ?は驚く。

その声の主は、C&Cのコールサイン03、室笠アカネ。

 

「こんばんは。良い夜ですね。お二人のここまでの行動は、監視カメラで全て見させていただきました。

薄々お気づきかもしれませんが、あなたたちの計画はもう失敗しています。お早めに投降することをおすすめしますよ。

改めまして、私はC&Cのコールサイン・ゼロスリー…本名は秘密ですので、謎の美女メイドとでもお呼びください。」

 

「あ、アカネ先輩!」

 

「特技が暗殺で有名な、あの?」

 

「うーん…一応秘密のエージェントのはずなのですが…いつの間にそんな知られ方を…正体を明かさない系ヒロインはもう時代遅れなのでしょうか…?」

 

「いろいろ知ってるよー。コタマ先輩によると、どうやら最近体重が…」

 

「ま、待ってください!その情報漏洩は流石に問題がありますよね!?

その情報に関しては永久に黙っていていただきます…!さあ、そろそろ姿を見せていただきましょうか、モモイちゃん、ミドリちゃん!」

 

 

「ふふふ…」

 

 

「…?」

何故この状況で笑えるのかと疑問に思うアカネ。

その理由はすぐに分かることになる。

 

「まだ気づいていない感じかな。失敗してるのは、そっちの方だよ?」

 

「はい?」

 

すると…変装を解き、マキとコトリが現れた!

そう、ここにいたのはモモイとミドリではなく変装したこの二人だったのだ。夜になり暗くなっていたことでより分かりづらくなっていたため今の今まで気づかれることはなかった。

 

「ハ〜イ、アカネ先輩!寮に戻ろうとしてたんだけど、道に迷っちゃってさ〜。」

 

「あ、あなたたちは!?」

 

「あなたたちはと聞かれたら!説明するのが世の情け!どんな質問にも答えをご提供!エンジニア部の説明の化身、豊見コトリ!」

 

「芸術と科学のコンビネーション!ヴェリタスのデジタルアーティスト、マキだよ!」

 

コトリとマキはどこかで聞いたことのあるようなセリフで自己紹介した。

 

「そんな、ここに来たのはミドリちゃんとモモイちゃんだったはず!?監視カメラで確かに…!」

 

アカネはユウカに通信をつなぐ。 

 

 

「ユウカ!何が起きているんですか!?」

 

「分からない!こっちの監視カメラでは、今も確かにモモイとミドリが映ってる!それにアカネ、あなたの姿が見えない…!」

 

「な、なんですって?

これはもしかして…!?」

 

「カメラの設定を初期化!クラウド接続を遮断して、プライベート回線で画面をもう一度映して!」

 

「更新します!新しい画面…出ました!アカネを確認!コトリとマキと対峙中です!」

 

ユウカの指示により、オペレーターが画面を更新する。

更新された方の画面では、しっかりとマキとコトリと対峙するアカネの姿が映っていた。

 

「と言うことは、私たちがさっきまで見ていた映像は、まさか!?」

 

 

 

【侵入者を発見。緊急時のため、セミナー専用フロアの各セクションを閉鎖します。】

 

「これは…シャッターが!?」

 

その声と同時に、あちこちでシャッターが降りる音がする。閉鎖されたようだ。

 

「へへっ、仲良く閉じ込められちゃったね〜?」

 

「…そんな事はありません。あなたたちと違って、私はシステムに指紋登録がされてますから。

痛い思いをしたくなかったら、大人しくしていてくださいね。お会いできて光栄でしたが、私はこれで…」

アカネは指紋認証をしようとする。

だが

 

【データ不一致、未登録の指紋です。】

未登録の指紋だとシステムに認証された。

 

「えっ…!?」

 

【セカンドシャッター、作動します。】

未登録の指紋が認証されたことで、セカンドシャッターも降りた。

そしてこれにより、アカネはマキとコトリと共に閉じ込められた。

 

 

 

 

 

 

ゴーグ視点

 

「先生、お姉ちゃん、ゴーグ、ハレ先輩から連絡!アカネ先輩を閉じ込めることに成功したって!」

 

っしゃい!これで良くて追跡不可能、悪くても超がつく足止めができる!

