「そこの黄色いお姉さん、使い魔に気を取られるな!」
「!?」
私、神崎伶は初めての魔女退治をしている。そして、私の隣には魔法少女の巴マミがいる。
ちなみに、マミを"黄色いお姉さん"と呼んだのは初対面だから。こっちは存在を知っているとはいえ向こうは私たちのことを知らないからね。
「あなた... いや、なんでもないわ。」
「?」
なんか聞こうとしていた...?
まぁいいや。今は魔女退治に専念しよう。
「さっさと楽にしてあげよう。」
私は使い魔を踏み台にし、魔女に0距離まで詰めた。そして、
タラララララララララララララララン!!!
1マガジン分の弾薬が切れるまで魔女に打ち込んでやった。
ゲア”ァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そう叫びながら魔女は目の前から塵のように崩れ、消えていった。
さて、落下軽減の電気魔法でケガ無く着地するとs...
シュルルルルルルルル...
「!?」
「...ふふっ、おどろきました?」
そりゃおどろくさ。リボンが自在に変形するんだもの(知ってるとはいえ)。
☆☆☆ーーー☆☆☆
「おつかれやで~!」
晶がM82を片手に持ってブンブン振りながらこちらに駆け寄ってくる。
「...伶、あんたそんな趣味だったんだ~(棒)」
「え... あ"」
多分私の顔は青くなってるか赤くなってるに違いない。いや赤くなってるのは"そういうコト"ではないんだけど。
そして妹よ、あまりニタニタしながら見ないでほしい。誤解される。
「...!ごめんなさい。すぐにほどきますね。」
「あ... オネガイシマス」
シュルルルルルルルル... とリボンがほどけていく。はぁ... やっと解放された。
☆☆☆ーーー☆☆☆
「先ほどは助けていただき、ありがとうございました。」
「いえいえ、お気になさらず。」
「それで、おねーさんのお名前は?」
「はい、巴マミと言います。」
よし、これでマミって呼べるようになった。
「はじめまして、私は神崎伶と申します。よろしくお願いします。」m(__)m
「私は伶の妹の晶です。よろしくお願いします。」m(__)m
「それで、そこにいる動物の名前は?」
「きゅっぷい!ぼくの名前はQべぇ。よろしくね!」
「あぁよろしく(知ってるけど)。」
Qべぇ... こいつが魔法少女を生み出している元凶か。
にしても不思議だ。そんなやつと魔法少女が仲良く付き合っている。
「ところでキミたち... 伶と晶だっけ?」
「どしたん話きこか。」
「キミたちは何者なんだい?」
「...というと?」
「キミたちから魔力が微量たりとも感じない。なのに、どうして"使い魔"のことを知っているんだい?」
やべぇ、うっかり言ってしまった!!しかもよりによってQべぇのいる場所で...
「...気のせいやないの?」
「ほう?」
「そ、れ、よ、り!その卵型のスポイトは何だい?」
「あぁこれ?これは"グリーフシード"といいますの。」
グリーフシード... 嘆きの種っていう意味だっけ。ソウルジェムの穢れを吸う性質を持つものだと前世でまどマギのアニメを見た時から知っている。
「そして、こちらが"ソウルジェム"。グリーフシードにこれをかざすと...」
スッ...!
「おぉ... 綺麗になった。」
「でしょう?」
マミのソウルジェムにあった汚れが消えた。汚れが消えたソウルジェムは黄色く輝いている。
なるほど、こうして"堕ちていく"のを防いでいるんだな。
「さて... このまま銃をだしっぱにしてるとまずいね。」
マミたちにバレないように《バーチャル・ストレージ》を使って銃をしまう。そして、魔女の結界が解けた。
「それでは私たちはこれで。」
「もういくのかい?」
「うん。今日は帰ってダラダラしたい...」
「「正直なやつだ...(呆)」」
「正直でえーやろ。」
「あの... 連絡先を交換しませんか?そして、一緒に魔女退治を...」
「それは無理。」
「「!?」」
マミから共闘のお誘いはうれしい。けど今は無理だ。
「どうして!?」
「そうだよ!キミたちの力さえあれb」
「...ごめん。」
「また会えたら会おうな。」
そういって、私と晶は帰路についた。
☆☆☆ーーー☆☆☆
「...はぁ。」
「姉御、さすがに"使い魔"発言はないですわ~」
「はん!?うるさいなぁ!!」
「いちおうウチは話に乗っかったで~」ニタニタ
「...っ」(# ゚Д゚)
はぁ... まさか私がボロだすとは...
「にしても姉御よびはいつぶりだい?」
「ん~10年??」
「...なんか傷ついた。」
あぁ... 姉御と呼ばれていた時が懐かしい。いつからだろうか、あまり会わなくなったのは。
「それで、乗っただけだからよくわかってないんやけど...」
「...薄々わかってるだろう?"使い魔"発言だよ。」
「...」
「事情を知らない銃を持った一般人だからただでさえ怪しいのに、魔法少女以外は知らない"使い魔"の存在をしってるんだよ?そりゃ怪しまれるさ。」
「まぁ、マミはともかく、Qべぇはよく思わないやろな...」
「そうなんだよね... マミには悪いけど、私たちはしばらく2人で行動しよう。」
「...つまり、"暁美ほむら"との接触までは他の魔法少女には接触しないってこと?」
「そういうこと。」
マミ、ごめん。またいつか共闘できることを祈っている。
そうして、初めての魔女退治から1年の歳月が経った。
会話つなげるのに苦労した。
次は一気に時を超え、ターニングキャラとの接触となります。