本格的に登場するのは次回以降になります。何卒。
私、"神崎 伶"と妹の"神崎 晶"の2度目の人生がスタートしてから10年とすこし。私たちは小学4年生となっていた。
ただ、生まれた時、転生ボーナスは一部しか付与されていなかった。
「流石に生まれた瞬間から銃を保有したりしてるのはまずいので、10歳になるまでは一部の転生ボーナスしか使えないようにしておきます。10歳になったらすべて使えますので、そこはご安心ください。」
転生作業が開始する直前、女神さまがこう言っていた。
「あぁ... 確かにそうですね。」
「赤ちゃんが銃の扱いに手慣れてたりミクたちと会話してたら異常ですもんね。」
晶の言った通りである。そんなスーパーベビーが誕生したら全国ニュース規模なレベルで大騒ぎだ。盛りすぎかもだけど。
さらに女神さまが言う。
「それで、10歳になったら戦闘スキルをこちらでいくつか付与させていただきます。」
「お、どんなものですか?」
「それは10歳になってからの、ひ♡み♡つ!」
女神さまよ。そんな焦らし方はないだろう...
「え~?今でもええやないですか~」
「そうですよ。焦らされると気になっちゃいます。」
「まぁまぁ、神からの誕生日プレゼントってことでいいじゃないですか。」
「「...」」
と、いうわけだ。
「しっかし... 女神さまからの追加スキル豪華やったよね!」
「うん。なんていうか、想像以上にすごかった。まだ試す機会なかったけど...」
今私たちが使える戦闘スキルはこんな感じである。
伶の固有スキル
・銃使い(近):短機関銃などの近接タイプの銃を用いた戦闘を得意とする固有スキル。
・電気魔法:攻撃、近代武器や人間の強化、ガード、回復の4種がある固有スキル。伶曰く「使い勝手は"そこそこ"」。
・時間伸長圧縮処理:時間の流れを遅くしたり早くしたりできる固有スキル。
晶の固有スキル
・銃使い(遠):狙撃銃などの遠距離タイプの銃を用いた戦闘を得意とする固有スキル。
・潜伏:一定位置に20秒間とどまることで自然発動する、戦闘時のみの固有スキル。攻撃しなければバレる確率が皆無に等しい。
・解析:対象とする人やものの情報を解析できる固有スキル。
共通スキル
・テレポート:瞬間移動ではないが、それに匹敵するスピードで移動できる。
・バレットアイ:弾丸の軌道が目視できる。自分で打ったものは赤、他人が打ったものはオレンジのラインが浮かび上がる。
・バーチャル・ストレージ:最大容量はあるものの、別空間に所持品を置くことができる。銃などの武器は基本的にはここにしまう。
・感知:魔法少女や魔女の気配、結界を感知できる。索敵スキルみたいな感じ。
・会話:別次元の人物とコミュニケーションが取れる。
あぁ、なんてチートすぎることでしょう。
天国名義から銃が届いた時「あなたたちは極力戦闘で死なないようにしました。」と女神さまからの伝言が来ただけでもびっくりなのに、さらにチート能力得ちゃった☆
「これさ、私たちほんとに代償ないんだよね...?」
「ウチも思った...」
女神さま、太っ腹すぎるよ。本当にありがとうございます!
☆☆☆ーーー☆☆☆
それから2年後、私たちは小学校を卒業し、次の舞台である「群馬県見滝原市」へ向けて引っ越した。
といっても、引っ越したのは私と晶だけ。両親は仕事の都合上一緒に引っ越すことができないそうだ。
幸いにも、今度から通う見滝原中学校は空き家の一部を寮に改装しており、見滝原中学校に通う生徒は3年間無償で暮らすことができるそうだ。いや~ありがたい。
「なんやかんや見滝原に拠点を置くことができてよかったよ。」
「ほんまやね。まぁここからが本番よな。」
「あぁ。私たちが魔法少女たちの運命を変えるんだ。」
さて、なぜ私たちがこの世界に転生したかについて答えなければならない。
その目的は以下の通りだ。
⑴巴マミの死亡・闇落ち回避
⑵美樹さやかと鹿目まどかの魔女化防止
⑶佐倉杏子と暁美ほむらの救済
⑷ワルプルギスの夜の討伐
私たちが転生する前、アニメで「まどマギ」を見ていたことがある。正直言って、あれはモヤっとするというか、不完全燃焼な終わり方であった。魔法少女がいればなんでもいいと思っていたが、
「ウチは彼女たちを幸せにしたい!」
と晶が言ったのでこの世界にいる。無論、私も賛成だ。
そして、今は春休みだ。引っ越しの作業も終わったので、今から見滝原を探検しようとしている。
さて、どんなことが起こるのか。私はワクワクしていた。
ーーーつづくーーー
やっと物語の土台が66%終わりました...
次回はいよいよ「まどマギ」キャラが登場します。
なるべく原作にそって物語を進めるつもりですが、いかんせん5年以上原作を読んだり見ていないので、ときどきわけが分からないことが起こるかもしれません。そのときはコメントで教えてくれるとありがたいです。
では、また会いましょう。