 

「よし、指紋認証システムも正(・)常(・)に(・)作動したね。生徒会の役員も全員隔離できたはずだし…これで今タワーの中を自由に動き回れるのは私たちだけ!」

 

よし!早いところアリスを助けて鏡を奪って逃げるぞ!

 

 

「とりあえずアカネ先輩を閉じ込められたのは良かった。どうせならアスナ先輩も一緒に閉じ込めたかったところだけど…まだ居場所が分かってないんだよね?」

 

アスナ…確か未来予知レベルの勘を持ってる子だったはず。ってことはもしかしてこうなることも勘でだいたい分かってたのか…?

 

「ハレ先輩ができるだけミレニアム全域を調べてくれたけど…見つからなかった見たい。ミレニアムの外にいるんじゃないかな、」

 

あくまで「できるだけ」だからなぁ。もしかすると調べられてない範囲にいたりとかするかもしれない。

 

「…ま、今のところ計画通りなんだから気にしない気にしない!」

 

 

「誰!?って、あのロボット、見た目ちょっと違うけど下層階で暴れてる化け物!?」

 

「ひゃっ!って、生徒会じゃん!数は少ないけど…まだいたなんて!」

 

数が少ないのは、多分下層階で暴れて陽動してるヘルゲゴーグに人員とか戦力とか引っ張られてるせいか?

 

「でも…このくらいの数なら力ずくで突っ切れる!」

 

"…よし行こう、モモイ!ミドリ!ゴーグ!"

 

いっちょやってやるか!

 

 

 

 

 

 

 

3人称視点

 

モモイ、ミドリ、ゴーグ、先生が力ずくで突っ切っている頃

 

「ふふっ、確かにさっきの合金製とはレベルが違う感じのシャッターだね。さて、どうしよっか?」

 

「ではアカネ先輩、こうして仲良く閉じ込められたのも何かの縁ですし、楽しい相対性理論の抗議でも始めましょうか?」

 

「…こちらコールサイン・ゼロスリー!A-11セクションに閉じ込められました!コールサイン・ゼロワン、応答をお願いします!」

マキとコトリの話を無視、あるいは聞く余裕がないのかはともかく答えることはなく、コールサイン・ゼロワン…即ち一之瀬アスナに助けを求める。

しかし

 

【相手がオフライン状態です】

どうやらオフラインだったようだ。

 

「アスナ先輩っ!一体どこにいるんですか、もう!せめて電源くらい点けておいてくださいよ!」

どうやらこのオフラインは今回の騒ぎとは関係なさそうだ。

 

そんな時に、アカネにメッセージが届く。

それは、コールサイン・02、角楯カリンからのメッセージ。

 

【アスナ先輩の居場所は分からないけど…安心して、アカネ。

ゲーム開発部はもう、私の射程範囲内だ。】

 

 

 

…しかし、彼女は知らない。

もうすぐそこまで、異形たる獣達が迫ってきている事を。

 




パヴァーヌ2章の時系列をどうするかについてのアンケートを締め切らせていただきました。
結果、パヴァーヌ2章の時系列は
パヴァーヌ1章→パヴァーヌ2章→エデン条約編
となりました。
たくさんのアンケート回答ありがとうございました!

それと同時に、5つ目のアンケートを作成しました。

内容としてはもしも通常ヘルゲゴーグ以外にも通常型ヘルゲゴーグを出すとするならどれが良いかというもので、通常型ヘルゲゴーグというのは、
異形獣若しくは強化異形獣・狂を見た目のベースとしたヘルゲゴーグ達のことです。 

これらのヘルゲゴーグ達は本編に出すかは未定ですが、パヴァーヌ1章→パヴァーヌ2章、
パヴァーヌ2章→エデン条約編までの番外編的な話で出す予定です

もしも通常ヘルゲゴーグ以外にも通常型ヘルゲゴーグを出すとするなら?

  • 強化異形獣・狂
  • ヘルゲゴーグ・烈
  • 原獣プレゴーグ
  • 黄金獣アルムゴーグ&白銀獣ロムドゴーグ
  • 小さな異形獣
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